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2019年02月27日更新

床下に入れない家にシロアリが発生した場合の駆除について

シロアリ調査は床下に入って行われるのが一般的です。しかし、最近増えている床下に入れない高気密タイプの住宅でも、シロアリの被害は多く見られます。今回は、床下に入れない家におけるシロアリ駆除のやり方や費用について、詳しくご紹介していきます。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

床下に入れない家でもシロアリは発生することについて

シロアリ 床下 入れ ない

近頃では床下を砂利などで埋めてしまう住宅が増えてきています。高気密高断熱といった性能に注目が集まり、結果床下の余白を作らないようにするのです。こうしたタイプの家でも、実はシロアリは発生しています。

むしろ発見が遅れたり駆除に技術を要すなど、リスクは大きいかもしれません。

床下のない家とは?

昔から日本では家の床を地面から少し高く設定し、床下に風が通るように設計されてきました。しかし、最近では高気密高断熱を採用した住宅が増加傾向にあります。

床下と室内の温度や湿度に差を生まないよう、床下をコンクリートや砂利で埋めてしまうのです。こうした家では、「断熱性が高いので室内の気温が逃げずに済む」「床下がきしみにくい」といったメリットがあります。

床下に発生するシロアリ対策としても、床下を埋める工法が勧められているという現状も聞きますが、実際には床下がないからといってシロアリが発生しないとは限らないのです。床下がない家でもシロアリは発生しています。

湿気がこもりやすい

床下がない家は高遮熱ではありますが、一方で床下の通気が取れず、湿気がこもってしまいます。その結果、湿度が高い場所にシロアリが発生しやすくなります。

比較的湿度の高い気候の日本では、床下があることによって通気を取り、不要な湿気を逃がすことができていました。しかし、床下がないとなるとその分湿度は高い状態のままになってしまうでしょう。

わずかな隙間があればシロアリは発生してしまう

シロアリはわずかな隙間があれば、侵入が可能です。実際、日本国内の屋外であればどこにでも存在しているため、すぐに住宅の床下に移ってくることができます。

デッキテラスや垣根、屋外の木製の家具なども、シロアリには格好の標的となります。そして、床下を埋めている厚いコンクリートの隙間も同様です。

以上のことから、床下を埋めることがシロアリ対策として有効とは言い切れないという結論に至ります。

床下に入れない家のシロアリ駆除の方法・費用について

それでは、床下に入れない住宅においてシロアリが発生した場合、どのような駆除ができるのでしょうか。使用される薬剤や費用などを詳しく解説します。

床下を露出させる方法

シロアリ駆除を行う際は、床下を埋めている家であっても床下を露出させる必要があります。和室があれば敷板をめくるだけで床下にアクセスできることが多いようです。

その他の場合、床に約3mmほどの穴をあける面下処理を行って床下にアクセスすることになります。非常にデリケートな工事で、床を傷つけないよう慎重に行われます。

薬剤を散布する

シロアリ駆除用の薬剤を散布します。かつて使われていた人体にも悪影響がある強い薬剤に代わり、近年は人体や環境に配慮した薬剤が広く使用されています。主な薬剤の種類は下記の通りです。

ネオニコチノイド系

シロアリ駆除に用いられる薬剤の中で主流のタイプです。忌避性が低いので、シロアリ自体が気づかないうちに薬剤によって駆除されます。また、ドミノ効果と呼ばれ、大量のシロアリを一度に駆除できるのもメリットです。

人体や海の生物などへの毒性は極めて低いとされていますが、ミツバチへの悪影響や水に溶けやすく土壌への流出が懸念されています。

ピレスロイド系

こちらも人体への毒性が低い薬剤のひとつで、シロアリへの殺傷性は高く即効性にも優れています。シロアリを確実に除去するためには充分に塗布する必要があります。

ただし、魚への悪影響があり、目や器官に入ると痛みを引き起こすと言われていますので、注意が必要です。

フェニルピロール系

シロアリに対する殺傷性が高い分、人や魚などへの毒性も強い薬剤です。使用する際には、触れたり吸い込んだりしないように、充分気をつける必要があるでしょう。

カーバメート系

シロアリに中毒症状を起こさせて駆除する薬剤です。光や熱への安全性も高く、しっかり駆除効果が感じられるでしょう。ただし、人体や魚への毒性が高いため、取り扱いには注意が必要です。

これらの薬剤が主流となっています。妊婦や新生児、乳幼児、アレルギー持ちの人、ペットなどがいる住宅での駆除は、安全性を確保してから薬剤を使用するよう徹底しましょう。

シロアリ駆除にかかる費用は?

シロアリ駆除を業者に依頼する場合、費用の相場は1平米あたり約3,300円、1回あたり約10〜20万円となっています。実際にはアフターケアや施工後の点検を含めての費用としているケースもあり、業者によってさまざまです。

またシロアリ駆除業者と一言で言っても、地域密着の小規模業者、ホームセンターなどのフランチャイズ店、農協関連業者などに分かれており、それぞれで価格が変わります。

プロにシロアリ駆除をお願いする際には、見積もりを取り内容や費用を確認してから正式に依頼するという流れになります。


床下のない家がシロアリ駆除する際の注意点について

シロアリ 床下 入れ ない

床下に入れない家でのシロアリ駆除では、どのような点に注意が必要でしょうか。具体的な注意点についてご説明していきます。

床下に入れないと対応できない業者もある

シロアリ駆除の前に、実際にシロアリの発生状況がどれくらいなのか、現状を調査する必要があります。ただ、床下に入れない住宅の場合、調査が難しくなり、対応していない業者もあるようです。

人が入って調べられない床下のシロアリ退治では、ロボットや超音波といった特殊な装置を用いて調査が行われます。こうした装置を使わない業者だと、駆除の依頼ができないことになります。

かならずシロアリの画像を見せてもらう

プロに調査を依頼する際、シロアリの画像を必ず見せてもらうようにしましょう。シロアリの被害がどの程度進んでいるのか、自分の目で確かめることで現実の深刻さを直視でき、将来の対策にも真剣に対応するようになります。

また、万が一悪質業者であった場合、シロアリがいないのにもかかわらず被害にあると言い、一方的に薬剤散布をして費用を発生させるといったケースも考えられます。完全に業者任せにせず、自分でも確認するように意識しましょう。

自分で駆除するのは危険

インターネットなどで調べると、自分でできるシロアリ駆除方法なども多数出てきます。しかし、自分だけで駆除しようとするのは、結果的にリスクが伴います。

シロアリはしつこく発生するので、徹底的な駆除が必須です。完全に退治できないと死滅せず、毎年再発することになってしまいます。信頼できる専門業者を探し、駆除を依頼するのが最も確実かつ効率的な方法です。

床下以外も見てもらう

シロアリが生息するのは床下だけではありません。日当たりの悪い庭の一部や家のまわりなど外にも侵入してきます。床下にいるということは、他の箇所にも発生している可能性が高いと考え、床下以外もチェックをお願いしましょう。

床下の駆除ができても、他でシロアリが発生すれば、被害が出るのもすぐなので、放置しないように調べてもらってください。

床下に入れない家のシロアリ駆除をリフォームしてくれる最適な業者の探し方について

床下に入れない住宅のシロアリ駆除を依頼したい場合、最適な業者を選ぶ必要があります。シロアリ駆除を含め、リフォームでは施工業者の選定が最も重要とされており、業者の良し悪しが施工の成功を左右します。

この場合、床下がコンクリートなどで埋められている住宅における、シロアリ駆除の実績が豊富な業者が理想的でしょう。また、どのくらい被害に合っているか、どの薬剤を使うのかといった点について、わかりやすく説明できる業者であるかどうかも、ひとつの目安となります。

業者を選ぶには、見積もり依頼から始めます。見積もりを依頼する場合は、最初からひとつの会社に絞らずに、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討して決めるようにしましょう。

それぞれの「見積もり内容や費用」「サービスのカバー範囲」などを比べられますし、「対応が早いか」「こちらの意図を汲んでいるか」などを見積もりのやりとりを通して見ることができます。

一度は会社を訪問しておくべきでしょう。小規模でも資材置き場や工事車両などがキチンと整備され、責任者が駆除実績などをしっかり具体的に説明してくれるような業者であれば、ほぼ安心ですが、中にはデスクと電話だけで100%外注工事の営業専門会社もあるので要注意です。

一括見積もり依頼ができるウェブサイトなどもありますので、この機会にぜひ活用しながら、納得できるシロアリ駆除業者を見つけましょう。

床・フローリングリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた床・フローリングリフォームは、あくまで一例となっています。

正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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