目次
リフォーム補助金・助成金の一覧(富士宮市 2024 最新)
以下では、リフォームに関連した主な補助金や助成金などについて、富士宮市で利用可能な制度を紹介します。
補助金の制度名 | 対象となる工事 | 補助金の上限額 | 申請期限 |
---|---|---|---|
住宅リフォーム宮クーポン事業 | 市内の業者に依頼しての費用が30万円以上のリフォーム | 20万円 | 令和6年度の申請受付は終了 |
富士ヒノキの家・宮クーポン事業 | 地元産富士ヒノキを20%以上使用した新築工事 | 40万円 | 予算の範囲内 |
木造住宅耐震補強助成事業(補強計画一体型) | 木造住宅についての耐震補強計画の策定と耐震補強 | 120万円 | 定めなし |
創エネ・蓄エネ機器等設置費補助金 | 省エネ機器などの設置 | 状況による | 2025/1/31 |
浄化槽設置整備事業 | ・新築や増改築に伴って合併処理浄化槽を設置 ・既存の浄化槽を入れ替え | 54万8千円 | 定めなし |
富士宮市空家等除却費補助金交付制度 | 市内にある空き家を除却 | 50万円 | 定めなし |
介護保険 居宅介護(介護予防)住宅改修費 | 小規模なバリアフリー改修 | 20万円 | 定めなし |
日常生活用具給付制度(住宅改修費) | 自宅での生活動作を補助する用具を設置するための小規模な住宅改修 | 20万円 | 定めなし |
詳細はご利用前に富士宮市までお問い合わせください。
補助金①住宅リフォーム宮クーポン事業
市内にある住宅を市内の業者に依頼して、費用が30万円以上のリフォームを行う場合、居住している所有者なら、市内の加盟店で利用できるクーポン券の交付を受けることができます。
クーポンの額は、通常10万円分ですが、子育て世帯のリフォームでは15万円分に、三世代が新たに同居するためのリフォームでは20万円分に増額されます。
問い合わせと受付の窓口は富士宮商工会議所で、市の窓口は商工振興課知財戦略・商業係となっています。
なお、令和6年度については受付が終了しています。
詳しくはこちら:住宅リフォーム宮クーポン事業(富士宮市)
補助金②富士ヒノキの家・宮クーポン事業
市内で自己居住用の住宅を新築する方なら、地元産富士ヒノキを20%以上使用する場合、市内の加盟店で利用できるクーポン券の支給を受けることができます。
支給額は、通常で25万円分ですが、子育て世帯では30万円分に、三世代同居世帯では35万円分に増額されます。
また、森林認証材に該当する場合は、それぞれ5万円分加算されます。
着工前の申請が必要です。詳細については、市の農業政策課林業係にご相談ください。
令和6年度の受付については富士宮市の産業振興部農業政策課林業係に確認してください。
詳しくはこちら:富士ヒノキの家・宮クーポン事業(富士宮市)
補助金③木造住宅耐震補強助成事業(補強計画一体型)
市内にある1981年5月31日以前に着工された木造住宅について、耐震補強計画の策定と耐震補強工事を行う場合、実施する方なら、100万円を上限として費用の5分の4について補助を受けることができます。
補助は、耐震診断の結果で耐震評点が1.0未満のものを、0.3以上改善して1.0以上とする耐震補強計画の策定と耐震補強工事を一体的に行うものが対象です。
65歳以上の方だけが居住する住宅や障がいのある方が居住する住宅の場合は、補助の上限額が120万円に増額されます。
一定要件を満たす耐震改修工事については、所得税や固定資産税の割引を受けることもできます。
また、同様の木造住宅を建替え工事や除却工事を行う場合は、「木造住宅建替助成事業」が利用可能です。
30万円を限度として、費用の100分の23以内の額について補助を受けることができます。
いずれも事前申請が必要です。要件や申請手続きなど、詳しくは市の建築住宅課でご確認ください。
詳しくはこちら:木造住宅耐震補強助成事業(補強計画一体型)(富士宮市)
補助金④創エネ・蓄エネ機器等設置費補助金
市内にある、自ら居住する住宅や居住予定の住宅に、要件を満たす省エネ機器などを設置する方なら、それぞれの機器に応じた金額を上限として、費用の50%以内について補助を受けることができます。
市内にある機器が設置された建売住宅を、自ら居住するために購入する場合も対象になります。
設置する機器は、一般住宅用のものと家庭用のものが対象です。
対象機器と上限額は、燃料電池やガスコージェネレーションシステム、定置用リチウムイオン蓄電池ではそれぞれ10万円とされています。
一部リース契約も対象になりますが、補助は減額されます。
このほか、ビークル・トゥ・ホームシステムやエネルギー管理システム(HEMS)も対象になり、それぞれの上限額は5万円と1万円などとされています。
また、住宅用太陽光発電システムも対象となり、最大出力または定格出力のうち低いものについて、1キロワット当たり2万円を乗じた額が支給されます。
機器には要件があり、設置前に申請が必要です。
詳しくは、市のホームページ、環境企画課環境エネルギー室でご確認ください。資金の融資についても利用可能です。
詳しくはこちら:創エネ・蓄エネ機器等設置費補助金(富士宮市)
補助金⑤浄化槽設置整備事業
市内で下水道の整備が見込まれない地区において、新築や増改築に伴って合併処理浄化槽を設置する場合や既存の浄化槽を入れ替える場合、浄化槽の容量に応じた補助を受けることができます。
補助は、5人槽では33万2千円、7人槽では41万4千円、10人槽では54万8千円が支給されます。
なお、費用が補助額を下回った場合は、費用の額が補助の限度額となります。
また、単独浄化槽や汲み取り式便所からの設置替えで、住宅の建築を伴わない場合については、補助額が5人槽で60万円、7人槽で69万5千円、10人槽で91万6千円に増額されます。
対象地区や申請方法などの詳細については、市の下水道課排水設備係にご相談ください。
詳しくはこちら:浄化槽設置整備事業(富士宮市)
補助金⑥富士宮市空家等除却費補助金交付制度
市内にある空き家を除却する場合、所有者などの権利者や権利者の同意を得た方なら、50万円を上限として、費用の5分の4について補助を受けることができます。
空き家は、概ね1年以上居住などに使用されていない建築物で、特定空家や不良空家、自治会などの広場などとして利用予定の敷地に存在する空家などが対象となります。
補助対象となる費用は、空家の除却費用のほか、除却に伴う廃材などの撤去・処分費です。
造作や家財道具の撤去や運搬、処分にかかる費用は対象外です。
工事前の申請が必要です。対象となる空家の要件や申請方法など、詳細については、市の建築住宅課にご相談ください。
詳しくはこちら:富士宮市空家等除却費補助金交付制度(富士宮市)
補助金⑦介護保険 居宅介護(介護予防)住宅改修費
市内にある住宅で暮らす、要介護や要支援の認定を受けた方なら、自宅での移動などを円滑にするために小規模なバリアフリー改修を行う場合、20万円を限度として、費用のうち一部について給付を受けることができます。
バリアフリー改修は、段差解消や手すりの取付け、開閉しやすい扉や洋式便器への取替え、滑りを防止して移動を円滑にする床材や通路材への変更、改修に伴って必要となる補強などの工事が対象です。
給付割合は、介護保険の負担割合に応じて9割から7割です。
費用の1割から3割については自己負担となります。事前申請が必要です。
まずは、担当のケアマネージャーまたは市の高齢介護支援課にご相談ください。
詳しくはこちら:介護保険 居宅介護(介護予防)住宅改修費(富士宮市)
補助金⑧日常生活用具給付制度(住宅改修費)
市内にある自宅で暮らす、肢体などに一定の障がいのある方なら、自宅での生活動作を補助する用具を設置するために小規模な住宅の改修を行う場合、20万円を限度に費用の9割について給付を受けることができます。
給付は、3級以上の身体障害のある方のうち、下肢機能に障害のある方や体幹機能など肢体が不自由な方、運動機能に障害のある方、2級以上の視覚障害のある方などが対象です。
改修は、手すりの取り付けや床段差の解消、滑り止めや移動の円滑化のための床や通路面材料の変更、洋式便器や開閉しやすい扉への取替えなどが対象です。
原則として、費用の1割を自己負担します。
身体障害者手帳や療育手帳など、障がいがあることを証明できる書類や業者の見積書などを添え、事前申請を行う必要があります。
詳しくは、市の障がい療育支援課にご相談ください。
詳しくはこちら:日常生活用具給付制度(住宅改修費)(富士宮市)
「富士宮市」の補助金申請の流れと必要書類
リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。
補助金の申請方法とその手順
最初に補助金制度の詳細を確認する
まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。
補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。
見積もりを作成してもらう
次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。
補助金申請書の提出を行う
リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。
申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。
審査・承認を経てリフォーム工事に着手
申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。
補助金の受け取り
リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。
なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。
そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。
リフォーム補助金の申請時の必要書類
リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。
補助金申請書
これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。
見積書
リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。
リフォーム計画書
「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。
建築図面
補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。
所有者の同意書
建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。
証明書類
補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。
リフォーム後の報告書
報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。
なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。
富士宮市のリフォーム会社の選び方
富士宮市では、リフォームや地元産材による新築、木造住宅の耐震改修・建替・除却、省エネ設備の設置、合併浄化槽の設置、空き家の除却、バリアフリー改修などに関する補助や助成などの制度を利用することが可能です。
これらの補助や助成などを利用したい場合は、制度とともに制度の対象となるリフォームに詳しい業者や会社を選ぶことがおすすめです。
富士宮市近郊の富士市や静岡市、沼津市なども含めてリフォーム会社を選ぶと、選択肢が増えます。
逆に、自宅に近いリフォーム業者や会社であれば、出張費などの費用を抑えることが期待できます。
しかしながら、リフォームを行う部位別に得意不得意もあるため、候補となっているリフォーム業者や会社が得意としているリフォームは何か、口コミも調べて把握することが大切です。
下記の「富士宮市で評判のリフォーム会社一覧」では、リフォーム業者や会社選びの参考になるよう、富士宮市にあるリフォーム会社を紹介しています。
会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。
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リフォームする際のポイント
もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。
リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。
正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。
その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。
それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。
複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。
このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。
「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!