2024年01月24日更新

監修記事

浴室・ユニットバスに窓を取り付けるリフォーム価格は?

日本人はお風呂好きの方が多いので、浴室・ユニットバスへのこだわりが強いのも当然ですね。ここでは、特に浴室・ユニットバスの窓に焦点をあてて、どんなリフォームが可能なのか、またその際の費用・価格の相場をご紹介します。

寒くないお風呂を目指して

本来、リラックスできるはずのお風呂タイムをゆったり過ごせない場合もたくさんあります。

その大部分は「寒さ」です。特に冬場は、寒さのためにお風呂に入るのが苦痛になることも。さらに、浴室の寒さでヒートショックを起こしてしまい、心筋梗塞や脳梗塞など命の危険にかかわることもあるのです。

そのため、日本の浴室リフォームの目的の多くは「寒くないお風呂にする」ことにあります。

続いて、防犯、湿気対策などの目的が上位を占めます。浴室の全面リフォームを行えば、こうした問題はすべて解決されますが、費用も高額リフォームになることを見越す必要があります。

お風呂の断熱リフォームにかかる費用の相場はこちら

そこで、よりお手軽な方法として、窓・サッシの設置リフォームが数多く行われているのです。ここで、窓・サッシリフォームの目的を改めてまとめておきましょう。

浴室・ユニットバスの窓・サッシリフォームの目的

1)寒さ対策~浴室の寒さを緩和して、ヒートショックを防ぎたい
2)換気や結露対策、カビ・ダニ発生を防ぐ~湿気を防ぎ、カビやダニの発生を抑えたい
3)防犯対策~空き巣が入れない、外から覗かれない窓にしたい
4)耐震補強~地震に強い窓にしたい
5)窓のトラブルを改善~窓が開閉しにくい、キレイに閉まらないなどのトラブルを改善したい

窓・サッシの設置リフォームの種類と費用・価格の相場

それでは、具体的にどういう窓の設置リフォームが可能なのか、その種類と費用・価格の相場を見ていきましょう。

1)窓ガラス交換

浴室の窓ガラスのみを断熱ガラスに交換するリフォームです。最もお手軽でコストもかかりませんが、効果は限定的です。

180×170cm以内の窓ガラスを交換する際の相場:約5~15万円

2)サッシの交換

従来の浴室の窓のサッシのみ交換するリフォームで、低価格で済みます。

サッシ交換の場合の相場:約3~5万円
※ただし外壁を壊して付け直す必要がある場合は約30~50万円

3)内窓・二重サッシの設置

従来の窓に内窓や二重サッシを設置するリフォームは、特に人気の高い浴室リフォームです。工事が簡単なため1日で終わるため、コストも低く抑えることができます。

180×170cmの窓に内窓・二重サッシを設置する際の相場:約15~30万円
※断熱ガラスや樹脂製サッシでより効果的なリフォームも可

4)窓・サッシごと交換して設置

浴室の窓をサッシごと交換して、新たに設置するリフォーム方法で、大きく2種類あります。

1つは窓に新たにサッシをかぶせる「カバー工法」です。もとの窓サイズより一回り小さくなってしまいますが、浴室の場合はほとんど問題ありません。

カバー工法で180×170cmの窓・サッシごと交換・設置する際の相場:約10~20万円

もう1つは壁を壊したり、削ったりする「はつり工法」。窓が小さくならずに済むのはメリットですが、窓の周囲の壁を壊すため費用が高くなるのが難点です。

はつり工法で小窓を交換・設置する際の相場:約10万円~
はつり工法で180×170cmの窓を交換・設置する際の相場:約30~50万円

具体的なリフォーム例

最後に、こうした窓・サッシを交換・設置したリフォームの具体例を見ていきましょう。

以下はインターネットのリフォームサイトで実際に施工されたリフォーム例です。一般的な価格設定よりもかなり低価格になっているのが嬉しいですね。

窓ガラスの交換

・浴室窓のガラスをペアガラスに交換:約7万円
・浴室窓をペアガラスにして、目隠し可動ルーバーを設置:約17万円

内窓・二重サッシの設置リフォーム

・ルーバー窓に内窓を設置:約5万円
・浴室の窓にインナーサッシを取り付け二重窓にする:約7万円
・浴室窓に内窓を設置、ペアガラス仕様に変更:約12万円
・内窓の設置&窓枠と浴室の色を明るい色に統一:約16万円
・出窓になった浴室の窓に内窓を設置:約25万円
・樹脂製の内窓サッシを設置(浴室・洗面所・1F居室部分):約30万円

窓・サッシの交換・設置リフォーム

・樹脂サッシの格子付き引き違い窓にリフォーム&ペアガラスに交換:7万円
・間口を占めていた大きな窓を、明かり取り用の小さなペアガラスの窓に変更。窓を小さくしたことから外壁も補修:約10万円
・面格子付きサッシを取り付け、ガラスをペアガラスに変更:12万円
・浴室ルーバー窓を上下窓&ガラスをペアガラスにカバー工法でリフォーム。外部に目隠し
スクリーン設置:約15万円
・浴室の窓をペアガラスに変更、さらにペアガラス内にブラインドを入れて目隠しに。サッシは樹脂サッシを使用:約15万円

浴室に窓を取り付けるメリット・デメリット、そして注意点

最後に、浴室の窓を取り付けることによるメリット・デメリット・注意点を確認しましょう。

在来工法の浴室でもユニットバスでも窓の新設はできますが、ユニットバスが古いものであれば、本体ごと窓付きに取り替えたほうが使い勝手や耐久性の面で良いかもしれません。

メリット 1. 浴室の換気対策

浴室の窓には、換気扇だけでは防げないカビの繁殖を抑える効果があります。
サッシの窓を開けて換気扇を回すと、浴室内の空気が循環し、換気扇のパワー不足を解消することができるでしょう。

メリット 2. 開放的な明るい浴室に

窓には、空間を明るく広く見せる効果があります。

お風呂に窓を取り付けリフォームするメリット・デメリットは?

四方を壁に囲まれて閉鎖的な浴室も、リフォームで窓を取り付けるだけで、明るく広々とした空間にすることができます。
特に、狭小地では間取りの都合上、奥まった位置に押し込められたような浴室になってしまいがちです。このような浴室では、窓を取り付けて開放感を演出する手法が好まれています。

メリット 3. 窓が浴室と外を繋ぐ

浴室が人目を気にしない位置にあれば、入浴中に窓を開けて露天風呂のような使い方もできます。

雪や青空など、窓から見える天気や自然の移り変わりを感じながら、非日常的な風情を楽しむことができるでしょう。

デメリット 1. 窓から冷たい風が入ってくる

ここからは「デメリット」を確認していきましょう。浴室にリフォームで窓を取り付ける際は、以下の点をクリアできることを確認しておく必要があります。

浴室に取り付ける窓サッシには、断熱性が不可欠です。
浴室の天井や床、壁などにいくら断熱材を施していても、窓から一気に暖かさが逃げてしまいます。

特に、寒冷地や高齢者のいるご家庭では、ヒートショック対策として浴室暖房やミストサウナを併設するなど、窓の寒さ対策を忘れずに行いましょう。

ミストサウナの詳細はこちら

デメリット 2. 防犯性の欠点

浴室窓のデメリットとして特に多くの人が不安視するのが、防犯性の低下です。

もちろん、入浴中は多くの人が浴室の窓は閉めておきます。しかし、浴室に明かりがついたことが窓からわかると、家人が入浴中であることを外に知らせてしまうことになりかねません。
このときに、のぞきや不法侵入などの犯罪が発生する恐れがあります。

浴室の窓は、できるだけ通路に面した位置には取り付けない方が良いでしょう。

どうしても間取りの制約上、通路側に窓を設けざるを得ない場合は、窓格子や手動のルーバーをサッシに取り付ける、窓ガラスをすりガラスにする、セキュリティシステムを導入するなどの対策も検討することをおすすめします。

また、浴室の窓を換気のために開けたまま、うっかり出かけてしまうことも考えられますので、このようなケースにも上記の防犯設備が効果的です。

お風呂に窓を取り付けリフォームするメリット・デメリットは?

ユニットバスリフォームでの注意点

お風呂をユニットバスにリフォームするときは、浴室窓もプランニングに取り入れることができます。

ユニットバスは、工場であらかじめ部材が作られます。このとき、開口部の設計も同時に行われますので、一度発注してしまうと後から窓の設置を中止することはできません。

また、窓を取り付けるときに窓枠の注文が必要になり、この部材の注文を忘れると、追加注文して部材が到着するまで工事が行えなくなってしまいます。

注意点 1.ユニットバスは窓を設置すると狭くなる

ユニットバスに窓を設置すると、商品のタイプによっては浴室面積が狭くなることがあります。

ユニットバスの窓の中には、窓を設置した壁が前面に出てくるタイプの商品があり、このタイプを設置すると、壁が手前に来る分、浴室が狭くなってしまいます。

その結果、「ユニットバスにリフォームしたのに、お風呂が前よりも狭くなってしまった」といった状態にもなりかねません。

ユニットバスに窓を取り付ける場合は、浴室スペースへの影響をプランニング時にリフォーム業者と確認しておきましょう。

特に既存のユニットバスに窓を増設する場合は、構造的に無理な場合もあるので要注意です

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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