- リフォーム費用見積もり比較「ハピすむ」
- >
- トイレリフォーム
- >
- トイレリフォームの値段とポイント
2018年12月27日更新
トイレリフォームの値段とポイント
トイレのリフォームは、どれくらいの値段で行えるのでしょうか。毎日全員が使う場所だからこそ、快適に過ごせるように新しく綺麗に保ちたいところです。今回はトイレリフォームについて、費用の相場や工期、ポイントなどについてご紹介します。
-
- 監修者小川愛
目次
トイレリフォームの値段と工期
トイレのリフォームを行う場合、価格や工期はどの程度かかるのでしょうか?トイレリフォーム全体における費用についてまずは見ていきましょう。
トイレリフォームにかかる費用の相場は約20〜50万円と言われていますが、この価格は工事の内容や新しく導入する便座のグレードなどによっても変わります。
具体的な施工内容について、平均的な工期と相場をご紹介します。
洋式トイレの便座のみの交換
最も簡単なトイレリフォームは、便座の交換のみの工事です。約1、2時間以内に終わることが多く、費用も約10万円とリーズナブルに済ませることができます。
- 工期:約1~2時間
- 費用相場:約3〜10万円
洋式トイレから洋式トイレへの交換
便座と便器を交換するトイレ本体の入れ替えリフォーム工事では、便座のグレードや型によって金額が異なります。機能がついていないシンプルなタイプのトイレを導入する場合は約10万円以下に抑えられるでしょう。
現在、ウォシュレットは定番の機能で暖房や脱臭、除菌や温水など幅広い機能が備わっている便座も登場しています。機能が増えるとともに金額は高くなります。国内有名メーカーの便座を含め、約10〜20万円の価格帯が人気です。
最近ではタンクがないタンクレストイレも人気があり、約15万円前後で取り付けることができるでしょう。
- 工期:約半日~1日
- 費用相場:シンプルタイプ…約5〜約10万円
- 脱臭や暖房・温水洗浄機能付きのスタンダードタイプ…約10~約20万円
- 全自動洗浄・自動フタ開閉・除菌機能付きなど高機能タイプ…約20~約35万円
和式トイレから洋式トイレへの交換
和式トイレから洋式トイレへの変更は、和式では不要だった電源コンセントの増設や、床の高さの調節などを含むことが多く、工期は比較的長くなます。また、費用相場も約30万円からと高くなります。
- 工期:約2~3日
- 費用相場:約30万円〜
トイレの内装リフォームの値段
トイレ本体を新しくするなら、床や壁など内装もあわせてリフォームしたくなるかもしれません。気づかないうちに汚れがしみついてしまい、悪臭や雑菌繁殖の原因になる可能性もあるため、同時に交換することをおすすめします。
トイレ内装のリフォーム工事における工期と費用の目安は、次のようになっています。
壁・天井のクロス貼替え
- 工期:約1~2日
- 費用相場:量産品…約1万円約~2万円/2畳、1000番品(高級・中級品)…約1.5~約3万円/2畳
床リフォーム
- 工期:約1~2日
- 費用相場:クッションフロア…約2.5〜約5万円/2畳、フローリング約5〜約7万円/2畳、タイル…約8~約20万円/2畳
手すり設置
- 工期:約1時間~半日
- 費用相場:約5,000~約2.5万円
和式トイレから洋式トイレへのリフォームのメリットと注意点
和式トイレから洋式トイレへ変更するリフォームは、高齢化などに伴い近年増えている工事です。
洋式トイレへリフォームした場合のメリットとして、トイレ使用時に足腰への負担が軽くなることや、床が平らになるためお手入れが楽になるといった点が挙げられます。
しかしメリットがある反面、注意しておきたい点もありますのでおさえておきましょう。
トイレの段差
和式トイレでは床の段差が多く見られます。段差が場合、洋式トイレへ変更する際に床の工事が必要になるでしょう。段差部分を解体し、下地を補修して床材を施工します。
床の段差がない場合でも、洋式トイレ用に配水管を移動、延長する必要が出てきます。配管工事終了後に床の下地を補修して床材を張っていきます。
スペースの問題
和式のトイレはスペースが狭い場合が多く、通常のタンク付きトイレが設置できない可能性があります。もしそのような場合は、コーナータイプのスリムな洋式トイレを選ぶと良いでしょう。
電気工事が必要
多くの洋式トイレにはウォシュレットなどの機能があるため、コンセントが必要になることがほとんどです。しかし、和式トイレはコンセントがないことも多く、洋式へのリフォームの際にはコンセントを新たに設ける電気工事が必要になります。
目的別!トイレリフォームのポイント
トイレリフォームの目的別に、どのようなリフォーム内容が適しているのかを見ていきましょう。
バリアフリー化したい場合
車椅子使用者などのためにトイレのバリアフリー化を行う場合は、トイレ内の手すりの設置や、引き戸への変更を行うと良いでしょうでしょう。
また、トイレ内で介護スペースを確保するためにトイレ自体を広くするリフォームを行うことも検討しましょう。
省エネ化したい場合
リフォームによってトイレ内の光熱費を節約し、省エネ化を行いたい場合には便器を節水・節電型のタイプにすると良いでしょう。また、照明を蛍光灯や白熱球からLED照明へ変更するといった方法も有効です。
お手入れを楽にしたい場合
トイレのお手入れをリフォームによって楽にしたい場合には、脱臭・消臭機能付きや、汚れ防止、抗菌作用付きの便座を選びましょう。また、同様に脱臭・消臭機能があるクロスや床材を選ぶとよりお手入れが楽になるでしょう。
トイレリフォームの費用を抑えるコツ!
トイレのリフォーム費用を抑えるためには、トイレ本体の交換だけではなく、トイレの内装リフォームも同時に依頼するのがポイントです。施工費を1回分に節約できますし、分けて依頼する場合よりも工期も短くすませることができます。
また、コストダウン重視なら最新の商品より、古い型番やメーカー在庫品を検討してると良いでしょう。
トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、トイレリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。
