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2018年12月22日更新
タイルカーペットのメリット・デメリットは?
床のリフォームは、季節に合わせたイメージチェンジや家具を引き立てるという利点があります。そこでおすすめは、タイルカーペットによる張替え工事です。ここでは、タイルカーペットでリフォームを行うときのメリットやデメリットをご紹介します。
目次
リフォームにもおすすめな「タイルカーペット」とは?
ライフスタイルや季節に合わせて、床にも変化を加えてみたいと思われることはありませんか。
ラグをアクセントにする場合やカーペットを敷くこともあったかもしれませんが、ここでおすすめは「タイルカーペット」です。

以前はタイルカーペットといえば、オフィスの室内や廊下で使用されているタイプの床の仕上げ材でした。
しかし、最近では色や素材にも種類が増え、タイルカーペットの利点を活かして、ご自宅で楽しまれる方も増えました。
タイルカーペットの一般的な仕様について
タイルカーペットとは、40~50cm角の大きさで正方形のカーペットです。
タイルと同じような工法で、敷き詰めたり張ったりすることで床を仕上げますが、リフォームやアクセントにすることも可能な製品として親しまれています。
50cm角サイズのタイルカーペットの場合、1枚の重量は約1~1.5kgの重さになっています。
厚みは、タイルカーペットに使用されている素材によって、若干の違いはありますが、約1cmで、一般のカーペットと変わりません。
使用されている素材やデザインにもよりますが、1枚約200円~400円で購入することもできます。
季節やインテリアに合わせて、オリジナルの床を楽しみながら、簡単にリフォームすることが可能な製品です。
タイルカーペットで床をリフォームする「メリット」
「工事が簡単・運搬がラク・扱いやすい・オリジナルデザインを活かせる」など、たくさんのメリットがあるタイルカーペットの床のリフォームをご説明します。

張替えや工事が簡単で、室内の環境づくりにも最適
タイルカーペットのメリットは、やはり「施工が簡単」という点にあります。
1枚が40~50cm角の大きさで、部屋の床全体に張り上げることもできますが、部分的な張替えも可能なこともタイルカーペットの利点です。
廊下の滑り止めとして冬の時期だけ使用したり、赤ちゃんの成長に合わせた歩行場所の滑り止めとしたりすることもできるかもしれません。
下階や周囲への生活音の防音のため、環境づくりのリフォームにも最適です。
オリジナルデザインを活かしたリフォームができる
床のリフォームに採用したいサイズに合わせて、カットすることができるのも最大のメリットです。
必要な部分にだけ張ることやR形やコーナーの位置にピッタリと合わせることができます。
1色でシンプルに仕上げることもできますが、タイルカーペットの色違いを用意し、市松模様に仕上げたポップな床にリフォームすることもできます。
アイデアを活かしてデザイン性にも優れたリフォームが楽しめるでしょう。
洗濯や収納などのお手入れも楽なタイルカーペット
小さなお子様がいらっしゃるご家庭やペットを飼っておられる場合、タイルカーペットを採用してみるのもよいかもしれません。
汚れた部分だけを自宅で洗うことができ、部分的なお手入れが可能なのはコストも抑えられます。
床の冷え込みが気になる季節にだけ使用したい場合は、シーズンオフの収納をコンパクトに分割して納められます。
クリーニング後のカーペットのように、大きな収納スペースは不要になる場合が多いのもメリットです。

1枚の重量は、50cm角サイズのタイルカーペットであっても、約1~1.5kgの重さです。
何枚か重ねて収納するときや、リフォームのために移動するときでも、女性にも持ち運びしやすい重さといえるかもしれません。
性能は抜群!使用場所によって変えることもできる
イメージチェンジや家具を引き立てるインテリアとしてだけではなく、保温性や防音、耐火性にも優れているのも最大のメリットとも言えるでしょう。
オフィス向きの材料といわれていたタイルカーペットですが、土足で使用する場所に使用されるほど、優れた耐久性の持ち主です。
使用頻度に合わせて、性能の違うタイルカーペットを貼ることもできるかもしれません。
タイルカーペットでリフォームするときの「デメリット」
床のリフォームに採用するタイルカーペットを決める前に、気になるタイルカーペットのデメリットもまとめてみました。
使用感が硬く感じるのはタイルカーペットの欠点
今までカーペットや絨毯などを使用してきた場合は、素足で歩いた時の感覚が硬く感じるといわれることが多くあります。
「タイル」と「カーペット」を合わせた商品ですから、硬さやサイズも丈夫な雰囲気が含まれています。
柔らかさや触り心地などを意識したい場合には、タイルカーペットの採用を検討しなおす必要があるかもしれません。
購入前にサンプルや販売店で、直接触ってみることがおすすめです。
使用中の色あせや目地のズレがデメリットになる場合も
汚れを落としやすいという利点が、洗えるために色あせを発生させるという欠点になる場合があります。
やはり、洗剤などで汚れを落として清潔にすることができても、色合いが薄くなることがあると気になるかもしれません。
歩行頻度が多くてずれてしまう、ラグのように使っているので隙間が生じるなども、気になるデメリットのひとつです。
接着剤を使用していても、施工方法によっては使用年月とともに隙間が発生することもあり得ます。
張替えに使う接着剤や工事後の湿気も欠点
タイルカーペットの裏面は硬質ゴムなどが使用されているため、下地とタイルカーペットの間に湿気がこもりやすいことがあります。
設置場所が地面に近いフロアなどの場合は、定期的に湿気を放出することも必要です。
接着剤を使用するときは、タイルカーペットを剥がしたときなど、溶剤が固まった後の処理などが必要になることもあります。
タイルカーペット用の接着跡が残らない固定用シールもメーカーから販売されています。賃貸や接着剤を使用したくない場所にはこういった商品を利用することで、ズレを防止し、取り外しが容易なため、カーペットとフロア間の掃除も可能となります。
快適にしたいリフォームにタイルカーペットの採用もおすすめ
毎日歩く室内の床。
季節に合わせたリフォームにタイルカーペットを採用するのはおすすめです。
ご家族のライフスタイルや採用したいタイルカーペットの性能によって、快適さを味わえるリフォームにすることができます。
床・フローリングリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた床・フローリングリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社KURODA一級建築士事務所
坂田理恵子一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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