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2021年09月29日更新

監修記事

トイレの水漏れ修理にかかる費用相場は?自分で直せる場合も解説

トイレの水漏れ修理には、自力での修理が可能な場合と、業者に依頼しなければ修理できないものとがあります。自力での修理が可能な水漏れの見分け方と修理の方法、業者に修理を依頼した場合の施工費用と費用の相場についてご紹介します。

自分で修理可能なトイレの水漏れパターンと修理費用の相場

トイレの水漏れ修理にかかる費用相場は?自分で直せる場合も解説

トイレで起こる水漏れの中で、自分で修理が可能なものにはどのようなものがあるのでしょうか?

業者に修理を依頼した場合の費用と合わせてご紹介していきます。

トイレのパイプ類が原因の水漏れは修理が比較的簡単で費用も安い


施工:ライズワークス

排水管や給水管の劣化や内部パーツの劣化によって起こる水漏れについては、原因となる部位やパーツによって自力の修理が可能か業者に作業を依頼する必要があるかが分かれます。

自力での修理が比較的簡単なケースは、配管の接続部に用いられているゴム製のパッキンが原因で水漏れを起こしている場合です。

パイプ類の繋ぎ目から水漏れが起きている場合には、まず止水栓を閉めて水漏れ部分を分解し、パッキンが割れたり堅くなったりしている場合には新しいものと交換してください。

パッキンが原因で水漏れが起きている場合には、この方法で修理可能です。

パッキンは、ホームセンターやインターネット通信販売などで入手することができますので、該当箇所で使われているものと同じものを用意しましょう。

配管そのものが劣化している場合や、専用部品が破損している場合には業者による修理が必要となります。

この場合の修理費用は、配管の交換が約4,000円から、部品交換については部品の価格にもよりますが、安価なものなら約5,000円からが相場です。

トイレの配管からの水漏れは部品の締め直しのみで直る場合も


施工:藤建設

トイレと便器を繋ぐ配管はナットによって接続されており、このナットが緩んでいる場合も水漏れの原因となります。

ナットの緩みから水漏れが起きている場合については、ナットを締め直すだけで修理可能です。

締め付け工具を新しく購入する場合は、モンキーレンチなら約1,000円からが相場となります。

もし、締めなおしても水漏れが直らない場合は、パッキンを交換してみると良いでしょう。

便器内で水が流れ続ける場合はフロートバルブの位置を戻すことで直る場合も

タンク内部では、水の量が一定量を超えると給水を停止するよう、フロートバルブという浮きが付いたバルブが設置されています。

このフロートバルブの位置がずれてしまうと、水量が正常に検知できなくなり、給水が続いてしまうのです。

フロートバルブはタンク内部にある白い浮きが付いた部品ですので、水が流れ続けてしまう場合にはタンクを開けて位置を修正してみると良いでしょう。

業者に依頼した方が良いトイレの水漏れパターンと修理費用の相場

トイレの水漏れ修理にかかる費用相場は?自分で直せる場合も解説

自力での修理が難しい、自力修理によって悪化する可能性がある水漏れ原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

トイレのタンクが原因の水漏れの修理費用

パッキンなどの汎用部品ではなく、専用部品が破損している場合や、タンクそのものが破損している場合については業者に修理を依頼しなければなりません。

専用部品については修理業者以外で部品を入手することが難しいですし、部品を入手できたとしても交換には技術が必要なものも多いため、個人での交換は危険です。

業者に修理を依頼した場合の費用については、タンクを取り付けたまま作業が行える場合で約8,000円から、タンクを取り外してから部品の交換を行う場合については、約16,000円からが相場となります。

トイレの詰まりによる水漏れの修理費用

固形物を流してしまった場合や、トイレットペーパーを大量に流したことが原因でトイレが詰まってしまった場合の修理費用は、器具を使って詰まっている原因を取り除く場合で約10,000円からが相場です。

便器を外して配管内の洗浄を行う場合は約20,000円から、高圧洗浄機で配管を洗浄する場合は約4万円からが相場となります。

トイレの詰まりは配管内にこびり付いている汚れが硬化し、排水の流れが悪くなってしまうことも原因となりますので、自力で詰まりが解消できたとしても、念のために専門業者に清掃を依頼した方が良いでしょう。

トイレの便器が原因の水漏れの修理や交換リフォーム費用

便器のヒビや破損、配管との接続部分の劣化が原因で水漏れが起きている場合については、便器の交換を行うことになります。

洋式便器の交換費用は工事費用も含めて約5万円からが相場です。

配管の接続部分の劣化については修理も可能ですが、便器を10年以上使っているような場合は交換した方が将来的な故障リスクを抑えることができるでしょう。

ウォシュレットが原因の水漏れの修理や交換リフォーム費用

ウォシュレットのタンクが劣化して破損するとウォシュレット部分から水漏れが起こります。

この場合はウォシュレットの全交換となり、費用は本体込みで約3万円からが目安です。

トイレの床下からの水漏れにより床の張替えリフォームをする場合の費用

トイレの水漏れによって床面が傷み、床の張替えが必要な場合の費用は、約2万円からが相場となります。

基礎部分が水によって腐っている場合など、大がかりな工事が必要な場合は約5万円からが相場です。

トイレの水漏れ修理に関する注意点

自力での修理が困難な場合は早急に業者へ修理依頼する

トイレの水漏れを放置すると、水道料金が余計にかかってしまいますし、床などが傷んでしまいます。

水漏れを発見した際には、できる限り早く業者に修理を依頼し、被害の拡大を抑えましょう。

業者に依頼する場合は基本料金や出張費がかかる

業者に水漏れの修理を依頼する場合、自宅までの出張費や修理の基本料金などが発生します。

これらの費用は業者によって多少違いますが、出張費用が約3,000円、基本料金は約4,000円が相場です。

業者に修理を依頼する際には、これらの費用を含めた総額を用い、複数の業者を比較して選ぶと良いでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子

株式会社KURODA一級建築士事務所

坂田理恵子

一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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