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2018年12月27日更新

屋上に屋根を付ける際にかかる費用は?

住宅の屋上をリフォームして防水や日よけのための屋根を設置する場合、どのぐらいの費用がかかるのでしょうか?新しく屋根を設置する際に気をつけることと、屋根を設置することによるメリットとデメリット、リフォーム価格の相場についてご紹介します。

屋上に屋根を付けるとどんなメリットがある?

住宅に屋上がある場合、勾配のある屋根に比べ水はけが悪く、防水機能の劣化が雨漏りにつながりやすく定期的に防水工事を行わなければ、雨漏りが起こってしまうため、建物の寿命が短くなってしまいます。

屋上部分に新しく屋根を取り付けることで、頻繁な防水工事の必要がなくなり、屋根の再塗装と下地処理のみで対応することができるようになるため、工事にかかる費用を抑えることができるでしょう。

また、屋根を設置することで日よけの効果も得られるため、屋上部分の温度上昇が抑えられ、階下の部屋の夏場の室温上昇を防げるのもメリットです。

その他にも、大雨の際に天井から伝わる雨音の軽減にも効果的ですので、台風やゲリラ豪雨の際の雨音にお悩みの方は屋根の追加を考えてみてはいかがでしょうか?

屋上を屋根にリフォームした場合のデメリット

屋上を屋根に変更するリフォームを行った場合、工事の内容によっては今まで屋上に設置していたエアコン室外機などの設備を移動しなければいけません。

そのため、設備を移設する費用が追加でかかってしまいますし、使用している設備によっては移設ができず、設備そのものを交換する必要もあります。

また、屋上をガーデンスペースとして活用していた場合には、屋根を設置すると利用できなくなってしまうことにも注意しなければいけません。

屋上に屋根を付ける際にかかる費用は?

屋上に屋根を取り付ける工事の内容は?

既存の屋上に新しく屋根を取り付ける場合、まず屋上部分に土台を作り、垂木を固定して骨組みを作成していきます。

この時、土台は屋上の外壁などのコンクリート部分に専用のアンカーボルトで固定するため、強度的な問題はありません。

屋根の骨組みとなる垂木を設置したら、屋根の下地となる野地板を張り、断熱ボードを被せ、屋根材を固定すれば完成です。

屋根材にはある程度好みのものを使用することができますが、建物の耐荷重などを考えて、比較的軽量なガルバリウム鋼板製の屋根材が多く用いられています。

ガルバリウム鋼板製の屋根材には断熱効果のあるものも販売されていますので、室温の上昇をできるだけ抑えたいという方はこちらのタイプを選ぶと良いでしょう。

屋上をリフォームして屋根を取り付ける場合の費用

アンカーボルトや垂木、ガルバリウム鋼板を用いて既存の屋上に屋根を新しく取り付ける場合の価格は、約160万円です。

ただ、屋上の広さや取り付ける屋根の大きさ、使用する屋根材によって工事価格は変わってきますので、リフォームをお考えの方はまず見積もりを依頼すると良いでしょう。

また、木造住宅では屋上部分の耐荷重が足りず、場合によっては補強工事が必要となることがあるため、鉄筋コンクリート住宅に屋根を取り付ける場合より費用が高額になることもあります。

木造住宅に屋根を追加する場合には、建築士に強度計算と必要な工事について相談しておきましょう。

屋上の防水リフォームと屋根の新設ではどちらが便利?

近年は断熱防音効果のある高性能塗料なども開発されており、屋根を増設しなくても夏場の日よけや雨音の軽減ができるようになってきました。

屋上の防水工事や塗装を行う場合と、新しく屋根を取り付ける場合では、どちらの方が費用面、性能面で有利なのでしょうか?

屋上の防水工事および塗装が便利なポイント

屋上に防水工事を施した上で遮熱防音塗料を塗布した場合のメリットは、なんといっても追加で屋根を設置しないことによる重量問題が無いということです。

重量の問題を気にする必要が無いため、木造住宅でも安心して施工できますし、強度を高めるために補強工事を行う必要もありません。

費用については、60平米の屋上に樹脂シートを用いた防水工事を施した場合、相場は約40万円、塗装は1平米あたり約5,000円が相場で、60平米なら費用は約30万円となります。

屋上に屋根を付ける際にかかる費用は?

屋根を取り付けるリフォームが有利なポイント

屋根を取り付ける場合のメリットは、防水工事と塗装に比べて断熱性、防音性のどちらの面も優れていることです。

断熱、防音塗料でもある程度効果はあるのですが、屋根材を使用する場合は断熱材だけではなく、物理的に天井と屋根の間に空間を作ることができるため、熱や音の伝達を防ぐことができます。

そのため、塗装で対応する場合に比べて高い性能が得られ、より快適な暮らしを実現することができるでしょう。

また、屋根と屋上部分の二段階で防水することができるので、もし屋根が雨漏りを起こしても、屋上のみの場合に比べて長期間建物を守ることができるのもメリットです。

どちらの工事にもメリットとデメリットがありますので、お住まいの状態や目的に合わせて選ぶといいでしょう。

屋根リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた屋根リフォームは、あくまで一例となっています。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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