1. ハピすむトップ
  2.  > 
  3. 外壁リフォーム
  4.  > 
  5. シリコンで外壁塗装する価格や相場は?

キーワードから探す


2019年07月05日更新

シリコンで外壁塗装する価格や相場は?

外壁塗装用の塗料と言えばシリコン塗料。耐久性の割に安い価格で人気ですが、メーカーや水性や油性などの違いによって単価や相場、性能が変わるため、少し解りづらいのが難点です。外壁リフォームでシリコンを使った場合の費用や違いについてお伝えします。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

シリコン塗料ってどんな塗料?

シリコン塗料とは、ケイ素が主体となったシリコン樹脂をアクリル塗料に混ぜたもので、アクリル塗装の一種です。

混ぜられたシリコン樹脂は、塗装後に塗膜表面へと浮き上がることで表面にシリコンの皮膜を作り、これにより高い耐久性と防汚性が実現しています。

油性と水性の違いは?

シリコン塗料には水性塗料と油性塗料の2種類があり、それぞれに得意としている部分、不得意としている部分があります。

ただ、どちらが優れているというわけではありませんので、用途や住宅事情、環境などに合わせて選んでください。

シリコンで外壁塗装する価格や相場は?

水性塗料と油性塗料の特徴

水性塗料は臭いが少なく、保管が楽で価格も比較的安いというメリットがありますが、油性に比べて多少寿命が短い、下地を選ぶ、気温や気候によって施工できないことがあるなどのデメリットがあります。(鉄部などの金属への塗装、低温時の塗装に制限があります)

油性塗料は耐久性が水性に比べて高く、気候などに左右されずに工事が行えることがメリットです。

しかし、揮発油を溶剤として利用しているため、臭いが強く、工事中は臭いを我慢しなければいけません。

そのため、住宅密集地などでは臭いによるクレームを防ぐため、水性のシリコン塗料が多く使われています。

水性と油性でどの程度価格が変わる?

水性塗料の方が比較的価格が安いと上で説明しましたが、実際の単価はどの程度違いがあるのでしょうか?

塗料そのもののメーカー価格で比較してみると、水性は16kgで約7,000円、油性は約10,000円が相場のようです。

メーカーによっては価格差がほぼ無い場合もあるため、実際に施工する際にはさほど価格差が無い可能性もあるでしょう。

シリコン塗料のメリットとデメリット

次にシリコン塗料のメリットとデメリットをご紹介します。

シリコン塗料のメリット

光沢が保たれやすい

シリコン塗料はツヤがあり光沢のある仕上がりになります。また、その光沢を保持できため、長期間に渡って美しい塗膜を維持することできます。

防汚性、耐熱性が高い

シリコン塗料の塗膜は汚れを弾く性質があるため、汚れが付着しにくくなります。また、シリコンの塗膜は約600℃の熱にも耐えることができます。このように防汚性、耐熱性に優れているのがシリコン塗料の特徴です。

紫外線に強い

シリコン塗料は紫外線に強いのも特徴の一つです。そのため、太陽の光を浴びやすい場所でも効果を十分に発揮できると言われています。

塗料の種類が豊富

シリコン塗料には、油性の溶剤系1液型、油性の溶剤系2液型、水性の1液型の3種類があります。多く使用されているのは水性1液型ですが、高い効果を発揮するのは溶剤系2液型です。

それぞれに特徴があるため、費用や状況などから好みの塗料を選ぶことができます。

耐久年数が比較的長い

シリコン塗料は、ウレタン塗料やアクリル塗料などの他の塗料よりも耐久性にも優れており、約1.5倍の耐用年数があると言われています。

価格の割に耐久性が高くコストパフォーマンスが良い

シリコン塗料は耐久年数が比較的長い割に費用はあまり高額でないため、コストパフォーマンスが高い塗料と言えます。塗料選びの際、それほど他の塗料にこだわりがない場合は、シリコン塗料を選ぶのがおすすめです。

普及率が高いため取り扱う業者が多い

シリコン塗料は多くの人に選ばれている塗料であるために取り扱う業者も多く、どこの外壁塗装業者でも施工できる塗料だと言えるでしょう。

シリコン塗料のデメリット

耐候性が低い

シリコン塗料によってはシリコン含有率が低いため耐候性が低くなる可能性があります。そのため、シリコン塗料を選ぶ際はシリコン含有率が高い塗料を選ぶことが重要です。

重ね塗りに向かない

シリコン塗料の塗膜は、表面が固くなり他の塗料が密着しにくくなります。そのため、重ね塗りをする際、熟練した職人の判断で適切な処置をする必要があります。シリコン塗料の重ね塗りを依頼する際は、シリコン塗料の実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。

ひび割れしやすい

先程シリコン塗料は表面が固くなりやすいとご説明しましたが、その固さゆえ、ひび割れしやすいというデメリットがあります。特に10年程度経過すると劣化しやすくなると言われています。

扱いが難しくDIYには向かない

粘度が低く扱い方が難しいため、DIYには向かない塗料です。シリコン塗料での施工を希望する場合は、専門の業者に依頼しましょう。

シリコン塗料と他の塗料との比較

次に、シリコン塗料だけでなく、その他にも外壁塗装時に用られるアクリル塗料、ウレタン塗料、無機塗料、フッ素塗料についてご紹介します。

【シリコン塗料】
・特徴:価格と耐用年数のバランスが良い。最も主流の塗料。
・単価相場(1平方メートルあたり):約2,300円〜約3,000円
・耐久年数:約10年〜約15年

【アクリル塗料】
・特徴:塗料の中で1番安価。耐用年数は短い。
・単価相場(1平方メートルあたり):約1,400円〜約1,600円
・耐久年数:約5年〜約7年

【ウレタン塗料】
・特徴:密着性が高く塗装の剥がれなどに有効。価格も比較的安価。
・単価相場(1平方メートルあたり):約1,700円〜約2,200円
・耐久年数:約8年〜約10年

【無機塗料】
・特徴:耐候性に優れて不燃焼効果がある。価格は高い。
・単価相場(1平方メートルあたり):約4,500円〜約5,500円
・耐久年数:約20年〜約25年

【フッ素塗料】
・特徴:耐用年数が長いため、塗装しずらい場所や大きな住宅に有効。
・単価相場(1平方メートルあたり):約3,800円〜約4,800円
・耐久年数:約15年〜約20年

シリコン塗料が適している場合とは?

さまざまな種類の塗料がある中で、シリコン塗料が適しているのはどのような場合なのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

リフォームなどのコストパフォーマンスを重視する場合

シリコン塗料は比較的安価な価格の割に耐久年数が長いことから、コストパフォーマンスに優れた塗料です。そのため、価格はおさえて耐久年数はできる限り長持ちする塗料を選びたい場合に適しています。

光沢感のある外壁にしたい場合

シリコン塗料は光沢のある塗膜が特徴です。そのため、家の外壁に光沢感やツヤを持たせたい場合にも有効でしょう。

また、外壁材がサイディングの場合は、ツヤがあることで凹凸のあるデザインをより強調することも可能です。

メンテナンスの手間を少しでも省きたい場合

価格が安価な塗料の場合、施工費用は安くなりますがその分耐用年数が低いため、こまめなメンテナンスが必要になります。

しかし、シリコン塗料の場合は耐用年数が比較的長いため、次の塗装までの期間が長くなり、長期的な目で見た場合にメンテナンスにかかるコストや手間を少しでも省くことができるでしょう。



シリコン塗料を使用する際の注意点

コストパフォーマンスが高く外壁塗装時にもっとも選ばれているシリコン塗料ですが、シリコン塗料を使用する際はどのようなことに注意すればいいのでしょうか。

シリコン含有量を確認してから使用する

シリコン塗料は比較的耐久年数が長いのが特徴ですが、全てのシリコン塗料の耐久年数が同じというわけではありません。

一部のグレードが低い安価なシリコン塗料の場合、一般的なシリコン塗料の耐用年数の目安まで持たない可能性があります。

外壁塗装の見積もりを受け取った際に、一般的なシリコン塗料の費用相場よりも明らかに安価な場合、上記のようなグレードの低いシリコン塗料を使用しているケースも少なくありません。

特に単層弾性のシリコン塗料の場合は耐用年数は約7年程度と言われており、通常のシリコン塗料よりも耐用年数が大幅に短くなってしまいます。

あまりに安すぎる見積もりを提出する業者は、使用する塗料や施工方法などでトラブルが発生する可能性も否定できないため、著しく値段が安い見積もりには注意しましょう。

また、塗装業者を選ぶときは、インターネットのホームページで施工実績を見たり口コミなどを調べた上で選ぶと、安心して外壁塗装の依頼ができるでしょう。

耐用年数に注意する

外壁塗装をすると業者の保証がつくケースがあります。塗装業者が行う保証は、約5年〜約7年が一般的です。しかし、塗装業者によってはシリコン塗料の保証を10年とする所もあります。

「保証は長い方が良いのでは?」と思う方も多いと思いますが、必ずしも保証期間が長ければ良いというわけではなく、保証の内容が大切です。長い保証期間でも色あせなどの経年劣化は保証外となっている場合などもあります。

また、長い保証期間中に施工業者が倒産してしまい保証を受けられなかったというケースもあります。

そのため、保証のある業者と契約する場合は、保証内容についてもしっかり確認した上で契約するようにしましょう。

外壁塗装をシリコンで行う際の相場は?

外装リフォームの際にシリコン塗料を用いて外壁塗装を行う場合の費用は、平米あたり油性が約2,200円、水性は1,900円が相場のようです。

ただ、これはあくまで相場ですので、工事業者によっては同額で施工を行っている場合もあります。

また、使用する塗料によっても多少価格差があり、高性能なセラミックシリコンなどを使った塗料の場合は一般的なシリコン塗料に比べて単価が約二倍、約11,000円前後です。

シリコン塗装の耐久性は概ね10年から15年と通常のアクリル塗装の1.5倍程度の寿命がありますが、使われているシリコン樹脂の性質や品質によってこの耐久性は大きく変わります。

どのメーカーのどの製品が良いか、依頼の際にはしっかり確認しておきましょう。

シリコン樹脂塗料は製品によって全く違う

シリコン樹脂は外装用、外壁用、屋根用として広く用いられていますが、塗料にシリコン系の樹脂が使われていると言うだけで、実際のところ、製品によって品質や特性に違いがあります。

例えば、エスケーのセラミシリコン塗料の場合、通常のシリコンに加え、セラミックを配合することでより強く、耐久性のある塗膜を形成することができるのですが、その分価格が割高です。

別製品としてはアサヒペンの水性シリコンアクリル外壁用という製品の場合、こちらはセラミックが配合されていないため、セラミシリコンに比べて耐久性にはやや劣りますが、価格面では半額に近いものとなっています。

どちらもシリコン皮膜が塗膜表面に作られるため、防汚性は近いものがありますし、防カビ剤や紫外線劣化防止剤も配合されているため、通常より劣化が少ないのです。

ただ、耐用年数の面で違いがあるため、自宅の外壁に利用する場合は価格を取るか、メンテナンス周期の長さをとるかで選ぶと良いでしょう。

その他の外壁用塗料との価格の違いは?

外装リフォームではシリコン塗料以外にもアクリルやウレタン、フッ素などの塗料がよく用いられていますが、費用面や性能面でどの程度価格に違いがあるのでしょうか?

まず、シリコン塗料ですが、先ほどご紹介したとおり、価格は平米あたり約3,000円からになります。

アクリル塗料の場合は、シリコンより安く、約1,000円が相場です。

ウレタンの場合はアクリルより高く、約2,000円。

フッ素はセラミック系素材を用いているため単価は高めで、約4,500円からです。

こう見るとシリコンは外装用塗料の中でも中間ぐらいの価格帯になりますが、実際の耐久性で比べた場合、アクリル塗装では約6年、ウレタン塗装では約10年、シリコン塗装で約12年、フッ素塗装が15年と言われています。

コストパフォーマンスで考えた場合、耐久性の高いシリコン塗装はメンテナンスの回数を減らせる上に施工費用も安価という優れた塗料です。

しかし、アクリル塗装やウレタン塗装は耐久性には劣りますが、費用が安価なため、自宅を塗り替えてイメージを変えたり、汚れが目立ちにくい色に変更したりといった変更が行いやすいという利点もあります。

塗装ごとの一年あたりの費用は?

耐久性で比べた場合、各塗料の一年あたりのコストはどの程度になるのでしょうか?

シリコンで外壁塗装する価格や相場は?

まず、アクリル塗装の場合、塗り替え費用は平米あたり約1,000円です。

耐用年数は6~8年ですから、6年で塗り替えたとして一年あたりのコストは約166円から。

ウレタン塗装は同じ計算だと、一年あたり約200円、シリコンも約200円、フッ素は約300円となります。

アクリル塗装が飛び抜けて安く見えますが、外壁塗装では足場代や洗浄費がかかるため、実際の費用はもう少し高くなります。

他の3種類は意外と差が少なかったのですが、ここまで単価の差が少ないと、塗り替え工事に必要な工賃の差が大きくなるでしょう。

20年間で必要な費用を比較してみよう

塗装以外の費用については、足場の設置が平米で約800円、洗浄が平米で250円かかりますので、実際に20年使った場合にこれらの費用も含めて計算してみます。

塗りの面積は100平米とした場合、アクリル塗装では3回程度塗り替えが必要です。

費用は塗装費が約100,000円、足場代が80,000円、洗浄費が25,000円。

これを3回なので三倍し、合計が約61万円となります。

ウレタン塗装では、2回半塗り替えが必要ですので、同様に計算した場合の費用は約61万円。

シリコンの場合は1回半程度となるため、約61万円です。

フッ素なら約72万円となりました。

これを見ると、フッ素以外の塗料ではほぼ同じコストになることが解ります。

フッ素は汚れにくく、工事の手間が要らないという利点がありますが、価格面で見るとやや割高です。

あくまで相場から簡単に計算しただけなので実際の工事費用は上下しますが、シリコンは他の3つに比べ、価格面で同等にもかかわらず、工事回数が少ないため、リフォーム費用がかからない塗装と言えるでしょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国800社以上が加盟しており、外壁リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

無料の見積もり比較はこちら>>

一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

一括見積もりを依頼する