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2022年09月12日更新

オーダーキッチンの人気メーカーや導入費用、メリット・デメリットを解説

この記事ではオーダーキッチンについてのメリット・デメリット、おすすめのメーカーや注意点を徹底解説しています。オーダーキッチンを活用して理想のキッチンを作り上げたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事では、オーダーキッチンとシステムキッチンの違いやメリット・デメリット、おすすめのメーカーなどオーダーキッチンに関して詳しく解説しています。

オーダーキッチンに関する情報を網羅しているこの記事を読むことで、オーダーキッチンに対する理解を深めることができます。

現在オーダーキッチンへリフォームを検討している方や、オーダーキッチンのメーカーを知りたい方には特におすすめの内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

オーダーキッチンとシステムキッチンの違い

オーダーキッチンとは、希望に合わせた使い方を実現するために、素材や作業台の高さ、収納や設備機器、色合いなどの全てを特注で作成していくキッチンのことです。

一方システムキッチンは、メーカーごとにある程度の規格や選定できるパーツが用意されており、そこから組み合わせて作り上げていくキッチンです。

オーダーキッチンはシステムキッチンと異なり、全て自由に組み合わせて自分だけのキッチンを作ることができるため、特別感のある仕上がりになり使い勝手を追求することが可能です。

唯一無二のキッチンを作り上げたい方にとって特におすすめなのが、オーダーキッチンといえるでしょう。

ただし、オーダーキッチンはシステムキッチンよりも高価格になることが多く、商品の納期も長くなってしまうケースが大半であるため、注意が必要です。

オーダーキッチンのリフォーム費用と工期の目安

オーダーキッチンのリフォーム費用の目安は約80万円〜約200万円といわれており、工事期間は約3日〜約2週間程度が一般的です。

基本的にキッチンリフォームの費用を大きく増減させるのはキッチン本体価格の場合が多く、キッチンのグレードや設備機器によって費用は大きく変動します。

また、現在のキッチンからレイアウトを変える場合、下地や配管などの劣化がひどい場合には、付帯工事が大がかりになるため費用は増加してしまいます。

工事期間としてはシステムキッチンを使用する場合もセパレートキッチンを使用する場合もそこまで大きく変わりませんが、オーダーキッチンは工事を始める前の商品納期に注意が必要です。

全てをオーダーして作成することから、納期に約30日〜約50日かかる場合も多く、工事期間外に日にちがかかるため、注意しましょう。

オーダーキッチンの人気おすすめメーカー

オーダーキッチンを提供しているメーカーは頻繁に宣伝を行っていないこともあり、あまり知られていない傾向が強いですが、実は数多くのメーカーが存在しています。

ここではそんなオーダーキッチンの人気メーカーを6社紹介していきます。

Linea Talara(リネアタラーラ)

リネアタラーラは、作り上げたいキッチンのイメージをもとにして、ゼロから作り上げるフルオーダー制のキッチンを取り扱っています。

そのため、希望通りのデザインで希望する機能を盛り込むことも可能です。

完璧に理想のキッチンを作ることができるといえるでしょう。

その分価格は高めになっていますが、選ぶ機能やデザインに応じて費用の調整も容易にできるため、非常に対応力に優れたキッチンメーカーといえるでしょう。

画像出典:リネアタラーラ

kitchenhouse(キッチンハウス)

キッチンハウスは約40年という長い歴史のあるメーカーで、耐久性や品質にこだわり抜いた商品を扱っています。

セミオーダータイプとフルオーダータイプの両方から希望のキッチンを作ることができるため、予算に応じたキッチン作りができるのも魅力の一つです。

松岡製作所

松岡製作所は主にステンレスを特徴としたフルオーダーキッチンを取り扱っているメーカーです。

ステンレス製の天板だけでも6種類のラインナップが用意されており、表面仕上げの種類も豊富にあるため、ステンレス製で高級感のあるキッチンを使用したい方におすすめです。

また、オーダーキッチンメーカーの中では比較的安い価格設定となっているため、費用を抑えてオーダーキッチンを使用したい方にもおすすめといえます。

画像出典:松岡製作所

Living Products(リビングプロダクツ)

リビングプロダクツは創業から40年以上オーダーキッチンを取り扱っている老舗メーカーで、少数精鋭で丁寧なものづくりを行っています。

セミオーダーキッチンがメインとなりますが、和の雰囲気に合わせやすい、温かみのあるデザインが多いです。

キッチン空間に和の要素を取り入れたい場合には、ぴったりのメーカーです。

CUCINA(クチーナ)

クチーナはオーダーを受けてから制作する完全フルオーダーのキッチンを取り扱っているメーカーであるため、希望の通りのキッチンを完璧に再現することができます。

また、材料加工・塗装・組み立てまでの工程を自社工場で請け負っていることから、高い品質の商品が提供されています。

大理石や人工大理石を使用したキッチンを得意としているため、高級感のあるデザインにしたい方には特におすすめです。

画像出典:CUCINA(クチーナ)

Amstyle(アムスタイル)

アムスタイルはピアノ塗装、アルミ素材の扉材、突き板の3つの素材から2つを組み合わせてキッチンを作り上げていくメーカーです。

シンプルで機能性に優れたキッチンが多いため、バランスのとれたメーカーといえます。

オーダーキッチンのように拡張性の高いシステムキッチン

現在販売されているシステムキッチンにはオーダーキッチンのように拡張性の高い商品があります。

ここではそんなシステムキッチンを具体的に4商品紹介していきます。

リクシル「リシェル」

リシェルは使いやすさを高める機能性と暮らしにフィットするデザイン性の両方を兼ね備えたシステムキッチンです。

セラミック製のワークトップを採用しているため、傷にも強く、キッチンの存在感を際立たせてくれます。

また扉柄やカウンター、シンクの種類、設備機器のラインナップが豊富であるため、自分の希望通りのキッチンを作りやすい商品となっています。

画像出典:リクシル

ウッドワン「スイージー」

スイージーの特徴はなんといっても扉材に無垢の木を使用していることです。

木材をメインに取り扱っているウッドワンならではの商品で、4種類の無垢材から扉材を選ぶことができるため、キッチン空間のデザインをまとめやすい商品です。

また、無垢材ならではの経年による変化も楽しむことができるため、長期間使用しても飽きないキッチンといえます。

画像出典:ウッドワン

サンワカンパニー「エレバート」

エレバートはディテールにこだわったハイグレードモデルというコンセプトの通り、細かい部分にまでこだわり抜いて作られているキッチンです。

天板には高級感のあるステンレスか人造大理石を使用することができ、キッチン本体の色柄も6色から選ぶことができるため、デザインにもこだわったキッチン作りが楽しめます。

パナソニック「Lクラス」

Lクラスはいわゆる最高級グレードのシステムキッチンで、デザイン、機能ともに優れている商品です。

パナソニックは電機メーカーであることから、設備機器の性能が高く使い勝手の良いものが多いことが特徴です。

Lクラスでは使いやすさを追求したデザインを採用しているため、高級感ある見た目の中に使いやすさを共存させることができるキッチンといえます。

高級感があって機能性に優れたキッチンにしたい場合にはおすすめのキッチンです。

画像出典:パナソニック

オーダーキッチンのメリット

ここからはオーダーキッチンのメリットについて紹介します。

具体的に3つに分けて解説していきます。

自分好みにカスタマイズ・デザインできる

オーダーキッチンは使用する材質やレイアウト、デザインなど全て自分好みのものを選んでキッチンを作ることができます。

そのため、自ずと自分の希望通りのカスタマイズやデザインになるため、非常に満足度の高い商品選定をすることができるのです。

システムキッチンを活用した際にありがちな「ここがこうだったらもっと使いやすいのに」「こっちのデザインを使えたらもっとおしゃれなのに」という事態を避けられるのは大きなメリットの一つです。

キッチンのサイズを自分に合わせやすい

オーダーキッチンは高さや間口などのサイズに関してもオーダーして作成することができます。

そのため、自分の使いやすいサイズを追求したキッチンに仕上げられることから、使っていて疲れを感じやすいキッチンになることや、サイズの食い違いによって違和感が生まれることを避けることができます。

特にキッチンのサイズは使い勝手に大きく影響するため、自分の使いやすいサイズに合わせられる点は大きな魅力といえるでしょう。

海外製の食洗器やオーブンもビルトインしやすい

おしゃれで使用感の良い海外製のビルトイン機器はテレビで取り上げられることもあり、憧れの一つという方も多くなっています。

そのため、システムキッチンにミーレの食洗機やガゲナウの機器をビルトインできるように対応し始めているメーカーが増えてきています。

しかし、このような機器を選定すると扉のデザインが限定されてしまったり、収納の種類が限られてしまったりと制約がついてしまうのです。

オーダーキッチンであればそれらの機器に対応したデザイン、収納を作成すれば良いため、理想を叶えた上でビルトインを行うことができます。

オーダーキッチンは海外製のビルトイン機器でも対応しやすいキッチンといえます。

オーダーキッチンのデメリット

さて、オーダーキッチンのメリットを紹介してきましたが、オーダーキッチンは残念ながらデメリットも抱えています。

具体的に4点紹介します。

費用がやや高い

オーダーキッチンは使用する材質やサイズ、レイアウトを自由できることから、材料費や加工費などが大きくなってしまいます。

特に高価な材質を使用したり、特殊なレイアウトのキッチンをオーダーして作成する場合には、システムキッチンの最高級グレード品よりも価格が高くなってしまう可能性があります。

そのため、他のキッチンと比較すると費用が高いキッチンなのです。

完成するまで実物を見れない

オーダーキッチンは一人一人の要望に合わせてキッチンを作成するため、完成するまで実物を見ることができません。

また、レイアウトやデザインに関しても基本的には図面や作図ソフトによるイメージ図を元に設計していくことになります。

そのため、実物を目にした際に「思っていた仕上がりと違う」ということが起こってしまう可能性があります。

完成まで時間がかかる

前述した通り、オーダーキッチンの納期は約30日〜約50日となる場合が多いです。

システムキッチンであれば長くても約2週間〜約3週間、短いもので約1日〜約2日程度で納品されるものもあります。

オーダーキッチンを活用する場合は、システムキッチンと比べて完成までにかかる期間が長くなります。

そのため、緊急性のあるリフォームを行う場合や、決まった期日の中でリフォームをしなければならない場合には難しい可能性があるのです。

自分で機能やデザインなどを考える必要がある

オーダーキッチンには参考とする機能やデザインが少ない場合があります。

そのため、自分で欲しい機能やどんなデザインにしたいのかを一から考える必要があるのです。

実際に他のキッチンメーカーにある機能を参考にしたり、インターネットやリフォーム雑誌を活用してデザインを考えるなどの手間がかかってしまいます。

オーダーキッチンメーカーの選び方

オーダーキッチンメーカーを選ぶ際には何を基準にしてどのように選べば良いのでしょうか。

ここではオーダーキッチンメーカーの選び方を具体的に2つ紹介します。

情報収集を行い自分に合ったデザインを見極める

情報収集はどのようなオーダーキッチンにしたいのかを具体的にイメージするために、必ず必要になります。

オーダーキッチンに関する知識が少ない場合には、キッチンのデザインや機能を選ぶ幅も狭まってしまい、希望通りのキッチンを作り上げることができなくなってしまいます。

まずは、さまざまなオーダーキッチンメーカーのウェブサイトを確認して施工事例を把握し、ショールームがあるメーカーの場合には実際に足を運んでどのような商品があるのか確認しましょう。

特にショールームではプランナーがそのメーカーの優れた点を中心に説明してくれるため、商品を見学しながら話を聞くことができておすすめです。

様々なオーダーキッチンメーカーを比較する

情報収集を終えたら、オーダーキッチンメーカーの比較を行うと良いでしょう。

キッチン本体の見積りや、どの程度の自由度があるのかを重点的に比較していくと、必要な予算と希望の叶えやすさを同時に知ることができます。

また、対応力やメーカーの規模、ブランド力についても比較することで、価値の高い商品を提供しているかどうかを図る指標になります。

意識的に見比べてみると良いでしょう。

オーダーキッチンのリフォームの注意点

ここでは実際にオーダーキッチンを使用してリフォームする際の注意点を紹介します。

具体的に4点紹介していきますので、オーダーキッチンを検討している方は参考にしてみてください。

アフターサービスの確認をする

システムキッチンメーカーなどでは当たり前になっているアフターサービスですが、オーダーキッチンのメーカーや施工業者によっては対応していない場合があります。

費用が高価になりがちなだけに、アフターサービスのあるメーカーや業者に依頼をした方が安心ですので、契約する前に確認するようにしましょう。

また、アフターサービスには、メーカーによる商品の保証と業者による工事品質の保証があるため、事前に確認する際は保証内容までしっかり確認することをおすすめします。

説明書の有無を確認する

オーダーキッチンはさまざまなメーカーの機器や複数の素材を組み合わせる場合もあるため、メーカーや業者によっては説明書を準備しないケースがあります。

しかし、説明書には基本的な使用方法だけでなく、メンテナンスの方法やトラブルが起きた時の対処法など、役立つ情報が多く記載されています。

そのため、メーカーや施工業者に説明書の有無を確認し、説明書があるものに関してはきちんと貰うようにしましょう。

施工可能な業者が限られる

オーダーキッチンを使用してリフォームをする場合に懸念しなければならないのが、施工可能な業者かどうかです。

実際にフルオーダーのキッチンには施工のマニュアルがない場合も多く、業者に施工経験がない場合や乏しい場合には、満足な品質に仕上がらない可能性やそもそも工事をしてもらえない可能性があります。

そのため、オーダーキッチンでのリフォームを希望する場合には、オーダーキッチンの施工に対応していて経験豊富な業者を選定して任せると良いでしょう。

キッチンに付ける機能をしっかり考える

オーダーキッチンはその自由さから独創的なデザインを作り出せる場合も多いです。

しかし、デザインのみを重視してしまうと、必要な機能を付けられなかったり、使用していく中で不便さを感じてしまったりする可能性があります。

まずはキッチンに付けたい機能をしっかり検討した上で、その機能を盛り込むことができるデザインの範囲でキッチンを作るようにしましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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