

外壁材として使用される、ガルバリウム鋼板とサイディングの違いがわからない人もいるでしょう。どちらも長持ちする外壁材として人気が高く、多くの建物で採用されています。
この記事では、ガルバリウム鋼板とサイディングの違いやそれぞれのメリット・デメリット、リフォーム費用などを解説します。住まいにとって最適な外壁材を選んで、愛着の湧く外観にリフォームしましょう。
数千件の住まいとお客様に出会い、現場を知り尽くした実務経験者。ユーザー様が後悔しないよう、長年の経験に裏打ちされた「正確」で「損をしない」情報発信を徹底しています。
目次
- 1 【結論】ガルバリウム鋼板と窯業系サイディングはどっちを選ぶべき?タイプ別早見表
- 2 外壁材のガルバリウム鋼板とサイディングの違い
- 3 ガルバリウム鋼板に外壁をリフォームするメリット
- 4 ガルバリウム鋼板に外壁をリフォームするデメリット
- 5 サイディングに外壁をリフォームするメリット
- 6 サイディングに外壁をリフォームするデメリット
- 7 ガルバリウム鋼板やサイディングの外壁リフォームにかかる費用
- 8 30年後にどうなる?経年劣化の比較
- 9 外壁材のガルバリウム鋼板とサイディングのおすすめメーカー
- 10 ガルバリウム鋼板やサイディングに外壁をリフォームした事例
- 11 【Q&A】ガルバリウム鋼板やサイディングのリフォームに関するよくある質問
【結論】ガルバリウム鋼板と窯業系サイディングはどっちを選ぶべき?タイプ別早見表

ガルバリウム鋼板と窯業系サイディングは、どちらも住宅外壁の主流素材ですが、得意な条件が違います。詳しい違いを読む前に判断軸だけ押さえたい人向けに、優先したい項目から逆引きできる早見表を用意しました。
| 優先したい項目 | 向いている外壁材 | 主な理由 |
|---|---|---|
| 初期費用を抑えたい | 窯業系サイディング | 材料・施工単価ともに安価な傾向 |
| 30年通算の費用を抑えたい | ガルバリウム鋼板 | 塗装・コーキングのメンテ頻度が低い |
| 地震対策で建物を軽くしたい | ガルバリウム鋼板 | 窯業系の約1/4の重量※ |
| デザインの選択肢を広げたい | 窯業系サイディング | 木目・タイル調・石目調まで揃う |
| シャープな外観にしたい | ガルバリウム鋼板 | 金属特有のフラットなライン |
迷ったら、初期費用を抑えたいか、30年通算の費用を抑えたいか、この2軸で考えると整理しやすくなります。
外壁材のガルバリウム鋼板とサイディングの違い

サイディングは本来、工場生産のパネル状外壁材の総称で、窯業系・金属系・樹脂系・木質系の4種類があります。ただし、住宅外壁として一般的にサイディングと呼ばれるのは普及率の高い窯業系サイディングを指す場合が多いため、本記事でも以降は窯業系サイディングを「サイディング」と表記します。一方のガルバリウム鋼板は、4種類のうち金属系サイディングに分類される素材です。
ガルバリウム鋼板とサイディングは、どちらも外壁材の名称です。両者の大きな違いは使用している素材で、ガルバリウム鋼板は金属系サイディング、サイディングは窯業系サイディングに分類されます。
| 比較項目 | ガルバリウム鋼板 | 窯業系サイディング |
|---|---|---|
| 主原料 | 合金めっき鋼板※1 (アルミ55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%) | 成形板※2 (セメント・繊維質を主原料) |
| 重量 (1㎡あたり目安) | 約5kg | 16〜20kg |
| 厚み (一般的な住宅向け) | 0.35〜0.5mm (断熱材含めて15〜18mm) | 14〜18mm |
| 耐用年数 | 30〜40年 | 30〜40年 |
| 塗装メンテナンスサイクル | 15〜20年 | 8〜10年 |
| 該当JIS規格 | JIS G 3322 (塗装溶融55%アルミニウム- 亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯)※3 | JIS A 5422 (窯業系サイディング)※4 |
※2:メンテナンスについて / サイディングの維持管理はどうするの(一般社団法人日本窯業外装材協会:NYG)
※3:JIS G 3322:2024 塗装溶融55%アルミニウム―亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯(日本規格協会)
※4:JIS A 5422:2019 窯業系サイディング(日本規格協会)
外壁材によって、環境への耐性やデザイン性は大きく変わります。たとえば、耐震性を高めたい場合はガルバリウム鋼板、デザイン重視ならバリエーションの広い窯業系サイディングと、選び分けるだけでも仕上がりに差が出ます。それぞれの特徴を把握してから選ぶことで、満足度の高い外壁リフォームにつながります。
ガルバリウム鋼板の特徴
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%を組み合わせて表面処理した鋼板のことを指します。耐熱性・耐久性に優れており、金属素材のなかでも錆びにくい点が大きな特徴です。
アルミニウムが酸化膜を形成して、金属部分を保護する仕組みになっています。素材自体が軽量なため、耐震性に優れるのも特徴のひとつです。
サイディングの特徴
サイディングとは、セメントや金属などの素材で製造されたパネル状の外壁材を指します。工場生産のため、品質の安定性が大きな特徴です。サイディングは大きく4種類に分類されます。
| サイディングの種類 | 特徴 |
|---|---|
| 窯業系 | セメントをベースに繊維質を配合し、板状に形成した外壁材 普及率が最も高い デザインのバリエーションが豊富 |
| 樹脂系 | 塩化ビニル樹脂を使用した外壁材 塗装メンテナンスが不要 |
| 木質系 | 天然木材に塗装を施した外壁材 木のぬくもりを感じられる |
| 金属系 | 断熱材の表面に金属板を張り合わせて模様付けした外壁材 丈夫で耐水性が高い カバー工法に採用しやすい |
ガルバリウム鋼板に外壁をリフォームするメリット

ガルバリウム鋼板を外壁に採用するメリットは、耐久性・耐震性・防水性・遮熱性・耐熱性・意匠性の各面に分かれます。順に見ていきます。
【メリット1】耐久性が高い
アルミニウムと亜鉛を組み合わせた合金めっきにより、従来の鋼板より高い耐久性が実現しています。傷や錆を見つけ次第早めに補修し、適切なメンテナンスを続けることで長期使用が可能です。
メーカー保証は塗膜・基材・赤錆など項目別に設定されている場合が多く、海岸線から数百メートルの塩害地域は保証対象外となるケースもあります。塩害や酸性雨の影響が強い地域では、本来の耐久年数より短くなることもあります。
【メリット2】軽量なため耐震性に優れている
ガルバリウム鋼板は、モルタルや窯業系サイディングと比べて非常に軽量です。外壁に採用すると建物の荷重が減り、地震時の負担も軽減されます。割れや欠けの心配も少ないため、地震対策に有効な外壁材です。
築古住宅の外壁カバー工法でガルバリウム鋼板が選ばれる理由のひとつが、この軽量性です。既存外壁を残したまま重ね張りしても、建物全体への重量負担が抑えられます。
【メリット3】防水性が高くて錆びにくい
窯業系サイディングと比べて継ぎ目が少なく、水が内部に浸入しにくい構造です。表面のアルミニウム層が酸化膜を形成して鋼板を保護するため、錆も発生しにくくなります。
【メリット4】室内の温度上昇を抑制する
熱反射率に優れているのも、ガルバリウム鋼板のメリットです。熱の吸収率が小さいため、室内の温度上昇を抑制できます。冷房の効きもよくなるので、電気代の節約にもつながります。
【メリット5】耐熱性に優れている
アルミニウムの含有率が高いため、300〜350度の高温下でも長時間の使用に耐えます。火災時の延焼を抑えやすい点も、ガルバリウム鋼板を選ぶ理由になります。
【メリット6】スタイリッシュな印象に仕上がる
ガルバリウム鋼板は、金属ならではのシャープなラインが魅力的です。外壁に採用するとスタイリッシュな印象に仕上がり、シンプルで洗練された外観を好む人に向く素材です。
意匠面ではフラットな板金張り(角波・小波)と、目地のあるサイディング調があり、選ぶ柄で印象が大きく変わります。シンプル志向ならフラット系、施工の難易度を抑えたいならサイディング調が定番です。
ガルバリウム鋼板はどの色が人気?色選びで失敗しないポイントも解説
ガルバリウム鋼板に外壁をリフォームするデメリット
ガルバリウム鋼板は優れた外壁材ですが、デメリットもあります。メリット・デメリットを把握したうえで外壁材を選びましょう。
【デメリット1】傷がつきやすい
飛来物などによって表面に傷がつくと、そこから錆が発生する可能性があります。錆は放置すると徐々に広がるため、傷や錆を見つけ次第、早めに専門業者へ修理を依頼してください。
【デメリット2】衝撃に弱い
石や野球ボールなど硬い物が強く当たると、表面が凹む場合があります。ガルバリウム鋼板の採用時は外壁への衝撃に注意し、必要に応じて厚手のグレードを選ぶと耐衝撃性が高まります。
駐車場や子どもの遊び場が外壁に接している家は、腰高までの部分だけ衝撃に強い別素材を組み合わせる手法もあります。全面ガルバリウムにこだわらず、部位ごとに使い分ける選択肢を覚えておくと安心です。
【デメリット3】デザインのバリエーションが少ない
ほかのサイディングと比べて、選べる柄や色のバリエーションが少なめです。ガルバリウム鋼板のみで物足りなさを感じる場合は、木質調サイディングと組み合わせて意匠性を補う方法もあります。
木目調サイディングのおすすめメーカーは?木質系の特徴や費用も比較
サイディングに外壁をリフォームするメリット

サイディングは、多くの住宅で採用されている外壁材です。コスト・施工性・デザイン性のバランスがよく、初めての外壁リフォームでも候補に上がりやすい素材です。
【メリット1】コストパフォーマンスに優れている
サイディングは、価格と性能のバランスが取りやすい外壁材です。衝撃や地震の揺れに対しても変形・割れの被害が起きにくく、ガルバリウム鋼板と比較すると工事費を安く抑えられます。コストは抑えたいけれど性能は妥協したくない人に向いている素材です。
初期工事費がガルバリウム鋼板より2〜4割ほど抑えられる場合が多く、外壁を更新したい・予算を住宅ローンの返済とバランスさせたい場合に選ばれやすい素材です。
【メリット2】施工できる業者が多い
工場で製造されたサイディングボードを外壁に張って固定する施工は、工程がシンプルで職人の技量に左右されにくいのが特徴です。対応業者の母数も多いため、依頼先の選択肢が広がります。
業者の母数が多いと相見積もりも取りやすく、価格・施工内容を比較したうえで依頼先を決められます。地域に1〜2社しか対応業者がいない素材と比べると、選択肢の広さは見落としにくいメリットです。
【メリット3】工期が短い
工場で製造したボードを現場で張り合わせる施工方法のため、サイディングは比較的短期間で工事が完了します。工期を抑えたい場合は、有力な選択肢となる素材です。
【メリット4】デザインのバリエーションが豊富
木目調・レンガ調・ストーン柄など、サイディングはデザインのバリエーションが豊富です。外観にこだわりたい人ほど、選択肢を広く持てる素材といえます。
【メリット5】耐火性が高い
サイディングは不燃材料・準不燃材料として国土交通大臣の認定を受けており、耐火性も強みです。飛び火による延焼の影響を受けにくく、火災時の被害も最小限に抑えられます。
サイディングに外壁をリフォームするデメリット
サイディングは扱いやすい外壁材ですが、メンテナンスの頻度と熱への弱さは注意が必要です。
【デメリット1】定期的に塗装が必要
サイディング自体には防水性がないため、外壁材を守るには防水性の高い塗料による定期的な塗装が必要です。塗装周期を守って防水機能を維持する運用が前提の素材といえます。
塗装ごとに足場を組む必要があるため、1回あたり数十万円規模の支出が発生します。塗装周期が短い分、30年スパンでは塗装関連費がガルバリウム鋼板の2倍程度になるケースも見られます。
【デメリット2】耐久性が低い
サイディングはパネル同士の隙間にコーキング材を充填して仕上げます。コーキング材は経年で縮みやひび割れが発生し、劣化部分から水が建物内部に浸入します。外壁材自体の劣化を早めるリスクもあるため、コーキング材の定期的な打ち替えが必須です。
【デメリット3】熱がこもりやすい
サイディングの主原料であるセメントは耐熱性こそ高いものの、熱を吸収しやすい性質があるため、夏場は壁面に熱がこもりがちです。直射日光が当たる表面温度は60度以上になることもあり、外壁リフォーム時には断熱対策を同時に検討するのがおすすめです。
寒冷地では熱を蓄えるメリットになる側面もあります。立地の気候条件によって、メリット・デメリットの捉え方は変わります。
ガルバリウム鋼板やサイディングの外壁リフォームにかかる費用
ガルバリウム鋼板やサイディングの外壁リフォーム費用は、1平方メートルあたり700〜6,000円が目安です。
| リフォームの内容 | 費用相場 (1平方メートルあたり) |
|---|---|
| ガルバリウム鋼板の重ね張り | 3,000〜5,000円 |
| ガルバリウム鋼板の張り替え | 4,000〜6,000円 |
| サイディングの重ね張り | 700〜1,000円 |
| サイディングの張り替え | 4,500〜5,000円 |
生産性の高い窯業系サイディングは、ガルバリウム鋼板と比べて工事費を抑えやすい素材です。張り替えは撤去・処分の手間が発生する分、重ね張りより費用がかさみます。
- 足場の設置
- 下地の処理
- 素材の種類
- 素材のグレード
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外壁のカバー工法(重ね張り)は本当にお得?費用や後悔しないポイントも
30年間の総費用(初期費用+メンテ費用)で比較する

外壁材は最初の工事費だけ見ると窯業系サイディングが安く見えます。ただし、外壁は30年単位で付き合うものなので、その間に発生する塗装・コーキング打ち替えの費用を足し合わせて考えると、印象が変わってきます。
最初にいくら払うかと、30年間で合計いくらかかるか、この2つは分けて把握しておくと判断しやすくなります。
- 前提条件
-
30坪は外壁面積約150㎡、40坪は約200㎡で計算しています。塗装はシリコン塗料を採用し、立地は一般的な市街地(塩害・酸性雨地域は対象外)。新築または既存撤去後の張り替えを起点に30年運用したケースで試算しました。単価は外壁リフォーム市場の一般的な相場をベースにしています。
- 30年間の総費用(30坪・150㎡)
-
項目 ガルバリウム鋼板 窯業系サイディング 初期工事費 150万〜200万円 120万〜170万円 塗装メンテナンスサイクル 15〜20年※ 8〜10年※ 30年間の塗装回数 1〜2回 2〜3回 塗装メンテ費用の合計 70万〜140万円 160万〜270万円 コーキング打ち替え 部位限定
約10万円×1回全周
15万〜30万円×2〜3回30年間の総費用目安 230〜350万円 310〜470万円 ※ 建築用塗料(日本ペイント)/ アレスダイナミックシリーズ(関西ペイント)/ プレミアムシリーズ(エスケー化研) 40坪・200㎡の場合は、それぞれ概ね1.3倍前後(外壁面積比)になる目安です。
塗装のメンテナンスサイクルは、シリコン塗料を採用した場合の標準値です。フッ素・無機塗料を選ぶと窯業系の塗装回数を1回減らせる代わりに塗料単価が上がるため、総額の差は縮まりにくくなります。長期保有を前提にすると、ガルバリウム鋼板は塗装メンテ回数が少ない分、累計の差が効いてくる構造です。一方、5〜10年で売却する予定なら、初期費用が安い窯業系を選ぶ判断もありえます。
30年後にどうなる?経年劣化の比較

外壁材は新築直後の見た目が似ていても、5年・10年・20年・30年で劣化の出方とメンテの必要時期が変わります。築年数別の状態とやるべきメンテをまとめました。
| 経過年数 | ガルバリウム鋼板の状態 | 窯業系サイディングの状態 | この時期にやるメンテ |
|---|---|---|---|
| 5年 | 美観はほぼ維持。塗膜は健全 | コーキング目地に細かなひび、塗膜表面に微細な変色 | 目視点検と部分補修。コーキング部分の確認 |
| 10年 | 軽度のチョーキング(粉化)。傷部から白錆の兆候 | チョーキングが顕著、コーキングの硬化・割れ | 窯業系は1回目の塗装+コーキング打ち替え。ガルバは様子見〜部分補修 |
| 20年 | 塗膜の劣化が進行。錆の発生確認が必要 | 基材の吸水ムラ。2回目の塗装期 | ガルバは1回目の塗装またはカバー工法を検討。窯業系は2回目の塗装+コーキング打ち替え |
| 30年 | 鋼板下地に錆・穴あきが出始める | 凍害・反り・割れの可能性 | カバー工法または張り替えを検討する時期 |
メーカー保証の打ち切り基準は、塗膜の剥離、基材の腐食、反り、含水率の上昇が中心です。窯業系サイディングは水分対策、ガルバリウム鋼板は傷から錆びさせない対策がメンテナンスのポイントになります
塗料の耐候性データは「JIS K 5600-7-7準拠の促進耐候試験」で公表されており※、住宅向けシリコン塗料で10〜15年、フッ素塗料で15〜20年、無機塗料で20年以上を維持目安にしているメーカーが多い水準です。
※ JIS K 5600-7-7:2008 塗料一般試験方法(促進耐候性)(日本規格協会)
外壁材のガルバリウム鋼板とサイディングのおすすめメーカー
外壁材におけるガルバリウム鋼板とサイディングのおすすめメーカーを、代表商品・保証年数・厚みとあわせて整理しました。
| メーカー | 代表商品 | 主な保証年数 (塗膜/赤錆/穴あき) | 厚みの目安 |
|---|---|---|---|
| アイジー工業 | ガルスパン SPシリーズ | 15年/20年/25年※1 | 15〜18mm |
| ニチハ | センターサイディング金属系 (ELシリーズ等) | 15年/15年/25年※2 | 15〜18mm |
| ケイミュー | はる・一番 | 10年/15年/20年※3 | 約15mm |
| 旭トステム外装 | Danサイディング | 10年/15年/25年 | 約15mm |
| YKK AP | アイアンベル | 10年/15年/20年 | 約15mm |
※2:Fu-ge 長期メンテナンス(ニチハ)
※3:スーパーKMEWシール(保証)(ケイミュー)
| メーカー | 代表商品 | 主な保証年数 | 厚みの目安 |
|---|---|---|---|
| ニチハ | Fu-ge(フュージェ) モエンエクセラード | 10〜15年 (製品グレード別) | 14〜18mm |
| ケイミュー | 親水セラ 光セラ | 10〜30年※ (光触媒コートで最長クラス) | 14〜18mm |
| 旭トステム外装 | AT-WALL AT-WALLプレミアム | 10〜15年 | 14〜18mm |
各メーカーの製品を比較して、建物や住まい方にあう外壁材を選びましょう。保証年数は商品グレードや施工条件で変わるため、見積もり時にメーカーの保証書原本での確認をおすすめします。
金属サイディングメーカーの特徴を徹底解説!人気・おすすめ理由を完全網羅
窯業系サイディングメーカーの一覧と人気商品・メーカーの特徴をご紹介
ガルバリウム鋼板やサイディングに外壁をリフォームした事例
ガルバリウム鋼板やサイディングへの外壁リフォーム事例を3つ紹介します。リフォーム前後の外観を見て、デザイン選びの参考にしてください。
【事例1】ガルバリウム鋼板で長持ちする外壁に


お客様は外壁塗装を考えていましたが、耐久性の高いリフォームを模索していたため、ガルバリウム鋼板でのカバー工法をご提案。ガルバリウム鋼板は耐久性が高く30年〜40年持つため、長く安心して暮らせるのが魅力です。
以前よりも壁面が30mm程度前に出てくることから、窓や玄関、勝手口などの開口部に同じ素材の見切り材を施工しています。これにより見た目もすっきりし、新築のような外壁に仕上がりました。
【事例2】断熱性・耐久性に優れるサイディングへリフォーム


杉板張りの外壁を撤去して、断熱性・耐久性に優れるサイディングに張り替えました。杉板張りは自然な風合いや地球にやさしい外壁材ですが、長い時間湿気にさらされるとカビやシロアリが発生しやすいといったデメリットもあります。
不燃加工がされていない場合は、耐火性がほとんどありません。サイディングなら断熱性や耐久性はもちろん、耐火性も優れているので、安心して暮らせるでしょう。
【事例3】サイディングの張り替えで洋風な雰囲気に


メンテナンスのしやすい外壁にしたいというご相談を受け、サイディングに張り替えました。既存の外壁材を撤去したため、しばらくは修繕が必要になることはないでしょう。
リフォームのタイミングで見た目を一新するために、デザイン性の高いレンガ調を採用。洗練された洋風な外観に仕上がりました。
【Q&A】ガルバリウム鋼板やサイディングのリフォームに関するよくある質問
- ガルバリウム鋼板とサイディングの耐用年数は?
-
ガルバリウム鋼板とサイディングの耐用年数は、以下のとおりです。
外壁材の種類 耐用年数 ガルバリウム鋼板 30〜40年 サイディング 30〜40年 ガルバリウム鋼板とサイディングはどちらも長寿命の外壁材で、立地条件と定期的なメンテナンスの実施状況によって、耐用年数を全うできるかが決まります。
- ガルバリウム鋼板とサイディングのメンテナンスサイクルは?
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ガルバリウム鋼板とサイディングのメンテナンスサイクルは、以下のとおりです。
外壁材の種類 メンテナンスサイクル ガルバリウム鋼板 10〜15年 サイディング 7〜10年 外壁は常に雨風や紫外線にさらされるため、メンテナンスを放置すると劣化が早まります。外壁材を長持ちさせるためにも、適切なタイミングでメンテナンスを実施してください。
- ガルバリウム鋼板の断熱性や防音性は?
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断熱材一体型のガルバリウム鋼板であれば、断熱性や防音性に問題はありません。外気の影響を受けにくくなるため、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を保てます。雨音もうるさく聞こえにくく、快適に過ごせます。
- 外壁リフォームでガルバリウム鋼板かサイディングを選ぶ際のポイントは?
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外壁リフォームでガルバリウム鋼板かサイディングを選ぶ判断材料は、次の4つです。
- 耐震性
- 予算
- メンテナンス頻度
- デザイン
耐震性にこだわりたい場合は、建物に負担の少ないガルバリウム鋼板。初期費用を抑えたい場合は、サイディングが向いています。
- ガルバリウム鋼板やサイディングへの外壁リフォームで後悔しないためのポイントは?
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後悔しないためのポイントは、次の4つです。
- 建物の立地条件を確認する
- リフォーム予算を明確にする
- 既存外壁材との相性を考慮する
- 信頼できる業者に工事を依頼する
ガルバリウム鋼板の施工は専門性が高いため、信頼できる専門業者に依頼してください。
- ガルバリウムとサイディングはどっちが安い?
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初期工事費だけで比較すると、窯業系サイディングのほうが安く済むのが一般的です。1平方メートルあたりの相場で、ガルバリウム鋼板は2〜4割ほど高くなる傾向にあります。ただし、30年通算の総費用で比較すると、塗装回数とコーキング打ち替え回数の差でガルバリウム鋼板が逆転することも珍しくありません。住み続ける期間が短いか長いかで、お得な選択肢が変わる点は押さえておきましょう。
- サイディングの張り替えとカバー工法はどっちがいい?
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築年数が浅く既存外壁の状態が比較的良ければ、コストを抑えられるカバー工法が選ばれやすいです。既存外壁の劣化が進んでいる場合や、内部の防水シート・断熱材まで更新したい場合は張り替えが適しています。建物への重量負荷を抑えたいなら、軽量なガルバリウム鋼板でのカバー工法も有力な選択肢です。
- 外壁塗装は何年ごとにすればいい?
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塗装の推奨周期は、塗料グレードと外壁材で変わります。
窯業系サイディング+シリコン塗料で8〜10年、フッ素塗料で12〜15年、無機塗料で15〜20年が一般的な目安です。ガルバリウム鋼板はもう一段長く、シリコン塗料で15年前後、無機塗料で20年以上の維持を目指す施工が見られます。
塗膜表面にチョーキング現象(粉化)が見られるようになったら、塗装の検討時期と判断するのがわかりやすい目安です。











