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2022年11月07日更新

和式トイレを洋式トイレにリフォームする費用・注意点・事例を解説します

清潔で掃除が楽ということから、和式トイレから洋式トイレにリフォームする家庭が増えています。他にも筋力の低下や介護という理由で、和式よりも楽な洋式のスタイルが好まれています。このようなトイレ交換の注意点や工事費用、また相場価格について説明します。

現代の住居では、ほとんどが洋式トイレです。

今現在和式トイレの方は、使いやすさの面からリフォームを検討されているのではないでしょうか?

この記事では、和式トイレから洋式トイレに交換するメリット・デメリット、工事にかかる日数や、実際の施工事例などをご紹介していきます。

トイレのリフォームをご検討中の方、ぜひご参考ください。

和式トイレから洋式トイレに交換するメリット

和式トイレから洋式トイレに交換するメリットを5つご紹介します。

節水機能で水道代の節約ができる

最新のトイレは、少ない水量でしっかりと流せるよう、各社が技術を磨いています。

現在では1回あたりの洗浄水量が、20年前と比べて約2分の1程度、さらに和式トイレの時代だった40年以上前に比べると約4分の1〜5分の1程度で済むようになりました。

和式トイレから新しい製品に交換すれば、水道代の大幅な節約につながります。

座面暖房やウォシュレット機能で快適

現在の洋式トイレは、座面暖房やウォシュレット機能など快適にトイレを使える機能を兼ね備えたものがほとんどです。

体勢が楽になる

和式トイレは、使用する際の体勢が辛いというデメリットがあります。

洋式トイレにすることで、足腰が弱いご年配の方や小さいお子様の負担を軽減することができます。

バリアフリーにも対応

洋式トイレでは、手すりをつけるなどのバリアフリー化がより有効に働きやすいです。

衛生面の心理的作用が大きい

和式トイレを使用する際には、便器と顔の距離や、跳ね返り、臭いなど衛生面において、心理的に負担を感じる方もいるのではないでしょうか?

洋式トイレにすれば、体と便器の距離が離れ、臭いなどによる嫌悪感も抑えられます。

和式トイレを洋式トイレに交換するデメリット

和式トイレから洋式トイレに交換するデメリットを3つご紹介します。

掃除が大変になる

和式トイレは洋式トイレと比べると構造がシンプルで、汚れがたまる場所や手が届かない場所が少ないのが特徴です。

そのため、洋式トイレに交換すると掃除がやや大変と感じることもあるでしょう。

座面が体に触れる

和式トイレではお尻が浮いている状態です。

しかし洋式トイレの場合、便座に直接お尻が触れます。

人によってはその点に抵抗がある方もいるかもしれません。

スペースが必要になる

和式トイレよりも洋式トイレのほうが設置にスペースが多少広く必要になります。

洋式トイレの設置に際してスペースが足りない場合には、壁を取り壊してスペースを広げるなど多少大掛かりな工事が必要になることもあります。

和式トイレから洋式トイレに交換する方法

洋式トイレへの具体的な交換方法についてご紹介します。

リフォーム業者に依頼する

和式トイレから洋式トイレに交換する場合には、通常、リフォーム業者へ依頼します。

トイレの本体価格の相場については、グレードや機能によって大きく異なり、約4万円〜約33万円と大きな幅があります。

工事費用の費用相場は、約13万円〜約25万円です。

和式トイレから洋式トイレにする場合には、便器の撤去・取付だけでなく、配管工事、床の張り替え工事などが伴い、場合によっては壁などの工事が必要になることもあるため、工事費用が思ったより高くなる傾向にあります。

工事の施工期間は3日〜5日程度です。

業者に依頼することで、配管や床・壁などもまとめて新しくできますが、その分費用は高額になります。

カバーを取り付ける

和式トイレの上から簡易洋式便座と呼ばれるカバーをかぶせることで、洋式トイレにする方法もあります。

この簡易洋式便座は1万円前後で購入できるため、費用を抑えて簡単に洋式トイレに交換できます。

一方で、かぶせているだけなので安定性には欠け、カバーの内側の汚れはねの掃除がしにくい点などが簡易洋式便座のデメリットです。

和式のトイレを洋式にするときの注意点

和式のトイレから洋式のトイレにリフォームする場合には、想像以上に工事の費用がかかります。

和式トイレから洋式のトイレに交換する際には、床や壁のリフォームも同時に行わなくてはなりません。

また、シャワートイレや暖房付きのトイレを選択すると電気工事も必要になります。

また和式トイレとは趣の違った、洋式トイレに合わせた棚やぺーパーホルダー、さらに洋風なドア(扉)にリフォームしようとすると、費用は思いのほかかさんでしまいます。

しっかりと費用の計画を立ててから発注するのが良いでしょう。

なお工期は3日から5日ほどかかるので、その間は多少不便を感じることもあるかもしれません。

和式トイレのメリット・デメリットに関する記事はこちら

洋式トイレのメリット・デメリットに関する記事はこちら

価格に差がでるグレードの違い

洋式トイレのタイプには非常に多くの選択肢があり、グレードによって価格も大きく異なります。

タンクとトイレ本体だけのシンプルなものでは約10万円からありますが、多くの機能がついたハイグレードなトイレは約60万円というものもあり、幅広いグレードの中から予算に合ったものを選ぶ必要があります。

和式トイレが狭い部屋の場合

0.3坪(畳半畳)より小さい場所に和式トイレがある場合は、洋式トイレは部屋の角を利用したコーナータイプを設置しなくてはならないので、この場合は約5万円ほど割高になります。

和式トイレから洋式トイレに交換する際にかかる費用の相場

和式のトイレから洋式のトイレに交換、リフォームした家庭の75%が約25万~約40万円の費用がかかったと回答しています。

大多数を占めるこの価格帯が相場ともいえます。

詳しくみてみましょう。

和式トイレから洋式トイレに交換した際の工事費の内訳は?

和式から洋式へのトイレ交換リフォームでは、工事費が全体の6割を占めるといわれています。

ここでは工事費の内訳の一例を紹介します。

基本工事

  • 解体処分費用…約2万円~
  • 大工工事…約3万円~
  • 床や壁の工事…約4万円~
  • 汚水の位置換え及び配管工事…約5万円~
  • 便器取り付け工事…約4万円~
  • 電気工事…約2万円~
  • 諸経費…約2万円~

その他の費用

  • ドアや棚の取り付けなどの建具工事…約8万円~

費用全体の価格はトイレ本体を25万円とし、そこから4割引きと想定します。

基本工事の最低価格を加えると約37万円となり、相場に近い価格が算出されます。

しかし、洋式トイレのグレードを最高機種にすると、全体で約60万円以上かかることになります。

さらに壁紙や床材の選択、手洗いや棚の設置などによっても価格は上昇していきます。

相場を参考にして、見積もりをしっかり確認しながら予算を立てることが大切になります。

和式トイレを洋式トイレに交換した施工事例

和式トイレから洋式トイレへとリフォームした施工事例をご紹介していきます。

手すり、手洗い器の設置で使いやすい空間へ

建物種別戸建
施工費用43.2万円(税込)うちトイレ本体約14万円
施工期間3日

洋式トイレへの交換だけでなく、壁をタイル張りにし、手すりや手洗い器も設置しました。

より快適でバリアフリーにも優れたトイレ空間へとリフォームした事例です。

手すりを設置するだけでも、座る・立つなどの動作の負担を大きく軽減できます。

狭い個室を一室にまとめた大掛かりな工事で空間丸ごとリフォーム

建物種別戸建
施工費用51.9万円(税込)うちトイレ本体約10万円
施工期間5日

狭い個室2部屋を一室にして、洋式トイレへとリフォームした事例です。

壁や床、天井なども解体しスッキリとした印象を与える空間になっています。

空間を丸ごとリフォームするという大掛かりな工事でも1週間以内で工事を終わらせられることがほとんどです。

解体は最小限にして費用を抑えたリフォーム

建物種別戸建
施工費用36.0万円(税込)うちトイレ本体約6万円
施工期間2日

タイルなどはそのまま残し、工事を床などの必要箇所だけにとどめることで費用を抑え、和式トイレから洋式トイレへとリフォームした事例です。

そのほか、クロスの下地部分など劣化が進んでいる箇所もしっかりと補修しています。

段差の解消と一体型トイレでスッキリ空間

建物種別戸建
施工費用50万円未満
施工期間2〜3日

簡易洋式便座を使用していた和式トイレを洋式トイレへとリフォームした事例です。

それまでの床段差をなくし、おしゃれな一体型洋式トイレに交換しました。

壁装の一部にアクセントカラーを加えたことで、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気の空間になっています。

ダークなアクセントクロスでおしゃれで清潔感のあるスペースに

建物種別戸建
施工費用50万円未満
施工期間2〜3日

和式トイレから洋式トイレへの交換だけでなく、タイルや壁紙なども含めて大胆にリフォームした事例です。

白を基調とし、アクセント壁紙にダークグレーを取り入れたことでシックで清潔感のある空間に仕上がっています。

和式トイレを洋式トイレに交換する工事期間はどれくらい?

和式トイレを洋式トイレに交換する際にかかる工事期間について、工事の流れとともに解説していきます。

工事の流れと各工程でかかる時間は以下のとおりです。

解体

既存の和式便器、それに段差や床、必要に応じて壁クロスなどの解体と撤去作業をおこないます。

この工程では約半日ほどの時間がかかります。

床下の地作り

段差などを解体し、むき出しになっている床部に、木材で新たな床下地の骨組みをし、その上で床下地板を張ります。

この工程も約半日ほどはかかります。

電気・配管工事

洋式トイレの設置位置に合わせ給水管と排水管を延長するなどの工事をします。

また、トイレにコンセントがない場合には、電気工事も必要になってきます

状況によって前後しますが約半日ほどで工事は終わるでしょう。

壁や床クロスの工事

壁や床などの内装工事です。

ここでも状況により前後しますが、約半日はかかるでしょう。

内装工事の内容によっては1日程度かかることもあります。

トイレ本体・キャビネット手洗い場などの設置

最後に新しい洋式トイレを取り付け、手洗い器などを導入する場合には同時に行っていきます。

トイレの設置・接続は、約2時間〜約3時間ほどでできるでしょう。

和式トイレから洋式トイレへの交換は全体で約3日〜約5日ほどかかります。

既存のトイレの状況や、内装工事の内容などによって施工日数は前後することがあります。

和式トイレから洋式トイレに交換できないケースとは?

洋式トイレは和式トイレよりもスペースを必要とするため、場合によっては洋式トイレに交換できないことがあります。

洋式トイレにする場合には少なくとも0.4坪程度の広さは必要なため、現在のトイレのスペースがそれより狭い場合は、工事によって広げる必要があるでしょう。

壁などを壊しトイレのスペースを広げてトイレの交換を行う場合には、トイレのグレードにもよるものの約32万円〜約55万円程度はかかると見込んだほうがいいでしょう。

和式トイレから洋式トイレに交換する費用を抑えるには?

トイレ本体の価格を抑えてコストダウン

洋式トイレには「一体型トイレ」「組み合わせトイレ」「タンクレストイレ」などの種類やグレードがあります。

タンクレストイレは他の種類に比べて費用が高い傾向にあるため、費用を抑えたい場合には一体型トイレや組み合わせトイレなどを選ぶとよいでしょう。

壁や床クロス、建具など削れる部分で抑える

壁や床クロス、入り口部分の建具などにも幅広いグレードがあります。

なるべくお手頃なグレードのものを選ぶことで、全体的な費用を抑えることができるでしょう。

洋式便座カバーを設置する

業者に依頼し、本格的な洋式トイレにリフォームする場合、ある程度高額の工事費用が必要になります。

現在の和式トイレにカバーするだけの簡易洋式便座であれば、1万円前後で購入することもできるため、費用を抑えて洋式トイレにしたい場合には利用を検討してみてください。

相見積もりをとって業者を選ぶ

リフォームをする際には業者に見積もりを依頼する際には、一社のみに依頼するのではなく、複数業者に同じ内容で見積もりをお願いするようにしましょう。

数社の見積もりを比較する事で、リフォームの費用相場をつかむことができます。

また、費用だけでなく業者のサービスの質なども比べることができるでしょう。

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トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩納年成

大手ゼネコン会社にて、官公庁工事やスタジアム、免震ビル等の工事管理業務を約4年経験。
その後、大手ハウスメーカーにて注文住宅の商談・プランニング・資金計画などの経験を経て、木造の高級注文住宅を主とするビルダーを設立。
土地の目利きや打ち合わせ、プランニング、資金計画、詳細設計、工事統括監理など完成まで一貫した品質管理を遂行し、多数のオーダー住宅を手掛け、住まいづくりの経験は20年以上。
法人の技術顧問アドバイザーとしても活動しながら、これまでの経験を生かし個人の住まいコンサルテイングサービスも行っている。

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