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2023年01月04日更新
シリコンで外壁塗装する価格や相場、人気の理由や特徴を徹底解説!
外壁塗装用の塗料と言えばシリコン塗料。耐久性の割に安い価格で人気ですが、メーカーや水性や油性などの違いによって単価や相場、性能が変わるため、少し解りづらいのが難点です。外壁リフォームでシリコンを使った場合の費用や違いについてお伝えします。
目次
シリコン塗料ってどんな塗料?
シリコン塗料とは、ケイ素が主体となったシリコン樹脂をアクリル塗料に混ぜたもので、アクリル塗装の一種です。
混ぜられたシリコン樹脂は、塗装後に塗膜表面へと浮き上がることで表面にシリコンの皮膜を作り、これにより高い耐久性と防汚性が実現しています。
外壁塗料でなぜシリコン塗料が人気なのか?
外壁塗装には多くの住宅でシリコン塗料が採用されており、塗装業者からシリコン塗料をすすめられるケースが多いです。
外壁塗装でシリコン塗料が人気の理由としては、耐用年数や価格などが総合的に見てバランスが良いからです。
耐候性・耐熱性・耐水性・内部結露やカビを防ぐ防湿性・防汚性などの機能面でもシリコン塗料は優れています。
また、シリコン塗料は外壁や屋根の塗装で採用されてきた歴史が比較的長いため、製品の多くはその品質が塗装業者からも信頼されています。
シリコン塗料の1液型と2液型の違いとは?
シリコン塗料には1液型と2液型があります。
1液型の塗料缶は1種類のみとなっており、そこに水やシンナーを入れて塗料を薄めて用います。
対して2液型の塗料缶は主材と硬化剤に分かれています。
塗装する直前に主材と硬化剤とを混ぜ合わせて、初めて塗料として使うことができるのです。
主材と硬化剤を混ぜ合わせた後は、こちらも水やシンナーを入れて薄めて使います。
1液型は価格が比較的安く、硬化剤を混ぜ合わせる必要がありません。
そして余ってもそのまま使えるというメリットがあります。
しかし2液型と比べて耐久性が低いというのが欠点です。
逆に2液型は耐久性が高く、硬化剤と混ぜる前なら1液型より長く保管することが可能です。
また、2液型は塗る直前に塗料を混ぜ合わせて作ることにより化学反応を起こし、高い密着性や塗膜性能を実現しています。
中には、金属部分に塗ることができるものもあります。
安く済ませたいのなら1液型、耐久性を重視するなら2液型を使うのが良いでしょう。
油性と水性の違いは?
シリコン塗料には水性塗料と油性塗料の2種類があり、それぞれに得意としている部分、不得意としている部分があります。
ただ、どちらが優れているというわけではありませんので、用途や住宅事情、環境などに合わせて選んでください。
水性塗料と油性塗料の特徴
水性塗料は臭いが少なく、保管が楽で価格も比較的安いというメリットがありますが、油性に比べて多少寿命が短い、下地を選ぶ、気温や気候によって施工できないことがあるなどのデメリットがあります。
(鉄部などの金属への塗装、低温時の塗装に制限があります)
油性塗料は耐久性が水性に比べて高く、気候などに左右されずに工事が行えることがメリットです。
しかし、揮発油を溶剤として利用しているため、臭いが強く、工事中は臭いを我慢しなければいけません。
そのため、住宅密集地などでは臭いによるクレームを防ぐため、水性のシリコン塗料が多く使われています。
水性と油性でどの程度価格が変わる?
水性塗料の方が比較的価格が安いと上で説明しましたが、実際の単価はどの程度違いがあるのでしょうか?
塗料そのもののメーカー価格で比較してみると、水性は16kgで約7,000円、油性は約10,000円が相場のようです。
メーカーによっては価格差がほぼ無い場合もあるため、実際に施工する際にはさほど価格差が無い可能性もあるでしょう。
シリコン塗料のメリットとデメリット
次にシリコン塗料のメリットとデメリットをご紹介します。
シリコン塗料のメリット
光沢が保たれやすい
シリコン塗料はツヤがあり光沢のある仕上がりになります。
また、その光沢を保持できため、長期間に渡って美しい塗膜を維持することできます。
防汚性、耐熱性が高い
シリコン塗料の塗膜は汚れを弾く性質があるため、汚れが付着しにくくなります。
また、シリコンの塗膜は約600℃の熱にも耐えることができます。
このように防汚性、耐熱性に優れているのがシリコン塗料の特徴です。
紫外線に強い
シリコン塗料は紫外線に強いのも特徴の一つです。
そのため、太陽の光を浴びやすい場所でも効果を十分に発揮できると言われています。
塗料の種類が豊富
シリコン塗料には、油性の溶剤系1液型、油性の溶剤系2液型、水性の1液型の3種類があります。
多く使用されているのは水性1液型ですが、高い効果を発揮するのは溶剤系2液型です。
それぞれに特徴があるため、費用や状況などから好みの塗料を選ぶことができます。
耐久年数が比較的長い
シリコン塗料は、ウレタン塗料やアクリル塗料などの他の塗料よりも耐久性にも優れており、約1.5倍の耐用年数があると言われています。
価格の割に耐久性が高くコストパフォーマンスが良い
シリコン塗料は耐久年数が比較的長い割に費用はあまり高額でないため、コストパフォーマンスが高い塗料と言えます。
塗料選びの際、それほど他の塗料にこだわりがない場合は、シリコン塗料を選ぶのがおすすめです。
普及率が高いため取り扱う業者が多い
シリコン塗料は多くの人に選ばれている塗料であるために取り扱う業者も多く、どこの外壁塗装業者でも施工できる塗料だと言えるでしょう。
シリコン塗料のデメリット
耐候性が低い
シリコン塗料によってはシリコン含有率が低いため耐候性が低くなる可能性があります。
そのため、シリコン塗料を選ぶ際はシリコン含有率が高い塗料を選ぶことが重要です。
重ね塗りに向かない
シリコン塗料の塗膜は、表面が固くなり他の塗料が密着しにくくなります。
そのため、重ね塗りをする際、熟練した職人の判断で適切な処置をする必要があります。
シリコン塗料の重ね塗りを依頼する際は、シリコン塗料の実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。
ひび割れしやすい
先程シリコン塗料は表面が固くなりやすいとご説明しましたが、その固さゆえ、ひび割れしやすいというデメリットがあります。
特に10年程度経過すると劣化しやすくなると言われています。
扱いが難しくDIYには向かない
粘度が低く扱い方が難しいため、DIYには向かない塗料です。
シリコン塗料での施工を希望する場合は、専門の業者に依頼しましょう。
シリコン塗料とラジカル塗料の違いとは?
ラジカル塗料のラジカルとは、酸素や紫外線、水などが顔料と接触することで発生する劣化因子をいいます。
そして、ラジカル塗料とはラジカルの発生を可能な限り抑える効果があり、長期間塗膜の劣化を防ぐ塗料のことです。
ラジカルは塗料の主成分となる樹脂の名前ではなく、ラジカル塗料のベースとなるのはあくまでアクリル樹脂系塗料やシリコン樹脂系塗料などの従来の塗料です。
ラジカル塗料は価格が安く、高性能であることが特徴です。
高性能になってもベースは一般的な塗料と変わらないため、価格は大きく変わりません。
また、ラジカル塗料は耐久性が高いため、紫外線や雨風に当たっても劣化するスピードが遅いのでチョーキングが発生しにくいという特徴があります。
さらに、汚れが付着しにくいというメリットもあります。
ただし、ラジカル塗料は発売から数年しか経っておらず、知名度はまだ低いのが実情です。
業者にラジカル塗料を使用して欲しいと頼んでも断られてしまうかもしれません。
現在もっとも普及しているのはシリコン塗料ですが、ラジカル塗料の方が優れている点も多く、費用もラジカル塗料の方が安価です。
シリコン塗料と他の塗料との比較
次に、シリコン塗料だけでなく、その他にも外壁塗装時に用られるアクリル塗料、ウレタン塗料、無機塗料、フッ素塗料についてご紹介します。
【シリコン塗料】
・特徴:価格と耐用年数のバランスが良い。最も主流の塗料。
・単価相場(1平方メートルあたり):約2,300円〜約3,000円
・耐久年数:約10年〜約15年
【アクリル塗料】
・特徴:塗料の中で1番安価。耐用年数は短い。
・単価相場(1平方メートルあたり):約1,400円〜約1,600円
・耐久年数:約5年〜約7年
【ウレタン塗料】
・特徴:密着性が高く塗装の剥がれなどに有効。価格も比較的安価。
・単価相場(1平方メートルあたり):約1,700円〜約2,200円
・耐久年数:約8年〜約10年
【無機塗料】
・特徴:耐候性に優れて不燃焼効果がある。価格は高い。
・単価相場(1平方メートルあたり):約4,500円〜約5,500円
・耐久年数:約20年〜約25年
【フッ素塗料】
・特徴:耐用年数が長いため、塗装しずらい場所や大きな住宅に有効。
・単価相場(1平方メートルあたり):約3,800円〜約4,800円
・耐久年数:約15年〜約20年
シリコン塗料が適している場合とは?
さまざまな種類の塗料がある中で、シリコン塗料が適しているのはどのような場合なのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
リフォームなどのコストパフォーマンスを重視する場合
シリコン塗料は比較的安価な価格の割に耐久年数が長いことから、コストパフォーマンスに優れた塗料です。
そのため、価格はおさえて耐久年数はできる限り長持ちする塗料を選びたい場合に適しています。
光沢感のある外壁にしたい場合
シリコン塗料は光沢のある塗膜が特徴です。
そのため、家の外壁に光沢感やツヤを持たせたい場合にも有効でしょう。
また、外壁材がサイディングの場合は、ツヤがあることで凹凸のあるデザインをより強調することも可能です。
メンテナンスの手間を少しでも省きたい場合
価格が安価な塗料の場合、施工費用は安くなりますがその分耐用年数が低いため、こまめなメンテナンスが必要になります。
しかし、シリコン塗料の場合は耐用年数が比較的長いため、次の塗装までの期間が長くなり、長期的な目で見た場合にメンテナンスにかかるコストや手間を少しでも省くことができるでしょう。
シリコン塗料を使用する際の注意点
コストパフォーマンスが高く外壁塗装時にもっとも選ばれているシリコン塗料ですが、シリコン塗料を使用する際はどのようなことに注意すればいいのでしょうか。
シリコン含有量を確認してから使用する
シリコン塗料は比較的耐久年数が長いのが特徴ですが、全てのシリコン塗料の耐久年数が同じというわけではありません。
一部のグレードが低い安価なシリコン塗料の場合、一般的なシリコン塗料の耐用年数の目安まで持たない可能性があります。
外壁塗装の見積もりを受け取った際に、一般的なシリコン塗料の費用相場よりも明らかに安価な場合、上記のようなグレードの低いシリコン塗料を使用しているケースも少なくありません。
特に単層弾性のシリコン塗料の場合は耐用年数は約7年程度と言われており、通常のシリコン塗料よりも耐用年数が大幅に短くなってしまいます。
あまりに安すぎる見積もりを提出する業者は、使用する塗料や施工方法などでトラブルが発生する可能性も否定できないため、著しく値段が安い見積もりには注意しましょう。
また、塗装業者を選ぶときは、インターネットのホームページで施工実績を見たり口コミなどを調べた上で選ぶと、安心して外壁塗装の依頼ができるでしょう。
耐用年数に注意する
外壁塗装をすると業者の保証がつくケースがあります。
塗装業者が行う保証は、約5年〜約7年が一般的です。
しかし、塗装業者によってはシリコン塗料の保証を10年とする所もあります。
「保証は長い方が良いのでは?」と思う方も多いと思いますが、必ずしも保証期間が長ければ良いというわけではなく、保証の内容が大切です。
長い保証期間でも色あせなどの経年劣化は保証外となっている場合などもあります。
また、長い保証期間中に施工業者が倒産してしまい保証を受けられなかったというケースもあります。
そのため、保証のある業者と契約する場合は、保証内容についてもしっかり確認した上で契約するようにしましょう。
外壁塗装をシリコンで行う際の相場は?
外装リフォームの際にシリコン塗料を用いて外壁塗装を行う場合の費用は、平米あたり油性が約2,200円、水性は1,900円が相場のようです。
ただ、これはあくまで相場ですので、工事業者によっては同額で施工を行っている場合もあります。
また、使用する塗料によっても多少価格差があり、高性能なセラミックシリコンなどを使った塗料の場合は一般的なシリコン塗料に比べて単価が約二倍、約11,000円前後です。
シリコン塗装の耐久性は概ね10年から15年と通常のアクリル塗装の1.5倍程度の寿命がありますが、使われているシリコン樹脂の性質や品質によってこの耐久性は大きく変わります。
どのメーカーのどの製品が良いか、依頼の際にはしっかり確認しておきましょう。
シリコン樹脂塗料は製品によって全く違う
シリコン樹脂は外装用、外壁用、屋根用として広く用いられていますが、塗料にシリコン系の樹脂が使われていると言うだけで、実際のところ、製品によって品質や特性に違いがあります。
別製品としてはアサヒペンの水性シリコンアクリル外壁用という製品の場合、こちらはセラミックが配合されていないため、セラミシリコンに比べて耐久性にはやや劣りますが、価格面では半額に近いものとなっています。
どちらもシリコン皮膜が塗膜表面に作られるため、防汚性は近いものがありますし、防カビ剤や紫外線劣化防止剤も配合されているため、通常より劣化が少ないのです。
ただ、耐用年数の面で違いがあるため、自宅の外壁に利用する場合は価格を取るか、メンテナンス周期の長さをとるかで選ぶと良いでしょう。
その他の外壁用塗料との価格の違いは?
外装リフォームではシリコン塗料以外にもアクリルやウレタン、フッ素などの塗料がよく用いられていますが、費用面や性能面でどの程度価格に違いがあるのでしょうか?
まず、シリコン塗料ですが、先ほどご紹介したとおり、価格は平米あたり約3,000円からになります。
アクリル塗料の場合は、シリコンより安く、約1,000円が相場です。
ウレタンの場合はアクリルより高く、約2,000円。
フッ素はセラミック系素材を用いているため単価は高めで、約4,500円からです。
こう見るとシリコンは外装用塗料の中でも中間ぐらいの価格帯になりますが、実際の耐久性で比べた場合、アクリル塗装では約6年、ウレタン塗装では約10年、シリコン塗装で約12年、フッ素塗装が15年と言われています。
コストパフォーマンスで考えた場合、耐久性の高いシリコン塗装はメンテナンスの回数を減らせる上に施工費用も安価という優れた塗料です。
しかし、アクリル塗装やウレタン塗装は耐久性には劣りますが、費用が安価なため、自宅を塗り替えてイメージを変えたり、汚れが目立ちにくい色に変更したりといった変更が行いやすいという利点もあります。
塗装ごとの一年あたりの費用は?
耐久性で比べた場合、各塗料の一年あたりのコストはどの程度になるのでしょうか?
まず、アクリル塗装の場合、塗り替え費用は平米あたり約1,000円です。
耐用年数は6~8年ですから、6年で塗り替えたとして一年あたりのコストは約166円から。
ウレタン塗装は同じ計算だと、一年あたり約200円、シリコンも約200円、フッ素は約300円となります。
アクリル塗装が飛び抜けて安く見えますが、外壁塗装では足場代や洗浄費がかかるため、実際の費用はもう少し高くなります。
他の3種類は意外と差が少なかったのですが、ここまで単価の差が少ないと、塗り替え工事に必要な工賃の差が大きくなるでしょう。
20年間で必要な費用を比較してみよう
塗装以外の費用については、足場の設置が平米で約800円、洗浄が平米で250円かかりますので、実際に20年使った場合にこれらの費用も含めて計算してみます。
塗りの面積は100平米とした場合、アクリル塗装では3回程度塗り替えが必要です。
費用は塗装費が約100,000円、足場代が80,000円、洗浄費が25,000円。
これを3回なので三倍し、合計が約61万円となります。
ウレタン塗装では、2回半塗り替えが必要ですので、同様に計算した場合の費用は約61万円。
シリコンの場合は1回半程度となるため、約61万円です。
フッ素なら約72万円となりました。
これを見ると、フッ素以外の塗料ではほぼ同じコストになることが解ります。
フッ素は汚れにくく、工事の手間が要らないという利点がありますが、価格面で見るとやや割高です。
あくまで相場から簡単に計算しただけなので実際の工事費用は上下しますが、シリコンは他の3つに比べ、価格面で同等にもかかわらず、工事回数が少ないため、リフォーム費用がかからない塗装と言えるでしょう。
シリコン塗料で外壁塗装をした事例
色あせた外壁を一新 長寿命のシリコン塗装
リフォーム費用 | 約100万円〜約300万円 |
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工期 | 1か月程度 |
建物 | 戸建て |
リフォーム内容 | 屋根・外壁の塗装 |
経年劣化による色あせなどを塗装によって一新した事例です。
塗料には、耐久性に優れ、汚れにくい機能を持った低汚染性のものを使用しています。
低汚染性の塗料は、建物の美しさを維持することを目的に開発され、美しさを長期間保つことができる性能を備えています。
新居と見間違えるほどキレイになった外壁のシリコン塗装
リフォーム費用 | 約100万円〜約300万円 |
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工期 | 1か月程度 |
建物 | 戸建て |
リフォーム内容 | 屋根・外壁の塗装 |
塗装を行い、新居のようにキレイになったリフォーム事例です。
シリコン塗料はカラーバリエーションに優れている点も魅力の一つですので、外壁塗装を行う際には、建物のイメージを一新するために今までとは違う色味を使用するのもおすすめです。
色を決める際には色見本などを使用しますが、なるべく大きめの色見本を太陽光の下などで確認するようにしましょう。
落ち着いた色 汚れの目立ちにくいシリコン塗装
リフォーム費用 | 約100万円〜約300万円 |
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工期 | 1か月程度 |
建物 | 戸建て |
リフォーム内容 | 屋根・外壁の塗装 |
建物の汚れを目立ちにくくするために、落ち着いた色味を使用して塗装を行った事例です。
塗料の色味によっても、汚れが目立ちやすいもの、目立ちにくいものがあります。
特に、白と黒は汚れが目立ちやすいです。
一方、グレーやベージュなどの色味は比較的汚れが目立ちにくい傾向にあります。
汚れが目立ちにくいとその分メンテナンスなどをする回数なども減るため、色を決める際にはそのような点も考慮して選ぶと良いでしょう。
外壁塗装用シリコン塗料のおすすめ商品とその特徴
エスケー化研
エスケー化研は外壁用の建築塗材に強く、建築仕上げ材におけるシェアは国内でトップを誇っています。
また、海外展開にも積極的なメーカーとして広く知られています。
エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」
商品名 | エスケープレミアムシリコン |
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平米あたりの単価 | 2200円/平方メートル |
特徴 | 低汚染性 ラジカル制御 防カビ 防藻性 |
耐候性、耐久性に優れているシリコン塗料です。
ラジカルコントロール技術によってシリコン樹脂を超えるハイレベルな耐候性を発揮しています。
塗料が長持ちするため、メンテナンスコストも抑えることが可能です。
エスケー化研「クリーンマイルドシリコン」
商品名 | クリーンマイルドシリコン |
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平米あたりの単価 | 2380円/平方メートル |
特徴 | 超低汚染性 防カビ 防藻性 透湿性 |
セラミック複合の特殊技術によって、従来にない超低汚染性を実現した塗料です。
耐久性にも優れ、内部結露もしにくいです。
また、塗料のにおいが少なく、作業環境の改善にも役立ちます。
日本ペイント
日本ペイントは、1881年に創業し日本で初めて塗料製造に成功したメーカーです。
塗料業界のパイオニアで、グローバル展開も積極的に行っています。
日本ペイントの売り上げの約半分は建築用塗料で、様々な材質や場所別のラインアップが豊富に揃っています。
日本ペイント「ニッペファインSi」
商品名 | ニッペファインSi |
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平米あたりの単価 | 3250円〜3910円/平方メートル |
特徴 | 高耐候性 ひび割れ追従性 |
耐候性が高く、作業もしやすい塗料です。色々な用途に使用することができます。
においもマイルドで、鉛などの重金属やホルムアルデヒドなども配合していないため、環境にも優しいのが特徴です。
日本ペイント「水性シリコンセラUV」
商品名 | 水性シリコンセラUV |
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平米あたりの単価 | 4110円〜6450円/平方メートル |
特徴 | 高耐候性 低汚染 防藻 防カビ |
外壁の劣化を抑え、高い耐久性を発揮する塗料です。
低汚染性にも優れているため、塗装面を長期間美しく保つことができます。
また、下塗りから上塗りまで水性塗料での施工が可能なため、取り扱いが安全で、においもマイルドです。
関西ペイント
関西ペイントは1981年に創業された塗料メーカーで、日本ペイント、エスケー化研と並んで日本三大塗料メーカーと呼ばれている会社の一つになります。
多種多様な塗料を扱っているのが特徴で、建築用塗料の他にも自動車用・家庭用・工業用・船舶用など幅広い分野の塗料を開発しています。
関西ペイント「シリコンテックス」
商品名 | シリコンテックス |
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特徴 | 高耐候性 防カビ 防藻性 透湿性 低汚染性 防水性 |
ガラスやセラミックなどに含まれている強靭な構造をもち、耐候性に優れている塗料です。
大型物件から戸建住宅まで幅広い用途に使用することができます。
カラーバリエーションが豊富な点もこの塗料の魅力の一つです。
関西ペイント「セラMシリコンⅢ」
商品名 | セラMシリコンⅢ |
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特徴 | 低汚染性 耐候性 防カビ 防藻性 |
セラミック変性樹脂によって、優れた耐候性と低汚染性を実現している塗料です。
付着した汚れと塗膜の間に雨水が入り込み、汚れを洗い流すことで、美しい外観を長期に渡って保つことができます。
アステックペイントジャパン
アステックペイントは、日本より紫外線が約3倍〜約5倍強いオーストラリアでトップのシェアを誇る外装建築用塗料メーカーです。
アステックペイントでは仲介業者を通さずに各塗装店に直接販売する直販体制を塗装業界で初めて採用しています。
その結果、質の高い塗料を低価格で提供できるようになっています。
アステックペイント「シリコンREVO1000」
商品名 | シリコンREVO1000 |
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特徴 | 耐候性 低汚染性 遮熱性 |
劣化に強いシリコン成分が一般的なシリコン塗料の約3倍含まれていることにより、高い耐候性を実現しています。
また、遮熱性にも優れ、高い日射反射率で室内の温度上昇を抑え、生活環境を快適に保つことができます。
アステックペイント「スーパーラジカルシリコンGH」
商品名 | スーパーラジカルシリコンGH |
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特徴 | 耐候性 低汚染性 防カビ 防藻性 |
劣化の原因となるラジカルを捕捉するHALSが含まれていることによって、ラジカルによる塗膜の劣化を防ぎ、高い耐候性を実現している塗料です。
また、汚れが付きにくく落ちやすいため、メンテナンスにかかるコストも抑えることが可能です。
アサヒペン
アサヒペンは建築塗料をはじめ、家庭でも使いやすい塗料など幅広い分野に力を入れています。
インテリア用品やホームケア用品、ガーデニング用品など家庭に焦点をおいた商品の開発も盛んに行われています。
アサヒペン「水性シリコンアクリル外かべ用」
商品名 | 水性シリコンアクリル外かべ用 |
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特徴 | 耐久性 耐候性 防カビ 防藻性 |
耐久性に優れ、酸性雨や排気ガス、塩害などにも強い塗料です。
厚塗りしても垂れにくいため、とても塗りやすい塗料となっています。
アサヒペン「油性超耐久シリコンアクリルトタン用」
商品名 | 油性超耐久シリコンアクリルトタン用 |
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特徴 | 耐候性 防サビ |
サビの上から直接塗ることができるトタン用の塗料です。
サビの進行を抑えながらも、素材をサビから保護する機能に優れています。
ガルバリウム鋼板の外壁材などにおすすめの塗料です。
外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
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この記事の監修者プロフィール
2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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