2024年08月30日更新

屋根のカバー工法とは?費用相場やおすすめの屋根材をチェックしよう

「屋根修理は、屋根の葺き替えか塗装のどちらか」と思っている人も多いはず。しかし、屋根修理にはこれらのほかに「カバー工法」という方法もあります。
そこでこの記事では、屋根のカバー工法におけるメリット・デメリットや費用相場、点検する際の注意点などについて解説します。屋根のカバー工法の特徴を完ぺきにマスターして、自宅の屋根リフォームで採用すべきか判断しましょう。

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屋根のカバー工法とは?

屋根のカバー工法とは、既存屋根に新しい屋根材を重ねるリフォーム方法のことをいいます。

既存屋根の上に防水シートを張り、その上に新しい屋根材を重ねることで、屋根を補修する方法です。

屋根のカバー工法は、屋根全体で劣化がみられる屋根などに採用されます。

  • 屋根塗装による補修が適さない
  • 部分的に変色や割れがある
  • コケやカビが発生している

これらのケースに該当する屋根である場合、屋根のカバー工法を検討しましょう。

屋根のカバー工法でリフォームするメリット

屋根のカバー工法でリフォームすると、断熱性の向上が期待できるなどのメリットを得られます。

ここでは屋根のカバー工法におけるメリットを学んで、屋根リフォーム方法のなかで、屋根のカバー工法を選ぶべきか検討しましょう。

【メリット1】工事費用が抑えられる

屋根のカバー工法では、既存の屋根を撤去しないため、屋根の葺き替えに比べて工事費用を抑えられます。

たとえば、30坪2階建ての住宅で両者を比較した場合、カバー工法の方が20〜50万円ほど節約できます。

屋根工事の種類費用相場
カバー工法80〜200万円
葺き替え100〜250万円

このように屋根の修理にかかる費用を節約できれば、屋根だけでなく外壁も一度にまとめてメンテナンスできるでしょう。

【メリット2】屋根工事にかかる日数が短い

屋根のカバー工法は、解体や屋根下地の交換などが必要ないため、屋根の葺き替えよりも工期がかかりません。

屋根工事の種類工期の目安
カバー工法7〜10日
葺き替え7〜14日

このように工期が短い屋根のカバー工法なら、仕事や家事など日常生活への影響を最小限に抑えられます。

【メリット3】断熱性の向上が期待できる

屋根のカバー工法は、既存屋根と新しく重ねた屋根の二重構造になるため、室内に伝わる熱を軽減してくれます。

とくに断熱材付きの屋根材をカバー工法で採用した場合、屋根における断熱層が厚くなります。

そのような屋根材を屋根のカバー工法で採用することで、屋根の断熱性をさらに向上させられるでしょう。

【メリット4】雨音が室内に響くのを軽減できる

屋根のカバー工法をおこない、既存屋根と新しい屋根の二重構造にすることで、屋根における遮音性の向上も期待できます。

断熱材付きの屋根材を使って二重構造にすれば「雨音がうるさくて眠れない」などのトラブルを解決できるでしょう。

たとえば、断熱材付きの屋根材であるアイジー工業のスーパーガルテクトは、遮音性が高い屋根材です。

スーパーガルテクトを屋根材として使えば、豪雨が降っていても「ささやく声ほど」の音である31dB(デシベル)まで音が軽減されます。

このように遮音性が高い屋根材でカバー工法をおこなえば、より屋根の遮音性を高められるでしょう。

【メリット5】アスベストを含む屋根も対応できる

屋根のカバー工法であれば、既存屋根を解体する必要がないため、アスベストが飛散するリスクを軽減できます。

アスベストとは?

繊維状になった天然の鉱石のことをいいます。
アスベストを体内に吸い込んだ場合、健康を害するおそれがあるとして、2006年に屋根材などへの使用が禁止されました。

このように危険なアスベストを解体する際、アスベストが飛散するおそれもあるため、専門業者による調査・作業が必要です。

しかし、屋根のカバー工法であれば、アスベストに対する特別な作業をする必要がありません。

将来的にはアスベストの処分が必要

屋根のカバー工法を2回以上繰り返すことはできないため、将来的には解体を伴う葺き替えが必要です。その際は、アスベストの処分費用がかかる点に注意しましょう。

>>アスベスト屋根の見分け方はこちら

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屋根のカバー工法でリフォームするデメリット

屋根のカバー工法でリフォームする際、下地の補修ができないなどのデメリットに注意しなければいけません。

屋根のカバー工法をおこなった後に「ほかのリフォーム方法にすべきだった」と後悔しないように、屋根のカバー工法のデメリットについても学びましょう。

【デメリット1】耐震性に影響がでる場合もある

屋根のカバー工法は、既存屋根に新しい屋根を重ねるため、既存屋根よりも屋根が重くなります。

そのため、建物を支える木材などに負荷がかかり、耐震性が低下してしまうかもしれません。

たとえば屋根のカバー工法をおこなったことで、国土交通省が制定する新耐震木造住宅検証法の判定が、ワンランク下がってしまうこともあります。

点数
※一般診断法による計算の結果
判定
1.5以上 倒壊しない 
1.0以上一応倒壊しない 
0.7以上1.0未満倒壊する可能性がある 
0.7未満倒壊する可能性が高い
参考元:新耐震木造住宅検証法(国土交通省)

屋根のカバー工法をする際は、耐震性が低下しないか、あらかじめ専門業者に構造計算してもらいましょう。

>>構造計算を依頼する専門業者探しはこちら

【デメリット2】屋根下地の補修ができない

屋根のカバー工法では、既存屋根を撤去しないため、屋根下地の補修はできません。

もし屋根下地の耐用年数が過ぎている場合、そのまま屋根下地を張っていると、劣化により雨漏りが起きるおそれもあります。

雨漏りが起きると、雨漏りの修繕工事が必要になる場合もあるため、屋根のカバー工法をする前に屋根下地の補修が必要か検討しましょう。

【デメリット3】火災保険を使えない場合がある

屋根のカバー工法は、火災保険の一般的な適用条件である「既存屋根の状態の戻す工事」には該当しないため、火災保険が適用されない場合もあります。

屋根工事で火災保険が適用されるのは、基本的に「既存屋根と同じ屋根材を使って、既存屋根の状態に戻す工事」です。

そのため、既存屋根に新しい屋根を重ねるカバー工法は、火災保険を使えない場合もあります。

火災保険の内容などによって適用条件が異なる

火災保険の適用条件は、加入内容や保険会社などによって異なるため、あらかじめ加入内容などを確かめておきましょう。

>>屋根工事における火災保険の条件はこちら

屋根のカバー工法が採用できない屋根

防水シートや野地板が劣化している屋根などは、屋根のカバー工法を採用できません。

ここでは屋根のカバー工法が採用できない屋根をチェックして、建物で雨漏りが起きるなどのトラブルを回避しましょう。

【パターン1】瓦を使用している

瓦屋根にカバー工法をおこなうことで、耐震性や耐久性を低下させるおそれがあるため、瓦屋根にカバー工法は採用できません。

瓦屋根は、平方メートルあたり約42キログラムの重さがあります。

屋根の種類屋根材の重さ
(1平方メートルあたり)
瓦屋根約42キログラム
スレート屋根約20キログラム
金属屋根約5キログラム

瓦屋根の重さは、金属屋根の約10倍。瓦屋根の全体における重さは、30坪の2階建て住宅で5,000キログラムをこえる場合もあります。

そのように重みがある瓦屋根では、屋根材を重ねるカバー工法は適していません。

もし瓦屋根をリフォームするなら、葺き替え・葺き直し・屋根塗装などを検討しましょう。

>>瓦屋根のリフォーム方法・費用相場はこちら

【パターン2】雨漏りが起きている

雨漏りが起きている場合、屋根下地(野地板)や防水シートの張り替えが必要な可能性もあるため、屋根のカバー工法は採用できません。

そのように雨漏りが起きている屋根では、葺き替えを採用するのが一般的です。

屋根の葺き替えでは既存屋根を撤去するため、屋根下地や防水シートの交換もできます。

また、屋根下地などの交換をする際に、屋根裏の点検もでき、雨漏りがどこまで進行しているかも確かめられます。

建物で雨漏りが起きているなら、このような点検・補修が必要になるため、屋根のカバー工法より葺き替えや部分補修を検討しましょう。

>>屋根の葺き替え費用はこちら

【パターン3】劣化が進んでいる

屋根の劣化が進み、広範囲に割れやはがれなどの症状がある場合、屋根下地(野地板)や防水シートも劣化しているかもしれません。

屋根下地なども劣化している場合は、雨漏りを起こすリスクが高いため、屋根下地・防水シートの点検・補修を検討する必要があります。

屋根の葺き替えであれば、屋根材の交換や屋根下地の補修が可能です。

そのように屋根の劣化が進んでいるなら、屋根のカバー工法ではなく葺き替えを検討してみましょう。

>>屋根修理にかかる費用相場はこちら

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屋根のカバー工法におけるリフォームの費用相場

屋根のカバー工法におけるリフォームの費用相場は、最低でも80万円〜が目安です。

重ねる屋根材費用相場
※30坪2階建ての住宅を想定
アスファルトシングル80万〜150万円
ガルバリウム鋼板100万〜200万円
足場設置や産廃処理費は別途必要

上記の費用には、足場を設置する費用や産廃処理費などは含まれていません。それらの費用は別で必要になる点に注意しましょう。

このように、屋根のカバー工法でかかる費用は、既存屋根に重ねる屋根の種類などで金額が変動します。

具体的な金額は、専門業者に見積もりをしてもらって確かめましょう。

>>屋根のカバー工法における見積もりはこちら

屋根のカバー工法でおすすめの屋根材

屋根のカバー工法でおすすめしたい屋根材には、アイジー工業のスーパーガルテクトなどの商品があります。

ここではおすすめの屋根材メーカー・商品をチェックして、屋根のカバー工法で使う屋根材を検討しましょう。

【おすすめ1】スーパーガルテクト(アイジー工業)

屋根のカバー工法でおすすめしたい屋根材は、アイジー工業の「スーパーガルテクト」です。

スーパーガルテクトで採用されている「超高耐久ガルバ」という素材は、通常のガルバリウム鋼板より約3倍の耐食性があります。

そのため、スーパーガルテクトは腐食やサビに強く、耐久性が高いのも魅力です。

そのように耐久性が高い屋根材をカバー工法で採用すれば、次回のメンテナンスまでの期間を延ばせます。

【おすすめ2】スマートメタル(ケイミュー)

屋根のカバー工法でおすすめしたい屋根材は、ケイミューの「スマートメタル」です。

スマートメタルは、遮熱効果が高い鋼板を使っているため、熱抑制効果の高さが魅力です。

スマートメタルにおける日射反射率は、屋根の色すべてで40%以上。多くの太陽光を屋根面で反射してくれるため、室内に伝わる熱を軽減してくれます。

【おすすめ3】横暖ルーフプレミアムS(ニチハ)

屋根のカバー工法でおすすめしたい屋根材は、ニチハの「横暖ルーフプレミアムS」です。

横暖ルーフプレミアムSは、エスジーエル鋼板を使っているため、耐久性を長く維持できます。

エスジーエル鋼板とは、ガルバリウム鋼板を改良したもののことをいい、ガルバリウム鋼板よりも耐久性の高い素材です。

そのため、屋根のカバー工法で横暖ルーフプレミアムSを採用すれば、ガルバリウム鋼板よりも長い耐用年数が期待できます。

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屋根のカバー工法の工事手順

屋根のカバー工法における工期の目安は、7〜10日です。

STEP
足場の設置

STEP
雪止めや棟板金の撤去

新しい防水シートや屋根材を重ねるために、既存の屋根についた雪止めや棟板金を撤去します。

STEP
防水シート張る

既存の屋根に、防水シートを張り、防水性を高めます。

STEP
新しい屋根材を張る

STEP
板金の下地を取り付け

STEP
屋根板金の取り付け

STEP
仕上がり点検

STEP
足場を撤去

屋根でカバー工法をする際の注意点

屋根でカバー工法をする際には、耐久性の低い防水シートは使わないなど、注意すべき点があります。

ここでは屋根でカバー工法をする際の注意点について学び、屋根のカバー工法における失敗を回避しましょう。

【注意点1】悪徳業者には依頼しない

悪徳業者に屋根のカバー工法を依頼してしまった場合、高額な費用を請求されたり、建物の雨漏りが起きたりなど、トラブルに巻き込まれる危険性があります。

近年、そのような悪徳業者によるトラブルが増えています。

もし飛び込み営業に「屋根の修理が必要です」といわれても、すぐに契約せず、家族や信頼できる専門業者に相談しましょう。

>>屋根のカバー工法における見積もりはこちら

【注意点2】複雑な屋根形状は費用が割高になりやすい

屋根でカバー工法をする際には、複雑な屋根形状は費用が相場より高くなる場合もある点に注意しましょう。

複雑な屋根形状では、屋根形状にあわせて屋根材や板金を加工する必要があるため、シンプルな屋根形状よりも作業に時間がかかります。

また、屋根のカバー工法に必要な屋根材・板金の量も増えるため、費用が相場よりも割高となる傾向にあります。

>>屋根形状ごとの特徴はこちら

【注意点3】雨樋の調整が必要な場合もある

屋根のカバー工法は、既存屋根に新しい屋根材を重ねるため、既存雨樋の位置では雨水が雨樋に流れない場合もあります。

そのような場合は、新しく重ねた屋根材にあわせて、雨樋の位置を調整しなければいけません。

もし屋根のカバー工法をした後に「雨水が前より多く落ちてくる」などの不具合が起きたら、専門業者に連絡して雨樋を調整してもらいましょう。

【注意点4】差し込み葺きはカバー工法と異なる

屋根でカバー工法をする際は、差し込み葺きはカバー工法とは異なる点に注意が必要です。

屋根における差し込み葺きとは、傷んだスレート屋根に、コの字型の金属板を差し込む屋根の補修方法のことをいいます。

そのため、既存屋根に新しい屋根材を重ねるカバー工法とは、補修方法が異なる点に注意しなければいけません。

差し込み葺きは、金属板でスレート屋根本体のカバーができる一方、防水性の向上は期待できないのがデメリットです。

見積もりを依頼した専門業者が、そのような差し込み葺きを「屋根のカバー工法」と表現している場合もあるため、あらかじめくわしい作業内容などを確かめておきましょう。

【注意点5】専門業者に構造計算をしてもらう

屋根のカバー工法は、既存屋根に新しい屋根材を重ねるため、既存屋根よりも重量が増えます。

屋根の重量が増えることで、建物の耐震性やバランスにおいて問題が起きてしまうおそれもあります。

  • 耐震性が低下する
  • 建物を支えるバランスが崩れる

これらの問題を回避するためには、構造計算が必要です。

屋根のカバー工法をする前に、建物の耐震性やバランスに影響がないか、専門業者に構造計算でチェックしてもらいましょう。

>>構造計算を依頼する専門業者探しはこちら

【注意点6】勾配が緩い場合は横葺き屋根にしない

屋根のカバー工法をする際、屋根勾配が3寸未満であるなど、屋根勾配が緩い場合は横葺き屋根を避けましょう。

3寸未満の緩い屋根勾配で横葺き屋根とした場合、雨水が流れにくくなり、建物で雨漏りを起こすリスクが高まります。

横葺き屋根とは、棟や軒と平行になるように張る屋根のことをいいます。

一方、屋根の勾配に沿って張るのが縦葺き屋根。縦葺き屋根は、横葺き屋根に比べて雨水が流れやすいため、緩い勾配でも雨水が雨樋や軒に向かって流れていきます。

このように、屋根勾配によって選ぶべき屋根の葺き方が異なります。

もし勾配が緩い屋根でカバー工法をするなら、雨水が流れやすい縦葺き屋根を選択しましょう。

【注意点7】耐久性の低い防水シートを使わない

耐水性の低い防水シートを使用した場合、屋根のカバー工法をおこなった後でも、建物で雨漏りが起きるおそれもあります。

屋根における防水シートの役割は、屋根材の内側に入り込んできた雨水が、建物に入らないように守ることです。

そのため、耐久性が低い防水シートを使うと、経年劣化で雨漏りが起きてしまうかもしれません。

このように、屋根のカバー工法における防水シート選びは重要です。

新しく重ねる屋根材よりも防水シートが早く劣化しないように、屋根材と同程度、またはそれ以上の耐用年数である防水シートを選びましょう。

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屋根でカバー工法を採用した施工事例

屋根でカバー工法を採用した施工事例について紹介します。

どのような屋根でカバー工法が採用されたのかチェックして、自宅の屋根でカバー工法が必要であるかを検討しましょう。

【事例1】ログハウス風の住宅で屋根カバー工法

リフォーム費用約230万円
※屋根のカバー工法以外も含む
工期1か月
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
キッチン
屋根材のメーカーアイジー工業

キッチン交換のお問い合わせをいただいたことがきっかけで始まった、一戸建てにおけるリフォームの施工事例です。

キッチンリフォームの打ち合わせをする際、屋根の劣化も気にされていました。

そのため、屋根を点検したところ、屋根塗装は難しい状態であったため、屋根のカバー工法を提案。全体で傷みがあった屋根を、屋根のカバー工法で補修しました。

【事例2】ノンアスベスト屋根をカバー工法で補修

リフォーム費用約200万円
工期1か月
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
屋根材の商品名スーパーガルテクト
(アイジー工業)

アスベストの使用が禁止となった2000年前後に製造された屋根材において、屋根のカバー工法をおこなった施工事例です。

アスベストとは、天然鉱物が繊維状に変形したもののことをいい、肺がんなどを引き起こすとして2006年から住宅建材などへの使用が禁止されています。

しかし、そのようなデメリットがある一方で、アスベストは屋根材の耐久性を向上させるというメリットもあります。

そのため、アスベストの使用が禁止された頃に製造された屋根材は、耐久性が低い屋根材であるかもしれません。

屋根の耐久性が低いまま放置していると、雨漏りなどのリスクが高まるため、屋根のカバー工法などで耐久性を向上させることが大切です。

【事例3】スレート屋根をカバー工法で補修

工期2週間
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
雨樋
屋根材の商品名横暖ルーフa
(ニチハ)

屋根をドローンで点検したところ、屋根のひび割れや欠損がみられたため、屋根のカバー工法を提案しました。

屋根のカバー工法で採用したのは、ニチハの横暖ルーフa。横暖ルーフaは、ガルバリウム鋼板の屋根材で、断熱性に優れているのが特徴です。

そのように断熱性に優れた屋根材を使用し、ご依頼いただいた一戸建ての屋根を、新築のようにきれいな状態の屋根に仕上げました。

【事例4】ガルバリウム鋼板を使った屋根カバー工法

リフォーム費用約155万円
工期10日間
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
屋根材のメーカー名アイジー工業

飛び込み営業から「屋根の板金がはがれている」といわれて不安になったお客さまから、屋根の点検をご依頼いただきました。

さっそくドローンで屋根の点検を開始。屋根を点検した結果、経年劣化を起こしていることが判明しました。

そのため、耐久性・断熱性の向上が期待できる屋根のカバー工法を提案し、ガルバリウム鋼板で屋根のカバー工法をおこないました。

【事例5】水はけが悪くなった屋根のカバー工法

リフォーム費用約220万円
※屋根のカバー工法以外も含む
工期28日
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
外壁
軒天

屋根の表面における水はけが悪くなったため、屋根のカバー工法をおこなった施工事例です。

屋根の水はけが悪くなると、水分を好むコケが発生して、屋根材を傷めてしまうおそれもあります。

屋根材が傷むと、屋根の割れやはがれが起きやすくなるため、屋根の水はけが悪くなった時点で補修を検討することも大切です。

もしそのような屋根の状態になったら、専門業者に屋根を点検してもらい、補修すべきタイミングであるかを判断してもらいましょう。

【事例6】アスファルトシングル屋根でカバー工法

リフォーム費用約118万円
工期10日間
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
屋根材の商品名ヒランビー
(稲垣商事)

「破損した屋根を修復したい」とお客さまよりご相談があった、一戸建てにおける屋根リフォームの施工事例です。

屋根の点検をおこない、アスファルトシングル屋根へのカバー工法を提案しました。

屋根のカバー工法で採用したのは、耐久性が高いガルバリウム鋼板。ガルバリウム鋼板であれば、20〜30年ほどの耐用年数が期待できます。

【事例7】屋根カバー工法で耐久性アップ

リフォーム費用約174万円
※屋根のカバー工法以外も含む
工期20日間
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
外壁
屋根材の商品名ヒランビー
(稲垣商事)

「屋根の塗装をしたい」とご相談があった、一戸建てにおける施工事例です。

屋根を点検した結果、塗装よりも屋根のカバー工法が適していると判断。そのため、ガルバリウム鋼板で屋根のカバー工法をおこないました。

【事例8】フッ素鋼板を使った屋根カバー工法

工期28日
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
外壁
ベランダ
屋根材の商品名横暖ルーフa
(ニチハ)

「屋根を補修したい」とご相談があった、一戸建てにおけるリフォームの施工事例です。

屋根の全体に劣化や汚れがみられたため、フッ素鋼板で屋根のカバー工法をおこないました。

【事例9】スレート屋根を耐久性の高い商品でカバー

工期2週間
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
外壁
屋根材の商品名スーパーガルテクト
(アイジー工業)

耐久性の高いガルバリウム鋼板を使って、屋根のカバー工法をおこなった施工事例です。

既存の屋根材には、耐久性の低い屋根材が使われていたため、屋根のカバー工法による補修を提案。屋根における耐久性の向上を期待して、屋根のカバー工法をおこないました。

【事例10】耐久性アップのために屋根カバー工法を選択

工期25日間
建物の用途一戸建て
施工箇所屋根
外壁
屋根材の商品名横暖ルーフS
(ニチハ)

「屋根の傷みを修復したい」とご相談があった、屋根のリフォーム施工事例です。

屋根をチェックしたところ、塗装が適さない屋根材であったため、屋根のカバー工法をおこないました。

「耐久性を重視したい」というご要望があったので、耐久性の高いガルバリウム鋼板を採用しています。

【Q&A】屋根のカバー工法でよくある質問

屋根のカバー工法と葺き替えの違いは?

屋根のカバー工法は、既存屋根に新しい屋根材を重ねるリフォーム方法です。

一方、屋根の葺き替えは、既存屋根から新しい屋根材に交換するリフォーム方法。「既存屋根を撤去する」という点が、葺き替えの特徴です。

>>屋根の葺き替え費用はこちら

屋根のカバー工法で建築確認申請は必要?

屋根のカバー工法をおこなう場合、基本的に建築確認申請は必要がありません。

建築確認申請が必要になるのは、おもに建築物を大きく変更する場合です。

  • 建物を新築・増築・改築・移転・用途変更・大規模の修繕をする
  • 工作物(高さ2mをこえる擁壁など)を築造する

このような場合に当てはまるなら建築確認申請が必要になります。

ただし国土交通省が定めた屋根工事の定義においては、屋根のカバー工法は「大規模の修繕及び大規模の模様替えには該当しない」とされています。

そのため、基本的に屋根のカバー工法において建築確認申請は必要ありません。

参考元:建築基準法(e-Gov法令検索)

リフォーム内容によっては建築確認申請が必要

屋根のカバー工法とあわせて間取りの変更をおこなうなど、リフォーム内容によっては建築確認申請が必要になることもある点に注意しましょう。

屋根のカバー工法における屋根材の耐用年数は?

屋根のカバー工法における屋根材の耐用年数は、20〜30年が目安です。

ただし使用する屋根材や建物の環境などによって、カバー工法における耐用年数が異なる点に注意しましょう。

屋根のカバー工法を2回おこなう(やり直す)ことは可能?

屋根のカバー工法を2回おこなうことはできません。

既存屋根で一度カバー工法をおこなっている場合は、屋根の葺き替えが必要になります。

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屋根のカバー工法で後悔しないためのポイントは?

屋根のカバー工法で後悔しないためには、工事前の建物における調査や構造計算が必要です。

  • 下地や防水シートの状態を点検する
  • 建物で雨漏りが起きていないか調査する
  • 屋根が重くなっても問題ないか確かめる

これらを工事前にチェックする必要があります。

どの項目においても、専門業者による判断が必要になるため、専門業者に点検や調査などを依頼しましょう。

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屋根のカバー工法でよくある失敗例は?

屋根のカバー工法において、雨漏りや屋根の荷重に関する失敗例が多くあります。

  • 葺き替えが必要な屋根でカバー工法をおこなってしまい、雨漏りが起きた
  • 事前に構造計算しなかったため、建物の耐力に比べて荷重がオーバーした

雨漏りが起きた後で屋根を点検すると、ルーフィング(防水)シートの劣化が雨漏りの原因だったと判明する場合もあります。

そのため、屋根を点検し、ルーフィングシートや屋根下地などに劣化がないか確かめることも大切です。

点検をした結果、もしルーフィングシートなどの補修・張り替えが必要なら、屋根の葺き替えを検討しましょう。

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