目次
リフォーム補助金・助成金の一覧(浜松市 2024 最新)
以下では、浜松市で受けることができる、主なリフォームに関連する補助金や助成金について紹介します。
補助金の制度名 | 対象となる工事 | 補助金の上限額 | 申請期限 |
---|---|---|---|
専門家による無料耐震診断 | 木造住宅の耐震診断 | 無料 | 定めなし |
木造住宅耐震補強助成事業 | 木造住宅の耐震補強 | 100万円 | 要事前申請 |
創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助制度 | スマートハウスの設置を促進するための各システム導入 | 8万円 | 2025/3/17 |
高齢者住宅改造費補助金 | 日常生活に支障をきたす高齢者が居住する住宅のバリアフリー化 | 75万円 | 予算額で終了 |
天竜材ぬくもり空間創出事業費補助金 | 市内で製材・加工された天竜材を使用しての非住宅建築物の木造・木質化 | 500万円 | 2025/3/14 |
詳細はご利用前に浜松市までお問い合わせください。
補助金①専門家による無料耐震診断
浜松市では昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅について無料で耐震診断を行っています。
診断の内容は簡易な現場調査をした後、一階のみの耐震診断を行うというもので補強方法や工事費用の目安など、補強に関する相談に応じるというものです。
申請できるのは住宅の所有者ですが、借家として人に貸している場合は入居者の同意が必要となります。
詳しくはこちら:専門家による無料耐震診断(浜松市)
補助金②木造住宅耐震補強助成事業
昭和56年5月31日以前に建築され、耐震診断の結果、上部構造評点1.0未満と診断された木造住宅について、市が定める耐震基準を満たすよう補強する工事を行う場合に一定額が補助されます。
補助の対象となる工事は、静岡県耐震補強相談士の作成した補強計画に基づき、現況の一階上部構造評点を0.3ポイント以上向上させ、かつ1.0以上にする耐震補強工事です。
事業PRへの協力も条件となっています。
補助額は最大100万円で補助率は対象事業費の8割以内です。
上記の金額に加えて、補強前の上部構造評点0.7未満、補強後の上部構造評点1.2以上、家具固定(寝室・居間等)の実施という条件を満たすと在宅避難対応住宅拡充として15万円を上限として上乗せ加算されます。
また高齢者のみが居住する住宅等という条件に該当すると20万円を上限として上乗せ加算があります。
補助を受ける場合は着工前に申請し、市が指定する業者へ工事を依頼する必要があります。
詳しくはこちら:木造住宅耐震補強助成事業(浜松市)
補助金③浜松市創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助制度
エネルギー効率の良い次世代型住宅(スマートハウス)の設置を促進するため、各システムを導入する費用の一部を市が補助する制度です。
本制度は2024年5月10日から先着順に受付を開始しておりますが、予算の上限に達した時点、又は2025年3月17日までのどちらか早い日で受け付けを終了するとのことです。
補助を受けようと考えている場合は早めに申し込みましょう。
本制度の対象となるのは、自らが所有し居住している市内の住宅で新たに対象システムを設置する個人であり、次の5つのシステム導入時に要件を満たせば補助を受けることができます。
太陽光発電システム
モジュールの公称最大出力の合計が3kW以上である場合に2万円の補助を受けられます。
家庭用蓄電池またはV2Hと一緒に設置し、同時に補助申請を行う場合のみ補助対象となります。
家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)
一般社団法人燃料電池普及協会が定める「家庭用燃料電池導入支援補助金」の対象商品である場合に5万円の補助を受けられます。
家庭用蓄電池
環境省による住宅における低炭素促進事業の補助対象であり、蓄電した電力を住宅内部で使用する場合に8万円の補助を受けられます。
ヴィークル・トゥ・ホーム(V2H)対応型充電設備
電気自動車の電力を家庭の電力として利用できる仕組みを備えた充電設備である場合に8万円の補助を受けられます。
太陽熱利用システム
一般財団法人ベターリビングの優良住宅部品の認定を受けている太陽熱利用システムを設置する場合に2万円の補助を受けられます。
詳しくはこちら:浜松市創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助制度(浜松市)
補助金④高齢者住宅改造費補助金
日常生活に支障をきたす高齢者が居住する住宅を、バリアフリー住宅へ改造する場合の費用の一部を補助する制度です。
対象者は市内の改造を行う住宅に居住している60歳以上の高齢者で、介護保険の要支援1、2または要介護1~5の認定を受けている、市・県民税が非課税の世帯に属しているなどの要件を満たす必要があります。
老人ホーム等の施設に入居中の場合は対象とならないため注意しましょう。
対象となる工事は手すりの取り付けや段差の解消等のバリアフリーリフォームが主ですが、高齢者が日常生活にきたしている支障具合や生活の状況等に応じて対象となる工事は異なります。
制度の利用には着工前に申請が必要となるため、予定しているリフォームが対象工事となり得るかどうかについても事前に市へ相談してみると良いでしょう。
補助額は対象工事に要した費用の2分の1に相当する額(上限75万円)から他制度による補助額を差し引いた額です。
詳しくはこちら:高齢者住宅改造費補助金(浜松市)
補助金⑤天竜材ぬくもり空間創出事業費補助金
浜松市では、市内のFSC認証林から生産され、市内で製材・加工されたFSC認証材の利用を促進するため、FSC認証材を利用した新築やリフォームを補助する制度があります。
非住宅建築物の木造・木質化を行う施主が補助対象者で、非住宅建築物の新築・増改築・改修・改装、非住宅建築物へのFSC認証材製品の木製家具の導入が補助事業となっています。
補助金額は1申請あたり、非住宅建築物の新築・増改築・改修・改装の場合は対象経費の1/3(補助上限200千円/㎥、5,000千円)、非住宅建築物へのFSC認証製品の木製家具の導入は対象経費の1/2(補助上限2,500千円)です。
令和6年度分の申請受付期間は令和6年4月1日から令和7年3月14日までで予算の範囲内において先着順で予算がなくなり次第終了となっています。
補助対象部分の工事着手または木製家具の導入の10日前までに申請が必要です。
詳しくはこちら:天竜材ぬくもり空間創出事業費補助金(浜松市)
「浜松市」の補助金申請の流れと必要書類
リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。
補助金の申請方法とその手順
最初に補助金制度の詳細を確認する
まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。
補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。
見積もりを作成してもらう
次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。
補助金申請書の提出を行う
リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。
申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。
審査・承認を経てリフォーム工事に着手
申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。
補助金の受け取り
リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。
なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。
そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。
リフォーム補助金の申請時の必要書類
リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。
補助金申請書
これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。
見積書
リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。
リフォーム計画書
「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。
建築図面
補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。
所有者の同意書
建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。
証明書類
補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。
リフォーム後の報告書
報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。
なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。
浜松市のリフォーム会社の選び方
浜松市では、耐震改修や住宅の省エネ化、高齢者のための住宅改修などについて補助や助成を利用することができます。
このような制度を利用したい場合、対象となるリフォームに詳しい業者を選ぶことがお薦めです。
浜松市近郊の磐田市や湖西市、豊橋市なども含めて会社を選ぶと選択肢が増えます。
会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。
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リフォームする際のポイント
もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。
リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。
正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。
その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。
それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。
複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。
このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!