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- 一軒家のトイレを低コストで増設する方法とは?メリットや費用について紹介
目次
一軒家にトイレを増設するメリットとは
トイレは自宅に1つあれば十分なのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、一軒家にトイレを増設することによって、利便性が向上してトイレに関するストレスを解消できる場合があります。
二階建て住宅では、トイレが1つしかない場合は用を足すために階段を上り下りする必要があります。
寝室とトイレが異なるのであれば、夜中にトイレに行く際に不便だと感じてしまうでしょう。
また、家族が多い場合は朝の通勤・通学前の忙しい時間帯にトイレ待ちという状況に陥ってしまうことがあります。
トイレを増設し、一軒家に2つ以上設置することによってこれらの不便さを解消し、より快適な暮らしを実現することができるでしょう。
一軒家のどこにならトイレを増設できるのか
一軒家にトイレを増設したいとき、必ずしも余っているスペースが必要とは限りません。
トイレの増設に必要なスペースはさほど広くはないため、既存のスペースを上手に有効活用することによってトイレの増設は可能なのです。
たとえば、押し入れや階段下の収納スペースを利用してトイレを増築するというケースはよくあります。
他にも、広い部屋を壁で分割してトイレ用のスペースを確保するというケースもあります。
もし増築が可能なのであれば、トイレ用に増築するというのも一つの手段です。
いずれの場合でもトイレを増築する際には住人の生活動線を考慮して最適な場所に設置することが大切です。
一軒家のトイレ増設にかかる費用の目安と工期
一軒家のトイレ増設にかかる費用は、トイレ本体のグレードや既存の給排水管との接続のしやすさによって異なってきます。
具体的には、ベーシックタイプのトイレで配管工事が簡単な場合は約50~70万円、ハイグレードなトイレで大きな配管工事が必要な場合は約70~100万円が費用の相場となります。
工事の期間は配管工事の規模や内容にもよりますが、約5~7日を想定しておけば問題ないでしょう。
一軒家にトイレを増設する際の問題点
一軒家にトイレを増設する際にはいくつか注意が必要となる問題があります。
既存の給排水管の位置や接続方法によっては、トイレを増設するにあたって特別な工事が必要となる場合があります。
トイレの配管を設置するためには床下に一定の勾配が必要となるため、場合によっては床のかさあげ等が必要となるケースもあるでしょう。
十分な勾配を確保できない場合は希望通りの位置にトイレを増設できないことや、トイレの増設自体が難しい場合もあります。
他にも、トイレを増設する位置が既存の配管から離れている場合、大規模な配管工事が必要となります。
その場合は費用も工事日数も相場よりかかってしまうことになるため注意しましょう。
また、最近はスタイリッシュな見た目のタンクレスを選ぶ人も多いようですが、水道の水圧が低ければ利用できないこともあります。
タンクレストイレは水道に直結して水を流すタイプなので、利用するためには一定以上の水圧が必要となります。
2階以上にタンクレストイレを設置したいと考えている場合は、予め水圧についてもチェックしておきましょう。
一軒家にトイレを増設する場合に役立つSFAポンプとは?
一軒家にトイレを増設する場合、どのような配管工事を行うかがコスト面を考慮する上で重要となってきます。
低コストでトイレを増設する方法の一つとして、大掛かりな配管工事やかさ上げ工事が不要な排水圧送ポンプを設置し、トイレを増設するという方法があります。
排水圧送ポンプとは、トイレなどの水回り設備近くに設置する小型のポンプユニットで、床への大掛かりな工事をせずに排水を上に圧送することができます。
代表的なものとして、フランスのSFA社が作っている「SFAポンプ」という商品があり、こちらを導入することによって従来よりもトイレの増設費用を安く抑えることができるようになりました。
SFAポンプは複数の種類が用意されており、用途に応じて適切なものを選ぶ必要があります。
たとえば次のようなものがあります。
・市販のトイレと組み合わせてトイレ増設が可能な「サニアクセス3」
・省スペースでもトイレの増設が可能なポンプ内蔵型トイレ「サニコンパクトプロ」
・風呂や洗濯機の排水にも利用可能な耐熱仕様の排水用圧送ポンプ「サニスピードプラス」
・手洗いやシャワーユニットに対応した小型ポンプ「サニシャワープラス」
・複数台の水回り機器の排水をまとめて行うことが可能な「サニキュービック2クラシック」
これらの商品の中でも一軒家のトイレ増設には「サニアクセス3」がおすすめです。
サニアクセス3を導入すれば床下へ配管を通す大掛かりな工事がなくなり、、費用も安く抑えることができるため、今まで諦めていた水回りのない場所にもトイレを増設できる可能性があります。
低コストでトイレ増設が可能な「サニアクセス3」とは
低コストでトイレ増設が可能なため、一軒家のトイレ増設でもおすすめな「サニアクセス3」について解説します。
サニアクセス3のメーカー「SFA」とは
サニアクセス3は、フランスのSFAという会社によって作られています。
SFAは過去60年の間に、全世界で累計1000万台以上の排水圧送ポンプを販売してきたという実績を持つ老舗メーカーです。
衛生機器分野においては世界的に有名なメーカーであり、その技術はバッキンガム宮殿や日本の東京ミッドタウンなどでも採用されています。
サニアクセス3の特長
一軒家のトイレ増設におすすめなサニアクセス3の特長について順番に説明します。
まず1つ目の特長として、小径の排水管で排水圧送できるという点があります。
VP20もしくはVP25と小径の排水管でありながら、最大圧送能力は揚程5m、水平100mまで可能なため、一軒家のトイレ増設時に使用するには十分な性能であると言えます。
また、サニアクセス3には両サイドに2カ所の雑排水用の流入口が付いているため、トイレに加えて手洗い器などの雑排水の接続・合流が可能です。
次に2つ目の特長としては、サニアクセス3にはステンレス製の高速回転刃が内蔵されており、排泄物とトイレットペーパーを細かく粉砕することができます。
そのため、径の細い排水管の利用が可能となり、建物へのダメージを最小限に抑えて、天井裏などへも排水管を通すことができるため、トイレの設置場所を問いません。
壁排水の排水芯155タイプのトイレであればメーカーを問わず接続できるという点も導入のしやすさの一つであると言えるでしょう。
最後に3つ目の特長として、工事が簡単で低価格にトイレの増設が実現できるという点があります。
従来はトイレの増設にあたり、排水管の工事が大きな制約となっており、増設場所が限られたり、増設自体を諦めざるを得ないというケースもありました。
しかし、SFAポンプを利用することによって排水管敷設のための床の”はつり”や”かさ上げ”が不要となったため、排水配管工事を簡単にすることができます。
工期が短くなっただけでなく工事費用も安く抑えることができるようになり、低価格でのトイレ増設が実現可能となったのです。
気になるサニアクセス3の価格についてですが、メーカー希望小売価格は税込みで161,700円となっています。
サニアクセス3の作動原理を動画で見てみよう
サニアクセス3の仕組みについて動画で解説されているため、実際に映像を見てみることによってその仕組みを理解できるでしょう。
ポンプの仕組みだけでなくサニアクセス3のメンテナンス方法についても紹介されているため、導入を検討している方は是非一度ご覧になることをおすすめします。
サニアクセス3の保証期間とメンテナンス
サニアクセス3には保証が付いており、保証期間は住宅(ご家庭)での使用の場合は納入から2年間、非住宅(商業施設、公共施設、工場など)での使用の場合は1年間となっています。
商品に不具合が生じた際の出張修理費用は保証規定に基づき有償となる場合もありますが、専用のコールセンターへ連絡することで対応してもらえます。
また、定期メンテナンスサービスも用意されているため、長く安心して利用したい方はこちらの利用も検討してみるとよいでしょう。
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ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。
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