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目次
事務所のトイレを増設する費用
トイレの増設費用は50万円~100万円
事務所のトイレ増設は、50万円~100万円が費用相場です。
目安となる費用には幅がありますが、その理由はトイレ本体のグレードと配管工事によって必要となる費用が大きく左右されるからです。
>>一般的なトイレの増設費用はこちらの記事で解説しています!
配管の関係で工事費用が変わる
トイレの増設で欠かせない給排水管の工事ですが、既存の配管の位置によって工事費用が高くなることがあります。
トイレを増設する場所近くに配管があれば工事費用は抑えられますが、配管が遠くにあるときは,、既存配管まで配管を伸ばす工事が必要となり工事費用が高くなるのです。
またトイレを和式から洋式に変える場合には、トイレ本体を変えるだけでは不十分で、配管や電源などを変更するための工事費用が追加されます。
事務所に必要なトイレの数は?
事務所には従業員が快適に使えるために十分な数のトイレが必要です。トイレの数が足りないと労働環境が悪いために従業員の健康に害をもたらすだけでなく、仕事の能率も下がります。
では、事務所にはどれほどの数のトイレが必要なのでしょうか。実は事務所に必要なトイレの数は法的に規定されていて、その規定に合わせたトイレを用意しなくてはなりません。
ここでは、事務所に必要なトイレの数を規定する事務所衛生基準規則と、同規則で規定しているトイレの数を紹介します。
事務所に必要なトイレの数は法律で定められている
事務所に必要なトイレの数は「事務所衛生基準規則」という法律によって定められています。
「事務所衛生基準規則」とは従業員が快適に、そして健康的に働けるように事務所の環境管理などを規定する法律です。
例えば、事務所内の室温の目安や換気の必要性、騒音や振動を防止するために対策を立てることなどが規定されています。
トイレに関しては、男性従業員と女性従業員を区別してトイレを設置することや、従業員数に合わせたトイレの数、手洗い器の設置などの規定が盛り込まれています。
男性従業員60人に1つ、女性従業員20人に1つのトイレ
事務所に必要なトイレの数は、男性従業員60人以内ごとに個室トイレは1個以上です。男性用小便器は30人以内ごとに1個以上の設置することが規定されています。
一方、女性用個室は女性従業員20人以内ごとに1個以上の設置が義務付けられています。
事務所のトイレにおすすめの設備や機能
ここでは、従業員が快適にトイレを使うために、トイレにおすすめの設備や機能を紹介します。
トイレに欲しいおすすめの設備
手洗い場の増設
事務所のトイレに手洗い場が複数あると、トイレを使用時以外にも手洗いなど身支度のため水を使うことができるため便利です。
女性化粧室にパウダールームの設置
女性従業員の多い事務所では、女性用トイレには手洗い場とは別にパウダールームがあると重宝されるでしょう。
お化粧を直すために使われることの多いパウダールームですが、パウダールームがないと手洗い場の鏡をお化粧直しに使う人と手を洗いたい人とで混雑してしまいます。
スペース的に余裕があるならば パウダールームの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
鏡、壁、床などが汚れにくい素材
大勢が出入りする事務所のトイレを清潔に保つために、トイレの素材にもこだわりましょう。鏡や壁、床材など汚れにくい素材を使うことで、必要な回数以上に清掃をしなくてもトイレがきれいに保たれます。
トイレについていると嬉しいおすすめ機能
「音姫」でトイレ時の音を打ち消す
TOTO製のトイレ用の音が流れる装置「音姫」は、トイレを使うときに出る様々な音を打ち消してくれる装置です。トイレを使うときに出る音を気にする方も安心です。
「ウォシュレット」などの温水便座を使う
TOTOの「ウォシュレット」のような温水便座は快適にトイレを使うためにおすすめです。温水便座を使うには電気が必要なので、トイレの増設時に電源コンセントを設置することも忘れないようにしましょう。
「消臭機能」があると複数の従業員が使っても快適
トイレの匂いを消してくれる「消臭機能」は、複数の従業員が使う事務所のトイレにこそあると便利な機能です。匂いが気になって落ち着いて用が足せないといったこともなくなります。
事務所にトイレを増設するメリット
事務所に既存のトイレはあるものの、従業員が増えたりなど職場環境が変化する事があります。トイレ・水回りを増設することでより快適にトイレを使えるようになります。それでは、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
男女兼用トイレを男女別のトイレへとリフォーム
男性従業員が中心の事務所ではトイレを男女兼用にしていたかもしれませんが、男女別にトイレがあると来客のときに重宝します。
男女それぞれにトイレがあると快適な印象となるため、事務所のイメージアップのためにもトイレを増設することはメリットになるでしょう。
従業員の満足度が上がる
トイレは事務所内の自分の席を離れて一人でホッとできる場所でもあります。トイレが増設されれば、より快適に一人の時間を使えるようになり従業員の満足度も上がります。
トイレの待ち時間を減らすことができる
トイレの数が少ないとトイレ渋滞が起きてトイレの待ち時間が長くなってしまいます。トイレが増設されればトイレ渋滞が解消されるだけでなく、仕事にもスムーズに戻れるので仕事の能率も上がるでしょう。
事務所にトイレを増設する際の注意点
ここでは事務所にトイレを増設するときの注意点を見ていきます。トイレを増設するときには次の点を考慮しながら、トイレ増設のプランを考えてみましょう。
注意点1. 十分なスペースがあるかを確認する
トイレが増設されても狭すぎるトイレでは落ち着いてトイレを使えないので、トイレの増設予定の場所でトイレのための十分なスペースがあるかどうかを確認します。
トイレで最低限必要な広さは0.4坪だと言われています。0.4坪以下だとトイレとして快適に使えませんので、トイレの増設場所には0.4坪以上の広さを確保しましょう。
注意点2. 執務エリア内にトイレを増設しない
トイレを執務エリア内に増設すると落ち着いて仕事ができない人もいるようです。トイレの増設はできることなら執務エリアは避けて、廊下など執務エリア外のスペースに増設するようにします。
注意点3. 配管との関係を確認する
トイレの増設には、排水配管の関係で難しくなることがあります。工事費用が高くなるか、床下への配管を設置できないために、トイレの増設を諦める事例もあります。
もしも排水配管が問題になっている場合には、SFAの排水圧送ポンプの導入を検討してみましょう。
例えば、SFAポンプは、市販のトイレと組み合わせることで、トイレの排水をポンプの力で上に圧送する事ができるので、近くに配管がなく、水回りがない場所でも床の大掛かりな配管工事をしないで、トイレの増設ができます。
排水管の勾配や高い工事費用で増設をあきらめている場合は、SFAポンプと組み合わせてトイレの増設を検討してみるとよいでしょう。
SFAポンプとは
SFAとは、フランス生まれの排水圧送ポンプの開発・製造メーカーです。排水設備がないところでも水回りを設置できる、水回りの設置工事が短く安くできる等のメリットがあります。
>>>SFAポンプの価格・工事費用・特徴について、詳しくはこの記事で解説しています
SFAのポンプを設置できる場所とは?
SFAのポンプは水回りを増設するには難しい場所でこそ活躍するポンプです。
ここでは、SFAポンプのメリットを活かした事例を見ていきましょう。
事務所のすぐ近くにトイレを増設
SFAのポンプは省スペース設計なので、狭い場所にも設置できます。例えば、事務所の壁裏などにある使われていないちょっとした場所にポンプ設置し、トイレを増設することができるようになります。
事務所の空きスペースをトイレにリフォーム
SFAポンプを使えば排水管が通っていない場所にもトイレを増設できますから、場所を選ばずに任意の場所にトイレを増設することができます。
事務所の空き部屋や物置など活用されていない部屋や、事務所内の一角を間取り変更してトイレを増設することができます。事務所が地下室にあったとしても、トイレの増設が可能です。
トイレの増設で問題となりやすい既存の配管の位置を気にする必要がないため、トイレを設置したい場所に増設できるようになります。
事務所のキッチンやシャワーなどの水回りの増設
SFAの雑排水用のポンプを使えば、配管が整備されていない場所でもキッチンや洗濯機、シャワーなどを設置、または増設することができます。
事務所にミニキッチンや手洗い場などを増設したいときには、SFAポンプが役に立つでしょう。
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