目次
プレハブ住宅に採用されやすい外壁材の種類
プレハブ住宅には、さまざまな外壁材が採用されています。
- サイディング
- モルタル
- ALC(軽量気泡コンクリート)
- タイル
- RC(鉄筋コンクリート)
- レンガ
特に、パネル状になっているサイディングは工期も短く、プレハブ住宅の外壁材として、近年人気が高まっています。
外壁材は種類によって外観や、機能性・費用が異なります。
立地条件や希望の機能性を考慮して、最適な外壁材を選択しましょう。
プレハブ住宅の外壁塗装におすすめの塗料
プレハブ住宅の外壁塗装におすすめの塗料は、以下のとおりです。
これらの塗料は、それぞれ耐用年数や特徴が異なります。
そのため、外壁塗装の際には既存外壁との相性や、今後のメンテナンスサイクルなども視野に入れて検討しましょう。
プレハブ住宅の外壁をリフォームする方法
戸建て住宅と同じように、プレハブ住宅も築年数が経過すると外壁塗装などのリフォームが必要です。
最適なリフォーム方法は、既存の塗装や外壁材の劣化具合によって異なります。
【方法1】塗装
塗膜は経年劣化により防水性や耐久性が低下するため、塗料の耐用年数が近づいてきたら再塗装を検討しましょう。
外壁に汚れやカビ、藻・旧塗膜などが付いていると、塗膜が密着せず短期間での剥がれにつながるため、事前に高圧洗浄をします。
プレハブ住宅の外壁塗装は美観を維持し、機能性を向上させられるため定期的におこないましょう。
【方法2】カバー工法
プレハブ住宅における外壁のカバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りのことを指します。
外壁の張り替え工法に比べてコストをかけずにリフォームできるだけでなく、工期も2~3週間と比較的短い点がメリットです。
なおカバー工法の特性上、リフォーム後は建物の外壁が二重になります。
これにより断熱性や防音性が向上する一方、建物の重量が増加して耐震性が低下するおそれもあるため、事前に建物の耐震強度をチェックしましょう。
また、カバー工法では下地となる既存外壁を覆うため、メンテナンスが困難になる可能性もあります。
プレハブ住宅における外壁リフォームの費用相場
プレハブ住宅における外壁塗装リフォームの費用は、以下のとおりです。
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
外壁塗装 (30坪) | 50万~120万円 |
カバー工法 (30坪) | 170万~230万円 |
なお、既存外壁の劣化状況やプレハブ住宅の立地条件などによって、上記のリフォーム費用は変動することもあります。
特に、仮設足場は費用の変動幅が大きいため、外壁リフォームを検討する際はあらかじめ専門業者に現地調査を依頼し、おおまかな費用を把握しましょう。
プレハブ住宅の外壁から雨漏りした際の修理方法
プレハブ住宅の外壁から雨漏りした際は、コーキング材や防水テープなどを用いて修理が可能です。
外壁材はボルトやビスで固定しているため、金属部品はサビやすく、ボルト穴が雨漏りの原因となるケースも珍しくありません。
プレハブ住宅の雨漏りは原因や建物自体の劣化状況を考慮して、適切な方法で修理しましょう。
【Q&A】プレハブ住宅の外壁リフォームに関するよくある質問
- プレハブ住宅の外壁にアスベストが含まれている場合の撤去方法は?
-
2022年4月よりアスベスト法の改正が実施され、アスベストを含む建物の解体・改修工事では、石綿含有有無の事前調査が義務付けられています。アスベストは1960年~1990年代に建てられた建物に使用されているため、対象年代に建てられたプレハブ住宅をリフォームする場合は注意が必要です。
アスベストを含むプレハブ住宅の撤去方法- アスベスト事前調査
- 内装の解体
- 建物の養生
- 外壁材の撤去
- 躯体解体
- 基礎解体
プレハブ住宅にアスベストが含まれている場合は、アスベスト調査・除去まで任せられる業者に依頼しましょう。
- DIYによるプレハブ住宅の外壁リフォームは可能?
-
プレハブ住宅の外壁リフォームは、DIYでも可能です。しかし、プレハブ住宅の外壁リフォームには、専門的な知識や高い技術が必要です。素人がおこなうと塗料の機能性を十分発揮できなかったり、雨漏りが悪化してしまったりします。プレハブ住宅の外壁リフォームを検討する際は、専門業者に依頼しましょう。
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