那須町のリフォーム会社28選！事例・口コミも掲載

那須町におけるリフォームの特徴

那須町の住宅に関する理念・基本方針

那須町では、目指すべき将来の姿を「みどり輝き活気と笑顔あふれるまち ふるさと那須」と定め、行政と町民が一体となってまちづくりに取り組んでいます。

町の将来像を実現していくために下記8つの基本方針を定めています。

• 「自然・環境・共生」のまち
• 「住まい・暮らし・定住」のまち
• 「子育て・健康・福祉」のまち
• 「観光・交流・連携」のまち
• 「しごと・活力」のまち
• 「安全・安心」のまち
• 「教育・文化・スポーツ」のまち
• 「協働・行財政」のまち

参考：那須町-第7次那須町振興計画

基本方針実現に向けた施策として、生活の舞台となる住空間や身近な商業空間の充実、道路・公園などの生活基盤の整備を進めることで住んでみたい、暮らし続けたいと感じるまちづくりを進めています。

さらに、地域の実情にあった居住環境・生活環境の整備を推進しています。

那須町の景観条例にかかわるリフォームの制限

那須町の景観は、雄大な那須連山のふもとに広がる高原と温泉郷、緑の草原、平地林、そして八溝の山並みに続く里山や歴史ある街並みなどで構成されています。

那須町の景観を保全、活用し、良好な景観を創出していくことや、快適な生活環境と地域の活性化を図り、次世代に継承していくことを目的とした那須町景観計画を策定し、那須町景観条例を施行しています。
那須町では景観法に基づく景観計画区域を那須町全域に定めており、景観計画区域においては建築物の建築や工作物の建設、既存建築物の増改築の際に町への届出が必要です。

建築物の建築や工作物の建設において、建築物の位置及び規模 、形態及び意匠、色彩、材料、敷地の緑化などが景観形成基準とされており、基準に基づいた審査が行なわれています。

建築物や工作物について、以下のような大規模な行為を行なう場合は届出が必要となります。

• 商業地域（湯本地区）では、高さ31メートル、建築面積2,000平方メートルを超えるもの
• 上記以外の用途地域では、高さ20メートル、建築面積1,500平方メートルを超えるもの
• それ以外の地域では、高さ13メートル、建築面積1,000平方メートルを超えるもの

また、柵や塀、垣、擁壁の高さは5メートルを超えるものに対して届出が必要です。

さらに、那須町では下記の4地域を景観計画重点地区として設定しており、建築物の建築や工作物の建設に細かく届出対象行為が定められています。

• 日光国立公園地区
• 那須街道周辺地区
• 那須山麓地区
• 旧東山道・旧奥州街道地区

建築物の新築、増築、改築、移転、外観の変更においては、建築行為や変更に係る部分の床面積の合計が10平方メートルを超えるものが届出の対象です。

さく、塀、擁壁の新築、改築、移転または外観の変更を行う場合は、増築、改築後も含めて高さ0.6メートルを超えるものを届出対象としています。

参考：那須町-那須町景観計画

那須町の地震の危険度や被害予想

2011年3月の東日本大震災において、那須町では震度6弱を計測し、大きな被害を受けました。

那須町において想定されている地震の中で、最も影響が大きいとされている地震に関谷断層地震（M7.5）があり、地震が発生した場合の想定震度は震度3～6弱となっています。

地震による建物の想定被害は、那須町の北部を中心に全壊率1％未満となっており、地震による被害は小さいと想定されています。

参考：栃木県-栃木県地震被害想定情報
　

那須町の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年3月の那須町による推計では、那須町内の住宅における耐震化率は約83％となっています。

参考：那須町-那須町建築物耐震改修促進計画

今後の目標として、2025年度の住宅の耐震化率目標を95％に設定しており、耐震性が不足する住宅の解消を目指しています。

耐震化促進の課題として挙げられているのが、住宅の所有者が地震による被害の危険性を十分に認識していないこと、耐震化への関心が薄いこと、経済的な負担です。

上記の課題をふまえ、那須町では栃木県と連携して耐震診断・耐震改修に関する相談体制の充実を図り、耐震診断や耐震改修などに対しての補助制度や税制の優遇を行うとともに、情報提供を行なっています。

那須町で定められている防火地域のリフォームの制限

那須町では、湯本地区の中央通り周辺とJR黒田原駅の南側地区が準防火地域に指定されています。

準防火地域では一般に、増改築の規模に関わらず建築確認申請を行わなければならない、一定の防火設備（防火認定シャッターなど）を設けなければならないなどの制限があります。

参考：栃木県-都市計画総括図の公表について

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

那須町の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、那須町が属している栃木県のリフォームに関する相談件数は年間で144件となっています。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

那須町が開設している消費生活センターでは、悪徳商法による被害や消費者と事業者とのトラブルなどに関する相談を専門の相談員が受け付け、問題解決のための助言やあっせんを行っています。

那須町消費生活センターの概要は下記の通りです。

参考：那須町-那須町消費生活センター

那須町の住宅データ

2023年4月時点での那須町の調査によると、那須町の人口は約24,000人です。

前年の2022年4月時点の人口も約24,000人であったため、人口を比較するとほぼ横ばいとなっています。

参考：那須町-住民基本台帳人口（過去の人口）

また、那須町が属する栃木県の持ち家率は、2018年時点では69.1％となっており、同年全国の持ち家率の平均61.2％と比べると高い水準となっています。

参考：総務省統計局-平成30年住宅・土地統計調査

2023年1月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、栃木県で1993年から2022年までの過去30年間において最も新築件数が多かった年は1996年で、新築の着工戸数は27,787戸でした。

参考：国土交通省-新築着工統計調査報告