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2019年05月16日更新
太陽光発電設備向けリフォームローンのソーラーローンについて解説!
太陽光発電の設備を自宅につけたいと考えている方向けにリフォームローンのソーラーローンというものがあります。低金利で担保や抵当権設定費用などが不要というこのローン、どのようなものなのでしょうか。太陽光発電設備向けリフォームローンのソーラーローンをご紹介します。
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- 監修者小川愛
ソーラーローンを利用して太陽光発電設備を導入してもメリットは発生するのか?
ソーラーローンを利用することで太陽光発電設備を設置する場合にメリットがあるのでしょうか。
ソーラーローンは、担保なしで低金利の融資を受けられ、太陽光発電の設置に必要な初期投資の100万円以上ともいわれる資金を準備する必要もありません。
その点が大きなメリットとなっています。
また、太陽光発電システムは年々低価格化してきていますし、補助金も利用できますのでさらに安く太陽光発電設備を設置することが可能です。
経済メリットからローン支払額を差し引いた数字で確認
ソーラーローンは、リスクがあまりなく融資を受けることができるのがメリットです。
例えば、3.5kW出力できる150万円のソーラーシステムを設置した場合、ソーラーローンで全額をまかなえます。
この時のローンの年利は3%として10年間で返済する場合、毎月の返済額として14,484円が発生します。
しかし、太陽電池パネルを設置して節電をすることができますので、節電と売電とを考慮すると経済メリットとしては月に15,000円程度の収入になると予想できます。
この金額でソーラーローンの返済をすることは可能です。
しかもローン完済後も太陽電池の設備自体は自宅に残りますので、その後の電気代もまかなえると考えると経済メリットは大きくなります。
何年で元を取れるかをシミュレーション
太陽光発電設備の初期の費用として、どうしても100万円以上は必要です。
最近では普及が進んだことで、1kWあたりの単価としても50万円よりも低い価格でできるようになっています。
なかには45万円をきるというメーカーも出てきていますので、かなり手頃な設備になってきています。
さらに売電収入や節電効果を考慮すると、およそ10年ほどで初期の費用などの元は取れます。
ソーラーローンを利用して太陽光発電設備を導入する際のポイント
ソーラーローンを活用して太陽光発電設備を導入する時に注意しなければいけないのは、国や都道府県、設置する市区町村などから下りる補助金のタイミングです。
補助金が出る時期は、設置業者への払い込みよりもどうしても遅くなります。
国からは1kWあたりで3万5,000円の補助金が出ますが、都道府県、市区町村からの補助金も、太陽光発電設備を設置して業者に支払った後の入金となります。
(※国からの補助金制度は終了し、各自治体からの補助金のみとなっています。補助金制度のない自治体もあります。)
そのため設備設置費用は、業者に提示された金額すべてをまずはじめに負担しなければなりません。
その資金が準備できるようにソーラーローンの金額も考慮して決めてください。
太陽光発電設備の設置容量を大きくすることで年間の経済メリットが大きくなる
年間の経済的メリットを考えると太陽光発電設備の設置容量を大きくする方が効果的です。
例えばソーラーローンを利用する場合には、太陽光発電設備の許容量を4 kWにした場合と5kWした時ではどのような違いがあるのでしょうか。
設置費用としては、4 kWでは155万円で5kWでは185万円程度となります。
年間の電気量などの経済的なメリットの数字から年間のローンの支払い金額を引くと4 kWでは2万円程度、5kWでは3万円程度となります。
このように、設置容量を増やすことで年間の収支としてはより良くなりますので、ソーラーローンを使用する場合には、可能な限り容量を増加させると経済的なメリットが大きくなります。
ソーラーローンの一部を頭金として支払うと金利分の損失を減らすことができる
もし太陽光発電を設置した場合の現金を一括で支払うというのは難しいが、一部だけ頭金として支払うことはできるという方は、次のような方法をおすすめします。
初めにある程度の現金を支払い、後はローンで支払うという方法です。
頭金としてソーラーローンの一部を払い込むことで、金利分となる損失を減らすことができます。
新築で太陽光発電設備を導入する場合のポイント
新築を考えている方で、太陽光発電設備を設置しようと計画している方は、導入するにあたってどのようなポイントがあるのでしょうか。
次のような点に配慮してください。
太陽光発電設の設備導入費用を住宅ローンに組み込む方がお得
新築される方は、太陽光発電の設備の費用を住宅ローンに一緒に組み込む方がお得となります。
住宅ローンは金利が安いので、ソーラーローンの金利を余分に払うよりも一緒に組み込む方がお得なのです。
それができるのは新築のタイミングです。
しかし注意しなければならないのは、太陽光発電を住宅ローンと一緒に組み込む場合には、太陽光発電以外の新居にかけられる金額は小額になるという点です。
例えば床暖房や屋根材などにかなりな費用がかかりますが、太陽光発電設の設備導入費用をローンに組み込むことでそちらにまわす費用がかけられなくなるという可能性もあります。
ソーラーローンより住宅ローンの方が金利が安い
ある金融機関の例では、ソーラーローンの金利は2.5%で固定金利となります。
返済期間は最長で15年で借入上限金額は1,000万円です。
ソーラーローンの金利や条件は、金融機関によってかなり異なります。
固定金利では、3.60%という場合もあります。
住宅ローンの場合には、35年の固定で借入金額が3,000万円のケースでは、返済期間35年、金利は年率で2.25%となります。
ソーラーローンよりも住宅ローンの方が金利が安いので、太陽光発電の設備の費用を一緒に組み込んで住宅ローンで支払う方が経済的なメリットがあると言えるでしょう。
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この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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