羽生市のリフォーム会社68選！事例・口コミも掲載

羽生市におけるリフォームの特徴

羽生市の住宅に関する理念・基本方針

羽生市の第6次羽生市総合計画では、住宅・建築に関係する基本理念は以下の2つです。

• いのちと暮らしを守るまちをつくる
• きれいで自然を感じるまちをつくる

参考：羽生市-第6次羽生市総合計画

「いのちと暮らしを守るまちをつくる」という基本理念に基づいて展開されている施策には、災害に強いまちをつくるための防災対策・住宅の耐震化の推進や防犯対策の強化などが挙げられます。

「きれいで自然を感じるまちをつくる」という基本理念に基づいて展開されている施策では、環境に配慮した機器を導入する際の補助金交付事業、空き家の実態把握・データベースの整備や適切な管理および活用の促進、空き家バンクの運営などの取り組みが行われています。

羽生市の景観条例にかかわるリフォームの制限

羽生市では羽生市独自の景観条例は定められていませんが、景観法に基づいて定められている「埼玉県景観計画」の適用範囲となっているため、一定の規模を超える建築物の新築などにおいて羽生市への届出が必要になります。

羽生市は景観計画区域の中で、特定課題対応区域の圏央道以北高速道路沿線区域に指定されています。

この区域における届出対象行為と規模は以下のとおりです。

参考：羽生市-景観法に基づく届出について

羽生市の地震の危険度や被害予想

羽生市のホームページで確認する事ができるハザードマップによると、県道上新郷埼玉線沿いや中川周辺地域、羽生水郷公園周辺が揺れやすい地域です。

また羽生市内で震度6弱の関東平野北西縁断層帯地震が起こった場合、県道上新郷埼玉線沿いや羽生駅周辺などは羽生市の中でも特に建物の倒壊危険度が高くなっています。

参考：羽生市-羽生市地震ハザードマップ

羽生市において、想定されている5つの地震でそれぞれの地震における羽生市内の建物被害想定は以下のとおりです。

参考：埼玉県-平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告

羽生市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年3月の羽生市の調査によると、羽生市の住宅における耐震化率は92%となっており、2025年までに耐震化率を95%まで引き上げることを目標としています。

耐震化の促進に向けては、地震ハザードマップの公表や相談窓口の設置、木造住宅の耐震診断および耐震改修の補助、リフォーム の融資制度に関する周知などが行われています。

参考：羽生市-羽生市建築物耐震改修促進計画

羽生市で定められている防火地域のリフォームの制限

羽生市には防火地域は指定されておらず、準防火地域のみが定められています。

羽生市では、羽生駅周辺、南羽生駅周辺が準防火地域です。

参考：羽生市-羽生市都市計画デジタルマップ

防火地域・準防火地域は防火対策のために都市計画で指定されている地域のことです。

これらの地域では、建物の高さや延べ床面積によって建物を耐火建築物または準耐火建築物にする必要があります。

準防火地域では、「地階を除く4階以上の建物・延べ床面積が1,500㎡を超える建物」の場合には耐火建築物に、「地階を除く3階以下の建物で延べ床面積が500〜1,500㎡の建物」の場合には準耐火建築物にする必要があります。

準防火地域にお住いの方でリフォームなどをお考えの際には、規定をしっかりと守っているかを確認するようにしましょう。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

羽生市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、羽生市が属する埼玉県からは596件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター – 住宅相談統計年報2022

リフォームなどの契約で事業者とトラブルになって困っている、そのような場合には消費生活センターに一度相談することを検討してみてください。

リフォーム以外でも、商品やサービスなどにまつわるトラブルなどについて解決のためのアドバイスを専門の知識を持った相談員からもらう事ができます。

相談は無料で（電話料金はかかります）、相談員には守秘義務があるので安心して相談することができるでしょう。

参考：国民生活センター-羽生市消費生活センター

羽生市の住宅データ

羽生市の人口は2023年3月1日時点の羽生市の調査によると、約53,000人とされています。

参考：羽生市-羽生市の人口

羽生市が属している埼玉県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、65.7%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、埼玉県の持ち家率は高めであることが分かります。

また羽生市の属している埼玉県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1993年が最も多く、104,205戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告