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2018年12月28日更新

監修記事

おすすめできるスレート屋根の種類は?

屋根のリフォーム工事をする際にはスレート屋根を選ぶ家庭が目立ちます。瓦屋根やガルバリウム鋼板屋根と比較して、スレート屋根の特徴やメリットはどんなところにあるのでしょうか。おすすめのスレート屋根の種類とともに説明します。

そもそもスレート屋根とは何なのか

瓦屋根のイメージはできてもスレート屋根と言われてもピンとこない人が多いのではないのでしょうか。

スレート屋根とは粘土板岩であるスレートを使用して作られた屋根です。カラーベストやコロニアルと呼ばれることもありますが、このふたつは商品名であり、スレート屋根の一種と言った方が正しいでしょう。

カラーベストやコロニアルを屋根に使用すると西洋風に仕上がるのでおしゃれと評判で、人気も高まっています。

おすすめできるスレート屋根の種類は?

スレート屋根の種類が知りたい

一言でスレート屋根とは言っても、さまざまな種類があります。どのように違うのか種類別に説明します。

天然スレート

スレート屋根の種類の中でも最も高級と言われているのが、天然スレートです。天然石を使っているため高価になりやすく、日本ではあまり使用されていません。重厚感があり、高級感を求める家庭におすすめです。

人工スレートに属するスレート屋根

天然石を使用した天然スレートの対照として、人の手によってつくられた人工スレートがあります。使用する素材によって、特徴は異なるのでそれぞれ紹介します。

石綿スレート屋根

アスベストと呼ばれる石綿とセメントをミックスして作られた石綿スレートはかつて一般的でしたが、アスベストが人体に有害と認定されたことから2004年以降は使用が禁止されています。

2004年以前に建てられた住宅が石綿スレート屋根である場合、リフォーム工事をする際には廃棄物処理法に則った対策をしなければならないため、メンテナンス費用がかさむことがあります。

無石綿スレート屋根

石綿スレート屋根のように石綿は使用せず、代わりにパルプやビニロンを混ぜてつくられたスレート屋根です。アスベストの使用が禁止された現在、この無石綿スレート屋根を採用する家庭が多いのでおすすめできます。

セメントスレート屋根

施工時に無石綿スレート屋根にもセメントが使われる場合がありますが、セメントスレート屋根はセメントの比重が非常に高いところが特徴です。

他の屋根と比較したときの特徴とメリット

現在の日本で使用されている屋根にはスレート屋根の他に、瓦とガルバリウム鋼板が目立ちます。それぞれと比較するとスレート屋根にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

瓦と比較したときのスレート屋根の特徴

日本家屋で使われることが多い瓦は耐久性や耐熱性が高く、メンテナンスの頻度が低いという理由で人気がありました。

スレート屋根は耐久性や耐火性の点では瓦屋根にやや劣りますが、価格は瓦屋根の半分程度で済むため大変リーズナブル。

西洋風の住宅が増えてきている現在の日本では、瓦よりもスレート屋根の方がしっくりくるという理由でスレート屋根を選ぶ人も多いのです。

カラーバリエーションが豊富で加工しやすいため、施工しやすいというメリットも見逃せません。

おすすめできるスレート屋根の種類は?

ガルバリウム鋼板と比較したときのスレート屋根の特徴

鋼板にアルミニウム・亜鉛・シリコンの合金でメッキしたガルバリウム鋼板は、軽量で加工がしやすいことでスレート屋根同様に人気があります。

経年劣化しにくいため、メンテナンスがさほど必要でない点や、施工が簡単という点もメリット。一般的にスレート屋根と比較してリーズナブルであることが多いです。

しかし耐熱性や遮音性はスレート屋根に比べると劣り、耐久性もやや低めです。リフォームするときにコロニアルやカラーベストと比較すると違いがよくわかります。

最終結論!おすすめできるスレート屋根の種類

現在選択できるスレート屋根の種類は天然、無石綿、セメントのいずれかであることがわかりました。

予算に余裕があり、住宅に高級感や自然の風合いを出したいのであれば断然天然スレートがおすすめ。日本ではあまり使用されていないため、希少価値があります。

反対にとにかくリーズナブルに済ませたいと考える家庭には無石綿スレートがおすすめ。商品数が多いことから値引きされやすく、デザインも豊富であるため、選択肢の幅が広がります。

無石綿スレートは天然石に比べると頑丈であるため、耐久性を重視する家庭にもおすすめです。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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