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2019年10月08日更新

スレート屋根の塗装費用や価格は?

最近では遮熱塗料など機能性の高い屋根塗料がよく用いられています。塗料の種類による特性や耐久性はどの程度なのでしょうか。スレート屋根の塗装リフォームに使う塗料の費用相場を見てみましょう。工種ごとの費用単価や注意するべきポイントも取り上げます。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

スレート屋根とは?

スレート屋根とは、粘土板岩を薄くした板を使用した屋根材のことで、別名「カラーベスト」「スレート瓦」などとも呼ばれています。スレート屋根には化粧スレートと天然スレートの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

では、化粧スレートと天然スレートのそれぞれの特徴を見ていきましょう。

・化粧スレート:繊維状の素材をセメントに混ぜ合わせて板状に加工したスレートのこと。品質が安定しているため、作業しやすく費用も比較的安価なのが特徴。住宅の屋根材として多く普及している。

・天然スレート:天然の粘板岩を薄く板状にした屋根材のこと。天然石を使用するため加工するのに高い技術が必要。そのため、費用も高額になり高級屋根材として使用される。

スレート屋根は、厚さが5mm程度と薄く軽量なのですが、その分強度がありません。また、防水性や耐久性が低いため、紫外線や雨水などによって劣化症状が現れやすくなります。

スレート屋根の耐用年数は、約15年〜約20年とされていますが、塗装などの定期的なメンテナンスを行わない限り耐用年数が早まってしまう可能性があります。

スレート屋根を塗装するタイミング

屋根は外壁よりも紫外線や雨風に晒されることが多いため、劣化症状がひどくなる前に塗装するのが大切です。では、スレート屋根に現れる劣化症状とはどのようなものなのでしょうか。

スレート屋根に現れる主な劣化症状は以下の通りです。

  • コケやカビが生える
  • ひび割れ
  • 反り
  • 色あせ
  • 棟板金の釘が抜ける、浮き
  • スレート屋根が落ちる

上記の症状が屋根に現れた場合は、早めに屋根塗装を行いましょう。特にスレート瓦が落ちたり、棟板金の釘が抜けたり、浮く、反るなどの症状は雨漏りの原因となるため早急な対応が必要です。

一般的に、屋根を塗装するタイミングは約10年で、スレート屋根を塗装するタイミングは約5年〜約10年と言われています。

しかし、屋根を塗装するタイミングは塗料の種類によって異なるため、屋根を塗り替える際には塗料の選定が重要になります。

またスレート屋根の場合、劣化症状が現れていなくても約10年くらいを目安に屋根の塗り替えリフォームを計画しておくと劣化が進む前にメンテナンスすることができます。

スレート屋根を塗装してはいけない場合

先程、「スレート屋根を塗装するタイミング」で劣化症状が現れたら塗り替えを行うとご紹介しましたが、下記の症状が現れた場合はスレート屋根を塗装できない可能性があります。

  • スレート屋根の剥がれ
  • スレート屋根が落ちる
  • スレート屋根の反り

など

上記のような症状が現れている場合、塗装しても根本的な解決にはならないため、スレート屋根の張り替えもしくはカバー工法でのリフォームが必要となる可能性があります。

塗装を行うべきか屋根材の交換をすべきか判断できない場合は、専門業者に屋根の調査を依頼してから決める方法もあるでしょう。

スレート屋根は塗装メンテナンスが必要

屋根は普段目にするところではないため、メンテナンスを忘れがちになります。しかし、塗装などのメンテナンスをしていないと雨漏りの原因になったり劣化を早めたりしてしまう結果となります。

特にスレート瓦を用いたスレート屋根は定期的に塗装をしないと防水や遮熱の性能が下がるため、注意が必要です。

スレート屋根の塗装ではまず塗料を選択することが必要です。また、ただ塗るだけではなくて、幾つかの工種もあります。それでは、塗料の違いによる費用の違いや工種ごとの単価を見て行きましょう。

スレート屋根の塗装費用や価格は?

塗料の違いによる費用の違い

スレート屋根の塗装費用は使用する塗料の単価によって変わってきます。塗料の中でも一般的に広く用いられていのはシリコン系塗料とウレタン系塗料の2種類です。それぞれの費用について考えましょう。

シリコン系塗料を用いる場合

シリコン系塗料を用いる場合、価格単価は1平方メートルあたり約2,000〜2,500円程度です。シリコン系塗料の特性としては、汚れを弾きやすいので防汚性に優れるという点があります。

耐用年数としては約7〜10年程度です。耐用年数は場所や環境によって大きく異なりますので、注意が必要です。

ウレタン系塗料を用いる場合

ウレタン系塗料を用いる場合、価格単価は1平方メートルあたり約1,500〜2,000円程度です。ウレタン系塗料の特性としては、柔軟なため防水性に優れているという点があります。

耐用年数としては約5〜7年程度です。耐用年数は場所や環境によって大きく異なりますので、注意が必要です。

それぞれに長所短所がある

こうしてシリコン系とウレタン系の塗料を比較してみますと単価や耐用年数に違いが見られることがわかります。

ウレタン系塗料で安く済ませるという方法も考えられますが、次の塗装の際に再度足場を組んだりする費用を考えますと、シリコン系塗料で長持ちさせた方が長い目で見るとよりリーズナブルという可能性もあります。

それぞれの塗料に特性や性能の違いがありますので、予算やご自身の住宅に必要な塗料特性をよく考慮して選択しましょう。

その他の機能性塗料

塗料にはそのほかに遮熱塗料や光触媒塗料といったような塗料自体に機能性をもたせた塗料もあります。遮熱塗料は最近特に関心をお持ちの方が多い塗料です。

遮熱塗料の価格単価は1平方メートルあたり約3,500〜5,000円程度です。一般的に遮熱塗料を用いた場合、屋根表面の温度は約15〜20℃ほど下がると言われています。天井裏にこもる熱が軽減されるので天井から2階の部屋に伝わる熱も和らぎ、そのため冷房効果が上がることが期待されます。

表面温度が下がってもその効果が実際に感じられるかどうかは住宅の構造によっても異なります。また、冬季はその分暖まりにくくなります。この点も踏まえて塗装工事を行う前に見積もりに来たリフォーム業者とよく相談しましょう。

工種ごと屋根塗装の費用単価

屋根塗装では足場架け、下地処理、塗装、縁切りの工程があります。工程順に費用単価の目安を見てみましょう。

スレート屋根の塗装費用や価格は?

足場架け

足場の価格単価は1平方メートルあたり約600〜850円程度です。3階建ての住宅の場合、費用が割高になることがあります。

この工事の際には搬入トラックの出入りや大きな騒音が発生しますので近隣住民への挨拶は欠かせません。リフォーム中のトラブルを防ぐためにもリフォーム業者の担当者と一緒に挨拶を済ませておきましょう。

下地処理

下地処理の中には高圧洗浄やケレン掛け、悪い部分の補修などが含まれます。

コケや汚れの有無だけでなくこの時に瓦の割れやソリによるすき間、棟などをチェックし、雨漏りがしていないか、チェックするといいでしょう。

高圧洗浄の価格単価は1平方メートルあたり約200〜300円程度です。

屋根には油分や埃など多くの汚れが付着しています。高圧洗浄によってこれらの汚れを除去してから塗装をしないと塗料が屋根面に密着しませんので、高圧洗浄は必ず必要な工程となります。

またケレン掛けをして屋根面の悪いところを削っていきます。この工程が丁寧に行われますと、新しい塗料が乗りやすくなります。現状によって単価が異なります。概ね1平方メートルあたり約100〜900円程度となります。

悪い部分の補修にはスレート瓦が欠けてしまったり、割れてしまったりしているなどの理由での部分的なスレート瓦の交換や補修剤での補修が考えられます。実際雨漏りをしていて屋根の下地が傷んでいるようですと補修費用は補修内容や範囲によって費用が大きく異なってきます。

塗装

一口に塗装をすると言っても、ただ塗れば良いというわけではありません。下塗り、中塗り、上塗りと最低3回の塗装をします。

1回目の下塗りはシーラーと呼ばれる接着剤を塗布します。シーラーのおかげで塗料と屋根面が密着することになります。スレート面の劣化がひどい場合にはシーラーの2回塗布が必要となる場合があります。

シーラーは使用する塗料に適したシーラーを塗布する必要があります。価格単価は概ね1平方メートルあたり約500〜1,000円程度でしょう。その後、中塗りと上塗りの2回塗料を塗ります。

塗装工事を行なう際には塗膜の厚みを一定にしたり、耐久性を持たせるために2回塗ることが必要となります。

縁切り

スレート屋根はスレート瓦を1枚1枚重ねる構造になっています。そのため、瓦と瓦の間に隙間があります。そのおかげで毛細管現象になどによって雨水が屋根の中に入り込むのを防ぎ、雨水などが溜まらないようになっています。

塗装をすると、この隙間を塗料で塞いでしまいます。そのためこの隙間を設けるために縁切りが必要です。縁切りは1枚ずつふさがっている箇所を剥がしていく作業ですので時間のかかる作業です。約25,000〜60,000円程度の費用が必要となります。

また縁切りではなく塗装の前にスレート瓦の間にタスペーサーという薄い専用器具を前もって挟んでおき、塗料によって隙間が塞がらないようにする施工方法もあります。この方法でも約30,000〜60,000円程度の費用が必要となります。

どちらの工法にしても、スレート瓦の間に隙間を保持することはとても重要です。この工種が見積もりに入っているかよく確認しましょう。

急勾配などの理由で、まれに必要ない場合もありますので、見積もりに来たリフォーム業者とよく相談しましょう。


スレート屋根の塗装は住宅の寿命を延ばす

スレート屋根で塗装をしないと、塗装が剥がれてきた部分から劣化していきます。新築から10年経つと、徐々に塗装の剥がれ、色焼けや色あせが目立つようになってくるでしょう。

この状態では防水性も落ちていますし、このまま放っておくと雨漏りのリスクが高まっていきます。

そうなる前に塗装をすればさらに10年近く寿命を延ばすことができます。さらに7,8年経過した頃には次の塗装を計画することが必要でしょう。このように塗装リフォームによって住宅の寿命を延ばしていくことができます。

屋根の悪い部分などは自分では確認しづらいものです。見積もりに来たリフォーム業者には屋根の写真を撮ってもらい、自分の目で悪いところを確認することをお勧めします。

工事完了後も遠慮なくリフォーム業者の担当者に仕上がり具合を写真に撮ってもらって確認しましょう。このようなことはトラブルを避けることにもつながります。

ではこのようなポイントを押さえて後悔しない塗装リフォームをしましょう。

スレート屋根塗装はDIYできるのか

スレート屋根が劣化してきたり、メンテナンス時期になった場合、DIYで塗装することは可能なのでしょうか?

近年DIYができるキットや塗料などが販売されており、屋根の塗装も不可能ではありません。ただ、スレート屋根にひび割れや剥がれなどが確認された場合はそれらを修復する必要があります。さらに塗装を行う前には、屋根に付着した埃やコケ、カビなどを高圧洗浄で綺麗に落とす必要があります。

また、通常屋根の塗装作業は、足場を設置して安定した状態で行うため、一般の人がハシゴを使用して塗装をすることは難しいと言えます。そして、高所での作業に慣れていない場合、転落などの恐れがあるため大変危険です。

その他にも不安定な足場で作業をすると、塗装の際にムラができるなどきちんと施工できない可能性があります。すると、仕上がりが美しくなかったり、塗料の効果が半減してしまう恐れがあります。

せっかく、DIYで塗装できたとしても仕上がりがきれいでなかったり、塗料の効果が発揮できなければ意味のない作業になってしまいます。

それどころか、中途半端に施工した後で失敗した場合は、結局業者に再塗装の依頼することになるためその分余計に費用もかかってしまうでしょう。

また、通常屋根の塗装時期や塗料の選定は、熟練した職人の判断が必要になるため、素人判断で選んだ塗料が必ずしもスレート屋根に適しているかどうかはわかりません。

少しでも長く屋根を良い状態に保つためには、塗料や環境などを万全にした状態で塗装に臨む必要があることから、屋根の塗装はリフォーム業者に依頼することをおすすめします。

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ここまで説明してきた屋根リフォームは、あくまで一例となっています。

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