2023年10月18日更新
フローリングの張替えにかかる費用相場や張替え時の注意点は?
フローリングは傷がつくと目立ちやすいため、定期的に張替えることをおすすめします。フローリングの種類によって価格の相場が大きく異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。今回は、フローリングの張替えリフォームにかかる費用の相場を解説していきます。

フローリングの張替え費用を抑える方法の一つに、複数の業者から見積もりをとることがあげられます。
しかし、相見積もりは手間や時間がかかって大変ですよね。
ハピすむではウェブで簡単に見積もりがとれるだけでなく、厳しい審査を通過した優良業者のみを無料で紹介しています。
またこの記事では、そのほかの費用を抑えるコツや、フローリングの種類なども解説しています。
フローリングの張替えで悩んでいる人にぴったりの内容ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フローリングの種類は?

フローリングは、複合フローリングと無垢フローリングに大別されます。
それぞれの特徴を解説していきます。
複合フローリング
複合フローリングは、合板や集成材などの表面に化粧シートや無垢材の極薄板などを貼って作られた床材です。
複合フローリングのメリットとデメリットは次の通りです。
【メリット】
- 費用が抑えられる
- 手入れが容易である
【デメリット】
- 質感が今一つの場合がある。
- 安価すぎる商品の場合、シックハウス症候群を引き起こすことも考えられる。
- 無垢材のように、修繕しながら超長期的に使用することには向かない。
複合フローリングは、無垢フローリングと比べると製造や施工が容易なので、費用が抑えやすい傾向があります。
また、表面が加工されていることから水や汚れに耐性があり、手入れがしやすい点も大きなメリットです。
ただし、肌触りや質感などにおいては、厚さ方向が1枚板である無垢フローリングに劣ります。
また、現在ではだいぶ少なくなっているものの、複合フローリングの商品によっては、使用されている化学物質がシックハウス症候群の原因になる場合もあります。
無垢フローリング
無垢フローリングは、木を切り出してそのまま利用した床材です。
他の樹種の板などを貼り合わせたりすることなく、1枚の板だけでできています。
無垢フローリングのメリットとデメリットは次の通りです。
【メリット】
- 木の温もりや肌触りのよさが感じられる
- 経年による色の変化が楽しめる
- シックハウス症候群になるリスクがない。(接着剤は別)
- 修繕しながら超長期的に使用することも可能。
【デメリット】
- 手入れに気を使う必要がある。
- 高価になりやすい
- 湿度の変化により反りやゆがみが発生する場合がある。
- 施工に高い技術が必要
- 素材の見極めが難しい
無垢フローリングには化学物質が使われていないため、シックハウス症候群の心配がある方や、小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。
ただし、定期的にオイル塗装をしなくてはいけなかったり、施工費用が高額になりやすかったりするといった面もあります。
また、樹種により特徴が大きく異なることや、乾燥すると隙間が開いたり、割れたりする場合もあるので、適した材を見極めた上で、技術力のある業者に施工してもらわなくてはいけません。
フローリングの種類によって価格が異なる

フローリングの張替えリフォームにかかる費用は、使用する素材で大きく異なります。
フローリングは、無垢フローリング材と複合フローリング材に分類されます。
無垢フローリング材の1平方メートルあたりの価格は5000円、複合フローリング材は4000円で、それほど大差はありません。
しかし、無垢フローリング材にはパイン材やウォールナット材、スギ材やオーク材などがあり、価格がそれぞれ異なります。
特にウォールナット材は高級木材であるため価格が高くなります。
50平方メートルのフローリングを張替える場合、単価が1000円高くなると材料費だけで5万円高くなります。
無垢材のフローリングへの張替えの費用相場に関するより詳しい記事はこちら
工事費と諸経費がかかる

フローリングを張替える際の工賃は別途請求されます。
10平方メートルのフローリング張替えリフォームで約5万円が相場です。
リフォーム会社によって価格設定が異なり、リフォームする範囲が広いほど割引率が高くなる場合もあります。
下地の軽い痛みの補修費用は工事費に含まれています。
しかし、張替えができないほどの問題が下地に起こっている場合は基礎工事からやり直す必要があるため、プラス約3万~5万円かかります。
ただし、どれだけの規模の工事になるかによって費用が大きく異なるため、10万円はかかると予想しておくことをおすすめします。
また、元のフローリングの廃材処分費も別途請求されます。
10平方メートルあたり1万円が相場ですが、これもリフォーム会社によって異なるため注意が必要です。
トラブルを避けるために、廃材処分費の見積もりも依頼しておきましょう。
フローリングの張替え費用を安く抑える方法は?

次に、フローリングの張り替え費用を安く抑える方法を4つご紹介します。
床材のグレードを下げる
手っ取り早く費用を抑えるなら、床材のグレードを変更するのがおすすめです。
具体的には、無垢フローリングから複合フローリングにしたり、複合フローリングの表面の素材を、天然木の突き板から化粧シートなどに変更したりすることで費用が抑えられます。
工法を変更する
フローリングの張替え費用を抑えるなら、張替え方法も再考してみましょう。
フローリングリフォームの方法には、張替え工法と重ね張り工法の2種類がありますが、重ね張り工法のほうが費用を抑えやすい方法です。
ただし、床下地が傷んでいたり、床の厚みが変わることにより不具合が生じる場合などは、重ね張り工法は選択できません。
フローリング以外のリフォームも同時に行う
フローリング張り以外のリフォームを同時に行うことで、廃材の処分費用が割り引かれることがあります。
リフォーム範囲を広げる場合、単工事ごとに工事発注をするとコストが高くなりがちですが、合わせて工事発注をするなど全体的スパンで見た判断をすることで出費が抑えられる場合が多いです。
近いうちにリフォームが必要になりそうな場所がないかを確認してみましょう。
相見積もりを行う
リフォーム費用を抑えるときは、相見積もりをとって適正価格を知ることが大切です。
業者により技術力が異なるのは当然ですが、リフォーム費用やその内容などについてもさまざまです。
一社の見積もりだけでは相場がわからず、内容に伴わない高い費用でリフォームしてしまうことになりかねません。
とはいえ、相見積もりをするとなると複数の業者に連絡をとらなくてはいけないので、時間と手間がかかって面倒だと感じている人も多いでしょう。
そこでおすすめしたいのがハピすむです。
ハピすむはリフォーム会社紹介サイトで、ウェブ上で簡単に複数社に見積もりの依頼ができます。
無料で利用できるので、優良業者の見つけ方がわからない、相見積もりが面倒だという人は活用してみてください。
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フローリング張替えの施工方法・期間は?

張替え工法と重ね張り工法について、それぞれの特徴や工期などを解説していきます。
張替え工法
張替え工法では、既存の床材を剥がしてから新しい床材を張っていきます。
張替え工法のメリットとデメリット、工期の目安は以下の通りです。
【メリット】
- 段差がなく仕上がりがきれい
- 下地の確認や補修ができる
【デメリット】
- 重ね張り工法より費用がかさむ
- 巾木の張り替えや壁の一部修繕などが必要になる場合がある。
- 工期がやや長い
【工期の目安】
6帖の部屋を施工する場合:約2日~約3日
張替え工法は、既存の床材を剥がしてから新しい床材を張っていくため、施工の手間や廃材の処分費などが増え、費用が高額になりがちです。
しかし、下地の確認や補修ができるという大きなメリットがあるため、床下に異常が疑われる場合などにはよく選択される方法です。
重ね張り工法
重ね張り工法は、既存の床材の上から新しい床材を重ねて張っていく方法です。
重ね張り工法のメリットとデメリット、工期の目安は以下の通りです。
【メリット】
- コストが抑えられる
- 工期が短い
- 床の強度や防音性能が上がる
【デメリット】
- 下地の確認や補修ができない
- 重ねて張るため段差ができる
【工期の目安】
6畳の部屋を施工する場合:約1日
重ね張り工法は、施工方法がシンプルで既存床材の撤去。
処分も必要ないため、張替え工法より費用が抑えられるというメリットがあります。
ただし、下地の確認や補修ができないため、明らかに床下に異常があると思われる場合には重ね張り工法を選択するべきではないでしょう。
また、重ね張りすることで床に厚みが増すことになるので、ドアの開閉やバリアフリー面に影響しないかを事前に確認しておく必要があります。
フローリングの耐用年数・張替えのタイミングは?

フローリングの耐用年数の目安は約15年~約20年とされています。
耐用年数にかかわらず、次のようなサインが見られるときはフローリングの張替えを検討しましょう。
きしみ音の発生
フローリングが劣化すると、歩いたときに「ギシギシ」ときしみ音が発生することがあります。
きしみ音が発生する原因を4つ紹介します。
床構造のトラブル
フローリングの下は、大引きと根太と呼ばれる木材からなる格子状の構造になっています。
この木材が腐食したり、格子の形がゆがんだりすることできしみ音が発生することがあります。
また、フローリングが釘で固定されていると釘の周りに小さな隙間ができやすく、釘と木材がこすれてきしみが発生しやすいとされています。
フローリング木材の変形
フローリングに使用される木材は湿度の影響を受けて収縮したり膨張したりします。
湿度の変化によりフローリングが変形すると、つなぎ目部分の木材がこすれ合い、きしみ音が発生する可能性があります。
きしみ音が梅雨時期などに発生する場合は、高湿度による一時的な木材の変形が原因と考えられます。
耐久性が低下しているわけではないので、フローリングを張り替える必要はありません。
経年劣化
経年劣化により床材は傷んでいきます。
さらにフローリングと下地を接着している接着剤がはがれると、フローリングが反ってしまいきしみ音が発生しやすくなります。
反りを直す必要があるので、業者に相談しましょう。
シロアリの被害
床下がシロアリの被害にあったときにも、きしみ音が発生することがあります。
シロアリは木材を食べてすき間だらけにする害虫です。
シロアリはとくに湿度が高い環境を好むため、水回りの床下がきしむときは、シロアリが原因かもしれません。
シロアリを放置すると劣化が進行するため、早めに業者に依頼して床下の補修を行いましょう。
歩くと床が沈む・浮いている感じがする
歩いたときに床が沈んだり、浮いている感じがしたりするときは、劣化が進行している可能性が高いです。
これは湿気が原因となって起こる現象です。
沈みや浮きを放置すると床が抜けるリスクが高まるので、早めにフローリングの張替えを検討しましょう。
フローリングの部分的な張替えは可能?

フローリングは部分的に張り替えることも可能です。
フローリングを部分的に張り替える方法を2つご紹介します。
さねを切り落とす方法
さねとは、フローリングの側面にある凹凸のことです。
この凹凸を組み合わせることにより、フローリング同士の密着性を高めています。
フローリングを部分的に張り替えるときは、さねを切り落として施工するのが一般的です。
さねを切り落とすとフローリング同士をつなげられないので、裏面に接着剤をしっかり塗って固定します。
さねを残す方法
さねを残してフローリングを張り替えるときは、部屋の端から該当部分までを張り替える必要があります。
メリットはきれいに仕上がり、接着剤で施工したときと比べて反りが起こりにくい点です。
ただ、部屋の中心部のフローリングを張り替える場合は、広範囲にわたり張替えしなくてはならなくなるため、さねを残した部分張替えには向きません。
フローリングの利点とは?その他床材と比較
フローリング以外にも、畳やカーペットなどいろいろな床材がありますね。いろいろな視点から比較してみましょう。
ダニ対策にフローリングは有効?
ダニのいない家はないと言っても過言ではありません。フローリングはダニの繁殖を抑えることができるでしょうか。
カーペットの欠点と言えばダニの温床となることで、その数はフローリングの10~30倍と言われています。ダニ対策としては、あまり使用したくない床材ですね。
また天然畳も含水量が多くダニの住処となります。畳の目の隙間に隠れてしまうので、掃除機でも完全に吸い取ることができません。
フローリングはダニが逃げ込む場所がないので、圧倒的にダニが少ないという利点があります。
フローリング表面のほこりをまめに掃除することで、有効的なダニ対策になります。
フローリングのメンテナンス性は?
フローリングは耐久性に優れますが、ワックスが剥がれてくると艶がなくなってきます。

半年に一度のワックス上塗り、5年に一度はワックスを剥離して塗りなおすことが望ましいです。
畳も定期的な表替えや張替えが必要なので、メンテナンス性で比較するとフローリングと大差はないですね。
ワックス不要のハードコーティングという方法もあります。
しかしフローリングの張替え工事となると、畳の表替えのように簡単ではなく、費用と時間がかかってしまうデメリットがあります。
日頃のメンテナンスが良ければ、フローリングを長持ちさせることができます。
フローリングを張替える際の注意点は?

賃貸物件では、管理規約などでフローリングの張替えを禁止している場合があるので注意が必要ですが、その他にフローリングを張り替える際の注意点を2つご紹介します。
工法によるメリット・デメリットを把握する
フローリングを張り替える際は、張替え工法か重ね張り工法かで、仕上がりや費用、工期などが違ってきます。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握したうえで、適切な方法を選ぶことが大切です。
たとえば、重ね張り工法の場合は、床の厚みが増すことになるので、リフォームをしていない部屋との境目に約1.5cm程度の段差ができてしまいます。
また、ドアの開閉がしづらくなったり、つまずきやすくなったりするかもしれません。
それぞれの工法の特徴を理解したうえで、自宅にあった方法を選択しましょう。
無垢フローリング材の種類の特徴を確認する
無垢フローリング材を検討している方は、木材の種類と特徴を確認しておきましょう。
一口に無垢フローリングといっても、木材の種類は多種多様で、見た目や肌触り・価格などが異なります。
無垢フローリング材として使われることが多い木材の一部をご紹介します。
樹種 | 特徴 | 価格の目安(1㎡あたり) |
---|---|---|
スギ | ・明るい色合いで木目がはっきりしている ・やわらかく弾力性に優れている ・香りが強い | 約4千円~約9千円 |
オーク | ・明るい色合いで木目がはっきりしている ・耐水性や耐久性に優れている ・硬く傷がつきにくい | 約9千円~約1万5千円 |
ウォルナット | ・重厚感のある暗めの色合い ・木目が美しい ・硬く傷がつきにくい ・乾燥時に変形しにくい | 約1万3千円~約2万5千円 |
傷がつきやすい樹種を選んだ場合は、メンテナンス頻度が多くなるというデメリットも発生します。
また、同じ樹種でも節が無いものは高額になりやすく、産地などによっても価格は大きく変動します。
家の雰囲気や予算に合わせて適切なものを選びましょう。
フローリングメーカーを選ぶときのコツ
最後に、どのメーカーを選ぶ場合でも、押さえておきたいフローリング材選びのコツを2点ご紹介します。
1.実物に触れて選ぶこと
先ほどご紹介した人気メーカーでも、その使い心地は人によって好みが分かれます。
ショールームに足を運び、実際に見て、手や足で触れて使用感を確かめておきましょう。
2.床に貼られた状態で確認すること
フローリング材は、サンプルでは施工後の状態をイメージしづらいため、できるだけ床に貼られた状態も確認しておきましょう。
小さなサンプルと、広い面積に並べられた状態では、雰囲気が大きく異なることがあります。
フローリングリフォームの見積もりから契約までの流れ

1.概算見積もりをとる(Webサイトの一括見積もり)
まずはウェブサイトの一括見積もり機能を使って、イメージしているリフォームがいくらくらい費用がかかるのかを知ります。ここで金額とイメージを合わせておくとこの後がスムーズです。また、この段階で家族の中でも意見をすり合わせておきましょう。
2.相談と現地視察(2社から3社に業者を絞り下見)
目ぼしい複数の業者に現地調査を依頼して、実際の家屋の状況を確認してもらいます。
工事には素人にはわからないポイントもあるので、実際に確認してもらうことで、より実際に近い形で見積もりを出してもらうためです。
また、この段階で希望のイメージを具体的に伝えておくと、完成後の満足度が高くなります。
3.業者からプランと相見積もりの提示
こちらのイメージや予算の希望を踏まえて、各業者からプランを提案してもらいます。業者によっては複数のプランを提案して、各プラン毎に見積もりを立ててくれることもあるでしょう。
4.相見積もりの検討と施工業者の決定
各業者から提出されたプランと見積書をもとに、どの業者に依頼するのかを決めます。提案力はもちろん、ここに至るまでのコミュニケーション能力なども考慮に入れて選ぶことで、契約後も安心して工事を任せられるでしょう。
施工業者が決まったら、その旨を見積もりをもらったすべての業者に連絡します。残念ながら依頼しない、と決めた業者にも連絡してください。
依頼される可能性がある、ということを前提にして業務の計画を立てている場合があるため、決定したらすぐに連絡を入れるようにしましょう。
5.正式見積もりに向けて詳細打ち合わせ
業者が決定したら、いよいよどのようなリフォームにするのか最終的に詳細を決めていきます。どの素材を使うのか、どのような範囲で行うのかということを決定します。
6.正式見積もりの提示と確認
詳細が決まったら、正式な見積もりを業者が出します。その内容で問題がないかどうか、確認します。ここで工事期間や工事時期なども一緒に決めます。また、支払い方法についてもこの段階で確認しましょう。
7.契約書を確認し契約
正式見積もりに問題がなければ契約に進みます。ほとんどの場合、業者が契約書を作成し
ますので、契約書に問題がないかどうか確認してください。特に問題なければ、契約し施工になります。
フローリングリフォームで提示された見積もりの見方とは
1.作成日が記載されてあるか
1つの業者から複数の見積もりをもらう場合は特に重要になります。どの段階でもらった見積もりなのかを明確にするためです。最終的にどの見積書が有効なのかを間違えないようにしましょう。
2.作成業者の印鑑はあるか
見積書には作成者の印鑑(社印)を押します。きちんとした業者であれば、ここは基本的なところです。基本的なビジネスマナーができる会社であるかどうかを判別するポイントでもあります。
3.工事の記載漏れはないか
依頼した工事の内容がすべて記載されているかどうかを確認しましょう。
また、専門用語などでわかりにくい項目や、いくつかの項目がまとめて記載されているところは後でトラブルにならないためにも、業者に確認して内容を確実に把握することをおすすめします。
4.摘要 (仕様)に商品名や型番が書かれてあるか
希望通りのものが確実に書かれているかどうかを確認します。最終的な見積書の場合は特に、色や素材などに間違いがないか特に注意してみてください。
5.単価が適正価格で記載されているか
使用する予定の材料費が適正かどうかを確認します。ほかの見積書と比べて高かったり、安かったりする場合にはその理由を聞くといいでしょう。
安すぎる場合にも何らかの理由があることがあります。納得して業者と契約するためにも、確認は必ず行うようにしましょう。
6.数量が妥当か
リフォームを依頼する面積に対して材料の数量が妥当かどうかを確認します。「一式」という表記の場合は、一式の中に何が含まれているのかを確認しましょう。
7.金額の計算間違いがないか
複数回、見積もりを依頼した場合、2回目以降の合計金額が修正されずに最初の合計金額が残っている場合があります。見積書をもらったら、記載されている金額を鵜呑みにせず、自分でも計算して確認する必要があります。
8.有効期限の記載はあるか
見積書に記載されている金額は有効期限があります。そのため、記載されている金額がいつまで有効なのかを確認し、契約する場合にはその金額が有効な期間内である必要があります。
有効期限があまりにも短い場合は業者が利用者に決断を急がせているとも考えられますので、その点について注意が必要です。有効期限に惑わされて悪質な業者と契約しないように気を付けましょう。
床・フローリングリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた床・フローリングリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、床・フローリングリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

IEMUS
岩納 年成 大手ゼネコン会社にて、官公庁工事やスタジアム、免震ビル等の工事管理業務を約4年経験。
その後、大手ハウスメーカーにて注文住宅の商談・プランニング・資金計画などの経験を経て、木造の高級注文住宅を主とするビルダーを設立。
土地の目利きや打ち合わせ、プランニング、資金計画、詳細設計、工事統括監理など完成まで一貫した品質管理を遂行し、多数のオーダー住宅を手掛け、住まいづくりの経験は20年以上。
法人の技術顧問アドバイザーとしても活動しながら、これまでの経験を生かし個人の住まいコンサルテイングサービスも行っている。

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