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2023年02月07日更新
間取り変更をするリノベーションの費用は?
家族の生活スタイルが変わり、広々としたキッチンに変更したいとか、部屋を間仕切りしたいなどの間取り変更を希望する場合、各種リフォームやリノベーションの費用はどれくらいかかるのでしょうか?また、壁の移動などに伴う構造上の注意点などについても説明します。
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- 監修者樋田明夫
目次
間取り変更リフォームの費用の相場
施工:フレッシュハウス
間取り変更リフォームは、間仕切りの壁を取り払って広いスペースにしたり、逆に1つの子ども部屋を間仕切りで2つの部屋にするなど、既存の部屋の間取りを変更することです。
特におしゃれなシステムキッチンを導入したキッチンと、ダイニングおよびリビングを一つにまとめたLDKは、間取り変更の中でも人気があるリフォームの1つです。
間取り変更の費用は、変更する場所や工事内容によっても大きく変わります。
小規模なものから大規模なものまで様々ですが、一般に簡単なリフォームの費用は約5万円~。大がかりなフルリフォームでは約300万円の費用がかかるといわれています。
場所別の相場価格をみてみましょう。
- アコーディオンカーテンなどの設置:約5万円~約8万円
- 間仕切り壁設置:約5万円~約20万円
- 壁とドアの新設:約15万円~約30万円
- ダイニング、キッチン、リビングをLDKに変更:約100万円~約300万円
間取り変更で費用を抑えるポイントとは?
施工:フレッシュハウス
ではリノベーションでの間取り変更の際、費用を抑えるポイントにどのようなものがあるのでしょうか。費用を抑える具体的なポイントを見ていきましょう。
大がかりな工事は避ける
リノベーションでの間取り変更の際、水回り設備の入れ替えや水道管などの配管の移動などは工事費用が高額になる傾向があります。
例えば、間取り変更時にキッチンを別の場所に移動するなどの工事は、配管などを設置しなければならず大がかりな工事となるため、その分費用負担も大きくなってしまいます。
しかし、元の設備を活かした間取り変更であれば、大規模な工事が必要ないため費用を抑えることができます。例えば、和室とリビングの壁を撤去するケースでは、耐力壁でない限り費用が比較的手頃に抑えられる間取り変更となります。
どの工事にどれくらいの費用がかかるのかは、間取りや状況によって異なるため、リフォーム業者と相談しながら計画すると良いでしょう。
施工期間が短くなるような間取りを考える
上記のポイントと少し類似しますが、施工期間が長くなるような工事は人件費などの負担がかかりやすいため、費用が高額になる可能性があります。
また、リノベーション中は仮住まいに居住することになるため、工期が長くなる分、仮住まいの居住費用もかかってしまいます。そのため、リノベーション費用を少しでも抑えたい場合は、施工期間が短くなるような間取りを考えるようにしましょう。
見積もりは複数の業者に依頼する
リノベーションを計画する際、できる限り費用を抑えるためには、見積もりを1社だけでなく複数社に依頼することがポイントです。
なぜなら、1社だけだと間取り変更の相場がわからないため、見積もり金額が適正かどうか判断しにくくなるからです。リノベーション費用を抑えるためにも、見積もりは複数の業者に依頼するようにしましょう。
こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。
間取り変更のためのリフォームやリノベーションの実例
施工:フレッシュハウス
リフォームで間取り変更をした実例と、費用の目安についてみてみましょう。
壁を撤去する
リビングと和室との間の壁や扉を撤去して、和室をフローリングにした場合の費用は約60万円です。
また、2つの6畳間洋室の壁を撤去して、12畳の部屋にリフォームした場合の費用は約25万円。同様に2つの部屋の壁を撤去したのち、壁だった部分に引き戸を新設した場合は約40万から45万円が費用の目安になります。
間仕切り壁などを取り付ける
子供部屋に間仕切り壁を造作して、ドアも一緒に取り付け、部屋を2つに分けた場合の費用は約15万円といわれています。また、壁ではなく、引き戸を新設して部屋を間仕切りした場合も約15万円です。
キッチンがリビングから見えないように、ロールスクリーンを設置する場合は、約5万円の費用でリフォームが可能です。
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リノベーションで既存を活かした間取り変更とは?
施工:フレッシュハウス
リノベーションで間取り変更する際に、できる限り既存のものを活かすことで費用を抑えられたり、工期を短くしたりすることができます。それでは、既存のものを活かした間取り変更ではどのようなことができるのでしょうか。
例えば、既存の壁の位置はそのままでドアなどの建具の位置やサイズを変えたり、ひとつの部屋に間仕切りを設置して2つの部屋にしたりするケースがあります。
これらは、既存の壁の位置を変えないままで部屋を増やすなどの間取り変更ができるため、費用を抑えられ、工期の短縮にも繋がります。
また、その他にも室内の物入れを撤去してトイレや書斎などに変更したり、物入れを違う場所へ移動させるといったケースもあります。
既存のものを活かした間取り変更を考えるときは、建物の構造や生活動線などをよく考慮した上で設計する必要があります。
素人の判断だけでは、構造上の問題や工期がどのくらいかかるのかなどの問題を解決するのは難しいため、既存のものを使用してどのような間取り変更が可能なのか、設計士などと相談しながら考えていく必要があります。
できる限り既存のものを活かしたいということを業者に事前に伝えておくことで、希望に沿ったリノベーションが可能になるでしょう。
間取り変更リフォーム・リノベーションにおける注意点
施工:フレッシュハウス
間取り変更はすべての家で思いどおりに行うことができるというわけではありません。構造上の問題や、マンションでは管理規約などの問題があるからです。詳しく説明しましょう。
一軒家の構造で注意すべきこと
一般的な戸建て住宅は、在来軸組工法、もしくは2×4(ツーバイフォー)工法が多く取り入れられています。
在来軸組工法では、柱、梁、筋交いがある壁が主な構造体です。
これらで家を支えているので、基本的には柱、梁、耐力壁(地震、風などの水平加重に対して抵抗能力のある壁)は移動したり撤去したりすることはできません。
撤去できるのは、筋交いの入っていない耐力壁ではない壁と、構造上の問題がない柱だけということになります。
しかし、これら構造的な理由からご希望のリフォームを諦めるのは時期尚早です。
希望の間取りにあわせて、柱や梁を補強し、別の位置に壁を作るなどして耐震強度を基準以上にすることで安全で住みやすい間取りに替えられることもありますので、まずはお気軽に設計士、施工業者にご相談されると良いでしょう。
また、ツーバイフォー工法とは、2インチと4インチの柱を枠組みとして、壁と床をパネルで箱状に組みあげる工法で、木造枠組壁工法と呼ばれています。
そのため、建物が壁で構成されており、ほとんどの壁が耐力壁ということになります。間取り変更では、耐力壁以外の壁しか移動や撤去することができません。
つまり、構造自体を変えるような大がかりなフルリフォームは難しいということがいえるでしょう。

マンションでの間取り変更の注意点
マンションの間取り変更の場合は、マンション全体の構造が関係してきます。面で支えている壁の撤去はほぼ不可能といえます。
また、マンションでは管理組合の基本ルールである管理規約があります。規約の中で、リフォームの禁止事項や制限が設けられている場合があるので、注意が必要です。
例えば、フローリングにしようと思っていても、防音性維持のためにできない場合や、
外構などの共用部分には造作ができないなどがあります。
特に、気をつけなくてはならないのがガス・電気の容量制限です。新しい壁にコンセントをつけたが、容量が足りなくなってしまったなどのケースもあるので注意しましょう。
水回りの間取り変更について
キッチン、浴室、トイレなどの水回りを含んだリフォームで、間取り変更を希望している場合は、かなり大がかりな工事が必要です。
水回りの位置を変えると、給排水工事、電気配線工事、排気ダクト工事などが別途必要なので、費用もかさんでしまう恐れがあります。また、位置によっては希望通りの間取り変更ができない場合もあります。
水回りの位置は、できるだけ変更しないようにリフォームした方が良いでしょう。コストも抑えることができ、また、工期も短くすることができます。
リフォーム会社について
マンションのリノベーションを行うために、キッチンやダイニングなどをLDKにするなどフルリフォームを予定しているという場合もあるかもしれませんが、様々な構造上の問題もあります。
問題解決のためには、リフォーム会社選びも大切です。
特にマンションでは、管理規約などのルールがあるので、マンションのリフォームやリノベーションに詳しいリフォーム会社数社に見積もりをしてもらいましょう。
その中から、同じ場所のリフォームでも複数の提案をしてくれるような豊富な知識や経験がある会社を選ぶのが良いといわれています。
一軒家も同様です。間取り変更のリフォームを考えているという場合は、経験豊富で構造などにも詳しいリフォーム会社に依頼すると良いでしょう。
ハピすむでは簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひこちらからリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。
増改築・間取り変更リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた増改築・間取り変更リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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