2024年07月18日更新

監修記事

【2024年】那珂郡東海村のリフォーム補助金・助成金一覧と受け取る方法の解説!

那珂郡東海村では2024年、木造住宅耐震改修や生垣の設置等を行う場合、補助金制度を利用することが可能です。最大で54万8千円の補助金を受け取ることができ、リフォームの負担が大幅に軽減されます。
各補助金の詳細はもちろん、申請から受け取るまでの流れ、申請に必要な書類についても詳しく説明します。

リフォーム補助金・助成金の一覧(那珂郡東海村 2024 最新)

以下では、那珂郡東海村で受けられるリフォーム補助金や助成金について、ご紹介します。

那珂郡東海村のリフォーム補助金制度の一覧

補助金の制度名対象となる工事補助金の上限額申請期限
木造住宅耐震改修等補助金・旧耐震基準の建築確認を受けた物件 30万円令和6年度は要確認
水洗便所改造資金の助成・くみ取り便所から水洗便所へのリフォーム
・し尿浄化槽のリフォーム
くみ取り便所から水洗便所へのリフォーム:40万円
尿浄化槽のリフォーム:25万円
随時
生垣の設置・新しく生垣を設置する場合5万円随時
浄化槽設置整備事業補助金・合併処理浄化槽を設置する場合など5人槽:332,000円
7人槽:414,000円
10人槽:548,000円
随時
那珂郡東海村のリフォーム補助金一覧 ※2024年7月17日現在

詳細はご利用前に那珂郡東海村までお問い合わせください。

那珂郡東海村のリフォーム部位別 補助金早見表

リフォーム部位と、本記事で紹介する補助金制度の対応早見表です。トイレ等、気になる箇所が補助金の対象になっているか分かります。簡易的なものですので、必ず個別に確認してください。

リフォーム部位
【水回り】トイレ・風呂・キッチン・洗面
【外回り】外壁・外構・屋根・庭
【内回り】玄関・階段・壁紙・床・窓
【バリアフリー】手すり・段差解消等
【耐震化】診断・耐震改修等
【エコ・断熱】二重窓・太陽光等
○:補助金の対象となる可能性あり、-:対象か未確認

補助金①木造住宅耐震改修等補助金

「木造住宅耐震改修等補助金」では、東海村内でお住いになられている木造住宅で耐震リフォームをするときに補助金を受けることができます。

対象者

「木造住宅耐震改修等補助金」に申請できる人は、東海村内にお住まいで、村税などの税金を滞納していない人に限られます。

対象となる物件

対象となる物件は、ご自身がお住まいになっている所有住宅で、旧耐震基準での建築確認を受けた物件です。

また、地上階数は2階までで、延べ床面積は30㎡以上という点も条件になります。

店舗などの併用住宅の場合は居住部分が全体の1/2以上あり、耐震診断では上部構造評点が1.0以下という判断を受けた物件です。

補助金額と募集戸数

補助金額は、耐震改修設計費に対して補助対象経費の2/3で、上限は10万円です。

一方、耐震改修工事費では工事費の23/100で、上限は30万円です。

令和5年度の募集戸数は、耐震改修設計費と耐震改修工事費において、それぞれ先着1戸となっていました。

申請の締め切り日と申請方法

「木造住宅耐震改修等改修補助事業」の申請は、都市政策課・建築担当の窓口で受付します。

申請には東海村木造住宅耐震改修等補助金交付申請書の他に、補助を受けたい物件の平面図や、登記事項証明書、固定資産評価額証明書など対象物件に関する書類が必要です。

また、予定する耐震リフォームの設計図や工事費の見積書など耐震リフォームに関する書類も用意します。

木造住宅耐震診断の結果報告書の写しもお忘れなくご用意ください。

令和6年度の申請受付については都市政策課建築担当までお問い合わせください。

補助金の受け取り

補助金の受け取りは、耐震リフォーム後になります。

耐震改修設計や耐震改修工事を完了したら、耐震設計や耐震改修工事が終了したことを実績報告書に記入して、必要書類と一緒に提出します。

その後、審査が行われて、補助金が確定したところで補助金が交付されます。

実績報告書の提出には期限があります。詳しくは東海村都市政策課建築担当にお問い合わせください。

詳しくはこちら:木造住宅耐震改修等補助金(那珂郡東海村)

補助金②水洗便所改造資金の助成

東海村では、くみ取り便所から水洗便所へのリフォーム工事や、し尿浄化槽のリフォーム工事においても助成制度や補助金があります。

ただし、対象となる工事の物件がある地域が、供用開始の告知日から3年以内であることが条件です。

助成制度の概要

くみ取り便所から水洗便所へのリフォーム工事において上限40万円の融資、またし尿浄化槽のリフォーム工事では上限25万円の融資を受けられます。

助成への申請手続きは、下水道課でリフォーム工事前に行い、利子の補給額は、1年目は償還利子の全額、2年目は償還利子の1/2で、3年目は償還利子の1/2です。

なお、利子率は、村と金融機関が協議して決められます。

この助成を受ける上で大切なことは、戸外保証人を立てることです。

なるべく近隣の方に保証人になってもらいましょう。

申請に必要な書類は、申請者の納税証明書や印鑑証明書、所得証明書のほかに、保証人の印鑑証明書と所得証明書も用意します。

融資斡旋の手続きは排水設備工事の完了と検査後に、下水道課で作成された書類などを申請者本人が金融機関で提出して手続きを行います。

保証人の同席が必要になることもあるので、事前に金融機関に問い合わせましょう。

補助金制度の概要

くみ取り便所から水洗便所へのリフォーム工事、またはし尿浄化槽のリフォーム工事を自己資金だけで行う場合には、東海村から補助金を受けることができます。

水洗便所へのリフォーム工事では、1年目に水洗化したのなら30,000円、2年目に水洗化したのなら15,000円、3年目での水洗化では10,000円の補助金を受けられます。

し尿浄化槽のリフォーム工事では、1年目の水洗化で15,000円、2年目の水洗化で7,500円、3年目では5,000円の補助金を受け取れます。

補助金の申請のときは納税証明書と、申請者本人の預金通帳が必要になります。指定金融機関を通して受けられる補助金になるので、行政が指定する金融機関を事前に確認しておきましょう。

補助金の申請はリフォーム前に行い、補助金はリフォーム工事後で検査も終わった後に、申請書類に記載した金融機関に振り込まれます。

詳しくはこちら:水洗便所改造資金の助成(那珂郡東海村)

補助金③生垣の設置

緑化の推進とさまざまな生物の保全のために、東海村では生垣の設置を奨励しています。

その一環で、生垣の設置に補助金が支給されています。

対象者

対象者は東海村内に所在している住宅や事務所などで、新しく生垣を設置する場合か、既存のブロック塀などを壊して新しく生垣を設置する場合に補助を受けられます。

補助対象となる生垣の規定

生垣の規定として、設置場所は公衆用道路か故人の敷地に面した場所で、長さが2m以上です。

使用される樹木の高さは0.9m以上で、生垣1mあたり2本以上の木を植えます。

10年以上、生垣が保全されることも条件のひとつで、10年後には行政により調査もあります。

補助金額

補助金額は、生垣1mあたり3,000円で、上限50,000円です。

ただし、一戸建ての敷地に生垣を設置する場合には、補助金額の上限はありません。

申請方法

申請先は環境政策課で、申請前にこの生垣の設置の補助を受けられるかどうかの事前の相談が必要です。

必要書類は、東海村生垣設置補助金交付申請書、生垣の設置場所を示す地図、生垣の植栽計画図です。

もしも申請者ではない人が所有する土地に生垣を設置して補助金申請をする場合には、土地所有者の承諾書も必要になります。

詳しくはこちら:生垣の設置(那珂郡東海村)

補助金④東海村浄化槽設置整備事業補助金

生活排水による環境への被害を抑止するために、また生活環境を保全するために、東海村では浄化槽の設置を推奨しています。

新しく浄化槽を設置する場合には、浄化槽の大きさに合わせた補助金が交付されます。

ここでは、浄化槽の設置における補助金の詳細を見ていきましょう。

補助対象となる浄化槽の条件

補助対象となるのは、東海村内に新しく合併処理浄化槽を設置するケースです。

また浄化槽の設置場所が村の公共下水道事業計画区域外になり、浄化槽を設置する先は専用住宅か、店舗併用の物件なら居住部分が1/2以上の物件でなくてはなりません。

5人槽の場合は延べ床面積が140㎡以下、7人槽なら延べ床面積は140㎡以上、10人槽では二世帯住宅の場合が対象となります。

補助金額

補助金額は浄化槽の大きさによって変わります。

5人槽では補助金は 332,000円、7人槽では414,000円、10人槽では548,000円のように、浄化槽が大きくなることで補助金額も増えます。

また単独処理浄化槽を撤去する場合には、その撤去費用の補助のために90,000円も公布されます。

申請の仕方と受付の締め切り日

補助金の申請は、新しい浄化槽の設置前に行います。

浄化槽の名義人かその家族が、下水道課で申請書類などを受け取り、申請受け付けの締め切り日までに提出します。

適切な申請書類を受け取るためには、設置予定の浄化槽の大きさと設置場所について行政に伝える必要があるので、それらのことがわかる書類を持参することをおすすめします。

詳しくはこちら:東海村浄化槽設置整備事業補助金(那珂郡東海村)

「那珂郡東海村」の補助金申請の流れと必要書類

リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。

補助金の申請方法とその手順

最初に補助金制度の詳細を確認する

まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。

補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。

見積もりを作成してもらう

次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。

補助金申請書の提出を行う

リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。

申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。

審査・承認を経てリフォーム工事に着手

申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。

補助金の受け取り

リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。

なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。

そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。

リフォーム補助金の申請時の必要書類

リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。

補助金申請書

これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。

見積書

リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。

リフォーム計画書

「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。

建築図面

補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。

所有者の同意書

建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。

証明書類

補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。

リフォーム後の報告書

報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。

なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。

那珂郡東海村のリフォーム会社の選び方

ポイント1:地元の業者にリフォームを依頼する

那珂郡東海村でリフォームを依頼する場合には、地元のリフォーム会社や工務店がおすすめです。

社内のスタッフで仕事をこなし、中間マージンが発生することが少ないので費用を抑えられるからです。

ポイント2:リフォーム業者の得意分野を知る

後悔しないリフォームを行うためには、リフォーム会社の得意分野を調べておくといいでしょう。

リフォーム会社にも得意不得意があり、依頼するリフォームがリフォーム会社の不得意分野では納得のいくリフォームにはなりません。

内外装を得意とするリフォーム会社や水回りを得意とするリフォーム会社など、リフォーム会社の得意とする分野を事前に把握しておくことが大切です。

会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。 ハピすむでは、那珂郡東海村対応のリフォーム会社を最大「3社」ご紹介します。全て厳正な審査を通過した会社です。安心してお任せください。

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リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】國場絵梨子

りこ行政書士事務所

國場絵梨子

行政書士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、測量士補。行政書士試験合格後「りこ行政書士事務所」を開業し、補助金申請や融資、遺言、相続といった相談とサポートを行っている。

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