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2023年12月02日更新

監修記事

廊下の床材張替えリフォームの費用・価格の相場は?

廊下の床材を張替えることで、廊下の雰囲気を一気に変えることができます。高級感のある大理石にリフォームしてはいかがでしょうか。日々の掃除も格段に楽になるでしょう。今回は、廊下の床材張替えリフォームにかかる費用の相場について解説します。

壁紙やクロスの張替えリフォーム

廊下の壁紙やクロスを張替える際にかかる費用は、壁紙のグレードや範囲によって異なります。廊下の一部だけ張替えれば費用は安く済みます。あえて異なるデザインの壁紙を一部分に貼るのもオシャレです。

廊下のリフォーム費用・価格の相場は?

壁紙やクロスの張替えにかかる費用の相場は工賃込みで1平方メートルあたり約1000~1500円です。一般的な広さの廊下は約20~40平方メートルであるため、約2万~6万円が価格の相場になります。

廊下の壁紙やクロスを張替えることで、天井のデザインと合わなくなる場合があります。天井の壁紙も張替えることになれば、追加で約1万~2万円かかるでしょう。既存の壁紙やクロスを処分するのに廃材処分費がかかります。約1万~2万円が相場ですが、業者によって大きく変動します。

また、下地の補修が必要な場合は、別途料金が加算されます。補修は1カ所あたり約5000~1万円が費用の相場となっており、大きな損傷の場合は約3万~5万円かかることがあります。

クロスや壁紙の張替えリフォーム費用の相場はこちら

廊下の床のリフォームにかかる費用の相場

廊下の床板を張替えることで、大きく雰囲気を変えることができるでしょう。カーペットを貼る場合はフローリングを剥がす必要がないため、工賃を抑えることができます。カーペットの張替えリフォームにかかる費用の相場は、1平方メートルあたり約2000~4000円です。

廊下のリフォーム費用・価格の相場は?

クッションフロアへの張替えや、フローリングを新調する場合は既存の床板を剥がす必要があるため、工賃が比較的高くなります。また、下地に大きな破損がある場合は補修が必要になります。補修にかかる費用の相場は1カ所あたり約5000~1万円です。

1平方メートルあたりのフローリングの価格の相場は約4000~5000円、無垢フローリングは約5000~6000円です。クッションフロアの価格の相場は1平方メートルあたり約2500~4000円です。防音性が高いものは比較的価格が高くなります。

既存の床板を剥がす場合は、廃材処分費が約1万~2万円かかります。総費用によっては無料で回収してもらえる場合があります。

大理石の張替えにかかる費用の相場

廊下の床材を大理石に張替えリフォームする際にかかる費用の相場は、1平方メートルあたり約5,000~8,000円です。

大理石のグレードによっては1平方メートルあたり1万円を超えることもあります。

廊下は約7~10平方メートルが一般的な面積です。総費用の相場は約35,000~80,000円です。

廊下の床材張替えリフォームの費用・価格の相場は?

一般的に、床材撤去、下地補修、施工というような順でリフォーム工事をしていきます。

廊下の床材張替えリフォームの費用・価格の相場は?

下地の補修にかかる費用の相場は約5,000~1万円です。大きな損傷の場合は更に多くの費用がかかるでしょう。

フロアタイルへの張替えリフォームにかかる費用の相場

大理石はフロアタイルに分類されます。大理石以外の素材のフロアタイルへの張替えリフォームにかかる費用の相場は、約3,000~5,000円です。

小粒の石が集積されたようなデザインのフロアタイルのように、デザイン性が高いものになると価格も高くなります。

無垢フローリングは木の温もりを感じることができますが、湿気に弱いため管理に手間がかかります。

無垢フローリング調のフロアタイルであれば、管理が簡単である上に木の温もりを感じることができます。

そのようなものも比較的価格が高く、1平方メートルあたり約5,000~6,000円が相場になります。

大理石に張替えリフォームする費用の相場はこちら

コルク板への張替えリフォームにかかる費用の相場

廊下の床材をフローリングからコルク板に張替える場合、既存の床材を補修して張ることができる場合があります。

コルク板の価格の相場は1平方メートルあたり約3,000~4,000円です(別途諸経費・消費税)。

コルクの床に張替えリフォームする費用の詳細はこちら

廊下収納空間をつくる方法

廊下収納は一戸建てでもマンションでもつくることはできますが、床が薄くて床下収納をつくれない傾向にあるマンション住まいの家庭からの人気が特に高い傾向があります。

廊下収納をつくる方法には一体どのようなものがあるのでしょうか。

壁埋め込み収納または壁厚収納でスペースを確保

一般的にマンションの間仕切りの壁の厚さは7cm程度であることが多く、この壁の特徴を活かして、壁厚収納または壁埋め込み収納と呼ばれる方法で収納空間を作ることができます。

壁埋め込み収納をつくるリフォーム方法

取り付ける棚の厚みが7㎝程度であれば、空洞の壁面をくりぬいて下地を入れ、薄型の収納を埋め込むだけで完成します。

廊下に収納を作るリフォーム費用は?

しかし7cm程度の厚みではスリッパや薄い本程度しか収納できないため、もっと奥行きを取りたいと思う家庭も少なくはありません。

壁厚収納をつくるリフォーム方法

深い奥行きを確保するためには、壁を厚くリフォームする必要があります。この際に廊下側の壁を厚くしてしまうと廊下が狭くなってしまうので、必ず部屋側の壁を厚くしましょう。

部屋側の壁を厚くすることによって廊下収納の奥行きを深くとれるようになり、広々とした収納スペースを確保することができるでしょう。

ただし壁を厚くする工事が加わるため、費用がかさみます。

廊下収納のリフォームにかかる費用は?

廊下収納のリフォーム方法がわかったところで、実際にどの程度費用がかかるのか事例別に紹介します。

廊下の一部分に薄型の収納を取り付けるための費用

スリッパラックやちょっとした薄型の棚を取り付ける程度であれば、大がかりな工事の必要もなく棚や扉にもさほど費用がかかりません。

棚や扉などの材料費は約10万円、工事費用は約10~15万円であることが多く、総額約20万円程度が発生します。

もし棚のみの設置で扉が不要な場合は材料費を約7~8万円でおさえられます。

壁を厚くして奥行きのある棚を取り付けるための費用

壁を厚くリフォームするときには工事費用のみで約30万円、棚や扉などの材料費は約10万円程度が相場であり、合計約40万円かかる可能性が高いです。

床から天井までを収納空間にしたときにかかる費用

床から天井までびっしり収納棚を埋め込んだ場合、棚や扉などの材料費のみで約20~25万円必要です。施工範囲も広くなり、壁一面ともなると約30~35万円の工事費用が発生します。

廊下に収納を作るリフォーム費用は?

総額で約50~60万円が発生すると考えられるでしょう。

玄関収納と廊下収納を同時につくる方法

廊下とつながっていることが多い玄関を同時にリフォームすると統一感が出ます。また工事を一度に済ませられるので、格安に抑えられるというメリットもあります。

玄関収納の種類とそれぞれにかかる費用

玄関収納にはシンプルに下駄箱のみを取り換える方法と、シューズクロークをつくる大ががりな方法の二種類があります。

ウォークスルータイプのシューズクロークをつくると、玄関からも廊下からも入ることができるので、廊下収納として使用することも可能です。

前者は材料費に約2~8万円、工事・撤去費用に約2~3万円が発生し、後者は材料費に約3~8万円、工事・撤去費用に約12~17万円が発生することが多いです。

廊下のリフォームと合わせて行えば、必要な材料費は変わらなくとも大工の人工代金をまとめられれば、工事費用をいくらか値引きしてくれることがあります。

廊下リフォームの際使用する見積もりの種類

廊下 リフォーム 見積もり

廊下リフォームなどで行う見積りには、2つの種類があります。

見積り方法によって提示される内容にどのような違いがあるのかを見ていきましょう。

概算見積もり

「概算見積もり」とは、リフォームで行いたい内容を業者に伝え、通常の工事方法で特にトラブルなく施工できる場合にかかる費用を計算したものです。

リフォームの内容がわかれば作成することができるため、インターネット経由でも行うことができます。

リフォーム会社選びの際の相見積もりについても、この段階で行うのが一般的です。

正式見積もり

概算見積もりで費用面等に問題がなく、依頼を考えている状況で行うのが正式見積もりです。

正式見積もりでは、現場調査などを行って基本的なリフォーム工事以外にどのような作業が必要か、施工の際に注意しなければならないことはないか、駐車費用や養生費などが必要かどうかを確認します。

施工箇所によっては施工中に追加工事の必要性が判明する場合もあるのですが、基本的にはこの正式見積もりが、工事にかかる費用ということになるでしょう。

廊下リフォームでの見積もりから契約までの流れ

廊下リフォームを行う場合、見積りから契約までは以下のような流れで進みます。

1.Webサイト等で概算見積もりをする

リフォーム会社比較サイトなどを利用し、リフォーム会社に概算見積もりを依頼する。

2.複数業者への相談と現地視察

見積もりを申し込んだ業者と相談を行い、スケジュール等の調整を行って現地調査を実施する。

3.業者からのプランと相見積もりの提示

現地調査した結果を基に見積もりが作成され、依頼者に提示が行われる。

4.相見積もりの検討と施工業者の決定

提示された見積もりを比較検討し、プランに納得できる業者、満足できる業者を選んで施工業者を決定する。

5.業者と正式見積もりに向けて詳細打ち合わせ

決定した施工業者に連絡し、リフォームプランの詳細等を確認し、正式見積もりに向けての打ち合わせを行う。

6.正式見積もりの提示と確認

業者からリフォーム内容に合ったプランと費用の詳細が提示されたら、内容を確認し、問題がなければ契約へと進む。

疑問点等や修正点があった場合、問い合わせて修正を依頼する。

7.契約

リフォーム会社と工事契約を結び、工事を開始する。

見積もりについては、ほとんどの業者が無料でおこなっているため、現地調査、相談、見積もり作成を無料で行うことができるでしょう。

業者選びで迷ったときには、複数の業者に見積もりを依頼し、より良いプランを提示してくれたリフォーム会社を選ぶと良いでしょう。

廊下リフォームの見積もりをとる際のポイント

希望するリフォームの要点を書き出しておく

廊下のリフォームでは、経年劣化等の修繕やバリアフリー化、収納スペースの追加など、さまざまな工事の種類があるため、見積もりを依頼する際にはどのような工事を希望するかを書き出しておきましょう。

廊下単体のリフォームならあまり問題は起こらないのですが、複数のプランを組み合わせる場合、申込時に伝達を忘れてしまう可能性があります。

希望を書き出しておくことで伝達忘れによるトラブルが防げ、よりスムーズに見積もりを進めることができるでしょう。

最低ラインと優先順位を定める

廊下リフォームのプランを書き出す際には、工事の優先順位と最低でも行っておきたい工事を決めておきましょう。

複数の目的でリフォームを依頼した場合、どうしても工事費用が高くなってしまいますし、スペース等の問題で複数のプランを組み合わせることができないという場合もあります。

優先順位と最低ラインを決めておくことで、本当に必要な工事が抜け落ちる可能性を減らせ、費用や条件に合わせたプランを決めやすくなるでしょう。

相見積もりであることを業者に伝える

リフォーム会社に見積もりを依頼する際には、あらかじめ相見積もりを行うということを伝えておきます。

相見積もりと伝えておくことで、他社との競争が生まれるため、単体で見積りを行った場合に比べ、費用やプランの面で有利な条件の見積りが作られる可能性が高くなるでしょう。

もし、相見積もりに難色を示された場合については、条件面で他社との競争が難しいということが考えられるため、よほどその会社に依頼したいという場合以外は選択肢から外しても構わないでしょう。

提示された廊下リフォーム見積もりの見方

廊下 リフォーム 見積もり

提示された廊下リフォームの見積りは、どのように読んでいけば良いのでしょうか?

基本的な見積り書の形式で確認しておくべき点をご紹介します。

日付・押印

見積りが作られた日付と、担当者の名前、会社および担当印が押されている項目です。

この部分が不足していると、見積り内容が本当に知識を持った担当者が作成し、会社が認めて提出しているのかが判断できないため、必ずこれらの項目がきちんと記入・捺印されているか確認しておきましょう。

摘要・仕様

廊下のリフォーム工事で使用する建材の名称や商品の名前、メーカー名、型番、色などの使用について明記されている項目です。

相談の際に提示された建材と型番や色に違いがないか、メーカーが合っているかどうかを確認しておきましょう。

リフォーム工事では、問屋やメーカーが品切れしているなどの理由により、見積り時に決定した製品と違うものに変更しなければならない場合もあります。

このような場合には、リフォーム会社からあらかじめ変更する製品についての確認が行われますので、もし確認がなかった場合には何故変更したかを確認しておきましょう。

諸経費

廊下のリフォーム工事にかかる費用以外の費用、資材の輸送費や作業車の駐車料金などがこの項目です。

駐車料金については、指定した駐車場で1日あたりどれくらいかかるのかなどを確認しておき、金額に間違いがないか確かめておきましょう。

輸送費に関しては、必要な建材や設備の大きさによって用意しなければならないトラックの大きさが変わりますし、積み下ろしのためにクレーン等が必要となる場合もあります。

もし、輸送費が高く感じた場合には、リフォーム会社に問い合わせ、輸送費が記載された金額になる理由を確認しておきましょう。

単価・数量・工期

使用する建材の単価や数、工事にかかる時間等を記載した項目です。

建材の数量や工事費が一式で表記されている場合は、どの部分にどれくらい費用がかかっているのか判断することができないため、再作成を依頼して詳細に記述してもらいましょう。

廊下の床や壁部分の内装工事を行う場合には、現地調査の際に測定した面積と使用する建材の施工面積に違いがないかも確認しておきます。

金額

廊下リフォームにかかる合計の金額です。

消費税の計算や合計金額を計算し、総額が間違っていないか確かめておきます。

見積り書の有効期間

見積り書には有効期間が設定されており、もしこの期間を過ぎた場合には、見積り書を再作成する必要があります。

これは、工事の際に使用する建材や材料が時期によって価格変動する可能性があることなどが理由です。

特にリフォーム会社がセールを行っている場合などは、期間を過ぎると施工価格が高くなってしまうことが予想されるため、相見積もりをおこなって業者を比較する場合には、見積り書の有効期間内に選定を終わらせましょう。

廊下リフォームの見積もりを依頼する業者を探すには

廊下リフォームの見積りを業者に依頼する際には、リフォーム事業者等の団体に加盟しているか、希望するリフォームの実績はあるかをまず確認しておきましょう。

団体への加盟については、国土交通省が行っている「住宅リフォーム事業者団体登録制度」に加盟している団体に所属している業者かどうかを調べておきます。

リフォーム実績に関しては、実績がある業者なら施工中に何らかのトラブルが起きても経験をもとに対応できる可能性が高いですし、起こりやすい問題等にあらかじめ対処できることが理由です。

その他にも、見積りの際には必ず相見積もりをとって業者を比較するようにしましょう。

相見積もりの際には、電話等でリフォーム会社に連絡して申し込むのも良いのですが、個別に連絡するのは時間と手間がかかるため、インターネット上で運営されている無料一括見積もりサイト等を利用すると良いでしょう。

インターネット上にある無料一括見積もりサイトなら、少ない手間で複数の業者に見積もりを依頼することができます。

階段・廊下リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた階段・廊下リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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