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2019年02月13日更新

監修記事

家を演出する外構フェンスの色やデザインの選び方

住宅外構のフェンスを選ぶ際には、フェンスの色選びも重要なポイントとされています。なぜ外構フェンスの色は重要なのでしょうか?外構フェンスの色選びが重要な理由と、外構フェンスの役割、仕組み、形状による違いなどについてご紹介していきます。

外構フェンスはなぜ色選びが重要視されているの?

外 構 フェンス の 色

住宅の外構フェンスは、建物を外から見た際に、大きな範囲を占める設備です。

そのため、外構フェンスの色や大きさによって建物の全体的なイメージは大きく変わります。
もし、外構フェンスの色が建物の色と合っていなければ、全体的にバランスが悪い家に感じられてしまいますし、逆に建物とフェンスの色があっていれば、バランスの良い家という印象になるでしょう。

また、近隣住宅とあまりにも違うイメージの色を用いていると、自宅だけが浮いた印象を与えてしまう点にも留意したいところです。

このように、外構フェンスの色やデザインは建物の見た目に大きな影響を及ぼします。リフォームや新築などで外構フェンスの変更や新設を行う場合には、性能の他に色やデザインについても重視して選ぶようにしましょう。

色も大切だけど忘れてはならない外構フェンスの役割とは

外構フェンスは敷地の境界を表すもの

外構フェンスは、どこまでが自宅の敷地かを示す境界の役割を持っています。

オープン外構などのフェンスがない住宅の場合、敷地内の舗装等を敷地外と変えることで自宅の敷地との境目を分かりやすくしますが、外構フェンスを設置すれば、より敷地内と敷地外の違いが判断しやすくなるでしょう。

敷地内への侵入防止による防犯効果

外構フェンスで建物を囲うことにより、敷地内への侵入難易度が上がり、防犯性を高めることができます。

また、敷地が道路に面している場合には、外構フェンスを設置することで自動車やバイクからある程度敷地内を守ることができますし、子供が敷地内から飛び出して事故に遭う可能性を減らすこともできるでしょう。

視線を遮ることによってプライバシーが確保できる

カーテン等を窓に設置すれば、屋外からの視線を防ぐことができますが、カーテンがあると窓を大きく開けたい場合などにやや不便です。

外構フェンスを窓の高さや通行人の目線の高さに合わせて設置することで室内に視線が届きにくくなり、プライバシーを確保することができるでしょう。

外構フェンスの形状と素材について

外構フェンスは色だけでなく、素材や形状についても考える必要があります。

素材やデザインによっては、色が建物に合っていたとしてもバランスが悪くなってしまうことがありますし、求めている性能を十分に発揮できないということもあるでしょう。

また、外構フェンスは屋外に設置する設備ですので、材質によって耐用年数が大きく変わり、将来的なメンテナンス費用やリフォーム費用も変わってきます。

外構フェンスはデザインや素材によってどのような違いがあるのでしょうか?

代表的なデザインと素材についてご紹介していきます。

外壁フェンスの主要な形状・デザイン

格子状デザイン

細い棒状の素材を用い、縦に隙間を空けて設置しているのが格子状デザインの外構フェンスです。

格子状の形状のため、視線を完全に妨げることはできません。

しかし、光や風をよく通すため、敷地内の快適性は高く、見た目も軽やかなイメージとなる点が特長です。

格子状デザインの外構フェンスは、主にアルミなどの金属素材が用いられており、アルミそのままのシルバー系や、黒系のカラーリングが多く用いられています。

ルーバーデザイン

ルーバーデザインとは、板状の素材を斜めに配置することにより、視線を遮りつつ通気性と採光性を確保している外構フェンスです。

格子状デザインの外構フェンスに比べて通気性と採光性はやや劣りますが、外部からの視線をほぼ防ぐことができるため、快適性とプライバシーを両立させたいかたに人気となっています。

材質は木製から金属製まで幅広く、カラーリングも木目調からシルバー系、黒系までさまざまです。

メッシュデザイン

メッシュデザインは、いわゆる金網フェンスと同じ形状の外構フェンスです。

金網を支柱に固定して施工することができるため、施工期間を短くすることができ、費用も比較的安価に抑えることができます。

格子状デザインの外構フェンスと同様に、完全に視線を妨げることはできませんが、風通しが良く、敷地の境界線を示す場合や、侵入防止などを目的として用いられています。

金網を用いた製品ですので、カラーリングは塗装色が多く、白系、シルバー系、ブラウン系が主流です。

パネルデザイン

パネルデザインは支柱の間に金属や樹脂のパネルをはめ込んでいるタイプの外構フェンスです。

はめ込むパネルの形状によって性能を変化させることができ、ルーバータイプのパネルなら通気性とプライバシー確保を、格子状パネルならより高い通気性と採光性を得ることができます。

また、半透明の樹脂パネルを使用することもできるので、プライバシーを確保しつつ採光性を維持できるのもメリットです。

カラーリングについては、透明なものからブラウン、金属色まで多数のカラーがラインナップされており、自由度の高い外構フェンスだと言えます。

竹垣など和風なデザイン

竹や板などの自然素材を用いた和風デザインは、和風住宅や和モダンな庭によく用いられている外構フェンスです。

自然素材のため、見た目の風合いがよく、柔らかな印象を与えることができます。

しかし、金属や樹脂等に比べて耐久性が低く、こまめなメンテナンスが欠かせません。

特に竹垣は、数年でぼろぼろになってしまうため、定期的な交換が必要です。

外壁フェンスに使われる代表的な素材

アルミ素材

アルミは軽量で錆びに強く、劣化しにくい特徴を持つ素材です。

塗装によって風合いを変えることができるため、フェンスなどの外構設備に多く用いられています。

施工価格は本体が1枚あたり約2万円から、設置するための柱は1本で約2千円からが相場です。

樹脂素材

塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂、アクリル樹脂など、外構フェンスではさまざまな樹脂を用いた製品が販売されています。

これらの樹脂は軽量でデザインの自由度が高いため、アルミと似た特性を持っていますが、アルミに比べるとやや耐久性は低めです。

しかし、単価はアルミに比べて安価ですので、目的や予算、メンテナンスコスト等で使い分けると良いでしょう。

施工費用はパネル1枚が約15,000円から、柱は1本2千円からが相場です。

木や竹などの天然素材

木や竹などの天然素材は、耐久性を高めるために塗装などのコーティングが施されているものと、無垢材を用いたものとがあります。

特に木材については、樹脂を浸透させて腐食や劣化を防止しているものが主流となっており、樹脂素材に近い耐久性を確保しつつ、木の風合いを生かすことが可能です。

竹の場合は塗装等が施されている製品もありますが、基本的には無垢のまま使用することが多く、耐久性は低めとなっています。

施工費用はパネル1枚が約2万円からが相場です。

スチール素材

鉄はアルミに比べると錆に弱く、重量もありますが、独自の風合いと強度が魅力です。

ただ、錆などの問題があるため、通常のフェンスにはあまり用いられていません。

ロートアイアンなどのデザイン重視の製品で用いられており、施工費用は1メートルあたり約10万円、支柱は約5,000円からが目安です。

やや高級な製品になりますが、デザイン性に優れているため、外構のイメージにこだわりたいかたは選択肢に入れると良いでしょう。

色ごとにどのような印象を与えるのか

外構フェンスには、シルバー系、ホワイト系、ブラウン系、ブラック系のカラーリングが主に用いられています。

これらの色の違いによって、建物の印象はどう変わるのでしょうか?

シルバー系

シルバー系は比較的他の色との親和性が高く、落ち着いたイメージを与えます。

建物のデザインに対する影響が少ないため、目立ちにくいフェンスを設置したいという方におすすめのカラーです。

ホワイト系

白は光を多く反射する色のため、フェンスに使用すると明るく活発なイメージを与えます。

地中海風建築など、光をイメージした建物にマッチしますが、組み合わせ次第で落ち着いたイメージも与えることができるため、和風住宅の外構にもおすすめです。

ブラウン系

ブラウンは木材や土などの色に近く、自然界に多く存在するため、あたたかさや親しみやすさを感じるイメージを与えます。

比較的どのような建物にも合わせやすいのですが、濃淡によって多少印象が変わってきますので、導入の際にはサンプルなどを用いて家とのマッチングを行うようにしましょう。

ブラック系

ブラックは光を吸収する色のため、重厚感があり、存在感も高いカラーです。

ただ、背の高いフェンスに用いると圧迫感を与えるため、フェンスのサイズやデザインによってはミスマッチとなってしまうことがあります。

石垣と組み合わせたり、柱の色を変えたりすることで受けるイメージを調整することができますので、施工会社に相談して良い組み合わせを考えてもらうのも良いでしょう。

外構フェンスの色の選び方

外 構 フェンス の 色

外構フェンスの色を選ぶ際には、基本的に建物に用いられているサッシや玄関ドア、外壁、カーポートなどの色と合わせると良いでしょう。

特にサッシや玄関ドアの色は建物のデザインに大きな影響を及ぼす部分ですので、フェンスの色をこれらに合わせることで全体的なバランスを取ることができます。

外構フェンスは建物のデザインに大きく影響を及ぼす部位ですので、フェンス部分だけでなく、建物や庭などを含めたトータルコーディネートが必要です。

最近は簡単に自宅写真にフェンスなどを合成シュミレーションが可能で、ほとんどの業者は数パターンのイメージCGと見積りを提案してくれます。

トータルな完成イメージを参考にしつつ、建物に合う色や形状を選び、より自宅の状態にマッチする製品を選びましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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