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目次
8畳のクロス・壁紙の張替えにかかる費用相場
8畳の場合、35平方メートル分の壁紙やクロスを使用します。おおよその目安金額は、9万円～15万円になります。
施工費用には部屋の壁紙やクロスを張替えるのにかかる費用の他に、壁紙・クロスの価格と工賃、廃材処分費などの諸経費もかかるため、注意が必要です。
8畳のクロス・壁紙張替え費用のモデルケースは以下の通りです。
| 費用項目 | 金額 |
| 壁紙・クロス | 1,000~1,500円/㎡ |
| 工賃（人件費） | 10,000~20,000円 |
| 廃材処分費 | 10,000~20,000円 |
| 総合計 | 95,000~150,000円 |
また、広さごとのクロス・壁紙にかかる費用が気になる方は、以下の記事をご覧ください。
>>4畳半のクロスや壁紙の張替えにかかる費用・価格の相場は？
>>10畳のクロスや壁紙の張替えにかかる費用・価格の相場は？
>>12畳のクロスや壁紙の張替えにかかる費用・価格の相場は？
>>15畳のクロスや壁紙の張替えにかかる費用・価格の相場は？
補修が必要な場合は費用が高くなる！
壁紙やクロスの張替えリフォームをする際、補修が必要になる場合があります。なぜなら、壁紙やクロスは平らな壁にしか張ることができないからです。
そのため、貼り替えの場合にはへこみや大きな傷などを補修する必要があります。
| 軽度な損傷 （例：軽いひっかき傷） | 1万~2万円 |
| 大きなへこみ （例：へこみや破れ） | 2万~5万円 |
| 重度の損傷 （例：大きなへこみや破れ、剥がれ） | 10万～30万円 |
軽度な損傷は、表面の壁紙を張替えるだけで済むため、費用が安く抑えられます。しかし、大きなへこみや重度の損傷の場合、壁の裏側にあるプラスターボードでの交換が必要になります。
クロス・壁紙の補修にかかる費用は、下記記事で詳しく紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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クロス・壁紙の張替え費用が変わる3つの要因
8畳のクロス・壁紙の張替えは、以下の項目ごとに費用が変動します。
- クロス・壁紙のグレード
- 施工面積
- 業者の作業費用
それぞれの項目について、詳しく解説します。
クロス・壁紙のグレード
クロス・壁紙は、スタンダードクロスとハイグレードクロスによって費用が変動します。スタンダードクロスとハイグレードクロスでは、質感や色柄、機能性が異なります。
「良いクロスを使用したい」「さまざまな選択肢からクロスを選びたい」場合には、ハイグレードクロスがおすすめです。
施工面積
クロス・壁紙の張替えの費用は平米単価で算出します。そのため、張替えの施工面積が多くなるほど、かかる費用が高くなります。
見積時に施工面積も確認しておくようにしましょう。
業者の作業費用
クロス・壁紙は、業者の作業費用によっても変動します。
作業費用とは施工面積によって変わる作業人員や出張費などの別の要素でかかる費用のことです。
施工面積が多いほど人員も多く必要になり、また、作業場所が遠いと出張費が高くつくことになります。
そのため出張費を抑える場合には、なるべく現場から近いリフォーム会社を選びましょう。
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8畳のクロス・壁紙の張替えはDIYで施工できる？
クロスの張替えは、施工技術が求められる工事であり、仕上がりの完成度が低くなる可能性があるためDIYはおすすめはしません。綺麗に仕上げたい場合には業者に依頼するのが無難です。
DIYでクロス・壁紙の張替えを行うと、費用が安く済んだり、自分のペースで作業を進められたりといったメリットがある一方で、下掲の通りデメリットも多くあります。
- 仕上がりにムラができる
- 道具やクロスの準備が必要になる
- 廃材の後片付けが面倒に感じる
次に、DIYではなく業者に依頼するメリットを紹介します。
DIYではなく業者に依頼するメリット
クロスの張替えをDIYではなく業者に依頼するメリットは、以下の通りです。
- 仕上がりが綺麗になる
- 道具やクロスの準備が必要なくなる
業者の場合、施工技術が優れているため、綺麗に仕上がり、しわや破れなどの問題が発生しにくくなります。また、道具やクロスの準備も業者がすべて行ってくれるため、わざわざ自分で用意する必要がありません。
工事費用はかかるものの、負担がかからず施工技術も優れているため、安心して任せられます。
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壁紙の張替えを依頼するリフォーム会社の選び方
ここからはクロス・壁紙の張替えを依頼するリフォーム会社の選び方を紹介します。リフォーム会社の選び方は、以下の通りです。
- 実績・施工事例を確認する
- 担当者の関わりやすさで判断する
- アフターサービスの内容を確認する
1つずつ順番に見ていきましょう。
実績・施工事例を確認する
リフォーム会社を選ぶ際、実績・施工事例を確認しましょう。実績や施工事例を確認することで施工技術を確認することができます。また、クロスの張替えを依頼する際の安心材料にもなります。
クロスの張替えは、施工技術が求められる工事です。そのため、実績・施工事例が確認できるリフォーム会社を選ぶようにしましょう。
担当者の関わりやすさで判断する
クロスの張替えに関わらず、内装工事は担当者と密に連絡を取ることになります。
クロスの色や施工範囲を決めるなど、さまざまな場面でコミュニケーションを取る必要があるため、担当者の関わりやすさはリフォーム会社選びでは重要なポイントです。
また、意図を汲み取って話を聞いてくれたり、メールなどのレスポンスが早かったりなどといった観点も担当者との関わりやすさの基準になるでしょう。
アフターサービスの内容を確認する
クロスの張替えでリフォーム会社を選ぶ際、アフターサービスの内容を確認しましょう。なぜなら、クロスの張替えは美しい仕上がりであっても、工事後にトラブルが起きやすいからです。
代表的な例としては、クロスが浮いてきたり、端が剥がれてきたりなどのトラブルです。
トラブルが起きた際、無償保証でアフターサービスを実施してくれるリフォーム会社であれば、安心してサービスを受けられますが、サービス対象外であれば追加費用は自己負担になってしまうこともあります。
事前にアフターサービスの内容を確認するようにしましょう。
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クロス・壁紙の張替えはまとめて行うのがおすすめ
8畳のクロス・壁紙の張替えは、キッチンやトイレなどと一緒にまとめて行うのがおすすめです。
なぜなら、クロス・壁紙の張り替え時には人件費や出張費などの諸経費がかかってしまうからです。
また壁のクロスを交換するのであれば、同じ場所のフローリングの張替えを行うと、人件費や出張費など諸経費を抑えやすくなります。
クロス・壁紙の張替えをご検討の際には、あわせて施工すべき箇所はないか、あらためて振り返りましょう。
【場所別】クロス・壁紙の張り替え費用の目安
ここからは、箇所ごとにクロス・壁紙の張替え費用相場を紹介します。まとめてクロス・壁紙の張り替えを行う際の参考にしてください。
| 張替え場所 | 費用内訳 |
| キッチン | 4万～6万円 |
| トイレ | 2.5万～4万円 |
| 洗面所・脱衣所 | 4万～6万円 |
| 廊下 | 3万～6万円 |
キッチン
キッチンの場合にかかるクロス貼り替えの費用相場は4万～6万円です。
キッチンは調理器具や家具などがあるため、施工に手間がかかります。また施工に手間がかかる分、人件費に関わる工賃が上乗せされるため、他の箇所よりも費用がかかります。
ただ、リビングとキッチンは近い場所にあるため、家具の移動費用とあわせてキッチンの調理器具なども移動させれば、費用も抑えやすいです。
トイレ
トイレの場合にかかるクロス貼り替えの費用相場は2.5万～4万円です。
トイレの場合も、便器を避けて施工をする必要があります。とはいえ、トイレはリビングやキッチンよりも施工面積が小さいです。
また、他の箇所とまとめてクロス・壁紙の張り替え行うことで、都度かかる人件費も抑えられるので、費用が全体的に抑えられます。
洗面所・脱衣所
洗面所・脱衣所の場合にかかるクロス貼り替えの費用相場は4万～6万円です。
洗面所・脱衣所の場合、洗面台が設置されている面やタオル掛けなどの生活品が付けられている面は、クロスを細かくカットする手間が増えるため、費用がそれなりにかかります。
廊下
廊下の場合にかかるクロス貼り替えの費用相場は3万～6万円です。
廊下は、施工の邪魔になる障害物が少ないため、施工が進めやすいです。その結果、工賃が抑えられるため、他の箇所よりも費用が安くなります。
しかし、廊下の長さによっては貼り替えに必要な平米数が大きくなるため、費用が高くなってしまう恐れがあります。
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8畳のクロス・壁紙の張替えに関するよくある質問
最後に8畳のクロス・壁紙の張替えに関するよくある質問について以下の順序でお答えします。
- 8畳は何平米？
-
8畳の場合、クロス張替えに見ておきたい施工箇所の平米数は40平米ほどです。
- 賃貸の壁紙は張替えられる？
-
賃貸の場合、壁紙の張替えは可能です。しかし、張替えを行う際にはオーナーや管理会社に許可を得る必要があります。許可を得ずに行ってしまうと、強制退去や罰金などが科せられてしまうことがあるからです。
- クロス・壁紙の張替えタイミングは？
-
クロス・壁紙の張替えのタイミングは5～10年になります。しかし張替えは、汚れや破れ、傷などが発生した際に行うのが一般的です。
そのため、5～10年は1つの目安にし、劣化が目立つようになったタイミングで交換するようにしましょう。
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