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2022年02月14日更新

監修記事

住みながらキッチンをリフォームするにはどうすればいいのか?

現場の状況や施工内容にもよりますが、キッチンリフォームは基本的に住みながら進めることができます。ここでは住みながらキッチンリフォームを進めるための注意点や工事期間、実際の工事の流れについて徹底解説していきます。

住みながらキッチンリフォームは可能なのか?

キッチンリフォームを行う場合、住みながら工事を進めることができるのか気になる方も多いと思います。

結論としては、住みながらキッチンリフォームは可能で、一般的には住みながら工事を進める場合が多いです。

工事期間中はキッチンを使えない状態になりますが、どうしてもキッチンを使用したい場合には、他の場所にキッチンを仮設してもらうことでキッチンを使えるようになります。

また、キッチンスペースに生活するうえで必要な家具や家電がある場合には業者に相談することで一緒に移動してくれますので業者に相談してみましょう。

実際に住みながらキッチンリフォームをおこなうことによって、進捗の確認がしやすく、その都度業者と打合せができるため、より希望通りのリフォームを行うことができます。

リフォームとなると不特定多数の業者が現場へ出入りすることになりますが、施主が暮らしている中で工事を進める場合、盗難等の抑止力になり犯罪が起こりにくくなります。

住みながらキッチンリフォームをおこなうことは可能で、工事の希望が通りやすくなることや防犯の面において、とてもメリットがあるということを覚えておきましょう。

キッチンリフォームの工事の流れとは?

キッチンリフォームを行う場合、工事の内容によって工事にかかる期間は大きく異なりますが、約3日〜1週間程度で完了することが多いです。

工事の流れとしては以下のように進んでいきます。

養生

キッチンの搬入経路や工事をおこなうスペースを傷付かないように保護し、工事に関係のない場所を汚さないように施工する空間を隔離遮断します。

既存キッチンの解体撤去

現在設置されているキッチンを解体し撤去します。

そのほかに下地や、間仕切り壁、給排水設備などの解体撤去が予定されている場合にはこのタイミングでおこなわれます。

給排水管や電気配線の位置変更や新設

新しく設置するキッチンの給排水の位置に合わせて配管の変更をおこないます。

また、設置されるキッチンの機能に合わせて追加で給排水が必要な場合や電気配線が必要な場合にはここで一緒におこなわれます。

下地の調整

新しいキッチンを設置するために下地を設けたり、現状歪んでいる場合には調整してキッチンが問題なく取り付けできる環境を整えます。

新しいキッチンの搬入設置

新しいキッチンを搬入して組み立て、設置します。

ここではキッチンの組み立てだけではなく、壁面をキッチンパネルで納める場合には一緒にキッチンパネルの設置をおこないます。

給排水管や電源の接続

新しく設置したキッチンに給排水管や電源を接続していきます。

この工事に関してはキッチンの組み立て業者ではなく、それぞれ資格を持った専門の業者が施工をおこないます。

内装工事

壁面や天井面の壁紙の張替がある場合にはここで施工をおこないます。

以上があくまでも目安になりますが、キッチンリフォームの大まかな流れとなります。

住みながらキッチンリフォームをおこなう場合、基本的にこの工事期間中はキッチンに入ることができませんので注意しましょう。

工事中は水道が使えなくなる

キッチン工事を行う場合、一時的に水道を使えなくなるタイミングがあります。

主に配管の位置変更や新しい水栓用の止水アングルを取り付ける際には水道を止めて工事を行う必要があるため、水道が使えなくなります。

使用できない期間としては約半日ずつ程度となりますが、配管の変更や修繕が大規模になる場合には約1日~2日使えない期間が出る場合があります。

いずれにしても業者から前もって連絡があると思いますので、その際には指示に従うようにしましょう。

住みながらキッチンリフォームをする注意点とは

工事を要望通りに進められることや防犯の意味合いにおいても非常にメリットが大きい住みながらのキッチンリフォームですが、注意しなければならない点もあります。

ここでは注意するべきポイントを3点ご紹介します。

全体スケジュールを確認する

住みながらのキッチンリフォームはキッチン周辺の片づけや工事期間中の生活スペースの確保、近隣の方への挨拶など事前にやるべきことが多々あります。

そのため工事が始まる前に業者には工程表を提出してもらい、いつから工事がスタートしていつ終わるのかを把握しましょう。

また、工事の内容次第では、停電作業が必要な場合や水道が使えない場合があります。

このタイミングもあらかじめ把握しておくことで、慌てることなく工事期間の生活を送ることができますので、事前に業者に確認しておきましょう。

キッチンリフォーム中の食事方法を考えておく

住みながらキッチンリフォームをおこなう場合、基本的にキッチンの仮設をおこなわなければキッチンを使うことができません。

そのため、その期間中の食事については外食や宅配等で済ませる必要があります。

事前にキッチンが使えない時期を業者に確認したうえで、工事期間中の食事をどうするか考えておきましょう。

業者の出入りが増えることを覚悟する

工事中には様々な業者が頻繁に出入りします。

日常生活の中で家の中を知らない人たちが歩き回るのは、想像以上に気を遣うため疲れやすくなります。

また、不特定多数の業者が出入りすることから残念ながら盗難などの犯罪が発生してしまう可能性もあります。

貴重品の管理をしっかりおこなったうえで、定期的に現場に顔を出すようにしましょう。

現場での犯罪を抑える事に繋がるだけでなく、玄関やその他の開口部の施錠を確認する事にも繋がります。

以上が主な注意点となります。

基本的には工事が始まる前に業者から詳細な説明があり、その説明に従っていくことで問題なくリフォームを進める事が可能です。

しかし、全てを業者に任せてしまっては本来必要な注意点を見落としてしまう可能性がありますので、自分なりに気を付けながらリフォーム期間中の生活を送りましょう。

キッチンリフォームをスムーズに終わらせるには?

キッチンリフォームをスムーズに進めていくためにはいくつか気を付けるべき点があります。

ここでは具体的に3点紹介します。

キッチンの調理器具を片づける

現場の養生やキッチンの解体撤去作業をおこなうにあたって、キッチンの周りが散らかっていると養生の前に片付ける作業が必要になります。

事前に済ませていればかかる必要のない手間が発生する事になるため、工事の時間が長くなってしまいます。

キッチン周辺の物や引き出しなどに収納しているものは全てキッチン空間から出し、別室にて保管しておくことで作業の邪魔にもならず、スムーズに工事を進めることができます。

また別室であれば業者に見られることもないため、比較的簡単に片づけることができておすすめです。

リフォーム前に近所にご挨拶をしておく

リフォーム工事を行う場合には普段より人や車の出入りが多くなります。

また、解体作業なども含め大きな音や振動を出してしまうため、近所の方には事前に挨拶をしておきましょう。

業者が行ってくれる場合や同席してくれる場合など様々ありますが、この挨拶を怠ってしまうと工事中や工事後にトラブルになる可能性が高くなります。

特に騒音や振動に関しては、騒音規制法や振動規制法という法律のほかに、各自治体ごとに条例を設けている場合もあり、違反してしまうと損害賠償を求められてしまいます。

工事をおこなう前にはどのような工事を何日間でおこなうのか近所の方に周知しておきましょう。

リフォームしやすい季節を選ぶ

結論から申し上げますと一番リフォームをしやすい季節は春先から梅雨の前、初秋から晩秋まで、おおよそ4月~5月、9月~10月の期間となります。

実際のところキッチンリフォームは室内でのリフォーム工事のため基本的にはどの季節でも工事をおこなうことが可能です。

しかし、雨や雪が多い場合には濡れないように材料の保管や加工をおこなうスペースを確保する必要があります。

また、極端に暑い場合や寒い場合には、キッチンを使えない期間の生活スペースが空調のある場所に限られてしまうため、場合によっては不便になってしまうケースがあるでしょう。

そのため、気候が穏やかで天気も落ち着いている4月~5月、9月~10月はリフォームをするうえで、特におすすめの季節となります。

工事をスムーズに進めるうえで大切なことは事前準備です。

段取り八分という言葉があるように、リフォームを進めるうえで障害になる可能性があるものを事前に解消しておくことで工事をスムーズに進めることができます。

住みながらキッチンリフォームが不可能なケースとは?

キッチンリフォームは必ずしも住みながらリフォームをおこなえるわけではありません。

ここでは実際に住みながらリフォームができない場合について紹介していきます。

水回りの大がかりな工事をおこなう場合

キッチンリフォームだけではなく、他の水回りを大きく改装する場合、水道が使えない期間が長くなります。

また、床や壁などの解体範囲が広くなる場合があるため、住みながらリフォームを行うことが難しくなるでしょう。

騒音や振動の激しい工事の場合

解体の範囲が広い場合や躯体がコンクリートの場合等は解体時に激しい振動や騒音が発生します。

騒音や振動は生活していく中で与えるストレスが大きいため、精神的に負担がかかる可能性があります。

以上のような場合には住みながらリフォームをすることが難しいです。

どうしても住みながらリフォームを進めたい場合には業者と相談し、できる方法を検討してもらうようにしましょう。

住みながらキッチンのリフォームに向いていない人

住みながらキッチンのリフォームをおこなえるとは言っても、人によっては向き不向きがあり、住みながらリフォームを進めることが苦痛になる人がいます。

ここでは住みながらリフォームを進めることが向いていない人の特徴を紹介していきます。

ハウスダストアレルギーの人

工事中はどれだけ養生をおこなっていても人の出入りや工事中の工具の使用などにより空気中に埃や塵が舞ってしまいます。

そのため、ハウスダストアレルギーの人は症状が出やすくなってしまいますので住みながらのキッチンリフォームには向きません。

荷物が多い人

住みながらキッチンのリフォームをおこなう場合、キッチンの荷物の移動のほかにキッチンの代わりとなるスペースの荷物も移動する必要があります。

全体的に荷物が多い人はこの荷物の移動に関して非常に負担がかかってしまうため、住みながらのリフォームは難しいでしょう。

他人と一緒にいるのが苦手な人

リフォーム工事をおこなう場合、不特定多数の業者が家の中を出入りします。

実際のところ見知らぬ人が自分の家に居るというのは想像以上に精神的負担が大きいものとなります。

以上のような特徴を持っている場合には、住みながらリフォームを進める事で苦痛に感じてしまうかもしれません。

しかし、住みながらのリフォームは様々なメリットがあります。

簡単に諦めるのではなく、業者に懸念事項を伝えて相談し、より良い方法を取るようにしましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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