幸手市のリフォーム会社77選！事例・口コミも掲載

幸手市におけるリフォームの特徴

幸手市の住宅に関する理念・基本方針

幸手市では、第6次幸手市総合振興計画実施計画のもと、住宅に関する基本方針が以下のように定められています。

• 安全・安心で環境にやさしいまち
• 誰もが快適に暮らせるまち

参考：幸手市-第6次幸手市総合振興計画実施計画

これらの基本方針のもと、住宅における耐震化の促進や補助の実施、空き家の適正管理などの空き家対策事業、住宅用太陽光発電システムを設置する人への補助などが行われています。

そのほかにも市民が市内の施工および設計業者により、住宅のリフォームなどを行った場合には予算の範囲内で経費の一部を補助するといった施策も行われています。

幸手市の景観条例にかかわるリフォームの制限

幸手市の属する埼玉県では、景観法に基づいて「埼玉県景観計画」が定められています。

幸手市は市内全域がこの景観計画の対象範囲となっているため、一定規模を超える建物の建築や工事などを行う場合には幸手市に届出が必要です。

この景観計画では、景観区域が一般課題対応区域と特定課題対応区域に区分されており、それぞれで届出の対象となる対象行為や規模が異なってきます。

幸手市は特定課題対応区域で、以下の行為を行う際には届出が必要です。

参考：幸手市-景観法に基づく届出・申出

届出から30日間を経過するまでは、工事に着手することができない点には注意してください。

幸手市の地震の危険度や被害予想

幸手市が公開しているハザードマップによると、幸手市に大きな影響を及ぼすと思われる地震が発生した場合、幸手市では市内全域で震度6程度の揺れになることが想定されています。

また建物の倒壊危険度をみてみると市内の中でも特に、上高野一丁目周辺、西二丁目周辺、上吉羽の川沿い周辺などが危険度が高くなっています。

参考：幸手市-地震ハザードマップ

幸手市で想定されている5つの地震ごとの、幸手市内の建物被害想定は以下のとおりです。

参考：埼玉県-平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告

幸手市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年度の幸手市の調査によると、幸手市の住宅における耐震化率は85.9%となっており、令和8年までに95%にすることを目標としています。

参考：幸手市-幸手市建築物耐震改修促進計画

耐震化の促進に向けては、ホームページなどを活用した耐震化についての情報提供やイベントと連携した普及啓発活動、相談窓口の設置、建築関係団体と連携した建築無料相談会の実施、耐震診断や改修工事に対する支援制度の拡充、無料簡易耐震診断の実施などの取り組みが行われています。

幸手市で定められている防火地域のリフォームの制限

幸手市には、防火地域はなく、準防火地域と法22条区域が定められています。

準防火地域は、南三丁目の一部区域、幸手中央地区産業団地区域に指定されており、法22条区域は市街化区域のうち準防火地域を除いた地域に指定されています。

参考：幸手市-建築物の制限等について

火災の被害が起きやすい地域や火災を最も予防しなければならない地域に防火地域、そしてその周辺に準防火地域が指定されることが多く、それ以外の主に木造住宅が密集している地域に指定されるのが法22条区域になります。

これらの地域では建物の構造などに一定の規制があるため、住宅リフォームや新築の際には気をつける必要があります。

防火地域、準防火地域の場合には、建物の高さや延べ床面積によって耐火建築物または準耐火建築物にする必要があり、法22条区域では、屋根を不燃材で造るか、不燃材で葺く必要があります。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

幸手市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、幸手市が属する埼玉県からは596件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

住宅リフォームに関するトラブルなどでお困りの方は一度消費生活センターへ相談してみることを検討してみてはいかがでしょうか。

幸手市に設置されている幸手市消費生活センターでは、幸手市在住の方を対象として、消費生活に関わるトラブルなどについての相談をすることができます。

専門の知識を持った相談員からトラブルの解決方法などについても具体的なアドバイスなどをもらうことが可能です。

参考：国民生活センター-幸手市消費生活センター

幸手市の住宅データ

幸手市の人口は2023年4月1日時点の幸手市の調査によると、約49,000人とされています。

参考：幸手市-月別人口推移

2021年の幸手市まち・ひと・しごと創生総合戦略によると、幸手市の人口は1965年以降、東京通勤圏として宅地開発などが行われた影響で1995年までは増加傾向にありました。

しかし、その後は減少に転じ、2010年では若干増加したものの、その後も年々減少傾向にあります。

参考：幸手市-第2期幸手市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について

総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、幸手市が属している埼玉県の持ち家率は65.7%で全国第28位となっており、持ち家数は198万7,700戸で全国第4位です。

同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、埼玉県の持ち家率は高めであることが分かります。

また幸手市の属している埼玉県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1993年が最も多く、104,205戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告