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2023年12月01日更新

監修記事

タンクレストイレのメリットとデメリットやリフォーム費用を解説

お手入れしやすいスリムなデザインが人気を集め、今、トイレリフォームの定番となっているのがタンクレストイレです。しかし、既存のトイレの種類や、手洗い場の有無などによって工事費用が異なるため、条件毎にリフォーム費用相場を把握しておきましょう。

タンクレストイレは見た目がおしゃれで、タンクがないためすっきりとした印象のトイレです。

タンクがない分、トイレ内の空間に余裕が生まれ、収納スペースも生まれます。

このように魅力的な点が多いことから、タンクレストイレにリフォームしたい方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、タンクレストイレについてご紹介します。

タンクレストイレのメリットやデメリットもご紹介しますので、気になる方は、これらを踏まえてタンクレストイレのリフォームをぜひ検討してみて下さい。

タンクレストイレの魅力とは

タンクレストイレとは、後方に貯水タンクが無く、電気を使って水を流すトイレです。

すっきりとした見た目やお手入れのしやすさから、近年のトイレリフォームでは、多くの現場でタンクレストイレが採用されています。

タンクレストイレにリフォームする費用や価格は?

スリムでスタイリッシュな見た目

タンクレストイレの大きな特徴は、すっきりとしたスタイリッシュなデザインです。

タンクが無い分、トイレスペースを有効に使用できるため、和式トイレからのリフォームでも、既存のスペースに便器を収めることができます。

お手入れしやすいシンプル設計

タンクレストイレのスリム感は、お手入れの負担を軽減する効果も持っています。

フチ裏の奥行や、段差や隙間が非常に少ないため、お掃除の手間が大幅にカットできる点が、タンクレストイレの最大の魅力です。

タンクレストイレのメリット・デメリットに関するより詳しい記事はこちら

現在も主流はタンク式トイレ

タンクレスが人気ではありますが、住まいのトイレはそのほとんどがタンク式トイレではないでしょうか。そこで少しだけ、タンク式トイレのメリットもご紹介でぃておきます。

タンク式トイレのメリットとデメリットは?

近年、住宅設備メーカーからタンクレストイレも販売されるようになりましたが、今もなお多くの家でタンク式トイレが主流となっている背景にはそれなりの理由があります。

従来より多く利用されているタンク式トイレのメリットとデメリットを探っていきましょう。

断水時や停電時でも使用可能なタンク式トイレ

タンク式トイレは、タンクに溜めた水を流します。断水したとしても、お風呂の残り湯などをタンクに注ぐことで使用可能なことが最大のメリットでしょう。

従来のタンク式トイレは電力を使わずに、レバーをひねって流すタイプでしたが、近年発売されているトイレは電力を必要とします。しかし、停電対策もされ手動で水を流すことができるので問題ありません。

タンクレストイレにおいても、小さなタンクが内蔵されていたり緊急時対策がされている商品もありますが、タンク式トイレに比べれば溜めておける水量は少なく、緊急性についてはタンク式トイレに軍配が上がります。

高層階でも設置できるタンク式トイレ

タンクレストイレが設置できないような水圧の低いマンションの高層階や高台でも、タンク式トイレであれば設置ができることがメリットの一つです。

トイレは水流の勢いがないと、詰まりの原因となってしまいます。タンク式トイレならその心配もありません。

タンクレストイレリフォームの相場費用は

タンク式トイレからタンクレストイレに交換する場合の相場費用をご紹介します。

商品代

商品代は約20万円〜約40万円です。

商品には様々な種類があるため、価格に幅が出ます。

グレードの高いトイレを選ぶと、当然ですが価格は高くなってしまいます。

価格を見直す際には、グレードを下げることを検討しましょう。

工事代

既存のトイレが洋式の場合の工事費用は、約10万円〜約15万円です。

既存のトイレが和式の場合の工事費用は、約25万円〜約30万円です。

和式トイレからのリフォームの場合、段差をなくす工事が必要となるため価格が高くなります。

手洗い器新設

手洗い器を新設する場合の費用は、約10万円〜約20万円です。

なお、タンクレストイレには手洗いがついていません。

トイレ内に手洗いが必要な場合は、つけることを検討しましょう。

タンクレストイレのリフォーム事例

実際に、タンクレストイレにリフォームした事例をみると、完成後のイメージが想像できるはずです。

ここでは、タンクレストイレへのリフォーム事例を6つ紹介します。

省スペースを活用してリクシル「サティス」を設置した事例

リフォーム費用約23万円
工期約1日
建物戸建て
メーカー名リクシル
商品名サティス

リクシルのタンクレストイレ「サティス」にリフォームした事例です。こちらのトイレ空間は一般的な高さよりも天井が低く、限られたスペースとなっています。

高さのないタンクレストイレは奥行きも短いため、スペースの有効活用にも向いています。

店舗にTOTO「ネオレスト」を導入した事例

リフォーム費用約30万円
工期約1日
建物店舗
メーカー名TOTO
商品名ネオレストRH1

緩やかな曲線が特徴的なTOTOのネオレストRH1というタンクレストイレにリフォームした事例です。

こちらのトイレの便座にはフチがないため、掃除がしやすいという特徴もあります。

壁付けのスティックリモコンを選び、おしゃれなデザインのトイレ空間が仕上がりました。

内装リフォームと一緒にTOTO「ネオレスト」へリフォーム!

リフォーム費用約35万円
工期約1日
建物戸建て
メーカー名TOTO
商品名ネオレストRH1

タンク付きのトイレから、タンクレストイレに改修した事例です。

こちらのTOTOのネオレストは、水を電気分解して除菌成分を生成するため、汚れが付きにくいという特徴があります。

タンクレストイレは足元や床も掃除しやすいので、日々のお手入れが楽になるでしょう。

マンションのトイレをリクシル「サティス」に交換した事例

リフォーム費用約37万円
工期約1日
建物マンション
メーカー名リクシル
商品名サティス

マンションのタンク付きトイレをタンクレストイレに改修した事例です。

タンクの奥行きの分だけトイレを壁側に移動することができるため、トイレの空間が広くなりました。

従来は便座の横についていたリモコンも壁付けに変更し、すっきりとした見た目になっています。

飛散防止機能のついたリクシル「サティスG」にリフォームした事例

リフォーム費用約49万円
工期約1日
建物戸建て
メーカー名リクシル
商品名サティスGタイプ

こちらは、リクシルのタンクレストイレ、サティスGタイプに改修した事例です。

たまご型のエレガントなフォルムのトイレで、高級感を演出しています。

使用するときに泡が出て、男性が立って用を足すときの飛び散りや着水音を防ぐ「泡クッション」という機能がついています。

便座の色は個性的なブラックを選び、シックな空間に仕上がりました。

手洗い器を空間内に収めてTOTO「ネオレスト」にリフォーム

リフォーム費用約55万円
建物マンション
メーカー名TOTO
商品名ネオレスト

タンク付きトイレからタンクレストイレに改修し、手洗い器をつけた事例です。

タンクがなくなり奥行きも短くなったことから、手洗いの前のスペースが広くなりました。

ペーパーホルダーが手洗いと一体型になっているのですっきりとしたデザインです。

タンクレストイレリフォームの工事期間は

タンクレストイレリフォームの工期をご紹介します。

本体のみの入れ替えの場合は、約2時間〜約3時間で終了します。

タンク式トイレからタンクレストイレにする場合は、約半日〜約1日かかります。

また、和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合は、約3日かかります。

段差をなくす工事など工程が多いため、期間が長くなってしまいます。

既存のトイレによって、交換にかかる時間は異なります。

詳しい工期は、リフォーム業者に確認しておきましょう。

タンクレストイレの代表的なメーカー

タンクレストイレの代表的なメーカーをご紹介します。

LIXIL|サティスシリーズ

画像提供元:リクシル「サティス:Gタイプ」の商品紹介ページ

商品価格約29万円〜約77万円

水あかや汚物がつきにくい「アクアセラミック」や強力な水流の「パワーストリーム洗浄」により、汚れがつきにくく綺麗な状態を保つことができるでしょう。

電動お掃除リフトアップなどで掃除もしやすくなっています。

また、便座のふたが自動で開閉したり、立ち上がると自動的に便座を洗浄してくれたりする機能もあります。

さらに、ゆったり座れる便座や、流れるリラックスミュージックが、トイレにいる時間をリラックスタイムにしてくれるでしょう。

TOTO|ネオレストシリーズ

画像提供元:TOTO「ネオレストシリーズ」の商品紹介ページ

商品価格約33万円~

水から作られる「きれい除菌水」により、汚れの元となる菌を除菌。

ノズルや便座にも自動できれい除菌水をふきかけ、トイレを使用するたびに自動で除菌してくれます。

便器自体、汚れが落ちやすい作りになっていますが、「プレミスト」で汚れを防止し、ついた汚れは「トルネード洗浄」によりしっかりと落とします。

その他の特徴としては、ふちなし形状でお掃除がしやすいです。

Panasonic|アラウーノシリーズ

画像提供元:Panasonic「アラウーノシリーズ」の商品紹介ページ

商品価格約27万円~

たっぷりの細かい泡が水を流すたびに便器内をめぐり、しっかりお掃除してくれます。

また、ハネ、タレ、モレを防ぐ、トリプルガードもついているため、便座や便座の外を汚すことを気にすることなくトイレを使用できます。

さらに、「スゴピカ素材(有機ガラス系)」により、水アカ汚れがつきにくく、割れやヒビ、傷にも強くなっています。

汚れが入る隙間がない「スキマレスに」より、掃除がしやすいという点もうれしいポイントでしょう。

タンクレストイレのメリットは?

タンク式トイレと比較しながら、タンクレストイレのメリットを探してみましょう。

トイレの空間が広く見える

タンクレストイレのメリットは、タンクがない分、場所を取らないので、トイレを広々と使用できることでしょう。

トイレは限られたスペースなので、このメリットは大きいですね。

従来のタンク式トイレは、便器の背面にタンクがあるタイプと、隅付きタンクタイプがありますが、どちらも便器より高い位置に設置されているので圧迫感があります。

タンクレスなら見た目もすっきりとして、トイレ内の壁面も広く利用できるので、棚を取り付けたりインテリア性を重視することが可能です。

お掃除が簡単なタンクレストイレ

タンクがないとお掃除も楽です。

便器の後ろ側も手が届きやすく、拭き掃除も簡単にできるでしょう。

また、手洗い付きのタンクだと水が飛び跳ねることもありますが、タンクレスならその心配もありません。

節水効果がある

タンクレストイレは、タンク式トイレに比べて節水効果が高いです。

タンク式トイレは、タンクで貯めておいた水を重力で流しています。

それに対し、タンクレストイレは水道の圧力を利用して直接水を流しています。

よって、タンクレストイレは流すための水をタンクに貯める必要がないため、その分節水効果が高いといえるでしょう。

10年ほど前のトイレでは、一回の洗浄に必要な水の量は、約13Lでした。現在は、タンク式トイレは約1/3程度、さらにタンクレストイレなら、1/4まで節水できるタイプもあります。

10年前のトイレをタンクレストイレに交換すれば1年間で約15,000円程度節約できます。

※地域によって水道代が違うため節約できる金額は異なります。

掃除もお手入れも簡単で楽

タンクレストイレは、掃除などお手入れも簡単です。

従来型のトイレは便器・便座・タンクなどに分かれているため、継ぎ目の間に汚れが溜まりやすく掃除に手間がかかることがありました。

タンクレストイレは便器と便座が一体型で平らな形状をしているため、掃除が楽で手入れも簡単です。

連続して水を流すことができる

タンクレストイレは水道管直結式であるため、連続して水を流すことができるのも魅力です。

従来型のタンク付きトイレでは、タンクの中に水が溜まらなければ流すことができません。

タンクレストイレにすれば、水が溜まる時間を待たずに水を流せるので、時短にもなるでしょう。

高機能なバリエーションも豊富

タンクレストイレは、機能の選択肢が幅広いのも魅力です。

便座が電動でリフトアップして掃除を楽にする機能や脱臭機能が付いていることもあります。

また、音楽が流れる、明かりが灯るなど、機能のバリエーションが豊富であることが特徴です。

タンクレストイレのデメリットは?


ではタンクレスであるためのデメリットはあるでしょうか。

またその解決策についても触れてみます。

水圧によって設置できないことがある

タンク式のトイレはタンクに溜めた水を一気に流し、水流の勢いを利用して流しますが、タンクレストイレは、水道管から直接給水するので、水圧が弱いと設置が不可能な場合があります。

水圧が弱いと流れが充分でなくなり、トイレの詰まりの原因となってしまうからです。

最低必要水圧を満たしているか、リフォーム前に必ずチェックしましょう。

一般的には、マンションなどの高層階では水圧が低いためタンクレストイレは使用不可のようです。

停電時はバケツに水を溜めて使用

タンクレストイレは電気を使用して流します。

そのため停電のときにはタンクに水を溜めておけないため、バケツなどで水を用意するなど、タンク式に比べると少し手間がかかります。

最近のタンクレストイレには、緊急対策として手動レバーがあったり、一時的な小さなタンクを内蔵しているものもあります。

タンクレストイレには手洗いがつかない

タンクレストイレには、手洗いがつきません。

そのため、今までトイレ自体に手洗いがついていた場合は、少し面倒や不便に感じるかもしれません。

手洗い器をつけたい場合は、別途追加でつける必要があります。
その場合は、新たな給排水工事などが必要となり、費用がかかります。

別途手洗いをつけずに費用をおさえたい解決策としては、洗面所が近くにある場合は洗面所を利用するなどしてトイレ外で手洗いを済ませるようにすることです。

とはいえ、手洗い器には、カウンターや収納と一体型になったものなどもあり、トイレ空間を充実させるには検討してみるのもおすすめです。

便座(温水洗浄便座)の交換ができない

多くのタンクレストイレは、便器と便座が一体型で作られています。

そのため、温水洗浄便座だけを交換できません。

たとえば、温水洗浄便座部分だけが故障しても、便座のみを交換できません。

メーカーにメンテナンスを依頼する必要があります。

タンクレストイレとタンク付きトイレのどちらを選ぶべき?

リフォームする際に、タンクレストイレが良いのかタンク付きトイレが良いのかは、それぞれの状況によって異なります。

必ずしもタンクレストイレが良いというわけではありません。

ここでは、タンクレストイレとタンク付きトイレのどちらが向いているかを場面に分けて解説します。

家族構成が多い場合

家族が多い場合は、タンクレストイレがおすすめです。

家族の人数が多いご家庭では、朝の時間帯にトイレが混み合うこともあるでしょう。

タンクレストイレであれば連続して洗浄が可能であるため、続けてトイレを使用してもタンク内に水を溜める時間を待たなくて済むでしょう。

掃除の負担を減らしたい場合

掃除の負担を減らしたい場合は、タンクレストイレをおすすめします。

タンクレストイレは、従来型のタンク付きトイレと異なり、タンクと便器の溝などもなく掃除がしやすい形状です。

くわえて、メーカーによってはワンプッシュで便座が上がり、掃除の手間が省ける機能を備えているものもあります。

商品カタログなどに目を通し、機能を選ぶことをおすすめします。

初期費用を安く抑えたい場合

トイレの故障が原因でリフォームをする場合は、できるだけリフォーム費用を安くしたいと思う人もいるでしょう。

初期費用を安く抑えたい場合は、タンク付きトイレがおすすめです。

本体価格を比較すると、タンク付きトイレはタンクレストイレよりも本体価格は1~10万円ほど安いことが多いでしょう。

ランニングコストを安く抑えたい場合

ランニングコストを安く抑えたい場合は、タンクレストイレがおすすめです。

タンクレストイレは、従来型のトイレよりも使う水量が少なく、水道代を抑えられます。

トイレの空間を広く確保したい場合

トイレの空間を広く確保したい場合は、タンクレストイレが良いかもしれません。

タンクレストイレは、従来型のタンク付きトイレよりも一回り小さく設計されています。

しかし、タンクレストイレには手洗い器がないため、別に設置する必要があります。

手洗い器をトイレの内部に設置する場合は、トイレの幅が狭くなることもあるため注意が必要です。

タンクレストイレを選びトイレ本体を小さくして奥行きを取るか、手洗い器がタンク上部に付いているタンク付きトイレを選びトイレの幅を広く取るか、優先順位を決めて選択すると良いでしょう。

2階以上に設置する場合

2階以上にトイレを設置する場合は、タンク付きトイレをおすすめします。

タンクレストイレでは水道の水圧が足りなくなることもあるためです。

しかし、補助工具を使用すれば、水圧が足りない場合でもタンクレストイレを使用できる場合があります。

水圧に不安がある場合は、専門業者に現場をみてもらい、判断しましょう。

タンクレストイレ設置時の注意点

タンクレストイレを設置する際は、水圧条件や配管位置の確認を必ず行いましょう。

また、和式トイレからの交換リフォームでは、床工事や電源の新設など、付随工事が多く発生します。

高所では水圧条件が合わない事がある

電気の力だけで洗浄するタンクレストイレは、水圧が低くなりがちな高層階では、使用が制限されることがあります。

必ず設置時の水圧条件を確認し、必要に応じて水圧強化部材も購入しなくてはなりません。

壁排水と床排水の大きな違い

手洗い付きのトイレと同様に、タンクレストイレも排水位置に制限を受けます。

壁排水は壁の排水管とトイレが繋がっており、床排水はトイレの本体が床の内部で排水管と繋がっているため、目視で確認しておきましょう。

タンクレストイレにリフォームする費用や価格は?

和式トイレは工事が大規模

段差の上に便器が設置されている和式トイレの場合、床の段差解消工事を伴うため、工事の規模と費用は大きくなります。

また、タンクレストイレがトイレ内に入りきらないこともあるため、必ず寸法をチェックしましょう。

タンクレストイレの設置工事費用一覧

工事費用は、トイレリフォームの総費用を左右すると言っても過言ではありません。

和式・洋式の違いだけでなく、手洗い場やアクセサリーパーツの有無も、リフォームの総費用を左右します。

和式と洋式で異なる工事費用

既存のトイレが和式か洋式かによって、タンクレストイレへのリフォーム工事費用は異なります。

特に和式の場合、洋式トイレが入る広さの確保や、電源の新設、段差の解消など、大規模な工事を伴います。

洋式トイレの工事費用内訳

・既存トイレ解体処分費用:約3万円
・トイレ設置費用:約5万円
・配管費用:約3万円
・電気工事費用:約1万5000円
合計:約12万5000円

和式トイレの工事費用内訳

・既存トイレ解体処分費用:約2万円
・段差解消工事費用:約6万円
・壁工事費用:約6万円
・トイレ設置費用:約5万円
・配管費用:約3万~5万円
・電気工事費用:約1万5000~4万円
合計:約23万5000~28万円

トイレの手洗い場新設費用

・部材代(カウンターや洗面ボウルなど):約6~10万円
・設置費用:約2万~5万円
・配管工事費用:約1万5000~3万円
合計:約9万5000~18万円

トイレの手洗い器取り付け費用に関するより詳しい記事はこちら

アクセサリーパーツの設置費用

タオル掛けやロールホルダーなど、小さな部材でも全て揃えると、約1~5万円の追加費用が生じます。

まだ使える既存のパーツや、ホームセンターで購入できるパーツなどがあれば、業者と打ち合わせながら揃えてみましょう。

タンクレストイレのリフォーム費用合計

以上で求めた商品価格と工事費用それぞれの相場を元に、タンクレストイレのリフォーム費用合計を、4パターンご紹介します。

タンクレストイレにリフォームする費用や価格は?

洋式トイレで手洗い場を新設しない場合

・商品代:約22万2425円
・工事代:約12万5000円
合計:約34万7425円

和式トイレで手洗い場を新設しない場合

・商品代:約22万2425円
・工事代:約23万5000~28万円
合計:約45万7425~50万2425円

和式トイレで手洗い場の新設を伴う場合

・商品代:約22万2425円
・工事代:約33万0000~46万円
合計:約55万2425~68万2425円

和式トイレで手洗い場を新設し、アクセサリーパーツを追加する場合

・商品代:約22万2425円
・工事代:約33万0000~46万円
・アクセサリーパーツ追加費用:約1~5万円
合計:約56万2425~73万2425円

リフォーム現場と商品価格で異なる合計費用

上記の合計費用は、あくまでも目安の数値です。

設置場所に問題が何もなく、機能の少ない低価格のタンクレストイレであれば、リフォーム費用は約20万円前後に収まることもあります。

トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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