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2018年12月28日更新

屋根に庭?草屋根にリフォームする費用をご紹介します!

屋根に芝生や草を乗せた草屋根は、屋根にあたる日光を和らげることで夏場の日差しから室温の上昇を防ぎ、冬場は冷気が室内に伝わるのを防いでくれます。草屋根の特徴とリフォームで自宅の屋根を草屋根に変更する場合の注意点や費用について見てみましょう。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

草屋根とはどのようなものなのか?

屋根に庭?草屋根にリフォームする費用をご紹介します!

草屋根とは、戸建て住宅やマンションなどの屋根、屋上部分に土を入れ、芝などを植えて作られる屋上緑化工事の一種です。

屋根におかれた土と植物によって高い断熱性を確保することができ、光熱費の削減に効果があると言われています。

屋根部分に土を乗せるため、リフォームで草屋根にする場合には屋根の勾配に注意する必要がありますが、形状についてはどのようなタイプでも対応可能です。

勾配については、約20度までなら問題なく設置でき、30度でも土留めや滑落防止などを施すことで施工することができます。

しかし、東北や北海道、北陸などの雪が多い地域については雪下ろし等の問題もあるため、傾斜等については十分な検討が必要です。

草屋根へのリフォーム費用はどれぐらい?

草屋根へのリフォームでは、まず屋根材を撤去して下地を作って行きます。

50平方メートルの屋根を草屋根へリフォームする場合、足場の設置と屋根材の撤去および下地処理が約25万円。

下地処理後、雨漏りを防ぐための防水層と、根が建物に入り込まないようにする耐根層を設置しますが、こちらの費用は合計で約6万円が相場です。

下地づくりが全て完了したら芝生を植え付ける植栽基盤と水をバランス良く全体に届けるための配水層を設置し、隙間を目土で埋め、滑落防止処理等を実施していきます。

これらの工事の費用については、配水層が約10万円、植栽基盤が約55万円、滑落防止処理については約7万円が相場です。

植栽基盤の設置等が終わったら高麗芝などの芝を植えて完成となります。

芝の価格は使用する品種にもよりますが、50平方メートルなら約5万円が相場です。

費用は足場等の準備から芝生の植え付けまでで約110万円、これに芝生への水やり設備の設置費用が追加で約15万円かかりますので、合計で約125万円が目安となります。

草屋根へのリフォームには補助金が受けられる?

一部の自治体などでは、屋上や屋根の緑化に関して補助金を受けることができます。

補助金額は自治体にもよりますが、屋根緑化なら費用の約1割程度をまかなうことができるため、草屋根へのリフォームをお考えの方はできるだけ補助を申請しておくと良いでしょう。

助成、補助制度を利用する場合の流れについては、まず役所の担当部署に相談を行い、事前調査等の上で書類による申請を行います。

この申請については、工事前に申請を行い、交付が決定していないと助成金を受けることができなくなりますので、必ず工事着工前に相談および調査、申請を行っておきましょう。

交付が認められたらリフォーム工事を行い、工事終了後完了報告を実施すると職員による現地調査が行われ、この現地調査で問題がないと認められれば実際に助成金が交付されることになります。

どの自治体でも基本的な流れはほとんど同じですが、金額や予算、工事内容の制限などに違いがあるため、草屋根へのリフォームをお考えの方はまず役所の担当部署を調べ、制度を利用することができるか相談しておきましょう。


草屋根のメンテナンスはどれぐらいの費用がかかる?

屋根に庭?草屋根にリフォームする費用をご紹介します!

草屋根は瓦屋根などと違い、生きている植物を利用した屋根材ですので、定期的なメンテナンスが欠かせません。

定期的な水やり、芝刈り、雨などによって流れた目土の補充などの作作業については、どの程度の費用がかかるのでしょうか?

一年間でのランニングコストについては、水やりに使う水道代が約2万円、芝刈りや目土の補充については業者に依頼した場合約5万円が目安となります。

水道代については雨水の貯蔵システムを作ることで比較的安価に抑えることもできるため、水道代を抑えたいという方は草屋根にリフォームする際に雨水の貯蔵システムも導入しておくと良いでしょう。

雨水の貯蔵システムについては、規模にもよりますが約5万円で設置可能です。

芝刈りについては自分でメンテナンスを行うこともできますが、滑落等の危険もあるため、安全性を考えて業者に施工を依頼した方が良いでしょう。

草屋根へのリフォームをDIYで行うことはできる?

屋根のリフォームをDIYで行うことはできるのでしょうか?

草屋根は基本的に下地の防水をシート等でしっかり行い、植栽基盤および耐根層の処理と土砂の滑落防止処理さえできればDIYでリフォームすることは可能です。

しかし、メンテナンスと同様に高所作業となるため、作業者の滑落等の危険がついて回りますし、防水処理が不十分な場合建物そのものに大きなダメージを与えてしまう可能性もあります。

また、芝が根付くまでは強い雨が降ると土砂が流れ落ちてしまい、作業のやり直しなどが必要となる場合もありますので、できる限りプロに施工を依頼した方が将来的な問題を防ぐことができるでしょう。

DIYでの施工は費用が抑えられ、趣味としても楽しいものですが、屋根については事故などのトラブルが起こりやすい部位ですので、個人での施工はあまりおすすめできません。

手入れを怠った草屋根は見た目も悪いだけでなく建物全体に悪影響を与えます。

日頃の水撒き以外に最低でも年に2回程度の定期契約で専門家に依頼することをお勧めします。

屋根リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた屋根リフォームは、あくまで一例となっています。

正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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