2024年01月24日更新

監修記事

雨漏り修理の費用相場はいくら?雨漏りの原因や火災保険、施工事例を紹介

台風や大雨などで急に雨漏りが発生した場合、急いで自分で修理する必要があるかもしれません。もし屋根や天井から雨漏りしたらどのような対処をすればいいのでしょうか。今回は屋根の雨漏りを自分で修理する方法や業者に依頼したときの費用などをご紹介します。

天井や壁にできたシミを見つけ雨漏りだと気付いたとき、すぐに対処すれば費用や建物への負担が軽く済む場合が多いですが、天気のいい日が続くと忘れてしまいやすいものです。

また「多額の費用がかかるのでは?」「雨漏り修理のための屋根や外壁の工事って、悪徳業者にだまされそうで怖い」などの不安が先立って、なかなか具体的な行動を起こせず、そのままにしている方も少なくないのではないでしょうか。

早い段階での対処が大切な雨漏りの修理。信頼できる業者選びのためには、相見積もりを取ることが必要です。

雨漏り修理の前にやるべき応急処置の方法

自宅の天井や壁に雨漏りを見つけたら、業者に修理を依頼する前に焦らずやるべき応急処置があります。詳しく見ていきましょう。

バケツで雨水を受ける

まずは雨水が漏れている箇所にバケツを置いて雨水を受け止め、家の中に雨水が広がらないようにしましょう。

床に雨水が広がると木部から建物の内部に水が浸入して腐食する場合があり、建物内部の湿度が上がりシロアリやカビの原因になることもあります。

そのような二次被害を防ぐためにも、バケツで雨水を受け止めて家の中に雨水が広がらないようにすることはとても大切です。

雑巾で水を吸い取る

バケツで雨水を受け止めたとしても、バケツで受け止める前に床などに広がってしまった雨水があるでしょう。水分が広がらないようにするためにも、乾いた雑巾で早めに吸い取るようにしましょう。

雑巾で水を吸い取るのが不十分だと床の内部が腐食したり、飛び散った水分で家具や家電が傷んだり壊れたりすることがあります。

またバケツで雨水を受けているとバケツの周りに雨水が飛び散る場合があります。そのためバケツの周りに飛び散った水を吸い取り、乾いた雑巾やビニールシートなどをバケツの周りに何枚か敷いておくこともおすすめです。

雨水の浸入口を塞ぐ

もし自分で雨水の侵入口を特定することができたら、防水テープなどで雨水の侵入口を防ぐことも大切です。

雨水の侵入口を特定できたら、防水テープの粘着をよくするために侵入口付近の汚れなどをしっかり落とすようにしましょう。油分までしっかり落とすために洗剤やアルコールを使用するとよいでしょう。

防水テープどうしが重ならないように、しっかり密着させて貼ることも大切です。

業者に連絡する

一通り雨漏りの応急処置ができたら、早めに業者に補修の依頼をしましょう。雨漏りは専門的な知識が必要な補修になりますので、専門の業者による補修が不可欠になります。

業者に雨漏りの補修依頼をすると、まず雨漏りの状態を見てもらい原因を特定します。そのため雨漏りの補修依頼をする場合は、優良な業者を探して依頼することが大切です。

優良な業者の探し方や選び方は詳しく後述していきます。

雨漏りの原因箇所・種類別の修理費用相場

雨漏りの修理費用は雨漏りの原因箇所や種類によって変わってきます。

原因箇所修理費用相場
屋根・屋根材の補修 約1万円~
・板金の補修 約3万円~
・雨樋の補修 約1万円~
・防水シートの交換 約10万円~
・屋根の葺き替え 約60万円~
天井・天井の張替えと下地の石膏ボード交換 20㎡当たり約10万円~
・下地の腐食補修 約5万円~
ベランダ・ベランダやバルコニーの補修 約3万円~
・下地の補修 約25万円~
外壁・外壁のひび割れやコーキング補修 約5万円~
・コーキングの打ち替え修理 約10万円~
(足場が必要な場合は約50万円~)
・外壁の塗料による補修 約60万円~(アクリル・ウレタン・シリコン塗料の場合)
・外壁の張替えや重ね張り 約120万円~
窓枠・サッシ・窓枠の補修 約3万円~
・天窓の周囲の清掃 約3万円~
・天窓の撤去や交換 約20万円~ 

屋根からの雨漏りの場合、屋根の素材や雨漏りの度合いによって修理費用が変わってきます。また屋根をどこまで修理するかによっても費用は大きく変わります。

雨漏りによって屋根の下地まで腐食してしまっている場合は、屋根の葺き替えも必要になり約50万円~かかるケースもあります。

また外壁からの雨漏りの場合も、不具合の度合いによって修理費用が大きく変わってきます。

外壁のひび割れやコーキング補修だけなら約5万円~、コーキングの打ち替え修理だと約10万円~(足場が必要な場合は約50万円~)となっています。

しかしサイディングなどの外壁材本体が傷んでいる場合は、外壁の張替えや重ね張りが必要になり約120万円~かかるケースもあります。

このように雨漏りの原因箇所や種類によって修理費用は大きく変わってきます。雨漏りの原因箇所や種類を間違ったり、雨漏りの度合いを見誤ると、修理をしたのにもかかわらず不具合が再び起きてしまう可能性もあります。

そのため雨漏りの修理の前に調査をしっかりして、原因箇所や種類を特定することはとても重要なことです。

雨漏り修理の費用相場の内訳

雨漏り修理費用(目安)約5万円~の場合が多いが、雨漏りの度合いなどによって約200万円ほどかかる場合もあり、修理費用は幅広い。
足場設置費用約15万円~
原因調査費用約1万円~(業者によっては無料の場合もある)

雨漏り修理の費用相場は、雨漏りの原因となっている箇所によって変わってきます。ここでは詳しく見ていきましょう。

屋根からの雨漏りの場合は、雨漏りの度合いや屋根の素材によって修理費用が変わってきます。雨漏りが軽度の場合は約5万円~、中度の場合は約35万円~、重度の場合は約80万円~になります。

天井からの雨漏りの場合は約5万円~ほど、ベランダからの雨漏りの場合も約5万円~となっています。

また外壁からの雨漏りも、その度合いによって修理費用が変わってきます。雨漏りが軽度の場合は約5万円~、中度から重度の場合は約80万円~になります。

窓枠やサッシからの雨漏りの場合は、約5万円~となっています。

また修理費用以外に足場の設置や修理に付随する費用がかかる場合もあります。

雨漏り調査方法と調査費用

調査方法調査費用
目視調査無料~約1万円
散水調査約5万円~
紫外線投射発光調査約5万円~
ガス調査約15万円~
解体調査約5万円~
サーモグラフィー調査約10万円~

雨漏りがなぜ起こっているのかを調査して、原因を特定することはとても難しいのですが、同時にとても重要なことになります。

なぜなら的確な調査を行って原因を特定した上で修理を行わないと、雨漏りが再発してしまったり二次被害を引き起こしてしまう危険性があるからです。

ここでは雨漏り調査方法と調査費用について詳しく見ていきましょう。

目視調査

専門の業者が目で見て染み・ヒビ・穴などを見つけて、雨漏りの箇所や原因を調査する方法です。

特殊な機械などを使わないため、調査費用が無料~約1万円と安価なことがメリットですが、依頼をする業者は経験と技術力のあるところを選ぶ必要があるでしょう。

また、無料の場合はその後の修理を必ず行うことを前提としている場合が多いので、事前に確認した方がよいでしょう。

散水調査

建物に実際に水をかけて、雨漏りを再現させて雨漏りの箇所や原因を特定する方法です。

建物に実際に水をかけることによって、雨漏りが建物のどの部分から侵入するかを突き止めて雨漏りの個所や原因を特定します。

散水調査の場合、水をかけてから原因箇所から水が出てくるまで待たなければならないため、半日から2日ほど時間がかかることが多いです。

紫外線投射発光調査

発光塗料をまぜた液体を流し込んで、専用の機械を使って紫外線を投射して雨漏りの原因を特定する方法です。

発光する塗料を使用するので雨漏りしている箇所が光るため、屋根や天井の内部などの暗い場所でも原因箇所を見つけやすいというメリットがあります。

発光塗料は建材などに無害で数日後には発光も消えますが、念のため建材などに跡が残ったり染みになったりしないかを事前に確認しておくとよいでしょう。

ガス調査

主に鉄筋コンクリート造の建物に向く調査方法とされています。建物内からガスが逃げないように密閉してガスを注入し、そのガスが建物のどの部分から逃げるかを確認することによって雨漏りの箇所や原因を特定する方法です。

使用するガスは人体に無害な炭酸ガスやヘリウムガスなど、一般的に流通している安全性の高いガスを使用します。

解体調査

屋根材などの建物の構造材を取り外し内部を確認したうえで雨漏りの箇所や原因を突き止める調査方法です。

解体作業が必要になりますので、少し大掛かりな調査方法といえるでしょう。

サーモグラフィー調査

サーモグラフィー調査は特殊な機械による調査で、雨漏りの原因箇所や状況を特定する方法です。

雨漏りが起こっている箇所は水分が停滞しているため、サーモグラフィーで撮影すると周囲よりも温度が低い状態に映ります。そうすることで雨漏りの原因箇所が特定できるのです。

サーモグラフィー調査はほとんどの場合、天井や壁を解体することなく行え、足場も必要なく調査時間が短縮できるというメリットがあります。

しかしその反面、高感度赤外線カメラという特殊な機械が必要となるため、この機械を使いこなす専門性と技術を持っている業者を探すことが手間になるかもしれません。

雨漏り修理が高額になりやすいケースとは?

雨漏り修理の費用が高額になるケースとはどのようなケースなのでしょうか。詳しく見ていきます。

解体工事が必要となるケース

雨漏りの修理費用が高額になるケースのひとつは、解体工事が必要となるケースです。

雨漏りの修理で解体工事が必要となるケースとしては、雨漏りの調査を行った結果、状況的に重度の雨漏りと判定された場合や、長年雨漏りを放置した結果、下地材の腐食などが起こっていた場合です。

解体工事を行うと足場が必要になったり、人手も多くかかったりするため費用が高額になるケースが多いです。また工期も長くなることが多いでしょう。

屋根の葺き替えが必要となるケース

雨漏りの修理費用が高額になるもうひとつのケースは、屋根の葺き替えが必要となる場合です。

雨漏り調査を行った結果、屋根が経年などにより劣化している場合は部分的な修理では回復しないこともあるため、古い屋根を外して下地・防水紙を取り替えて、新しい屋根に葺き替える必要があります。

屋根の葺き替えを行う場合は約50万円~かかり、工期は約10日かかります。

雨漏り修理の施工事例

雨漏り修理といっても状況によってさまざまなケースがあります。ここでは具体的に施工費用や工期などを詳しく下記の表にまとめましたので参考にしてください。

雨漏りで下地が腐食していた箇所をリフォームした事例

出典:みやこリフォーム – 雨漏りで下地が腐食!下地補修を伴うクロス張替えリフォーム事例/京都市北区
施工費用約40万円
工期約4日
住宅種別一戸建て
築年数不明

雨漏りのために下地が腐食してしまった天井や壁クロスの張替えを行った事例です。下地が腐食してしまった箇所については、下地のベニヤや石膏ボードを張り替える必要があったため、通常の施工費用より少し高くなりました。

施工前は腐食が激しかった天井や壁が、下地を張り替える修理を行ったため、表面的な見た目はもちろん天井や壁の内部もすっきりときれいに生まれ変わりました。

雨漏りがあったため屋根をリフォームした事例

出典:みやこリフォーム – 雨漏りのするトタン屋根をスーパーガルテクトで葺き替え!
施工費用約470万円
工期2週間
住宅種別事務所
築年数不明

雨漏りがする事務所のトタン屋根を耐久性の高い屋根材に葺き替えをした事例です。

雨漏りの原因調査を行うと、雨どいにヒビが入っていただけでなく、屋根自体の劣化も進んでおり防水層の耐用年数も過ぎていたため葺き替えを行うことになりました。

耐用年数が約20年の耐久性の高い屋根材に葺き替えを行ったことで、雨漏りの心配は数十年は無縁の仕上がりになりました。

雨漏りの形跡のあった屋根をリフォームした事例

天窓を取り外して雨漏り防止にも
施工費用
工期約1カ月半(屋根以外のリフォームも含む)
住宅種別一戸建て
築年数約10年~約20年未満

雨漏りの形跡のあった屋根をリフォームした事例です。

この住宅には天窓がありましたが、雨漏りの再発防止のために天窓を取り外す提案をし、お客様も納得された上で天窓を取り外すリフォームを行いました。

天窓の雨漏りには原因が2つあり、1つは「初期の施工不具合」、もう1つは「経年劣化」です。築年数が10年を過ぎている住宅の天窓の雨漏りは経年劣化が原因のことがほとんどです。

天窓を取り外すリフォームを行った結果、雨漏りの悩みも解消して快適になりました。

雨漏り対策を兼ねて外壁塗装を行った事例

雨漏りにも備えた外壁メンテナンス
施工費用
工期約2週間
住宅種別一戸建て
築年数約10年~約20年未満

建築後、外壁のメンテナンスを行っていなかったので、雨漏り対策を兼ねて外壁と屋根の塗装を行った事例です。

築年数が約10年~約20年ということで、劣化に合わせた外壁と屋根の塗り直しと防水工事を行ったので、雨漏りへの心配も解消しました。

雨漏り対策で防水工事を行った事例

雨漏り対策を考慮した防水工事
施工費用約13万円
工期3日
住宅種別一戸建て
築年数約20年~約30年未満

ベランダのメンテナンスは自分たちで行っていましたが、年を重ねてきてDIYに限界を感じ、築年数も長くなるにつれ雨漏りに対する不安が大きくなり、専門業者に雨漏り対策を依頼した事例です。

ベランダ部分は下地に防水シートを敷いた上にウレタン塗膜防水を行いました。

また外壁の板金や雨戸の隙間から雨水が入り込んでいる状況もありました。予算との兼ね合いもあり今回は最低限の施工に留めましたが、以前より雨漏りの心配が減り快適になりました。

雨漏りの修理費用を安く抑える方法

雨漏りはしっかり直したい、でも修理費用はなるべく安く抑えたいという人は多いのではないでしょうか。ここでは雨漏りの修理費用を安く抑える方法について、詳しくご紹介しますので参考にしてください。

複数の業者から相見積もりを取る

雨漏りの修理費用を安く抑えるには、複数の業者から相見積もりを取ることが大切です。相見積もりを取ることによって、冷静に修理費用や修理内容を比較検討することができます。

雨漏りの修理の場合、業者の調査によって雨漏りの原因が異なることがあります。

雨漏りの場合、原因を見誤ると修理をしても直らないこともあるため、相見積もりを取ることでしっかりと雨漏りの原因を突き止めて修理をしてくれる業者かどうかを比較検討しましょう。

火災保険を適用する

雨漏りの原因が経年劣化による場合、火災保険は適用されませんが、雨漏りの原因が自然災害の場合は火災保険が適用されることがあります。

雨漏りの原因が経年劣化なのか、自然災害が引き起こしたものなのかを知識のない素人が判断するのは難しいです。必ず専門知識のある業者に相談することをおすすめします。

必要な工事だけを行う

雨漏りの修理は原因になっている部分の修理のみを行うようにしましょう。

悪徳業者には雨漏りの修理に便乗して、必要のない屋根の葺き替え工事や屋根カバー工法などを強くすすめてくるケースもあります。

そのような場合は強いすすめに乗らず、差し当たってすぐに必要な雨漏りの修理だけ依頼するようにしましょう。

雨漏りがひどくならないうちに早めに業者へ連絡する

雨漏りは放置すればするほど状況がひどくなり、修理工事も大規模になってしまいます。そのため、雨漏りに気付いたらひどくならないうちに早めに業者へ連絡するようにしましょう。

雨漏りを放置して状況がひどくなりすぐに修理が必要になってしまうと、業者に相見積もりを取ってじっくり比較検討する時間的なゆとりもなくなってしまいます。

結果として修理費用を安く抑えることができなくなってしまう可能性もあるため、雨漏りがひどくならないうちに早めに業者に連絡することはとても大切です。

10年サイクルで定期的に雨漏りチェックを行う

定期点検として雨漏りチェックを行うことはとても大切です。

定期点検をしないで雨漏りが実際に起きてから修理を行うより、定期点検をして早めに不具合を発見して対処した方が費用を安く抑えることができます。

最低でも10年に1度、できれば5年に1度のサイクルで定期的に雨漏りチェックを業者に依頼するようにしましょう。

火災保険を活用した雨漏り修理をする方法

雨漏り修理で火災保険が適用される災害にはどのようなものがあるのでしょうか。下記の表にまとめましたので参考にしてください。

雨漏り修理で火災保険が適用されるケース

被害の内容具体的な被害の例
風災台風・暴風・春一番などの突風・風による飛来物での破損
・強風による屋根の変形
・破損・雨どいなどの破損
雪災大雪・豪雪・雪崩などの被害・重さによる屋根の変形、破損
・大量の雪の落下による破損
・雪崩による屋根や外壁の破損
雹災雹による被害・雹による屋根の変形・破損
地震地震・地震による屋根の変形・破損

雨漏り修理で火災保険が適用されないケースとは?

雨漏り修理で火災保険が適用されないケースには以下のものがあります。

経年劣化による雨漏り
雨漏り修理で火災保険が適用できるのは自然災害によるものが対象になります。住宅の経年劣化による雨漏りは、メンテナンスや定期検査によってある程度防ぐことができるため、火災保険は適用されません。
住宅の新築・リフォーム時の施工不良による雨漏り
住宅の新築・リフォーム時の成功不良による雨漏りは、施工業者の責任になります。そのため施工業者に対して損害賠償請求を行うようにしましょう。
過失による窓の閉め忘れなどによる雨漏り
自身の過失による窓の閉め忘れによる雨漏りは、事前に注意していれば防ぐことができるものなので、火災保険は適用されません。

雨漏り修理で火災保険を適用する際の注意点

雨漏り修理では火災保険が適用される場合があると前述しましたが、ここでは雨漏り修理で火災保険を適用する際の注意点について詳しくご紹介しますので参考にしてください。

火災保険の適用は「3年以内」に申請する必要がある

火災保険の申請はほとんどのものが被害発生から3年以内に申請しなければならないという規定があります。そのため雨漏りの原因になった自然災害から3年以内に申請するようにしましょう。

ただ、可能であればなるべく早めに申請を行う方がよいでしょう。規定では3年以内に申請すればいいとなっていますが、日にちが経てば経つほど雨漏りの原因が自然災害なのかを特定するのが難しくなる場合があります。

そうしたトラブルを避けるためにも、3年以内のなるべく早い時期に申請することをおすすめします。

保険の種類によって受け取れる保険料に差がある

雨漏り修理の火災保険では、保険の種類によって受け取れる保険料に差があります。

免責方式の保険の場合は、あらかじめ自己負担金を決めておくタイプの保険です。例えば自己負担金を5万円に設定した場合、損害額が5万円を下回る場合は保険金が支払われません。

また、例えば損害額20万円以上型の保険の場合、損害額が20万円を超えたら限度額まで保険金が支払われますが、損害額が20万円に達しない場合は保険金が支払われません。

保険の種類は保険会社によってさまざまなため、確認するようにしましょう。

雨漏り修理も保険の代理申請は出来ない

火災保険の申請は必ず本人が申請しなければならず、代理申請はできません。雨漏り修理の火災保険も例外ではなく、代理申請はできないことになっています。

まれに「火災保険の申請まで行います」という業者もありますが、これは悪徳業者である可能性があります。契約後、火災保険が下りずトラブルになることもありますので、注意が必要です。

雨漏り修理の火災保険申請をできるのは本人のみであることを、覚えておくとよいでしょう。

保険の申請から保険金支払いまでには時間がかかる時がある

火災保険は申請してからすぐに保険金が支払われるわけではありません。保険の申請から保険金支払いまでに日数がかかる場合があります。

保険金が支払われるのを待っているうちに、雨漏りがひどくなってしまい二次被害に発展する場合もありますが、二次被害には保険が適用されない場合がほとんどです。

せっかく火災保険の申請をしても、二次被害に発展してしまってはさらに修理費がかかってしまいます。

火災保険の申請から保険金支払いまで日数がかかる場合は、雨漏りの応急処置は必ず行い、被害が広がらないようにしましょう。

雨漏り修理で火災保険の申請する流れ

ここでは雨漏り修理で火災保険の申請をする流れを、具体的に詳しくご紹介しますので参考にしてください。

工程火災保険の申請する流れの内容
保険会社に提出する書類の記入・保険金請求書の記入
・事故状況報告書・修理費用の見積書の用意
・被害箇所の写真の用意
保険会社の担当者による現場調査・保険会社から派遣された鑑定人が現場調査を行う
・自然災害による雨漏りかどうかを確認する
・被害額を想定して保険会社に報告書を提出する
保険会社が現場調査の結果を受ける・現場調査の結果を受けて保険会社が審査を行う
・審査に通ったら保険の加入者に保険金が支払われる
雨漏りの修理を行う・雨漏りの修理依頼をする
・雨漏りの修理依頼は必ず申請が下りて、保険金が支払われることを確認してから依頼をする

雨漏りが起こりやすい箇所

雨漏りが起こりやすい場所というと屋根と思いがちですが、実は雨漏りが起こりやすい場所は屋根以外にも多くあります。

ここでは雨漏りが起こりやすい場所と雨漏りの特徴について詳しく解説していきます。

屋根

屋根は雨や風などを直接受けるため、常に過酷な状況に晒されている場所です。そのため屋根のダメージは大きく、スレートのヒビ、破損、瓦のずれなどが原因で雨漏りが引き起こされることが多い場所です。

屋根には屋根材、板金の他に下地には防水シートが敷いてあり、防水シートが雨漏りを防ぐ働きをしています。しかし防水シートには耐用年数があり、約20年とされています。

そのため新築から20年が経っている場合、防水シートも劣化していて雨漏りが起きる可能性が高いため、専門業者に点検してもらう必要があるでしょう。

外壁

外壁も屋根と同様に、雨や風などの影響を直接受ける場所なので、外壁もダメージを受けることが多く雨漏りが引き起こされることが多い場所です。

また経年により外壁の塗装が劣化し水が浸入しやすくなります。水が浸入するようになると、その部分にひび割れや破損が生じてきます。

外壁は素材によって経年劣化のスピードが変わってきます。サイディングは約10年〜約20年、モルタルは約8年〜約10年、ALCは約10年〜約15年が耐用年数とされています。

雨漏りの症状が出ていなくても、耐用年数に近づいたら自分でも外壁のチェックを行うようにし、気になる点があれば早めに業者に相談しましょう。

ベランダ

ベランダも屋根や外壁と同じく、雨や風などの影響を受けることが多く雨漏りが起こりやすい場所です。

その上、窓の開閉や人の出入りが多いため、防水塗膜が劣化しやすく、ヒビなどの不具合は比較的早く起こる可能性が高いです。

ベランダでは小さなヒビでもそこから水が室内に入りやすくなるので、早めのメンテナンスが必要でしょう。

太陽光発電・太陽光温水器

太陽光発電を屋根に設置する多くの場合は、屋根に穴を開けて設置することになります。太陽光発電を設置する業者が未熟だったり、しっかりと施工をしないと雨漏りの原因になることが多いです。

また太陽光温水器は設置している土台が劣化することで腐食して、そこから雨漏りをする場合が多いです。

このような太陽光発電・太陽光温水器による雨漏りを防ぐには、信頼できる施工業者を選ぶことと、経年劣化で屋根が腐食する前に点検をすることが大切です。

サッシ・換気扇

建物のサッシや換気扇からも雨漏りが起こるケースは少なくありません。

サッシからの雨漏りは窓とサッシの隙間を埋めているパッキンが劣化することによって起こります。パッキンは約10年〜約20年ほどで劣化してくるため、そこから雨漏りが起こって室内まで水が浸入してきてしまいます。

換気扇からの雨漏りは台風の日や強風の日などに雨水が吹き込んでくることで起こります。特に外壁から通気口フードが突出しているタイプで、このような雨漏りが起こりやすくなります。

配管

配管からの雨漏りの原因としては、配管を通すために外壁に開けた穴に対して十分な防水処理がされていないなど、施工業者の防水処理の甘さがあげられます。

また給排水の配管に施してある防水シートの経年劣化でも雨漏りが起こることがあります。

排水設備

ベランダ・バルコニーや屋上には雨水を排水するための排水設備があります。この排水設備は台風や大雨のあとに落ち葉やゴミが溜まりやすく、そのまま放置すると排水設備がつまって雨漏りの原因になることがあります。

排水設備からの雨漏りを未然に防ぐためには、時々排水設備の点検を行いましょう。特に台風や大雨などのあとは、落ち葉やゴミなどを取り除くようにすることをおすすめします。

雨漏りの症状と見つけ方

雨漏りは初期の状態であるほど修理は簡単になり、費用の負担も少なくなります。ここでは雨漏りの症状と、自分でも目視などで比較的簡単に雨漏りを見つけることができる方法をご紹介します。

水が落ちる音がする

雨漏りの症状でもっとも自分で気づきやすいのが、水が落ちる音がすることではないでしょうか。壁紙や外壁の変色や剥がれなどは、意識をして見なければ見つけられませんが、水の落ちる音は耳に入ってきて気付きやすいからです。

しかし水の落ちる音がするのは雨漏りの初期症状の中でも比較的症状が進んでいる状態になります。

そのため水の落ちる音がする前に、壁紙の変色や剥がれ、カビなどに気付いて対処する必要があります。

壁紙が一部変色している

壁紙の一部が変色している場合は雨漏りの可能性が高いでしょう。最初はほんの少しの部分のみの変色でも、次第に変色している面積が広がってくるのが特徴です。

壁紙に少しでも変色している箇所を見つけたら、なるべく早めに業者に相談して雨漏りの修理を行うようにしましょう。

壁紙の一部が剥がれる

壁紙の一部が剥がれてしまう症状としては、前述した壁紙の一部が変色する状態が進んで、そのために壁紙を貼っている接着剤が取れてしまうことが原因で起こります。

このように症状が進んでくると、壁の下地材にまで修理が必要になり、修理費用が高くなったり工期が長くなったりします。

そのため壁紙の一部が剥がれる症状を見つけたら、早めに業者に連絡して修理を依頼するようにしましょう。

壁紙にカビが生える

壁紙にカビが生えるのは雨漏りが原因になっていることがあります。少量の雨水でも壁紙の内部に湿気が生じ、カビが生えるのです。

壁紙に少量でも黒っぽいカビを見つけたら、雨漏りの初期症状が進んでいる可能性が高いので、早めに業者に相談して修理を依頼することをおすすめします。

雨が降るとカビ臭さが強くなる

雨が降ると家の中のカビ臭さが強くなるのは、天井や壁の内部など目に見えない部分で雨漏りが発生していることが原因になっていることが多いです。

屋根や外壁などから雨水が侵入してきて、建物自体の内部が湿気の多い状態になります。そして木材が腐食してカビが繁殖し、雨が降ることでさらにカビ臭さが強くなるのです。

カビ臭さを放置しておくと、建物の土台なども腐食してしまうことがあるため、カビ臭さに気付いたら早急に業者に相談しましょう。

外壁が一部変色している

外壁の一部が変色しているのも雨漏りが原因のことが多いです。窓の周りや換気扇の周りなど汚れやすい場所なら汚れが原因のこともありますが、なにもない場所での外壁の変色は雨漏りが疑われます。

時々、自分で点検して目視で外壁の変色を見つけたら、早めに業者に連絡して相談してみることをおすすめします。

外壁がひび割れている

外壁の一部にひび割れている箇所を発見したら、そこから雨漏りが発生する可能性が高いです。特にひび割れの幅が1mm以上ある場合は、早急な修理が必要な場合が多いでしょう。

塗膜だけがひび割れている場合なら、そこまで早急な修理は必要ないかもしれませんが、外壁塗装の塗り替え時期が近いサインとも言えますので注意が必要です。

雨漏り修理の流れと工期の目安

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雨漏り修理の流れは具体的にどのようになるのでしょうか。また実際に修理にかかる工期はどのくらいなのでしょうか。ここでは雨漏り修理の流れと工期の目安について詳しく解説していきます。

現場調査

雨漏り修理にとりかかる前に、雨漏り修理にとって重要な現場調査を行います。現場調査でしっかりと原因を突き止めることができなければ、いくら修理を行っても雨漏りが直らなかったり再発したりします。

現場調査は半日から1日程度で終わります。現場調査の方法としては目視調査、散水調査、解体調査、赤外線サーモグラフィー調査、ガス調査、発光調査などがあります。

足場の設置

屋根や外壁などの雨漏り修理の場合は足場の設置が必要な場合があります。一般的な規模の住宅であれば足場の設置は約1日で完了しますが、規模の大きい場合や大きな足場が必要な場合は1日以上かかることもあります。

建物の1階部分の雨漏り修理を行う場合は足場の設置は不要ですが、屋根の雨漏り修理や外壁の高い部分の塗装修理などの場合は足場の設置が必要になります。

防水工事

雨漏り修理における防水工事は、雨水が建物に侵入すると建物内部の各所に広がってしまうため、それを防ぐために最初に行います。

雨漏りの原因・状態・程度などによって多少変わりますが、下記のような作業がありそれぞれ工期も異なります。

  • 屋根の塗装修理 約10日~約2週間
  • 防水コーキング 約10日
  • 屋根材の葺き替え 約10日~約2週間
  • 瓦の修理(部分的) 半日から1日
  • 瓦の修理(全体) 約5日

外壁工事

外壁の雨漏り修理には下記のような作業があり、それぞれ工期も異なります。

  • 外壁塗装の塗り替え修理 約1週間~約2週間
  • 外壁のひび割れ補修 約1週間
  • 外壁材の張替え 約2週間~約3週間
  • サッシのコーキング補修 約2週間~約3週間

外壁材の種類によって、また修理をする範囲の広さによっても工期は異なってきます。初めに想定していた工期より短くなる場合もあれば長くなる場合もあります。

修理を行う期間は在宅しなければならないこともあるので、工期にはゆとりをもって考えるとよいでしょう。

内装工事

内装の雨漏り修理には下記のような作業があり、それぞれ工期も異なります。

  • 壁クロスの張替え修理 約1日~2日
  • 天井の張替え修理(部分的) 約3日
  • 天井の張替え修理(全体) 約2週間

内装の雨漏り修理は内装材の種類によって、また修理をする範囲の広さによっても工期は異なってきます。内装工事を行う期間は、部屋を使えないことがほとんどなので工期にはゆとりをもって考えておきましょう。

その他補修工事

その他の箇所の雨漏り修理としては、出窓や物置の屋根などがあります。出窓からの雨漏りの原因としては、外壁のひび割れの影響を受けることが多いので、外壁のひび割れを見つけたら出窓の雨漏りも確認するとよいでしょう。

出窓の大きさにもよりますが、出窓の雨漏り修理の工期としては約1日〜約7日になります。

また物置の屋根の雨漏り修理は約2日〜約3日になるでしょう。

雨漏り修理業者の選び方

雨漏り修理業者を探す時は「どんな業者を探せばいいのだろう」と、不安になるでしょう。

雨漏り修理を行う時は、雨漏り修理業者選びがとても大切です。ここでは雨漏り修理業者の選び方について詳しく解説しますので参考にしてください。

修理・調査の対応が早い

良い雨漏り修理業者を選ぶ場合に、修理・調査の対応が早いことはとても大切です。雨漏りの被害を最低限に抑え、住宅の内部にまで水が浸入しないようにするには、対応が早いことがなにより大切です。

問い合わせや相談をした時に、すぐに雨漏りの応急処置をしてくれたり、迅速に雨漏り調査をしてくれる専門業者を近くに見つけておくことをおすすめします。

雨漏り修理の実績が豊富

雨漏り修理業者を選ぶ際は、雨漏り修理の実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。

雨漏り修理を受けてくれる業者には、工務店や住宅リフォーム会社、屋根工事屋、外壁塗装屋などたくさんあります。

それぞれ得意とする分野があるので、雨漏り修理の実績が多くある業者を選ぶようにしましょう。ホームページなどでも実績の画像などを確認することができます。

専門資格を持つスタッフがいる業者に依頼する

雨漏り修理業者を選ぶ際に、雨漏り診断士という専門資格を持つスタッフがいる業者を選ぶとより安心でしょう。雨漏り診断士は民間の資格で、NPO法人雨漏り診断士協会が試験を実施しています。

雨漏り診断士の資格が設立された背景としては、雨漏りの原因を特定したり修理したりすることはかなり難しく、専門的な知識や技術が必要になり、それらを学ぶ場として雨漏り診断士の資格が設立されました。

この資格を取得すると、雨漏り診断士資格証を持つことができます。これは運転免許証のように持ち歩ける資格証なので、本当に雨漏り診断士の資格を持った専門家なのかどうかを簡単に確認することができます。

雨漏り診断士を持つスタッフがいる業者を選ぶと、より安心でしょう。

リフォーム瑕疵保険に登録している

安心して依頼できる業者を選ぶ際に、リフォーム瑕疵保険に登録している業者を選ぶこともおすすめです。

リフォーム瑕疵保険とは、雨漏り修理を行った際に万が一、欠陥工事で雨漏りが再発してしまった場合に補修にかかる費用を補填してもらえる保険のことです。

このリフォーム瑕疵保険に加入している業者かどうかは、ホームページなどを確認することでわかります。

建築業許可を取得している

雨漏り修理を依頼する業者が建築業許可を取得している業者ならさらに安心です。建築業許可とは国や自治体から信頼されている証といえるでしょう。

建築業許可の許可要件を国土交通省では以下のように定めています。

  • 建築業の経営業務の経験のある責任者がいること
  • 専門の技術者がいること
  • 500万円以上の基礎財産があること

上記を満たすような経営能力、技術力、資金力がないと建築業許可は取得できないため、取得している業者は信頼できるといえるでしょう。

見積もり・契約書・保証書など記載内容がしっかりしている

見積書・契約書・保証書などの記載内容がしっかりしている業者を選ぶことも大切です。

雨漏り修理を行う業者は昔ながらの体質のところもまだまだ多く、このような書類をきちんと用意できていない業者も多いのです。

特に契約書・保証書は口頭のみで済ますのではなく、きちんとした書類として提出してくれる業者を選ぶようにしましょう。

火災保険について説明がある

雨漏り修理を依頼する場合、火災保険についての説明がきちんとある業者を選ぶようにしましょう。

火災保険は自然災害による雨漏りの場合しか保険金が支払われないので、そのための説明を詳しくしてくれたり、雨漏り調査を詳しくしてくれる業者は信頼できるといえるでしょう。

また、重要なことですが火災保険の申請は本人しかできません。まれに業者から「代わりに申請までしますよ」と言われる場合は悪徳業者の可能性もあります。保険金が支払われなくてトラブルになることもあるので注意が必要です。

複数の業者から相見積もりを取る

雨漏りの修理業者を選ぶ際は、複数の業者から相見積もりを取ることも非常に大切です。

相見積もりを取ることで費用を冷静に比較検討できますし、不当な見積もりを見抜くことにもつながります。

同時に何件もの業者に見積りを依頼するのが大変な場合は、一度に何件も無料で見積りが取れる「リフォーム見積り比較サイト」を活用するのもおすすめです。

家に住んだまま雨漏り修理はできる?

雨漏り修理は基本的に、家に住んだまま行うことが可能です。雨漏り修理で多いのは屋根や外壁という家の外側での作業で、居室で長時間作業をすることは少ないため、家に住んだまま修理が可能になります。

家の内部である壁や天井の雨漏り修理の場合は、修理を行う部分だけは使えなくなりますが、修理を行う時だけ別室で生活をするなど多少の不便は出てきますが、家に住めなくなるなど仮住まいに移動する必要はありません。

雨漏り修理はほとんどの場合は、家に住んだまま行うことが可能なのです。

DIYで雨漏り修理ができる場合とは?

雨漏り修理を自分でDIYによってできる場合はあるのでしょうか。ここではDIYができるケース、DIYできないケースに分けて詳しく解説していきます。

雨漏り修理のDIYが出来るケース

雨漏り修理をDIYでできる場所としては、1階の外壁やベランダといったはしごや足場がなくても安全に作業できる場所です。

具体的な修理内容としては、外壁やサッシ周りなどの隙間とひび割れを埋めたり、ベランダ床のひび割れやドレーンのつまりを防ぐための掃除といった、雨漏り修理の応急処置です。

あくまでもDIYが可能なことは応急処置なので、ひび割れなどが酷くなる前に専門業者に依頼をすることをおすすめします。

雨漏り修理のDIYが出来ないケース

雨漏り修理をDIYで行うことができないケースは、防水層の劣化による雨漏りや2階以上の箇所で起こっている雨漏りです。

特に2階以上の箇所で起こっている雨漏りの場合、はしごや脚立などを使用することは大変危険な行為になりますので絶対にやめましょう。

防水層の劣化による雨漏りや2階以上の箇所で起こっている雨漏りの場合は、DIYを行わず専門業者に依頼するようにしましょう。

雨漏り修理の方法と必要な工具

雨漏り修理をDIYで行う方法としてはいくつかあります。

まず外壁やサッシ周り、コーキング(目地)のひび割れや隙間を補修材で埋めて雨水の侵入を防ぐ方法があります。

この場合に必要な工具としては、シーリング材という防水性が高い接着剤、ヘラ、コーキングガンなどがあります。コーキングガンはシーリング材とセットで使用します。

シーリング材には多くの種類があり、どれを選べばよいか迷うと思います。シリコンはもっとも価格が安く手に入れやすいですが、外壁に使用すると跡が残り上から塗装が塗れないので、外壁に使う場合は変形シリコンを使用しましょう。

また、プライマーがあればシーリングの密着性を高めてくれるので、シーリングを打つ前に刷毛でプライアーを塗ることをおすすめします。

屋根の雨漏り修理費用の注意点について

屋根の雨漏り修理は、屋根の種類ごとに修理方法や費用が異なります。

実際に雨漏りの修理を依頼する際に、注意すべき点もありますのでまとめておきます。

屋根の雨漏り修理費用は単価設定により変わる

屋根の雨漏り修理を依頼する際、基本的には単価設定によって費用が決まります。

業者によって単価が異なるため、見積もりで出てくる金額もばらばらになります。

修理で使用する屋根材や使用道具など、ひとつひとつに価格が設定されており、どのくらいの修理になるかによって金額が決められるのです。

相場を調べればわかることですので、とてつもなく高い金額を理由もなく設定をする業者はそうそういないでしょう。

ただ、見積もり費用が相場と同じになるかというと、一概にそうとは言えないことは覚えておきましょう。

足場組み立て工事費用は高い

屋根修理には必ず足場を使用するため、修理代金の他に足場設置費用が発生します。

足場代の相場は、100平方メートルあたり約15〜20万円です。

場合によっては、修理費用自体よりも高額になるかもしれません。

しかし、業者にとっては修理に必要不可欠なものですので、必ず設置を依頼しましょう。

補修する範囲にもよりますが、だいたいの金額として頭に入れておいてください。

修理代金の中に含まれないことが多いですが、見積もりの段階で確認することをおすすめします。

屋根職人に依頼すると修理費用が高くなる

雨漏り修理の場合、職人が何人で作業するのか、ベテラン職人かどうか、といった点も費用に反映されています。

ベテラン職人は腕が確かで施工にもなれており、短時間で終わらせることも可能です。

その分、費用も高額になることは想像できるでしょう。

安心できる職人さんに依頼したい場合は、費用を上げてもベテラン職人に依頼すべきです。

ベテラン職人とまでは言わずとも、信頼できる優良業者に修理を依頼するのは大前提です。

相見積もりを取ることで相場観を掴むことができる

雨漏り修理を依頼するとなると、はじめに見積もり依頼を行います。

複数の業者から相見積もりを取って、費用の相場観を掴みましょう。

こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

これが、費用を少しでも抑えるコツでもあります。

雨漏り修理だけでなく他の補修やリフォームを考える際も、大前提として相見積もりをとりましょう。

先に述べたように、業者ごとに単価設定が異なる上、費用の計算方法もそれぞれに異なっています。

安い金額で施工してくれる業者を見つけるだけでなく、対応の良し悪しなども併せてチェックできます。

ただ適当に見つけた業者に手当たり次第に見積もりを依頼するよりも、地元の優良業者や口コミで評判の良い業者などに絞っていくと良いでしょう。

費用が飛び抜けて安い、あるいは高すぎるといった業者は、施工不良や悪徳業者といった可能性もありますので、避けるのが無難です。

一度は相見積もりしておくべきでしょう。

資材置き場や工事車両などが小規模でもキチンと整備され、責任者が工事実績などをしっかり具体的に説明してくれるような業者であれば、ほぼ安心ですが、中にはデスクと電話だけで100%外注工事の営業専門会社もあるので要注意です。

雨漏り修理の優良業者の特徴

優良な業者にはどういった特徴があるのでしょうか。

具体的にまとめましたので、業者選びの参考にしてみてください。

  • 写真を撮って現状を確認し説明してくれる
  • 雨漏りの原因を特定できる
  • 屋根の内部まで細かく調査してくれる
  • 修理方法を複数提案できる
  • 火災保険についての言及がある

雨漏りが発生したら、業者は見積もりの際に必ず現状を確認し、写真を撮る場合が多いです。

素人では屋根の隅々までチェックするのは難しいので、その写真を見せてくれて、丁寧に現状を説明してくれる業者は良心的な業者だといえます。

また、地域に根付いた業者というのもポイントが高いです。

雨漏りは早期の対処が必要であるため、なるべく早く業者に来てもらいたいものです。

地元密着の業者ならば、比較的すぐに来てくれ、安心できるでしょう。

雨漏りは、早期の対処が後々の家の状態を大きく左右するので、せっかく業者に来てもらうなら、屋根の内部の状態までしっかり見てくれるところがおすすめです。

その上で、例えば「しっかり直すならこういう方法がありますが、数年後に屋根の葺き替えを予定しているなら、現状は簡易的な補修で済ませることもできますよ」といったように顧客の状況や要望を踏まえて複数の提案をしてくれるのも優良業者の特徴といえます。

さらに、損傷の原因が自然災害によるものだった場合は、火災保険が使える場合もあるので、それについての言及があるかどうかも優良業者を見極めるポイントとなります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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