-
外壁をレンガみたいに!レンガ調に塗装リフォームする費用は?
-
外壁塗装にセラミック系塗料を使うメリット・デメリットは?各メーカーの塗料を徹底比較!
-
ガルバリウムとサイディングの違いとは?特徴や費用・選び方を比較解説
-
おすすめ外壁タイルメーカーの人気商品やタイルの特徴・リフォーム費用を解説
-
外壁コーティングの塗料5選!優れもの「ガラス塗料」のメリット・デメリットを紹介!
-
外装にルーバーやフェンス・格子を取り付ける費用・価格の相場は?
-
外壁をタイルにリフォームするメリットとデメリットは?
-
外壁の掃除を放置するリスクとは?自分で外壁クリーニングできる?
-
外壁のメンテナンス、自分でどこまで出来る?費用や時期をご紹介!
コンクリート外壁の塗装には、外観を維持するだけでなく、劣化部分を強化する効果もあります。また、塗装に使用する塗料によって機能なども異なります。この記事では、コンクリート外壁に効果的な塗装を行うために、塗装の意味や塗料の種類、費用相場などについてご紹介します。
目次
- 1 コンクリート外壁を塗装する意味とは?
- 2 コンクリート塗装のメリット・デメリットとは?
- 3 コンクリート外壁の塗装の費用相場
- 4 コンクリート塀の塗装方法と費用相場
- 5 コンクリート床の塗装方法と費用相場
- 6 コンクリートのおしゃれなデザイン塗装の種類
- 7 コンクリート塗装を安く行う方法
- 8 コンクリート外壁を修理した方が良い劣化症状
- 9 コンクリート外壁を塗装する際の注意点
- 10 コンクリート塗装に補助金は利用できる?
- 11 コンクリート塗装に火災保険は利用できる?
- 12 人気メーカーのコンクリート外壁に使えるおすすめ塗装
- 13 コンクリート塗装のDIYをおすすめしない理由
- 14 コンクリート外壁を長持ちさせるコツ
コンクリート外壁を塗装する意味とは?
コンクリート外壁を塗装することにはどのような意味があるのでしょうか?
コンクリート外壁を塗装することで得られる効果を見ていきましょう。
外観の維持や美しさ向上のため
コンクリートは吸水性が高く、その分雨水などを蓄えやすい傾向にあります。そのため、水垢やカビなどが発生しやすくシミや汚れが目立ってきてしまいます。
外壁を塗装することで、そのようなシミや汚れを予防し、美しい外壁を保つことにつながります。
劣化部分の補修のため
コンクリート外壁は耐熱性が高いため、その分建物の内と外の温度差が生じやすく、結果としてコンクリートが変形してしまう原因になります。
外壁塗装には、コンクリートが変形することで起こるひび割れなどの劣化部分を補修する効果があるのです。
コンクリート塗装のメリット・デメリットとは?
コンクリート塗装のメリット
コンクリート外壁を塗装すると、どんな良い点があるのでしょうか?
塗装によるメリットを3つ解説します。
美しい外観が維持できる
コンクリートを塗装するメリットの一つは、美しい外観の維持です。
古くなったコンクリートのメンテナンスを怠ると、カビや苔の発生する原因になります。
時間の経過により劣化したコンクリートは、水が浸み込みやすく雨漏りを起こしかねません。
雨漏りによりカビや苔が発生すると、汚れやシミが目立ち、外観の美しさが損なわれます。
コンクリートの塗装をする際は、古い汚れやカビなどを取り除きます。
汚れを取り除き、強度を高めた新しい塗装により、美しい外観が維持できるでしょう。
防水性が高まる
コンクリートの塗装による、2つ目のメリットは防水性の向上です。
古いコンクリートは水が浸み込み、雨漏りを引き起こしやすくなります。
雨漏りからクラック(ひび割れ)が発生する可能性も高くなるのです。
コンクリートの外壁を塗装する際に、水が浸み込みにくい下地材を塗った上で塗装します。
下地材と2回の塗装により、コンクリートの外壁の防水性は高まり、雨漏りが起こりにくくなります。
外壁の劣化や変質を防ぐ
コンクリートの塗装をすると、外壁の劣化や素材の変質を防げるのが3つ目のメリットです。
コンクリートはアルカリ性の成分で、作られています。
しかし時間の経過とともに、本来アルカリ性であるコンクリートの素材が中性に変質します。
コンクリートが中性になると、劣化が進みクラック(ひび割れ)やカビの原因になるのです。
コンクリートの塗装により、中性になったコンクリートがアルカリ性に戻り、劣化や変質を防げます。
コンクリート塗装のデメリット
コンクリート塗装には、メリットだけではなくデメリットもあります。
こちらで、注意したいデメリットを2つ解説します。
水垢やカビによるシミの発生
コンクリートに長期間水分が残ると、水垢やカビが発生します。
コンクリート塗装により、内部に隙間ができると、水が浸み込み雨水などを蓄えてしまう可能性があります。
コンクリートが高温になると水分は蒸発しますが、水分が長期間残ると、水垢やカビなどが発生します。
水垢やカビなどの汚れは、積み重なると、温度が上昇しても取れません。コンクリート塗装の際、下地と塗料を密着させて、質の良い塗装を行う必要があります。
温度差や乾燥状態の差によるひび割れ
コンクリート塗装を、適切ではない季節や天候時に行うと、ひび割れが生じる恐れがあります。
コンクリートは温度変化や乾燥により収縮・膨張します。
コンクリート塗装に適した季節や気候でないと、温度差により塗装面にひび割れがおこる可能性があります。
ひび割れがおこると、外観や耐久性に影響を与えます。
コンクリート塗装に適した気温や乾燥時間を、考慮した上で塗装しましょう。
コンクリート外壁の塗装の費用相場
コンクリート外壁を塗装するにあたり、気になるのは費用や工期ではないでしょうか。
ここでは、外壁塗装を施工する際にかかる費用の相場と工期の目安について見ていきます。
使用する塗料の種類により価格は異なりますが、一般的な費用相場は約1,500円〜約3,800円/平方メートルです。
30坪前後の戸建てであれば、外壁の塗装のみで約60万円〜約90万円、屋根を含めると約80万円〜約120万円ほどが費用相場となります。
工期の目安としては戸建てで約10日〜約14日が平均です。
コンクリート外壁に用いる塗料の特徴と施工費用
コンクリート外壁塗装の費用と耐用年数を表でまとめました。
塗装方法 | 塗装費用/1平方メートル | 耐用年数 |
撥水剤 | 約1,500円~/1平方メートル | 約3年~約7年 |
クリア塗料 | 約3,000円~/1平方メートル | 約5年~約15年 |
弾性塗料 | 約2,000円~/1平方メートル | 約10年~約12年 |
再現工法 | 約5,000円~/1平方メートル | 約5年~約15年 |
表はあくまでも目安であり、塗装場所などにより費用と耐用年数は異なります。
以下で、それぞれの塗料について解説します。
撥水剤による塗装の特徴
撥水剤とは、コンクリートの防水性を保つために塗る、透明な塗料です。
防水性だけではなく、コンクリートの表面が中性化により劣化するのを防ぐ効果もあります。
透明な仕上がりは、コンクリートの風合いを引き立てますが、汚れや補修箇所が目に付きやすい点がデメリットです。
撥水剤は、比較的安価ですが耐用年数は短いため、こまめなメンテナンスが必要です。
外壁の劣化が少ない場合や、コストを抑えた雨漏り予防をしたい方に適しています。
クリア塗料による塗装の特徴
クリア塗料は、無色透明で仕上げる際に使われる塗料で、撥水剤よりも比べると、耐久性に優れています。
クリア塗料による塗装は、外壁を塗りつぶすことなく色や柄を生かしたデザインを保てるのが特徴です。
また、無色透明ながら外壁に光沢を与えたり、つや消しにしたりするなど、さまざまな種類の光沢感が選択できます。
クリア塗料に色をつけたものは、カラークリア塗料と呼ばれ、汚れや補修跡を目立たせたくない場合に適しています。
撥水剤より、耐久性に優れており、価格が高いほど耐用年数が長い傾向にあるようです。
弾性塗料による塗装の特徴
弾性塗料は、塗料に弾性と伸縮性があり、ひび割れなどに強い塗料です。
ひび割れを起こしにくいため、剥がれにくく紫外線や水から外壁を守る効果もあります。
抗菌・防藻効果も備え施工がしやすく、木材や金属、コンクリートなど多様な素材に適用可能です。
弾性塗料での塗装は、膜が厚いためコンクリートの風合いがなくなってしまうデメリットがあります。
ただし、防水の観点から弾性塗料による塗装は、優れた塗装だといえるでしょう。
再現工法による塗装の特徴
再現工法はコンクリートの壁を、新築時と同じような外観や、性能に戻す塗装方法です。
撥水材やクリア塗装では難しいひび割れや損傷を、美しく修復できるのが特徴です。
通常の塗装と異なり、コンクリートの風合いを損なわずに、劣化から保護します。
汚れて黒ずんでしまったコンクリートの壁や塀を、新築のように再生させたい方や、建物の風合いを美しく保ちたい方に向いています。
再現工法は、各塗料メーカーによって名称が異なる場合があります。
コンクリート外壁に必要な塗料の機能
コンクリート外壁の塗料には種類によって機能性が異なるため、どのような塗料を選べばいいのか悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コンクリート外壁の塗料に求められる3つの機能についてご紹介します。
日光(紫外線)に強い塗料
耐候性とは、日光など天候がもたらす要因に対する耐久性のことです。
耐候性が高い塗料は、劣化が起こりにくく長持ちするため、長期間補修しなくて良い傾向にあります。
雨水の侵入に強い塗料
コンクリート外壁は雨との相性が悪いというデメリットがあります。
雨水は汚れや劣化の原因となるため、防水性に強い塗料を使うことをおすすめします。
浸透性の高い塗料
浸透性の高い塗料には、コンクリート自体を緻密化することでコンクリートの表面と内部を強化する効果があります。
表面だけでなく内部の劣化防止にもつながるため、建物の寿命を長く保つことが可能になります。
コンクリート塀の塗装方法と費用相場
塗装費用/1平方メートル | 耐用年数 | |
コンクリートを塗り上げた塀 | 約3,000円~/1平方メートル | 約5年~約10年 |
ブロック塀 | 約3,000円~/1平方メートル | 約3年~約5年 |
材料、下地状況や作業日数に応じて、費用は異なります。
コンクリートの塗装費用には、材料費、塗装費が含まれます。
ひび割れなどがあれば、補修が必要なため追加で費用がかかります。
コンクリート塀の塗装方法
コンクリート塀を塗装する際は、振動などで細かなひび割れを起こさないように、弾力性のある塗料を使うのがおすすめです。
塗装手順は、以下のとおりです。
①塗装面の汚れをしっかり取る
ブラシや高圧洗浄などで、コンクリートの塗装をする部分の汚れ・カビ・苔を落とす。
錆がある場合は研磨する。
②養生する
塗料をつけたくない場所に、マスキングテープなどを貼る。
③下地材を塗る
塗料との密着性を高めるために、下地材をしっかり塗る。
塗り終わったら必要な時間経過するまで乾燥させる。
④塗装材を塗る(1回目)
均一になるようにローラーなどで塗り、しっかり乾燥させる。
⑤塗装材を塗る(2回目)
乾燥させたら2回目を塗り、再度乾燥させる。
コンクリート床の塗装方法と費用相場
コンクリート床塗装に使える塗料には、さまざまな種類があります。
代表的な塗料の塗装費用と、耐用年数を表でまとめました。
塗装方法 | 塗装費用/1平方メートル | 耐用年数 |
アクリル塗装 | 約2万円~/1平方メートル | 約3年~約6年 |
エポキシシールド塗装 | 約4万円~/1平方メートル | 約5年~約10年 |
ウレタン塗装 | 約7万円~/1平方メートル | 約7年~約10年 |
FRP塗装 | 約10万円~/1平方メートル | 約10年~約12年 |
表はあくまでも目安です。塗装する場所や状況によって変動します。
コンクリートの床用塗料は耐摩耗性、耐衝撃性、耐油性、耐水性などを重視しているため、表面は少しザラザラしています。
一方で、外壁用塗料は主に美観や撥水性を重視しているので、床用の塗料のような強い摩擦には対応しておらず、ツルツルとした仕上がりです。
そのため、外壁用塗料を床に使用すると、塗装が剥がれやすくなります。
床塗装と外壁塗装は異なる用途と目的を持ち、成分も異なるため注意して選ぶ必要があります。
コンクリートの床塗装で使用できる塗料について、以下でそれぞれの塗料の特徴について、解説します。
アクリル塗料
アクリル塗料は透明度が高く、発色が良いため、色鮮やかな外観を作るのに適した塗料です。
低価格で購入でき、カラーバリエーションが豊富で扱いやすいため、DIYに向いています。
各メーカーからも、さまざまな種類の塗料が販売されており、好みの色を選びやすいのも特徴です。
耐用年数も短いため、店舗など外壁のイメージを頻繁に変えたい場合などにおすすめです。
耐用年数が短く、防水性も低いため、見栄えの回復を重視した塗装が目的となるでしょう。
エポキシシールド塗料
エポキシシールド塗料は、コンクリートとの密着性が高く、接着力に優れた塗料です。
耐久性・耐水性を持ち、腐食を防ぐ効果が高いのが特徴です。
また、アクリル塗料より耐摩擦性が高いため、摩擦の多い駐車場やガレージなどの塗装に向いています。
ただし、紫外線に弱く直射日光に当たると、黄色っぽく変色しやすいのがデメリットです。
エポキシシールド塗料は、直射日光の当たらない屋根付きや、室内のコンクリートの床への塗装をおすすめします。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は、アクリル塗装やエポキシシールド塗装に比べ、高い水密性があり、摩擦にも強い塗料です。
防水性と密着力に優れ、塗膜が柔らかいため、下地となる建物の膨張などにも柔軟に対応できるのが特徴です。
硬化剤の分量を増やすと、強度の高い塗膜になり、硬化剤の分量を減らすと速乾性が高まる、といった万能性もあります。
ただしウレタン塗料の調合や、塗装の施工には知識と経験が必要なため、DIYによる作業は向いていません。
FRP塗料
FRP塗料のFRPは、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略称です。
FRP塗料は、ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂で、重さや衝撃に強い床面を作れるのが特徴です。
FRP塗料を用いたFRP塗装は、主に防水性と強度を求められる場面で使われています。
住宅のベランダやバルコニーなど、防水性・軽さ・強度などが必要な場所での塗装に適しています。
ウレタン塗料と同様に、FRP塗装の施工には経験と知識が必要なため、DIYには適していません。
耐久性と美観を保つには、業者に塗装を依頼するのが良いでしょう。
コンクリートのおしゃれなデザイン塗装の種類
コンクリートを塗装する際に、さまざまな種類の塗装方法があるのをご存知ですか?
こちらでは、塗装をするのが楽しみになるような、おしゃれなデザイン塗装の種類を解説します。
マットスプレーの特徴・仕上がり
コンクリート床面をタイル調や敷石調などにイメージチェンジできる
マットスプレーは、コンクリート床を壊さずに、さまざまなシーンでおしゃれに仕上げられるのが特徴です。
工期も短く、滑り止め舗装材としての効果があるため、駐車場から車が出たあとはお庭の一部にできます。
コンクリートの床に、複数色を吹き分けたり、ステンシル目地やテープ目地などを貼り付けスプレーしたり、デザイン性が高いのが特徴です。
ジョリパットの特徴・仕上がり
177パターンのデザインを選べる意匠性仕上材
ジョリパットは塗り壁材の一種で、モルタル下地の上に直接塗って使用します。
ジョリパットは既製品の外壁材とは違い、現場で自由な模様を仕上げられます。
耐用年数が長く、177ものパターンから自由にデザインを選べるのも魅力の一つです。表面をさまざまな塗装方法で施工でき、伝統的な和風模様が作れるのも特徴です。
ベルアートの特徴・仕上がり
格調高いデザインを手軽に装飾できる
ベルアートは、塗り壁材の一種で、ローラーやコテ、ガンや刷毛などでさまざまな塗り壁調に仕上げられます。
ジョリパットより更に、機能性を備えた、独自性のある格調高いデザインの装飾も可能です。
弾力性と耐久性に優れ、剥がれにくいため、外壁の素材を守られ長持ちしやすいでしょう。
また、汚れがつきにくく、防カビ防藻性もある点がメリットです。
ソックリートの特徴・仕上がり
コンクリートの上からセメント塗材を塗ってデザインやカラーを変える
ソックリートは、比較的工期が短く、デザインにもさまざまな種類があります。
タイルより、厚みがないため既存の建築物の邪魔をせず、高さの心配なども不要です。
耐久性にも優れており、日常の汚れは家庭用の高圧洗浄で直接噴射しても剥がれません。
コンクリートの上に、好みの色や柄のセメント塗材を塗り、仕上げられるのも魅力の一つです。
MPC塗料の特徴・仕上がり
コンクリートに文字や図案を入れるコーティング材
MPCとは幅広いデザイン性で、コンクリートを保護する、薄塗りコンクリートです。
施工する下地に応じて、施工方法を変えながら床や壁などに使用できます。
素材が柔らかく、施工性が高いため、会社のロゴや好みのフレーズを使用するなどのデザインが可能です。
コンクリートの表面を保護する素材なので、塗装面の強度を高める目的があります。
モールテックスの特徴・仕上がり
薄塗りで壁を一変させる輸入左官材料
モールテックスは、2mm〜3mmと薄塗りで防水性・強度を出せる左官材料です。
機能性だけでなく、デザイン性にも優れ、標準色だけで64種類の色があります。
写真は、人気のモルタル色で、全面を仕上げておしゃれな空間に一変しています。
全面がモルタル色になっても、圧迫感がないのは、モールテックスの素材による効果といえるでしょう。
セメント系左官仕上げの特徴・仕上がり
多様な塗り仕上げとバランスの取れた性能
セメント系左官仕上げは、職人がセメント系の壁材を、コテなどを使った職人ならではの技術により仕上げる壁塗り工法です。
伝統的なデザインから今風のデザインまで、多種多様な道具を使い、他の壁材では出せない立体感を出せます。
耐久性や強度を保ちながら、風格のある素材感が時間の経過とともに深みを増すのが特徴です。
ただし、職人仕上げにより工期が長く費用が高くなるのがデメリットです。
コンクリート塗装を安く行う方法
コンクリートの塗装を安く行う方法はあるのでしょうか?
こちらでは、コンクリート塗装の費用を抑えるためのコツをお伝えします。
業者のキャンペーン情報を探す
コンクリート塗装をする際に、業者がキャンペーンをしていないか調べてみましょう。
業者がキャンペーンをするのは、他社と競争し需要を高めるためです。
また、季節や需要などに応じて割引を提供すると、業者は一定の仕事を確保しやすくなります。
ただし、安さだけでなく信頼性や品質も確認し、契約前に条件や注意事項、アフターメンテナンスについてしっかり確認しましょう。
見積もりは複数の業者に依頼する
見積もりは、複数の業者へ依頼しましょう。
見積もりを取る前に、工事をする場所や使用する塗料を決めておくと良いでしょう。
条件を提示して、最低でも3社から見積もりを取ると、客観的な費用相場が分かり適切な業者の選定につながります。
また、複数の業者への見積もり依頼により、業者が競争する影響で費用が抑えられます。
見積書の内容をチェックする
見積もりを依頼したら、見積書の内容を確認しましょう。
複数の見積書の内容と費用を見比べて、本当に必要な工事かを確認しましょう。
必要のない工事を省き、的確なアドバイスに基づいて必要な工事を決めると費用が抑えられます。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行う
一度の工事で、複数の工事を依頼するのも費用が抑えられる可能性があります。
たとえば、外壁塗装と屋根の塗装を同時に行うと、材料代や下準備、塗装時間が短縮できます。
複数の工事により、材料や時間が短縮できると、費用が抑えられる可能性があります。
必要な工事がある場合は、一度に済ませるのが良いでしょう。
コンクリート外壁を修理した方が良い劣化症状
コンクリート外壁はどのようなタイミングで塗装すれば良いのでしょうか?
ここでは、コンクリート外壁を修理した方が良い劣化症状についてご紹介します。
ひび割れ
ひび割れの主な原因として、乾燥や気温の変化によるコンクリートの収縮や地震、コンクリートの中性化などが考えられます。
ひび割れから雨水が侵入することで建物の構造自体に影響を及ぼすことにつながります。
ひび割れの幅が0.3mm未満の場合には、今すぐ悪影響を及ぼす危険性は低いと言われています。
ひび割れが高所にある場合や幅が0.5mm以上のひび割れを発見した際には、なるべく早く業者へ外壁の修理を依頼することをおすすめします。
カビやコケや藻の付着
外壁の塗料が劣化し水を弾かなくなることで、雨水を吸い込み、それが結果としてカビやコケ、藻の発生につながることがあります。
コンクリート外壁は雨水を吸い込みやすい傾向にありますが、カビやコケ、藻が付着し広がっていくことで、さらに水分を溜め込みやすくなってしまい、劣化が進みやすくなります。
サビ・鉄筋の露出
ひび割れなどから雨水が侵入することで内部の鉄筋部分にサビが発生します。
サビにより鉄筋の体積が大きくなり、鉄筋周辺のコンクリートを押し出すことで内部の鉄筋の露出につながります。
塗装の剥離・浮き
塗装が浮いている、または剥離しているような状態も外壁を修理した方がいい劣化症状の一つです。
塗装が剥離してしまうと、外壁自体が直接雨風などの影響を受け、急速に建物の劣化が進んでしまいます。
コンクリート外壁を塗装する際の注意点
コンクリート外壁の塗装をする際には以下の点に注意が必要です。
DIYでの外壁塗装を避ける
外壁を塗装するにあたっては、ただ塗ればいいという訳ではありません。
汚れている箇所に塗料を塗っても剥がれやすくなってしまうため、塗装する前には外壁の洗浄が重要になります。
また、使用する塗料の種類によって乾き具合や粘度などが異なってきます。塗料をただ厚く塗ればいいというものではなく、それぞれの塗料によってどれくらいの厚さで塗るか規格があるのです。
厚く塗ってしまうと、ひび割れの原因にもつながります。
一度塗料を塗ってしまうと、塗り直しはできないことが多く、塗った塗料を剥がすとなるとさらにコストと手間がかかってしまいます。
外壁塗装は知識や技術が必要とされるもので、DIYでの塗装は失敗のリスクが高いため避けた方が良いでしょう。
劣化した場合は外壁の塗装や修復を行う
外壁が劣化している場合には、そのまま塗装を行うのではなく適切な修復を行いましょう。
外壁の塗装だけで表面を保護したとしても、建物の劣化を防ぐことは難しいです。
外壁塗装の前に、いかに適切な下地処理を行えるかどうかが、劣化を防ぐために大切になります。
価格のみで業者を選ばないようにする
施工業者を選ぶ際には、価格のみで選ばない方が良いでしょう。
価格を抑えている施工業者は価格の安い塗料を使用している可能性があり、価格が安いものは、高いものと比べると耐久性に劣る傾向にあります。
その結果、メンテナンスの回数が増え、長期的に見るとコストがより多くかかってしまうことにもつながります。
可能であれば、価格だけで選ぶのではなく、同じ条件で施工実績のある業者、技術力の高い業者を選ぶようにしましょう。
コンクリート塗装に補助金は利用できる?
コンクリート塗装を行う際に、活用できる補助金はあるのでしょうか。
コンクリート塗装では、補助金が利用できる自治体があります。
自治体による補助金制度は全国の約3分の1程度、補助金額は約10万円から約20万円くらいが多いとされています。
自治体の補助金制度は、断熱材を用いた屋根の葺き替えや、外壁塗装など工事内容や条件により異なります。
自治体の補助金は、募集人数が決まっており先着順で締め切りになります。
早めに、お住まいの自治体に問い合わせて、最新の情報を確認してください。
また、地域の補助金に強い業者に相談するのも良いでしょう。
コンクリート塗装に火災保険は利用できる?
火災保険で適用できる場合 |
---|
・火災による建物の修繕 ・落雷による建物の修繕 ・台風や雹(ひょう)による建物の修繕 ・台風による洪水や土砂崩れによる建物の修繕 ・外部からの衝突による建物の修繕 ・故意ではない建物の破損による修繕 |
火災保険の適用条件を満たすと、保険金で塗装を行えます。
ただし、ひび割れや塗装の剥がれがあっても、災害による被害を証明する必要があります。
また、火災保険では地震や津波を原因とする火災の損害には、保険金が支払われないため、注意しましょう。
損傷箇所の写真や各種申請書類などが必要になる
コンクリート塗装の際、火災保険が適用されるのは、火災か自然災害で修理が必要な場合のみです。
そのため、証拠となる損傷箇所の写真、修理内容の見積書が必要です。
専門業者に確認してもらい、工事の必要があれば見積書の作成と写真の撮影を依頼しましょう。
自分で損傷箇所の応急処置をする場合は、その前に写真を撮るのが重要です。
被害状況を確認できる写真がなければ、保険金が支給されないので気をつけてください。
火災保険の保険金は必ずおりる訳ではない
必要書類を保険会社に提出したら、保険会社から鑑定人が被害状況を確認しに来ます。
鑑定人の確認後に審査が通ると、受給額が決まる流れです。
受給できる保険金額は、火災保険の契約内容によって異なります。
ただし、確認に来たからといって、必ず火災保険の保険金がおりる訳ではありません。
審査に通らない可能性もあるので注意しましょう。
火災保険の利用に対応した屋根の修理会社を選ぶ
火災保険を利用する際に、具体的に何をすれば良いのかわからない人が多いのではないでしょうか。
そこで、火災保険の利用に対応してくれる業者に相談するのが賢明です。
火災保険の申請は原則、被保険者が手続きを行います。
火災保険の利用に対応してくれる施工業者は、申請の手続きなどをサポートしてくれます。
信頼できる業者を判断した上で、見積もりを依頼すると安心です。
原因が発生した日から3年以内に申請する
火災保険の申請には、被害が起こった日から、3年以内の申請期限があります。
被害時に、自分で修復してしまうなど被害状況がわからないと、火災保険がおりません。
被害直後すぐの写真を撮って、被害状況を明確にしてください。
そして、できるだけ早く申請手続きを行いましょう。
人気メーカーのコンクリート外壁に使えるおすすめ塗装
ここではコンクリート外壁におすすめの塗料を販売しているメーカーを5社をピックアップし、ご紹介していきます。
日本ペイント
日本ペイントは塗料業界でもトップのシェア率を誇るメーカーです。
建築用の塗料から自動車補修用の塗料、一般工業用の塗料など幅広い分野の塗料を扱っています。
日本ペイント「パーフェクトトップ」
パーフェクトトップは作業性、耐候性、仕上がりに優れた上塗り塗料です。
耐候性に優れているだけでなく、コストも抑えられるところが嬉しいポイントです。
関西ペイント
関西ペイントも日本ペイントに次いで売上高シェアの高いメーカーです。
幅広い用途の塗料を扱っているだけでなく、塗料の開発力を生かしたバイオ分野への進出なども果たしています。
関西ペイント「アレスエコレタンⅡ」
耐候性に優れており、防カビ・防藻性もある塗料です。
汚れにくい塗膜が形成される点もポイントです。
エスケー化研
エスケー化研は建築仕上塗材で高い国内シェアを占めるメーカーです。
建築仕上塗材分野で確かな信頼と実績を築いています。
エスケー化研「エスケープレミアムシリコンBIO」
持続力に優れた強力な防カビ・防藻技術に加えて、日光や雨水から建物を保護する耐候性に優れています。
艶が高い美しい仕上がりになる点も魅力的です。
大日本塗料
日本ペイント、関西ペイントに次ぎ、国内シェアの高い総合塗料メーカーです。
防食・重防食技術の研究によって生まれた技術を武器に、あらゆる塗料分野へと展開しています。
大日本塗料「エコクールシリーズ」
大日本塗料のエコクールシリーズは、光を反射し熱を放射する塗料で、遮熱・断熱性能に優れています。建物の温度上昇を抑えて、冷房コストを節約することが可能です。
耐候性や塗料の色なども幅広いバリエーションが揃っています。
菊水化学工業
菊水化学工業は建物の下地調整塗材から仕上材までの製品を取り扱うメーカーです。
環境に配慮したオリジナル製品の開発にも力を入れています。
菊水化学工業は塗料のカラーバリエーションが豊富な点も魅力の一つです。
菊水化学工業「キクスイ ロイヤルシリコン」
キクスイ独自の技術による耐候性の高さが魅力です。
表面浸水技術により、汚れが付着しても雨水で徐々に流される点もポイントが高いです。
コンクリート塗装のDIYをおすすめしない理由
コンクリート塗装は、ホームセンターなどで手軽に材料が用意でき、簡単にDIYができると感じる方もいるでしょう。
ただし、自分でDIYを行うには、さまざまなリスクも発生します。
こちらでは、DIYを行う際のリスクと注意点を解説します。
内部の劣化を見落とす可能性がある
コンクリート塗装をする際に、表面の小さなキズやひび割れを見逃して作業すると、内部が劣化していることに気づかないかもしれません。
専門的な知識がないと、表面の小さな変化を見落としがちです。
また、小さなキズやひび割れを放置したまま塗装すると、塗装が剥がれやすくなります。
塗装が剥がれると、内部に水が浸透し、腐食や建物の劣化につながります。
コンクリートの塗装面に、キズやひび割れを見つけたら業者に相談しましょう。
失敗すると色むらやひび割れの原因になる
コンクリートの塗装をする際に、重要なのは下地の洗浄と下地材の塗装です。
コンクリートは古くなると水を吸い込みやすくなるため、下地材の作業は重要です。
下地材をしっかり塗らないと、その上の塗装がうまくつきません。
塗装が均等にできないと、色むらが出て塗装の失敗につながるのです。
色むらが出ると、その部分から塗料が剥がれてひび割れの原因になります。
少しでも作業に不安がある方は、業者に依頼するのが賢明です。
間違った施工をするとかえって高くつく
コンクリート塗装をする際の、壁材の選定や調合も重要です。
コンクリートの塗装剤には、場所に適した材料を選ぶ必要があります。
間違った材料で、間違った塗装をするとすぐに塗料は剥がれます。
塗料がすぐに剥がれると、塗装をし直さなくてはなりません。
再度、下地材から塗料を用意する必要があり、かえって費用が上がります。
DIYの経験があっても、知識や経験が十分でない場合は業者に依頼しましょう。
高所の塗装は事故のリスクが高い
高所でのコンクリート塗装は、事故のリスクが高まります。
足場や安全が不十分な中で作業を行うと、高い位置から落下するかもしれません。
また塗装作業中に風が強く吹くと、塗料が周囲に飛散しやすくなり、作業環境が危険になります。
さらに、高所ではバランスを保つことが難しく、滑りやすい表面での作業もリスクが高まります。
高所でのコンクリート塗装は、専門的な知識と経験がある業者に依頼するのが安心です。
コンクリート外壁を長持ちさせるコツ
費用のことを考えると、なるべく外壁を長持ちさせたいさせたいですよね。
コンクリート外壁を長持ちさせるためのコツについて見ていきましょう。
定期的に専門業者に建物の状態を見てもらう
建物の劣化具合を自分で見分けるのはなかなか難しいものです。
日々、紫外線や雨水、地震などの影響を受けているため定期的に専門業者に建物の状態を見てもらうことをおすすめします。
気づいた時には劣化状態が進行しすぎていて、費用も莫大にかかってしまうということもあります。
劣化が大きくなってしまう前に定期的に点検を行うことが、コンクリート外壁を長持ちさせるためのコツです。
ひび割れなどの補修を早めに行う
ひび割れなどを発見した際にはなるべく早く補修を行うようにしましょう。
小さいからと油断してそのまま放っておいてしまうと、気づいた時にはいつの間にかひび割れが大きくなって雨水が侵入していたということもあります。
まだひび割れによる影響が出ていない早い段階でいかに対策を施すことができるかが、コンクリート外壁を長持ちさせるために大切なポイントになります。
外壁リフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、審査を通過した1000社以上の中から、まとめて見積もりを依頼できます。
また、ハピすむでリフォームされた方には最大10万円分の「ハピすむ補助金」もご用意しています。
詳細はこちら>>>ハピすむ補助金プレゼントキャンペーンの流れ