- リフォーム費用見積もり比較「ハピすむ」
- >
- フルリフォーム・リノベーション
- >
- 50・60平米のリノベーション費用は?
2021年10月14日更新
50・60平米のリノベーション費用は?
中古マンションをリノベーションする場合の費用は面積によってどのぐらい違うのでしょうか?全面的なリフォームとキッチンなどの部分的なリフォームでの費用の違いと、50平米から60平米程度の一般的な住宅をリフォームした場合の費用についてご紹介します。
一般的なリノベーションにかかる費用
施工:フレッシュハウス
中古マンションのリノベーションを行う場合、マンションの購入費用の他にリノベーションの工事費用がかかります。
この工事費用はある程度相場が決まっており、50平米から60平米程度の広さなら平米あたり約14万円が相場です。
50平米ならリノベーション費用は約700万円、60平米なら約840万円かかる計算になりますので、中古マンションの物件価格と合計して新築マンションを購入した場合よりどの程度節約できるか比べてみると良いでしょう。
部分的なリフォームにかかる費用
リノベーションといえば物件全体にリフォームを施すスケルトンリノベーションのイメージがありますが、間取りに問題が無かったり、物件自体の状態が良かったりする場合は水回りなどのリフォームのみを行うこともあります。
部分的なリフォームにかかる費用は全体を改装する場合に比べ割安で、キッチン設備の変更が約50万円、トイレが約15万円、浴室は約100万円が相場です。
もちろん、使用する設備によって価格は上下しますが、一般的に良く用いられている設備なら大体この程度の価格で工事できるでしょう。
全体的なリノベーションでは約800万円程度かかることを考えると、水回りのリフォームだけなら約200万円で収まるのでおすすめです。
間取りの変更にかかる費用
施工:フレッシュハウス
壁を取り除いて部屋を繋げたり、キッチンの位置を変更したりする間取りの変更だけを行う場合には、それぞれの工事内容によって必要な費用が変わってきます。
壁を取り除き、部屋同士を繋げる場合は約150万円から、広い部屋に新しく壁を設置する場合は約20万円から、簡易的な間仕切り壁を設置するだけなら約7万円からが相場です。
キッチンの位置を変える場合は、配管工事や内装工事、新しく使用するキッチンの機材費などがかかるため、合計で約200万円が相場となります。
リノベーションの中でもキッチンの移動は特に費用がかかる部分ですので、費用をできるだけ抑えたい場合はキッチンの位置を変更せず、設備だけを交換すると良いでしょう。
家族で暮らすためのリノベーションとは
施工:フレッシュハウス
中古マンションのリノベーションでは、コストをあまりかけずに自由に間取りを変更できるという利点があります。
新築マンションの場合、間取りの変更には追加料金が必要になったり、そもそも対応していなかったりするため、間取りの面では多少妥協が必要となってしまうでしょう。
中古マンションのリノベーションなら構造上問題が出ない限り自由に間取りを変更できるため、高齢者向けにバリアフリー化することも簡単にできます。
また、生活動線を家族の生活リズムに合わせて設計することでより快適に暮らすことも可能です。
家族それぞれが使いやすくオーダーメイドできるのも中古マンションのリノベーションの魅力と言えます。
開放感をアップさせるリノベーション
施工:フレッシュハウス
リノベーションでは、間取りの変更だけではなく、設備のレイアウトや壁紙の色の変更なども行えます。
例えば、開放感を向上させたいなら、壁や天井などの内装はうるさい柄ものは避け、色を白系にすることで間取りを変更せずに開放感を高められますし、照明を天井に埋め込めば頭上からの圧迫感を減らせるので効果的です。
リビングやダイニングに開放感を持たせたいなら、キッチンやこれらの部屋を遮る壁を取り払ってひとつの大きな部屋として使うのも効果的です。
家族とはいえ、プライバシーの問題で各自の部屋を外からのぞけるようにするのはあまり好ましくありませんが、共同で使う部分、家族が集まる部分については壁や扉で締め切っておく必要はありません。
冷暖房の効率や通風などを考え、解放する部分を見極める事が必要です。
上手く部屋同士をまとめることで物理的に広さを増やすこともできます。
部屋が広くなるとデメリットも発生する
部屋が広くなれば開放感も高まりますし、生活も快適になりますが、逆にそれ以外の面でのデメリットが起こることもあります。
それは、空調のコストが上がる可能性があるという問題です。
部屋が広くなるということはそれだけ空調が大変になるため、光熱費がリフォーム前より高くなる可能性が高まります。
また、部屋の大きさが変わらなくても、開放感を求めて窓などの開口部を広げた場合も同様のデメリットが起こるでしょう。
窓については断熱窓や断熱サッシを使うことである程度空調への影響を抑えられますが、部屋の広さに対処する方法にはなりません。
できるだけ大きな部屋に対応し、効率の良い空調機器を使うことで光熱費の増加を抑えられますので、リノベーションで広い部屋を作る場合は空調機器選びにも気を遣いましょう。
断熱など省エネ改修工事も対象に!リフォームで受けられる税額控除についてはこちら
不要なスペースをリノベーションで活用する
中古マンションの場合、ある程度基本の間取りが決まっているため、家族構成や家電、家具などの違いによってはどうしても無駄な部屋や空間ができてしまいます。
このような無駄を無くせるのもリノベーションの利点です。
中古マンションの購入時に部屋が余るようなら、その部屋を無くすことで空いたスペースを各部屋に収納スペースとして割り当てることもできますし、そのままリビングを拡張することもできます。
スペースについては、靴箱や棚を作り付けにすることで家具を設置するためのスペースを減らすことができ、同じ面積でもより多く荷物を収納できるでしょう。
また、扉を開き戸から引き戸に変更することでドアの開閉のための空間を減らすこともできるため、家具の置き場所にも自由度が増し、扉周辺の空間を広く使えるようになります。
中古マンションのリノベーションの場合、どうしても元々の面積以上に広くすることはできないため、間取りなどの工夫でできる限り無駄なスペースを無くすことが大切です。
フルリフォーム・リノベーションに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたフルリフォーム・リノベーションは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、フルリフォーム・リノベーションを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

無料で一括最大3社の
リフォーム見積もりをする