2023年12月08日更新

監修記事

雨樋修理の費用はどのくらい?破損の原因や火災保険の適用について紹介

雨樋の役割とは?

屋根やベランダなどに降った雨は放っておくと、外壁を伝ってきたり、庇から地上まで流れてきたりします。雨樋の役割は、降った雨を地上まで適切に誘導することです。

雨水が住宅内に侵入すると、カビが発生するなど腐食する原因になるかもしれません。また、外壁に直接雨水が当たることは塗装などの劣化を早め、さらには地上に流れる雨水が住宅基礎に悪影響を及ぼす可能性もあります。

雨樋は、雨水が垂れ流しになることを防ぎ、住宅の寿命が縮まらないように守っているといえます。

破損した雨樋をそのまま放置しておくと、雨樋以外の箇所も早期に修理が必要になるでしょう。本来不要である改修費用を発生させないためにも、雨樋が破損した際は早めに修理することがおすすめです。

雨樋修理の費用相場

修理箇所費用相場
雨樋の交換・修理(1m)約3,000円~
雨樋の塗装約30,000円〜
雨樋の継ぎ手の補修(1ヶ所)約5,000円〜
雨樋の清掃約10,000円〜
雨樋の全交換(全体)約150,000円〜

雨樋修理の費用相場は、上のの表の通りです。ただし多くの場合は、表の内容以外にも費用がかかります。

足場が必要な場合は、足場設置費用や人件費が必要です。足場代と人件費は高額になる場合もあるため、事前にまとまった金額を準備しておきましょう。

また、表に記載の費用相場はあくまで目安なので、実際の費用については現地調査のうえ業者に相談すると安心です。

2階建て戸建ての雨どい修理をする場合の費用相場の内訳

2階建ての戸建て住宅の雨樋を修理するときの費用相場の内訳のモデルケースは以下の通りです。修理にかかる費用の総額は、修理内容と足場代を合わせた金額となります。

2階以上では足場が必要なケースがほとんどです。修理内容によっては修理費用総額のうち足場代が大半を占めるケースもあるので、足場費用は必ず見込んでおくようにしましょう。

修理内容費用相場
雨樋の部分交換約10,000円〜
雨樋のひび割れ補修(1ヶ所)約10,000円〜
雨樋の清掃約10,000円〜
雨樋の全交換(全体)約150,000円〜
足場約150,000円〜

雨樋の症状ごとの修理費用相場

雨樋の症状別に、修理に必要な費用相場を解説します。

修理料金は、雨樋の症状にかかわらず20,000円以上かかることがほとんどです。金具の交換だけではなく、雨樋の部分交換まで必要になると費用は上がります。

ただし、雨樋から水が流れてこない場合は樋を掃除し、ゴミなどを取り除くことで解決できる可能性が高いです。

また、雨樋の割れや傾き、歪みの症状によって樋の部分交換が必要な場合には火災保険の対象になります。

雨樋の症状費用相場
雨樋に穴が空いている20,000円~
雨樋が外れている20,000円〜
雨樋が割れている20,000円〜
雨樋が傾いている、歪んでいる20,000円〜

雨樋修理に要する日数とは?

雨樋を修理するために必要な日数の目安は、以下の表の通りです。

雨樋に関する工事はさほど日数はかかりません。清掃や補修程度であれば数時間ですべて終了することもあります。

しかし、雨樋の修理が1階なのか2階なのかそれ以上なのかによって日数は大きく変わるので注意が必要です。足場が必要な場合、さらに日数がかかります。

必要日数については、見積もりの段階で業者に確認するとおおよその日数が分かるでしょう。

修理内容必要日数
雨樋の清掃〜約1日
雨樋のひび割れ、補修〜約1日
雨樋の部分交換約1日〜約2日
雨樋の全体交換約2日〜約3日

雨樋の交換時期

雨樋の交換時期は、設置してから約20年経過したときです。20年以上経過すると、色落ちなど見た目が損なわれていることがほとんどです。見栄えを考慮して20年経過した雨樋は、交換すると良いでしょう。

しかし年に一回程度の定期点検を行い、雨樋に不備がないか確認と清掃を行うことで寿命が伸びることがあります。万が一不備が見つかった場合は、早期発見できたことで修理費用を抑えられるでしょう。

なお、高所作業は初心者には危険なので、雨樋の点検をするときは無理のない範囲で行い、危険と感じた場合は業者に依頼しましょう。

雨樋の修理・交換事例の紹介

一概に雨樋の修理や交換といっても、修理や交換内容によってリフォーム費用や工期は大きく異なります。ここでは、事例をいくつか紹介するので実際に業者に依頼するときの参考にしてください。

火災保険を申請して費用を抑えて雨樋修理を行った事例

株式会社日建の施工事例
リフォーム費用約40万円
工期約2日
リフォーム内容木造住宅の雨樋交換
採用メーカー・シリーズ:パナソニック

雨樋に雨水が溜まってしまい水が溢れてくる問題が生じたため、部分リフォームすることになった事例です。雨樋の金具のピッチを短くし、金具を増やすことで以前より強度を出しています。

リフォーム費用は約40万円が必要でしたが、火災保険の申請を利用して自己負担は0円で修理が可能になりました。高額な費用が必要な場合でも火災保険を利用して負担を軽減できる場合もあるため、気になる人は業者に相談してみましょう。

戸建て住宅の雨樋交換事例

株式会社エコファイン・ジャパンの施工事例
リフォーム費用約33万円
工期約1日
リフォーム内容木造住宅の雨樋の交換
採用メーカー・シリーズ:パナソニック

強風・突風が発生したときに雨樋が破損し、ぶら下がっている状態で樋として機能していませんでした。雨樋の交換が必要だったため、部分リフォームを行っています。

風災害が原因の破損であるため、火災保険を申請。約33万円の費用がかかる予定でしたが、自己負担無しで修理ができた事例です。なお、火災保険の申請から費用が振り込まれるまでに3週間ほどかかっています。

屋上防水工事も含んだ雨樋交換事例

株式会社建尚/ガイソー横浜港南店の施工事例
リフォーム費用約120万円
工期約3週間
リフォーム内容ベランダ、屋根・屋根塗装、雨樋交換など
採用メーカー・シリーズ:シリコントップコート

屋上の汚れが気になり、これから何年以上住み続けられるのか不安になったため工事する決断をされた事例です。

屋上の劣化している箇所のリフォームと合わせて、雨樋の交換も行っています。劣化した雨樋は交換することで雨水などによる建物にかかる負担を減らすことにつながります。その結果、建物の寿命を伸ばすことができるでしょう。

雨樋の補修工事と外壁塗装の事例

株式会社リテックホームの施工事例
リフォーム費用約136万円
工期2週間前
リフォーム内容雨樋の補修
外壁塗装

外壁塗装に伴い雨樋などの付帯設備の修理を行った事例です。

1階部分の雨樋交換であれば、屋根に設置された雨樋と比較して比較的短い日数で工事が可能です。雨樋の破損は放置したままにせず、早めに業者に相談しましょう。

雨樋の修理費用を安く抑える方法

雨樋の修理費用はできる限り安く抑えたいとお考えの方も多いでしょう。修理費用を安く抑える方法はおもに5つあります。

複数の業者から相見積もりをする

信頼できそうな雨樋の修理業者を複数業者ピックアップし、見積もりを依頼しましょう。業者によって価格設定は異なります。ただし、ほかの業者より安すぎる場合は、なぜ安いのか修理内容などを確認するほうが良いでしょう。

地域密着型の業者を選ぶ

地域密着型の修理業者を選びましょう。

人件費や交通費など余分なコストを削減できるので、全国展開している大型業者より地域密着型の業者のほうが低価格である傾向があります。

グレードの低い部品を選ぶ

使用する部品のグレードを下げることは、コスト削減につながります。使用する部品数が多いほど必要費用により大きな差が生じるでしょう。

ただし、最終的な仕上がりにこだわりがある場合は、避けたほうが無難です。

屋根工事や塗装工事を同時に行い足場代費用を軽減する

雨樋の修理以外に屋根工事や塗装工事を同時に行うことで、足場費用を軽減できます。修理自体より足場費用に費用がかかることもあるので、工事はまとめて行うほうが断然お得でしょう。

火災保険が適用可能かどうか確認する

雨樋の修理には、火災保険が適用できることがあります。火災保険といっても、火災以外の自然災害でも適用されます。本来支払う予定の費用がすべて保険で下りることもあるので、必ず確認しておきましょう。

詳しくは次の章で紹介します。

雨樋修理に火災保険は使えるのか?

突風や木枯らし、春一番などによる被害を含む風災・水災・雪災・雹災などは、火災保険の適用が可能です。

ただし、保険会社との契約内容などによって、適用の可否が変わってきます。補償範囲を狭める代わりに、月々支払う金額を減額しているケースなどさまざま。まずは、修理内容を確認し、修理業者と保険会社に火災保険が使えるか確認を取りましょう。

雨どい修理に火災保険が利用できる場合とは?

雨樋修理に火災保険が下りるケースと下りないケースの例を紹介します。

自然災害が原因であれば火災保険は適用されますが、経年劣化や事故などが原因の場合、適用されません。

火災保険が下りるケース火災保険が下りないケース
・台風や強風による雨樋の破損
・大雪による雨樋の反りや歪み
・大雪による雨樋の破損
・経年劣化による雨樋の破損
・事故やミスによる雨樋の破損

台風や積雪量が多い地域は雨樋が破損することが多く、火災保険に加入している人が多いです。

火災保険を利用して雨どい修理をする際の注意点

火災保険を利用することで雨樋修理の費用を抑えられますが、利用するときはいくつかの注意点があります。

強風で破損した際の基準は風速20m/秒

火災保険の適用対象となる強風の基準は、風速20m/秒以上です。保険会社は、破損日の発生場所の気象データをもとに風速を確認します。

破損発生から3年以内に請求する必要がある

火災保険は、破損発生日から3年以内に申請する必要があります。3年を過ぎると保険は下りないので、忘れないうちに手続きするようにしましょう。

火災保険の適用には条件がある場合もある

火災保険適用には条件付きであることがあります。修理費用が一定金額以上でないと費用請求できなかったり、特約の内容で修理できなかったりなど、条件は保険会社によって異なるので申請前に条件を確認しておきましょう。

雨樋が壊れる原因と対策

雨樋の修理には、ある程度まとまった費用が必要となり、業者とやり取りする手間もかかります。ここでは雨樋が壊れる原因を解説するので、雨樋が長持ちするようにできることから対策しましょう。

ゴミや落ち葉が詰まる

雨樋にゴミや落ち葉が詰まってしまうと、水の流れを止めてしまい不具合の原因になります。水が流れなくなると、雨樋に想定以上の負荷がかかってしまうので注意が必要です。

水の流れが悪いと気づいた時点で、早めに自分で掃除を行うか業者に清掃依頼をしましょう。

つなぎ目がずれる

雨樋は、屋根から地上まで複数の部品を組み合わせてつくられています。部品のつなぎ目にずれが生じると、雨水が漏れてしまうかもしれません。雨水が漏れてしまうと、建物に直接水が当たってしまい建物の寿命を縮めることになるでしょう。

雨樋だけでなく、ほかの箇所の不具合などにつながることにもなるため、早めに業者に相談することをおすすめします。

ひび割れや歪みが発生する

雨樋は経年劣化や想定以上の負荷により、ひび割れや歪みを生じることがあります。

想定以上の負荷とは、具体的に雪やゴミなどの重量に耐えられなかったり、強い紫外線を浴びたりすることです。ひび割れや歪みが発生した場合は、業者に雨樋の交換や修理をしてもらいましょう。

雨樋の金具に錆びや折れが発生する

雨樋を建物に設置するときは、金具が必要です。金具も雨樋同様に経年劣化による錆びや折れがみられます。

多くの場合は金具のみの交換ではなく、雨樋全体を交換となるでしょう。雨樋の落下など事故につながる可能性があるので、放置せずに早めに業者に依頼すると良いでしょう。

自然災害によって破損する

雨樋は、台風や積雪など自然災害によって破損することがあります。自然災害が原因で修理が必要なとき、火災保険に加入していれば保険が適用される可能性があります。

加入している保険会社や契約内容によって適用の可否が変わるので、利用できるかどうかは保険会社とリフォーム会社の両方に確認しましょう。

雨樋修理はDIYで出来る?費用や注意点を紹介

雨樋修理にかかる費用を抑えるため、DIYで修理が可能か気になっている人は多いでしょう。雨樋修理をDIYでするときの費用や注意点を解説します。

DIYで雨樋修理可能なのは低所のひび割れ・詰まり

雨樋修理は、基本的に業者へ依頼した方がいいでしょう。

しかし、修理箇所が足場を必要としない低所であり、ひび割れの補修、雨樋に詰まったゴミなどの除去、緩んだ接続部分の締め直しなどの軽微な修理であれば、DIYで修理できることがあります。

2階以上となると高所作業となり危険性が高く、作業難易度が上がるのでリフォーム業者に依頼しましょう。業者に依頼せずにDIYできる箇所は、もっとも高くて1階屋根までです。

無理に高所作業しようとすると落下など大きな事故につながる可能性があるので、決して行わないようにしてください。

雨樋の破損は火災保険が適用されることもあるので、まずは業者に相談することをおすすめします。

DIYの雨樋修理で必要な費用

DIYで修理するときの費用相場は、以下の表の通りです。

雨樋の全体交換は、難易度が高いためおすすめしません。修理するためには、工具も揃える必要があるため工具を持っていない場合はその分費用がかかります。

雨樋修理をDIYでするメリットは、業者に依頼するより費用を抑えられることです。

修理内容費用相場
雨樋の部分的な修理約10,000円~
雨樋の清掃0円
雨樋の全体交換約30,000円~

DIYの雨樋修理で必要な道具

DIYで雨樋修理をするときに必要な道具は以下の通りです。

  • 雨樋(部分交換が必要な場合)
  • エルボ(90度折れた接続部品)
  • 継ぎ手(真っ直ぐな接続部品)
  • 脚立・作業足場
  • 雨樋ペンチ
  • 塩ビカッター
  • 金属のこぎり
  • 軍手

雨樋の修理にはいくつもの工具が必要になります。工具一式を揃える場合は業者に依頼したほうが安く済むこともあるので、工具を揃える前に業者に見積もりを出してもらうと良いでしょう。

雨樋の修理方法の手順

雨樋の修理方法の手順は以下の通りです。

工程内容
雨樋のメーカーや型を選定する雨樋は100種類以上あるので、設置する雨樋を選定します。選ぶ基準は、メーカー、形状、色、材質など。
形状は、半月型・角型など
種類は少ないですがホームセンターにも取り扱いがあります。
見積を取る修理内容を業者に伝え、複数業者に見積もり依頼します。修理内容によっては自分で修理するより業者に依頼するほうがコスト削減になるので、事前に確認しておきます。
既存の雨樋と金具を外す修理箇所の雨樋や金具を、工具を使って外していきます。
金具を取り付ける用意しておいた金具を取り付けます。ここで使用する金具は釘ではなくビスがおすすめ。釘より抜けにくく安全です。
雨樋に傾斜をつける雨水が流れるように傾斜をつけます。取り付ける金具から金具にタコ糸を張って傾斜を確認。そのあと傾斜に合うように金具で調整します。
金具に雨樋を取り付ける傾斜をつけた金具に雨樋を取り付けます。このとき、縦樋(縦方法に取り付ける雨樋)と交差する部分に集水器と呼ばれる部品をとりつけるため、雨樋に穴を開けます。
その後、集水器と雨樋をとりつけます。
縦樋を取り付ける集水器と縦樋は、エルボと呼ばれる部品でつなぎあわせます。縦樋は外壁に沿うように取り付けましょう。接合部は、専用の強力な接着剤を使用。接合部は外れやすいので雨風などの影響で外れないようにします。

見積もりをとる際は、どんな業者があるのかインターネットなどで検索してみると良いでしょう。

雨樋修理を業者へ依頼すべき場合

雨樋修理はDIYでできるケースもありますが、業者に依頼する必要があるケースもあります。修理内容がここで紹介する内容にひとつでも当てはまる場合、業者に依頼するようにしましょう。

修理箇所が多く広範囲な場合

破損箇所が数カ所程度であれば、DIYで修理することも可能です。しかし、修理箇所が多く広範囲な場合は業者に依頼するほうが良いでしょう。

業者依頼をおすすめする理由は、時間と労力が必要であることや結果的に業者のほうが費用を抑えられる可能性があるからです。

また、仮に破損部分のみ修理したとしても、経年劣化が原因であればいずれは雨樋の全交換が必要になります。DIYが必ずしもコストパフォーマンスが良いとは限らないので、気をつけましょう。

足場が必要な高所の作業が必要な場合

高所での作業は、プロでも足場がないと施工がむずかしいため業者に依頼することをおすすめします。また、作業が問題なくできたとしてもバランスがとれず落下する危険性があります。

大きな事故につながる可能性もあるので、修理内容にかかわらず高所作業を伴う場合は業者に任せるようにしましょう。

雨樋修理はどこで修理の依頼ができる?

雨樋修理を依頼できる業者はさまざま。それぞれの業者に依頼するメリットデメリットがあるので、業者ごとの特徴を知って自分に合った業者に依頼してみましょう。

インターネットを用いて業者を探して依頼する

インターネット経由で修理業者を探し、依頼する方法があります。

メリットは修理業者の特徴などを比較しやすく、手軽に業者を探せるので、自分に合った業者を見つけやすいことです。デメリットは、住んでいる地域が対応地域に含まれていないことがあるので業者ごとに確認が必要です。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは、住宅関連のプロなので知識が豊富です。雨樋修理も安心して依頼ができるでしょう。

ネームバリューがあり信頼度が高く、外観のデザインを考慮した修理が可能です。また、プラン設定のため費用が明確でわかりやすいというメリットがあります。

デメリットは、実際に工事を行う雨樋修理の専門事業者とのマージンが発生し、直接契約より費用が高くなる傾向がある点です。さらに、ハウスメーカー指定の部品交換となるケースが多く、高額になる可能性もあります。

工務店

工務店もハウスメーカー同様に、住宅関連の知識があります。ハウスメーカーより小規模経営で地域密着型であるため、安心して依頼できるでしょう。

使用する材料などが自由に選択でき、ハウスメーカーより費用が抑えられます。

ただし、技術力は工務店ごとにばらつきがあります。また雨樋修理は外注する工務店もあり、高額になることも。さらに、価格もきっちり決まっていないことがあり、見積もり時にしっかり確認する必要があります。

リフォーム会社

リフォーム会社は、リフォームに特化し業者ごとに専門性や施工範囲が異なることが特徴。なかには、地域密着型の会社もあります。

リフォームに特化しているので、知識や経験が豊富で雨樋修理も安心して依頼できるでしょう。ただし専門性や施工範囲は会社ごとに異なるので、雨樋修理は外注となり費用が高額になることもあります。

相談するときに雨樋修理の実績があるか、あらかじめ確認しておくと安心でしょう。

ホームセンター

ホームセンターのなかには、雨樋修理を請け負ってくれるところがあります。買い物ついでに依頼ができて便利です。

メリットは支払いの際、ホームセンターのカードのポイントがつく可能性があること、料金体系が明確で利用するハードルが低いことが挙げられます。

ただし、細かなリクエストはむずかしく、商品の種類が少ないことがデメリットです。さらに、施工業者も選べないので施工業者の技術力が低い場合もあります。

商品へのこだわりが少なく、手軽に修理を依頼したい人におすすめです。

雨樋修理の専門事業者

雨樋修理の専門業者は、雨樋修理修理を専門にしているので実績が豊富です。

直接契約になるので、ハウスメーカーや工務店で依頼するより費用を安く抑えることができます。

しかし、なかには悪徳業者もおり信頼できる業者を見つけることが必要です。さらに保証やアフターケアが整っていないこともあるので、修理後に困ったことがあっても相談できない場合もあります。

修理費用をできるだけ抑えたい人にはおすすめです。

屋根工事の専門事業者

屋根工事の専門業者は、屋根に設置されている雨樋の修理を行います。屋根の修理と合わせて雨樋の修理ができることが特徴。屋根も合わせて工事する場合、足場代が浮くのでコストカットにつながります。

ただし、商品の選択肢は少ないことが多いです。また、屋根工事と雨樋修理が同時に必要となるケースは稀なので依頼できるタイミングは少ないでしょう。

外壁修繕及び塗装の専門事業者

外壁修繕及び塗装の専門事業者のなかには、雨樋修理も請け負っている業者がいます。外壁修繕などは高所作業になることが多いため、雨樋の状態を直接確認し追加修理が必要な場合もスムーズです。

外壁修繕及び塗装と合わせて依頼するので、足場を併用して利用できコスト削減が見込めます。ただし、商品の選択肢は少なく、外壁修繕や塗装と雨樋修理のタイミングが合うことは少ないことがデメリットです。

雨樋修理業者の選び方のポイント

雨樋修理業者の選び方のポイントを解説します。雨樋修理業者といっても施工範囲やサービスなどは業者によって異なるので、選び方のポイントを抑えて信頼できる修理業者を見つけましょう。

複数の業者の実績及び口コミ評価を比較する

依頼したい業者の種類にかかわらず、複数の業者の実績や口コミ評価を比較するようにしましょう。業者のなかには悪徳業者も紛れています。対応が良くなかったり、相場以上の価格を請求されたり、雨樋修理の知識が不足していたりなど、思うような結果につながらなかったと後悔することになりかねません。

業者の実績や口コミ評価を確認し、信頼できる業者を見つけましょう。

事前に具体的な修理パターンを提案してくれる業者

見積もりのとき、または事前相談をしたときに具体的な修理パターンを提案してくれる業者は、信頼できるでしょう。

質問したときに曖昧な回答しか得られないときは、工事が始まってからも対応が悪かったり、雨樋の仕上がりに満足できなかったり、のちのち後悔する結果につながるかもしれません。

事前に相談や提案を積極的にしてくれる業者を見つけるようにしましょう。

国家資格を保有する職人がいる業者

国家資格を保有する職人がいる業者であれば、満足できる仕上がりを期待できるでしょう。また、国家資格の取得に力を入れているということは、技術向上を目指している業者である可能性も高いです。

雨樋は大規模工事ではありませんが、建物の寿命に深く関わるので技術力のある業者に依頼すると良いでしょう。

国家資格を取得しているかどうかは、公式サイトで確認するか問い合わせすることで確認できるでしょう。

アフターサービス内容を比較する

信頼できる業者かどうかは、アフターサービスの内容を比較することで分かります。工事終了後に不具合が発生したときに対応してくれるか事前に確認しておきましょう。

アフターサービスを行っている期間や保証内容などは業者によって異なります。小規模の業者であればサービスが固まっておらず、アフターサービス自体そもそも用意されていないこともあるので注意が必要です。

雨樋を長持ちさせるためのチェック項目とメンテナンス方法

雨樋を長持ちさせるためのチェック項目は以下の通りです。それぞれのチェック項目とメンテナンス方法について解説します。

  • 雨樋に変形や壊れているパーツが無いか
  • 雨樋の接続パーツが緩んでいたり外れていないか
  • 雨漏りが無いか
  • 雨樋から雨水が溢れていないか

雨樋に変形や壊れているパーツが無いかチェックする

雨樋を点検するときは、変形や破損しているパーツがないかチェックしましょう。

雨樋が変形すると、勾配が変わってしまうので雨水が上手く流れなくなる原因になります。変形が進み、歪みが大きくなると水が溢れてくるかもしれません。雨樋の変形や破損を修理せずに放置しておくと外壁に水が伝い、その結果建物の経年劣化が加速します。

雨樋に変形や壊れているパーツがあれば、雨樋の交換をしましょう。

雨樋の接続パーツが緩んでいたり外れていないかチェックする

雨樋の接続パーツが緩んでいると、雨樋の破損原因になります。

雨樋は、一定の間隔をあけて金具が取り付けられており、金具が緩んだり外れたりすると雨樋に余計な負荷がかかるかもしれません。また、金具が緩むことで雨樋の勾配が変わり、水が流れにくくなることもあります。

メンテナンス方法としては、金具の取り替えが必要です。

雨漏りが無いかチェックする

雨樋から雨漏りしていないかチェックすることも重要です。雨樋は複数の部品をつなぎ合わせてつくられています。

経年劣化によるつぎ目の緩みや接着剤の劣化による隙間の発生など、雨漏りが起きる原因は複数ありますが、原因を見つけ早急に対処することが寿命を伸ばすことにつながるでしょう。

雨漏りがあった場合は、基本的に部品交換が必要です。

雨樋から雨水が溢れていないかチェックする

雨樋から雨水が溢れることがあります。原因として考えられることは、雨樋が詰まってしまったり、雨樋に歪みが生じて上手く流れなくなったりすることです。

雨水が溢れていることに気づいたときは、まずは雨樋が詰まっている箇所がないか確認し、さらに雨樋に歪みがないかも合わせて確認すると良いでしょう。

雨樋に詰まりがあった場合は雨樋の清掃が必要です。高所作業になる場合は、業者に依頼するようにしましょう。雨樋が歪んでいるときは、雨樋の交換が必要です。

雨樋の種類とその特徴

雨樋の種類と特徴について、素材・形状・色ごとに紹介します。雨樋は種類が多く、どれを選べばいいか迷ってしまうこともあるでしょう。

雨樋の種類と特徴を確認して、雨樋を交換するときの参考にしてください。

雨樋の素材の種類と特徴

素材特徴
塩化ビニール樹脂安価であること、軽量で色やサイズのバリエーションが多く、住宅における普及率が高いことが特徴。
ただし、耐久性は高いとはいえません。経年劣化すると、ひび割れや変形などが起こります。
合成樹脂塩化ビニール樹脂と似ていますが、より耐久性が高いという特徴があります。
その分、値段もやや高めです。
ガルバリウム鋼板軽量でさびにくく、耐久性が高いことが特徴。
ただし、費用はやや高めです。劣化すると、サビが出ることがあります。
頑丈であることが強みです。
ただし、価格は高いです。年数が経つと変色や穴が開くことがあります。

雨樋の形状の種類と特徴

形状特徴
角型/箱型断面積が大きいので流水量も多いことが特徴。
最近の新築住宅で多く使用されています。
降水量が多い地域ではおすすめ。
丸型/半丸型最も一般的な雨樋の形状。
シンプルな形のため、安価であることが強みです。
その他豪雪地帯など特有の、雨樋の上に覆いがあるタイプなど。
雪や落ち葉が原因で雨樋が詰まることを防止します。

雨樋の色の種類と特徴

特徴
どのような住宅にも合わせやすい色味です。明るい色味の住宅であればアクセントになったり、暗い色味の住宅であれば調和するでしょう。
デメリットは、太陽光を吸収しやすいので夏は熱くなりやすいこと。
ホワイト黒同様に、どの住宅にも合いやすい色味です。
ただし、ホワイトにすると汚れや劣化が目立つので、定期的な手入れや点検が必要になります。
こげ茶黒よりも柔らかい色合いで、幅広いスタイルの家に合わせやすい特徴があります。
デザイン性にこだわりがある場合は、ありきたりな色味なので物足りなくなるかもしれません。
グレーグレーは、窓枠の色味と合わせるなど、比較的合わせやすい色味といえます。
黒やこげ茶に比べると明るい色なので、掃除をする頻度は高くなるでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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