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目次
キッチンのフローリング張替えの費用は?【2025年相場】おすすめの床材と特徴
キッチンのフローリング張替え費用は、床材の種類によって決まります。
10平米の床で、複合フローリングに張り替える場合、15万円くらいが相場です。
(10,000円/平米 + 5,000円/平米)× 10平米 = 15万円
床材の種類 | 材料費 (1平方メートルあたり) | 工事費 (1平方メートルあたり) |
---|---|---|
無垢フローリング | 7,000~20,000円 | 6,500~13,000円 |
複合フローリング | 5,000~15,000円 | 3,000~10,000円 |
タイル | 5,000~15,000円 | 5,000~10,000 |
フロアタイル | 4,000~9,000円 | 2,000~4,000円 |
クッションフロア | 2,000~4,000円 | 1,000~2,000円 |
コルクタイル | 5,000~30,000円 | 4,000~6,000円 |
キッチンだけの張替えだと割高になるため、現実的にはリビングなどと合わせて張り替える方が多いです。
フローリング(床材)の種類とメリット・デメリット
【床材1】フローリング
フローリングはリビングやキッチン、ダイニングの床に多く使われている床材です。
代表的なフローリングの種類に、「無垢フローリング」と「複合フローリング」があります。
無垢フローリング
無垢フローリングは複数の木材を組み合わせず、一本の天然木材だけで作られた単層のフローリングのことです。
- 木の質感や香りを感じられる
- 保温性や断熱性に優れている
- 経年変化による色の変化が楽しめる
- 傷や汚れがつきやすい
- 床の反りや割れが起こりやすい
- 価格が高額になる場合がある
素材の質感をいかすため、表面は最小限の保護加工しか施されていない場合が多く、定期的なメンテナンスやお手入れが求められます。
木の風合いを感じられる無垢フローリングは、自然素材の温かみや風合いを重視する人におすすめです。
また、経年変化を楽しみながら長く使いたい人や、自然に合うナチュラルな雰囲気を求める人にも適しています。
複合フローリング
複合フローリングとは、基材となる合板の上に、木材や樹脂などの化粧材を貼り付けた床材です。
アパートやマンションなどの賃貸住宅によく使用されています。
- 無垢フローリングに比べて費用が安い
- 種類やデザインが豊富にある
- 傷や汚れがつきにくい
- 床材の反りや割れが生じにくい
- 傷の深さによっては下地が見えてしまう場合がある
- 種類によっては安っぽく見えてしまう
複合フローリングは木の質感を楽しみたいけど、コストを抑えたい人におすすめです。
【床材2】タイル

タイルは、陶器やセラミック製が一般的で、壁や床などの装飾によく用いられます。
- 防水性と耐久性が高い
- お手入れが簡単にできる
- デザインや色、素材の種類が豊富にある
- 足元が冷えやすい
- 足腰に負担がかかりやすい
- 滑りやすい
- コストが高くなりやすい
防水性と耐久性に優れているタイルは長期間使っても劣化が少ないのが魅力。
ただし、タイルの目地部分には汚れがたまりやすいため、こまめにお手入れをしましょう。
テラコッタタイル、大理石などの素材や色の種類が豊富なタイルは、キッチンにアクセントを加え、個性的でおしゃれな空間にしたい人におすすめの床材です。
【床材3】フロアタイル

フロアタイルは、ビニール素材で作られたタイル状の床材です。
既存の床に貼れるため、リフォームの際によく使われています。
- 耐水性が高い
- 掃除がしやすい(水拭き可能)
- デザインが豊富にある
- 木材やタイルよりも安い
- 熱に弱い
- 木材やタイルと比べて耐久性が劣る
フロアタイルは質感とコストの両方を重視する人におすすめです。
高級タイルにはおよびませんが、安価なクッションフロアよりも高い質感を出せます。
【床材4】クッションフロア
クッションフロアは塩化ビニールで作られたシート状の床材で、低価格で導入できます。
- 耐水性が高い
- お手入れが簡単にできる
- ほかの床材と比べて、価格が安い
- デザインが豊富
- 重いものを置くとへこむ場合がある
- ほかの床材と比べて耐久性がやや劣る
コストをできるだけ抑えたい人や、キッチンのお手入れを簡単にしたい人にはクッションフロアがおすすめです。
クッションフロアとフロアタイルは塩化ビニール製であるため、ゴム製品を長時間直接置くと「ゴム汚染」で変色する可能性があります。
ゴム製品を置く際は、下に布や紙を敷くと良いでしょう。
【床材5】コルクタイル
コルクタイルとは、コルク樫の樹皮から作られたタイル状の床材です。
一般的に壁や床の仕上げ材として使用され、さまざまなデザインやカラーが展開されています。
- 耐水性が高い
- 滑りにくい
- クッション性が高い
- 防音性が高い
- 紫外線に弱く、色あせる場合がある
- 傷がつきやすい
コルクタイルは立ち仕事の疲労軽減やお皿を落としても割れにくいので、キッチンに立つ時間が長い人に適しています。
自然な風合いと独特の質感を持つコルクタイルは、ナチュラルな落ち着いた雰囲気のキッチンにしたい人におすすめです。
キッチンの床材を選ぶときのポイント
キッチンの床材を選ぶときに大切なポイントを解説します。
【ポイント1】お手入れのしやすさ
キッチンの床は油や水が跳ねて、汚れがつきやすい場所です。
そのため、油や水に強く、汚れが付着しにくい床材を選ぶことが重要になります。
お手入れが簡単な床材は、汚れが拭き取りやすいクッションフロアやフロアタイルですが、耐久性も考慮するとタイルもおすすめです。
【ポイント2】滑りにくいさ
転倒のリスクを避けるために、滑りにくい床材を選びましょう。
キッチンでは包丁や熱い鍋、重い食器などを扱うため、転倒すると大怪我の原因になります。
さらに、掃除をしていても床に水が飛ぶことがあり、滑りやすい床だと少量の水でも転倒してしまうことも。
キッチンを使用する人の安全を考慮して、滑りにくい素材の床を選ぶことが重要です。
【ポイント3】自宅に合ったデザイン
キッチンの床材を選ぶ際は、自宅に合ったデザインかどうか考慮することが大切です。
リビングとキッチンがつながっている場合、同じような床材や色、デザインを選ぶことで、空間に統一感が生まれ、洗練された印象を与えます。
選んだ床材が自宅に合ったデザインかどうか迷ったときは、専門業者に相談してみましょう。
【ポイント4】床冷え対策
冬になると、キッチンの床が冷たくなり、作業するのが億劫になる人も多いでしょう。
特に冷え性の人や寒冷地に住んでいる人は、リビング・ダイニングとの温度差がつらいと感じるかもしれません。
寒い時期にキッチンを快適に保つためには、冷えにくい床材選びや、床暖房を導入するなど工夫が必要です。
キッチンの床を張り替える際の注意点
次に、キッチンの床を張り替える際の注意点について解説します。
【注意点1】耐水性のある床材選び
キッチンの床は水や油などが飛び散る可能性が高いので、耐水性に優れた床材を選びましょう。
タイル・フロアタイル・クッションフロア・コルクタイルなどは耐水性に優れています。
耐水性に優れた床材を選ぶことで、日常のお手入れが効率的に行えます。
【注意点2】滑りにくさの確認
調理中に水や油が床にこぼれると、床材によっては滑りやすくなり、転倒の危険性が高まります。
滑って転倒するのを防ぐために、クッションフロアやコルクタイルなどの滑りにくい床材がおすすめです。
ショールームでサンプルを触って、滑りやすさの確認をしましょう。
【注意点3】工事中の使用制限
床張り替え工事の期間は、キッチンが使用できない可能性があります。
洗面所に仮設キッチンを設置したり、工事中の食事をどうするか考えたりするなど、キッチンが使えなくても困らないように事前に準備しておきましょう。
【注意点4】下地の確認
床下が湿気やカビで傷んでいる場合、張り替え工事の前に下地補修が必要になる場合があります。
工事前に専門業者にしっかりとチェックしてもらい、必要であれば下地の補修工事も依頼しましょう。
キッチンの床に関するよくある質問
- キッチンのフローリングを張り替える目安は?
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キッチンのフローリングを張り替える目安は、次のようなサインが現れたときです。
これらのサインを見つけたら、専門業者に張り替えの依頼を検討しましょう。キッチンのフローリングを張り替える目安- 傷やへこみが目立つ
- 変色やシミが取れない・剥がれや浮きがある
- 表面が凸凹して、歩くと不快に感じる
- カビや腐食の発生
- フロアタイルとクッションフロアのどちらがいい?
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デザイン性と耐久性を優先するならフロアタイル、
コストパフォーマンスや柔らかさを重視するならクッションフロアが良いでしょう。 - キッチンのフローリングがベタベタするときの対処方法は?
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キッチンのフローリングがベタベタする場合、中性洗剤やお酢水を使用した拭き掃除をしましょう。
定期的なお手入れがベタつき防止に役立ちます。
- キッチンの床張り替えはDIYできる?
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キッチンの床張り替えをDIYで行うことは可能です。
しかし、DIYでは床材のズレが生じやすく、その隙間に汚れや水が入り込む可能性があります。
また、カップボードや冷蔵庫などの重たい家具を自力で移動させると転倒やケガのリスクもあります。
そのため、キッチンの床張り替えはDIYではなく、専門業者に依頼するのが安心です。
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