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2018年12月28日更新

太陽熱温水器を設置するときの注意点、メリット・デメリットを紹介!

太陽熱温水器を設置する際にはどのような点に注意が必要なのでしょうか?太陽熱温水器の特徴とメリットやデメリット、設置の際に注意するポイント、設置費用の他に、気になるランニングコストについてもご紹介していきます。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

太陽熱温水器とはどのような設備なのか?

太陽熱温水器を設置するときの注意点、メリット・デメリットを紹介!

太陽熱温水器とは、日光を利用して温水を作る設備です。

太陽光を利用した家庭用設備には太陽光発電システムなどもありますが、太陽熱温水器は日光の熱でそのままお湯を沸かすため、熱効率が良く、シンプルな設備で利用することができます。

ソーラーパネルを用いた太陽光発電システムと違い、太陽熱温水器本体と水道配管のみの構造となっているため、電気工事や付帯設備の設置が必要ない点もメリットです。

一時期、悪質な訪問販売業者などの悪影響で普及が止まりましたが、製品自体の性能は確立され、太陽光発電(熱効率約20%)よりはるかに効率の良い再生エネルギー装置(熱効率約50%以上)となっています。

また、太陽熱温水器は自治体などが行っているエコリフォーム助成金の対象となっているため、施工費用の一部が助成され、比較的安価に設置することができます。

太陽熱温水器はガスや電気を使わず、温暖化ガスを一切排出しないエコな給湯システムですので、環境負荷をできるだけ抑えたいという方におすすめです。

太陽熱温水器を設置する際に注意することは?

太陽熱温水器はエコでランニングコストもほとんどかからない優れた給湯設備ではありますが、設置や運用に関してはいくつかのデメリットもあります。

ひとつめのデメリットは、太陽光を利用した設備のため、日当たりが悪い地域や日照時間が短い地域では十分な効果を発揮することができないことです。

同様に天候でも給湯能力が左右され、雨や曇りが続いた場合には十分なお湯を作ることができません。

しかし、冬期の山間部など、1日の日照時間が4時間程度しかない地域でも浴槽に約40度のお湯を溜める程度の給湯能力は発揮できますので、浴室での利用のみを考えるなら十分と言えます。

ふたつめのデメリットは、設置についてです。

太陽熱温水器は、屋根に設置した黒い集熱器に日光を当てることでお湯を沸かす仕組みとなっているため、製品によっては本体に貯湯タンクが付属しています。

そのため、満水時の重量は軽量なものでも約300kg以上と重く、屋根の強度次第では追加で補強工事が必要です。

また、屋根の向きによっては太陽と温水器の角度が合わないといったこともありますので、この場合には太陽熱温水器を載せる架台での調整を行わなければなりません。

設置角度については施工の際にある程度自由に調整を行うことができますので、お住まいの地域の事情に詳しい施工業者に工事を依頼すると良いでしょう。

太陽熱温水器にはどのような種類があるのか?

太陽熱温水器を設置するときの注意点、メリット・デメリットを紹介!

太陽熱温水器は本体内部に水を流しながら太陽熱によってお湯を作る設備ですが、製品によって循環方式や貯湯箇所に違いがあります。

循環方式については、水の温度差による比重の変化を利用した「自然循環式」と、ポンプを利用して循環させる「強制循環式」との2種類です。

自然循環式については、水の温度差を利用しているため、タンクが必ず本体と隣接していなければなりません。

また、タンクから蛇口まで重力を利用して流す形式となっていますので、設置箇所によっては十分な水圧が確保できず、シャワーでの利用が難しいというデメリットもあります。

水圧については水道に直結できるタイプの製品も用意されていますので、自然循環式でも十分な水圧を確保したいという方はこのタイプの製品を選ぶと良いでしょう。

強制循環式の場合は、水をポンプで循環させることができるため、タンク位置に制限がなく本体を屋根上、タンクを庭にといった設置方法も可能です。

水圧についてもポンプで加圧して送り出されますので、十分なお湯の勢いを確保することができるでしょう。

しかし、強制循環式はタンク位置が自由な代わりに電気工事が必要となりますので、ランニングコストや施工費用は自然循環式よりややかかる点には注意してください。


太陽光温水器の設置にかかる費用は?

先ず業者との打ち合わせの際、オールシーズン24時間の給湯規模を考えるより年間を通じて必要量の平均値程度を賄い、不足の時はガスや電気を併用することを前提に設備規模を検討することをお勧めします。

太陽熱温水器を設置する場合の費用は、デザインや循環形式、湯量等によって変わります。

シンプルな自然循環式を設置する場合、本体価格が約10万円、工事費用は約5万円が相場です。

薄型パネルを利用したデザイン性の良い製品の場合はもう少し価格が高くなり、本体価格が約20万円、水道直結タイプの場合も約20万円が目安となります。

タンクと本体が別々になっている強制循環式の場合については、本体価格が約40万円から、工事費用は約8万円からが相場です。

また、太陽熱温水器の設置を行う際に角度を調整するための架台を設置する場合や、補強工事を行う場合については追加で工事費用がかかりますので、まずはリフォーム会社等に現地調査の上で見積りを依頼すると良いでしょう。

太陽熱温水器のランニングコストについて

太陽熱温水器はランニングコストの安さがメリットですが、実際にはどの程度の費用がかかるのでしょうか?

シンプルな自然循環式の場合、配管の洗浄や確認等が約2年に1回必要となり、費用は約1万円が目安です。

補修については、配管からの水漏れならホースの交換が約2万円、ジョイント部分の交換なら約1万円となります。

強制循環式の場合はこれらの費用に追加でポンプを稼働させるための電気代が必要となりますが、ポンプだけなら消費電力は5W程度ですので、ほとんど電気代はかかりません。

その他にも、湯温を安定させるためにガス熱源が組み込まれているタイプの製品もありますが、ランニングコストについては使用する湯量および太陽熱で確保できる湯温によって変わるため、地域によってコストは変化します。

熱源のランニングコストについて詳しく知りたいという場合には、見積りの際に施工業者に相談してみると良いでしょう。

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