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2020年02月06日更新

フッ素塗料で外壁塗装する価格や相場は?

外壁のリフォーム工事でフッ素塗料を使った場合、アクリル塗料やシリコン塗料、ウレタン樹脂塗料と比べて価格、耐久性はどの程度違うのでしょうか?フッ素塗料とその他の塗料、コーティングとの違いについて性能と相場、耐用年数などから比較してみましょう。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

フッ素塗料はどんな塗料?

まず、フッ素樹脂塗料がどのようなものかをご説明します。

フッ素塗料は通常の塗料、アクリル塗料やシリコン塗料にフッ素樹脂を添加した塗料です。

フッ素塗料は、外壁塗装を行うと、乾燥にともない塗膜の表面に浮かび上がってきます。

これにより、塗膜の表面にフッ素の膜ができ、外壁部分を汚れや紫外線から保護するのです。

フッ素樹脂塗料の効果とは

フッ素塗料を建物に塗装すると、実際にはどのような効果が期待できるのでしょうか?

製品の説明では汚れにくい、耐用年数が長い、耐久性が高いとうたわれていますが、実際にフッ素の効果を体感してみないとなかなか実感を得られないかもしれません。

フッ素の効果を実際に確かめるには、フッ素樹脂をコーティングしたフライパンで試してみるのが1番です。

最近はホームセンターやスーパーなどで安い価格で手に入るので、実際に使っている方も多いと思いますが、外装にフッ素塗料を利用した場合も、同様の効果が得られます。

フッ素を外装に塗布すると、あのフライパンのように汚れが勝手に浮き上がり、雨が降るだけで外壁塗装に付着した汚れが洗い流されるのです。

フッ素樹脂塗料の耐久性

フライパンを例にあげましたが、フライパンの場合は高熱と調理にともなう摩擦により、安価なものでは短期間でコーティングが剥がれてしまいます。

プロ用のフライパンなら大切に扱えば2年程度は使用できますが、それでもコーティングとしては弱い印象をもってしまっている方もいらっしゃるかも知れません。

しかし、外装に使用する場合、熱は夏場の日差し程度ですし、日頃から摩擦に晒されることもないため、通常の塗料に比べて長い期間性能を発揮することができます。

フッ素塗料で外壁塗装する価格や相場は?

フッ素塗料とその他の塗料の違いとは

フッ素塗料は耐用年数の長さが利点ですが、他の塗料やコーティングと比べた場合、どの程度の差があるのでしょうか?

外壁塗装でよく使われるアクリル塗料、シリコン塗料、ウレタン樹脂塗料、光触媒と比較してみましょう。

リフォーム工事の相場から比較する

まずは各塗料の工事価格から見ていきましょう。

こちらの価格は各塗料だけの施工価格ですので、足場設置費用、シーリングの打ち直し、下塗りなど工事費用は含まれていません。

工事対象は一般的な一戸建て、塗り面積130平米を想定しています。

屋根の塗装を行う場合には、この条件なら80平米が平均的な面積となりますので、追加で80平米分の費用がかかることに注意してください。

また屋根勾配がきつく、屋根の上に立って作業をするには危険な場合、屋根にも足場が必要になる場合があります。

アクリル塗料は最も価格が安く、工事価格は約40万円です。

ウレタン樹脂塗料は約60万円、シリコン塗料は約80万円が相場となります。

一方、フッ素塗料の場合は、約120万円と、他の塗装に比べてやや割高。

光触媒もフッ素塗料と同程度の約120万円です。

価格だけを見ると、フッ素と光触媒は少し値段が高いと言えます。

耐用年数と耐久性を比較する

続いては耐用年数と耐久性の比較です。

先ほどの工事価格で最も値段が安かったアクリル塗料は6年、ウレタン塗料は8年、シリコン塗料は10年が平均的な耐用年数です。

フッ素塗料と光触媒については、フッ素が15年から20年、光触媒も20年と言われており、他の塗料と比較して段違いに耐用年数が長くなっています。

一年あたりで見た価格を比較する

耐用年数と値段から、簡単に一年あたりの費用を計算してみました。

アクリル塗料の場合は6年で約40万円、一年あたり約6.6万円です。

ウレタン塗料では、8年で約60万円、年間約7.6万円、シリコン塗料が10年で約80万円ですので、年間約8万円となります。

光触媒とフッ素については、20年で約120万円ですから、年間約6万円です。

こう見ると意外に年間あたりの費用に差が無いことがわかりますが、実際にはリフォームごとに足場代、洗浄費、シーリング打ち直し費、下地費などが追加されるため、リフォーム回数が多ければ多いほど追加費用が発生します。

例としてあげた住宅の外壁塗装で必要となる追加費用は、足場代約12万円、養生費約6万円、高圧洗浄費約4万円、その他下地処理等が約3万円、下地塗装で約10万円、合計約32万円です。

シーリングの打ち直しについては状況や前回からの施工の期間によって費用が変化するため、もし劣化が激しいようなら約10万円を超える場合もありますし、あまり補修が必要ない場合は約3万円程度で収まることもあります。

このことから、家を建ててから取り壊すまでの期間で見た場合、メンテナンス回数が最も少なく、コスト面で優れているのはフッ素と光触媒だと言えるでしょう。



光触媒とフッ素のどちらが優れているか

汚れがつきにくく、耐久性も高いこの2つの塗料ですが、実際にリフォームで使うならどちらがおすすめなのでしょうか?

光触媒とフッ素塗料の特性を比較してみましょう。

光触媒の仕組み

光触媒塗装は、塗料の中に紫外線と反応して汚れを分解する触媒が入っている塗料です。

外壁に付いた汚れは太陽光があたると触媒の働きで分解され、付着力が低下します。

付着力が低下した汚れは、雨が降ると簡単に流れるので、外壁は綺麗なまま保たれるのです。

また、多少ですが遮熱効果もあり、カビや藻も発生せず、空気も浄化すると良いことずくめの塗料と言えます。

しかし、光触媒にはフッ素塗料にない弱点があるため、一概に光触媒が優れているというわけではありません。

光触媒の弱点とは

光触媒では、遮熱やカビ、藻の抑制はともかく、汚れ落ちや空気の浄化については光が当たらないと効果を得られません。

もちろん、そこまで強い光は必要ありませんが、それでも日当たりの差によって効果が変化してしまいます。

フッ素塗料なら光の当たり具合や環境に関係なく、親水性の高さによって汚れを浮かせて落とす仕組みになっているため、もし雨が当たらないような場所でも、ホースで水を掛けるだけで簡単にきれいになるのです。

空気の浄化については光触媒の特性なのでフッ素塗料では得られませんが、日当たりなどの環境によって性能が左右されないのがフッ素塗料の強みと言えます。

フッ素塗料のメリットとデメリット

フッ素塗料にはメリットとデメリットがそれぞれあります。具体的にどのような内容なのか見ていきましょう。

フッ素塗料で外壁塗装する価格や相場は?

フッ素塗料のメリット

フッ素塗料の主なメリットは以下の通りです。

・耐薬品性がある
・汚れを弾きやすい
・防水性が高い
・紫外線に強い
・低摩擦のため汚れが落ちやすい
・防カビ性、防藻性がある
・耐久性が高い
・保証期間が長い

フッ素塗料のメリットは、何と言っても耐久性が高いことでしょう。フッ素塗料の耐用年数は塗料の中でもトップクラスに入ります。また、汚れを弾きやすいため、なかなか掃除できない大型のビルや商業施設などでも良く使用されている塗料です。

フッ素塗料のデメリット

フッ素塗料の主なデメリットは以下の通りです。

・ツヤありしかない
・再塗装しずらい
・費用が高額
・建物自体の劣化は防げない
・ひび割れが発生することがある

フッ素塗料のデメリットは、耐久性が高い分、他の塗料と比べて費用が高額になることでしょう。他の塗料とフッ素塗料の費用の差は、約2.5倍〜約3倍とも言われています。

また、耐久性は高いのですが、伸縮性がないため外壁とともにひび割れてしまう可能性があり、こうなると外壁材自体の劣化を防ぐことはできません。

その他にも、一度フッ素塗料を塗装してしまうと、その後再塗装する際に限られた塗料しか塗装できなくなる点もデメリットです。また、木材や鉄などに塗装したフッ素塗料は、耐用年数まで効果が持続しない可能性があるため注意が必要です。

フッ素塗料はヒビが入りやすい?

いざフッ素塗料で外装のリフォームを行おうとしても、壁材がモルタルだと断られてしまうことがあります。

これは、モルタル自体にヒビが入りやすいことが理由なのですが、きちんとモルタル用の高弾性フッ素塗料を利用すればある程度予防できますし、フッ素だからヒビが入りやすいということもありません。

もし依頼した業者がこのような理由でフッ素塗装に前向きでは無い場合、施工の経験があまりないことが予想されます。

フッ素塗料は下地処理から仕上げまでしっかり使用方法を守って塗布しないと効果が出ない塗料ですので、経験が多い塗装業者ならモルタルだからと言って断ることはありません。

もし断られたり、モルタルには塗れないと言われたりした場合は、別の経験豊富な業者を探した方が良いでしょう。

フッ素塗料を使用する際の注意点

メリットの多いフッ素塗料ですが、使用する際に注意しておきたい点もあります。

それは耐候性試験の結果を参考にして塗料を選ぶという点です。フッ素塗料はもともと耐候性に優れた塗料と言われていますが、同じフッ素塗料であってもその性能は製品ごとに変わります。

耐候性試験の結果が公表されているものであれば、その塗料の耐候性がしっかりと立証されているため、安心して外壁塗料として選ぶことができるでしょう。

また、他の塗料に比べてコストがかかるため、塗装の時期や場所にも注意が必要です。

引っ越し予定があったり、家の建て替えを行う予定であればもう少しコストのかからない塗料を選ぶといいでしょう。フッ素塗料は、長期間居住する予定のある住宅の塗料として選ぶのがおすすめです。

フッ素塗料を使うことに適した外壁や建物

フッ素塗料は耐久性の高さから、大型商業施設やビルなどの容易に再施工できない建物の塗料としてよく用いられます。しかし、近年は一般住宅でも屋根や外壁などの劣化が進行しやすい場所に使われることがあります。

外壁だけでなく屋根にもフッ素塗料を塗装することで、再塗装の時期を外壁と合わせることがが可能です。屋根と外壁を同時に施工することで足場の設置が1回で済み、費用を抑えることができるでしょう。

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