矢板市のリフォーム会社30選！事例・口コミも掲載

矢板市におけるリフォームの特徴

矢板市の住宅に関する理念・基本方針

矢板市では矢板市総合計画にもとづき「安心快適なまちづくり」を住宅に関する基本理念とし、施策を展開しています。

具体的な取り組みとしては、空き家や空き地の適正管理や活用の促進、防犯体制の強化、住宅における耐震化の促進、UIJリターンによる移住・定住の促進、移住に関する相談窓口の運営や補助金などの支援、太陽光システム設置の補助などの取り組みが行われています。

参考：矢板市-矢板市総合計画-やいた創生未来プラン

矢板市の景観条例にかかわるリフォームの制限

矢板市では景観法に基づいて矢板市景観計画が策定されています。

八方ヶ原、東高原・尚仁沢、宮川渓谷の清流などの自然景観、水源の森百選に選ばれている高原山水源の森などの水辺景観、また田園の広がる農村的景観などを維持し、継承していくことを目的としています。

この景観計画では市全域が計画区域に指定されており、一定規模を超える建築物の建築や修繕などを行う際には市に対して届出が必要になります。

届出の対象行為は以下の通りです。

参考：矢板市-矢板市景観計画

届出は、工事に着手する30日前までに行う必要があります。

矢板市の地震の危険度や被害予想

栃木県庁直下に仮定した地震(M7.3)が発生した場合、矢板市では震度5弱から震度6弱の揺れになることが想定されています。

矢板市の中でも特に片岡駅周辺地域などの南部の揺れが大きくなることが予想されています。

この地震の際の矢板市における建物の全壊棟数は、市全体で比較的少ないですが、南部の方では全壊する可能性のある地域も見られます。

参考：矢板市-矢板市防災ハザードマップ

矢板市で最も甚大な被害を及ぼす可能性が高い市役所周辺を震源とした地震(M6.9)が起きた場合、建物の被害想定は以下のとおりに予想されています。

全壊数：1,091棟
半壊数：3,791棟

参考：矢板市-矢板市建築物耐震改修促進計画

矢板市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年の矢板市の調査によると、矢板市の住宅における耐震化率は92%となっており、2025年までに95%、令和12年までに耐震性が不十分な住宅をおおむね解消することを目標としています。

耐震化の促進に向けて、相談窓口の設置や耐震アドバイザーの派遣など安心して相談できる環境の整備、旧耐震基準で建てられた住宅の所有者に対する直接的な働きかけ、耐震化に関する助成や税制優遇に関する周知活動などを行なっています。

矢板市で定められている防火地域のリフォームの制限

矢板市では防火地域はなく、準防火地域のみ定められています。

矢板市では、扇町1丁目にある矢板駅周辺や片岡にある片岡駅周辺地域が準防火地域に指定されています。

参考：矢板市-矢板市の都市計画

防火地域や準防火地域は、火災の延焼を防ぐために指定されている地域です。

これらの地域では、建物の構造に一定の規制が設けられています。

防火地域においては基本的に木造住宅を建てることができません。

準防火地域は防火地域よりは規制が緩やかですが「地階を除く4階以上の建物」または「延べ床面積1500㎡超の建物」の場合には耐火建築物にする必要があり「地階を除く3階以下の建物で、延べ床面積が500〜1500㎡の建物」の場合には、準耐火建築物にしなければいけません。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

矢板市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、矢板市が属する栃木県からは144件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

矢板市消費生活センターでは、商品やサービスの契約など消費生活に関するトラブルについて専門の相談員に相談することができます。

相談は無料で行うことができ、相談員には守秘義務があるため、安心して相談することができるでしょう。

また相談の際には、契約関係の書類やトラブルが起きた商品の写真などを事前に準備しておくとよいでしょう。

参考：国民生活センター-矢板市消費生活センター

矢板市の住宅データ

矢板市の人口は2023年4月1日時点の矢板市の調査によると、約30,000人とされています。

参考：矢板市-矢板市の人口

矢板市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンによると矢板市の人口は1998年まで増加を続け、その年をピークに減少に転じています。

社人研による推計では、2060年には2万人までに人口は減少し、高齢化率は42.1%になると予想されています。

参考：矢板市-矢板市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン

矢板市が属している栃木県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、69.1%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、栃木県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：栃木県-平成30年住宅・土地統計調査

矢板市の属している栃木県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1996年が最も多く、27,787戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告