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2022年04月15日更新

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

フェンスを柵や目隠しとして設置するエクステリアリフォームも人気です。フェンスの素材がアルミか木製かによって、価格や基礎工事の方法など施工費用も異なります。ここでは、フェンスの素材別の商品価格や工事費用の相場、ならびに、塗装やブロック塀との組み合わせリフォームや、境界線上にフェンスを設置したときの費用負担などもご紹介します。

外構フェンス・外柵リフォームのポイント

家の外構に、フェンスや目隠し用の外柵を設置する場合は、選んだ素材の違いによる価格差や、他工事と組み合わせた時の費用について知っておくと良いでしょう。

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

その他、フェンスを設置する場所がお隣の家や庭との境界に位置する場合は、設置やリフォームの費用をどちらが負担するかも、前もって決めておかなければなりません。

フェンス素材の価格差

リフォームでエクステリアの外構にフェンスや柵を設置する場合、アルミ製か木製かで費用が異なります。

さらに、アルミ製と木製は、塗装リフォームの方法も異なりますので、それぞれの素材に適したリフォーム方法を選びましょう。

ブロック塀との組み合わせリフォーム

また、フェンスとブロック塀を組み合わせて外柵にする場合は、それぞれの素材ごとの費用だけでなく、風に煽られないように補強も行わなくてはなりません。

それぞれのフェンスリフォームについて、商品価格と施工方法の違いや注意点を見ていきましょう。

フェンスの費用負担について

お隣との土地境界部分にフェンスを設置する場合は、フェンスの設置費用の負担割合を双方で話し合っておきましょう。

お隣の土地との境界線は、敷地の角に打ち込まれている「境界杭」で確認することができます。

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

境界杭を越えない限りは、フェンスの設置費用は敷地の持ち主が全て負担することになりますが、境界線上に接地する場合は、双方の合意のうえで工事をスタートさせなければ、思わぬトラブルに発展してしまう恐れがあります。

敷地との境界に接地されたフェンスや柵のことを、囲障(いしょう)と呼びます。

この囲障を設置できる権利は、民法の中で「囲障設置権」として定められており、さらに、設置にあたっての費用は、囲障を共有する者同士で等しい割合、つまり折半するよう記されています。

ただし、現場の状況次第では、必ずしも折半とならないこともあるのでご注意ください。

例えば、傾斜地で土地の高さが違う場合や、どちらかがフェンスのデザインにこだわりがある場合などは、折半では不公平になってしまいますので、多く負担する側やその費用を話し合いで決めなくてはなりません。

そのほか、団地や組合で負担割合が定められていることもありますので、地域内のルールも確認しておく必要があります。

また、フェンスは設置時だけでなく、後の修繕やリフォーム費用も発生しますので、「リフォーム費用も取り付け費用と同じ割合で負担する」など、取り付け時にルールを決めておくと良いでしょう。

アルミ系フェンスを設置する費用の相場

住宅用のアルミ系フェンスは、耐久性に優れ、シンプルからモダンまでデザインのバリエーションも豊富に揃っており、価格も手ごろなため、外構リフォームでは定番の素材です。

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

アルミ系フェンスは、新たに設置する場合も交換リフォームを行う場合も、必ず支柱を埋め込む基礎工事を行わなくてはなりません。

既存の基礎が残っていても、内部の鉄筋に腐食が生じていたり、モルタルの耐久性が低下している恐れがあり、この状態の基礎を使って新たにフェンスを設置すると、強風や地震でフェンスが倒壊する恐れがあります。

アルミ系フェンスを設置するためには、モルタルの固定に最低でも1週間は要するため、既存の基礎・フェンス撤去作業や、フェンスの組み立てや設置を含めると、約2週間程度の工事期間になります。

アルミ系フェンスの商品価格相場

  • 本体価格:約1万~3万円/1枚あたり
  • 柱の価格:約2千円/1本あたり

フェンスは、本体の板と支柱がセットになっています。

フェンスが敷地の角などで途中で曲がる場合は、別途コーナー継手部材が必要です。

アルミ系フェンスの設置工事費用相場

  • 支柱工事費用:約4千円/1箇所あたり
  • 組立費用:約5000円/1枚あたり

(追加費用)

  • 部材カット費用:約3千円
  • コンクリート打設費用:約1万円/1平方メートルあたり

フェンスの支柱を埋め込む際、地面が既にコンクリートで覆われている場合は、工具でコンクリートに穴を開け、モルタルを補填して支柱を固定します。

また、支柱を固定する地面が、土や芝生で覆われた庭など、コンクリート以外の場合は、新たに基礎となるコンクリート土台を作らなくてはなりませんので、基礎工事費用が割高になります。

また、設置する外柵の長さに合わせてフェンスの板を調整する場合は、部材カット費用が発生してしまいますので、できるだけ部材が余らないように調整する必要があります。

アルミ系フェンスの施工例と費用

例)全長6mのアルミ系フェンスを外構に設置する場合

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

(商品価格)

  • 本体価格:約3万円~10万円
  • 柱の価格:約1万円/5箇所分

(工事費用)

  • 支柱工事費用:約2万円
  • 組立費用:約2万円

合計:約8万円~15万円

上記の設置費用はあくまで一例です。

リフォーム会社によって費用が変わるため、アルミ系フェンスを設置する際には相見積もりを取り、費用の確認を行いましょう。

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アルミ系フェンスの設置費用の相場はこちらの記事でも紹介しています

木製フェンスを設置する費用の相場

木製フェンスの最大の特徴は、素朴で温かみのある見た目です。

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

木の素材感は、庭のガーデニングや、レンガやタイルなどの天然素材との相性も良いため、外構に接地しても、エクステリアや家の美観を損ねません。

エクステリア用の木製フェンスには、天然木の高級品などもありますが、ここでは目隠しや柵など、住宅のエクステリアリフォームが手軽に行える、商品の価格を記載しています。

木製フェンスの商品価格相場

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

木製フェンスの平均価格(1800W×900タイプラティス)

  • 本体価格:約2万円
  • 柱の価格:約4千円

木製フェンスの設置工事費用相場

  • 支柱工事費用:約3千円(基礎を地面に埋める場合)
  • 塗装費用:約2千円/1メートルあたり

住宅用木製フェンスの多くは、基礎を地面に埋め込む必要がないものが多く、比較的容易に設置を行うことができます。

ただし、設置する地面が不安定な場合や、目地が細かく風に煽られやすいデザインのフェンスを選んだ場合などは、支柱の基礎を新たに作る必要があり、DIYでは難しい作業となりますのでご注意ください。

また、素材が天然木のタイプは、表面の塗装がすぐに剥がれてしまうため、防腐剤を塗装するなどの定期的なメンテナンスを行う必要があります。

木製フェンスの施工例と費用

例)全長3.6mの目隠し用木製フェンスを外構に設置する場合

(商品価格)

  • 本体価格:約4万円
  • 柱の価格:約2万円(3箇所分)

(工事費用)

  • 支柱工事費用:約1万円
  • 塗装費用:約7千円

合計:約8万円

ここでご紹介する費用は一つの参考例です。

費用はリフォーム会社ごとに違いがあるため、見積もりを取る場合は相見積もりにして、費用を比較しましょう。

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木製フェンスの設置費用の相場はこちらの記事でも紹介しています

外構フェンス・外柵のリフォームが得意な会社を探すには

自分が住んでいる地域で外構フェンスや外柵のリフォームが得意なリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

複数の大手リフォーム会社が加盟しており、高額のリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。

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外構フェンスを塗装する費用

錆びて古くなったフェンスでも、基礎部分の耐久性に問題がなければ、フェンス表面の塗装リフォームが可能です。

あるいは、金属風の見た目から、白や黒、茶色などの別の色で塗装することで、エクステリアの印象を大きく変えることもできます。

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

また、色や見た目だけでなく、塗装にはフェンスの保護や錆び防止の効果もありますので、フェンスを長持ちさせるためにも定期的に実施することが望ましいでしょう。

外構フェンス塗装の工事内容

フェンスを塗装する場合は、塗装作業だけでなく、下地調整作業と周囲の養生作業が発生します。

下地調整とは、フェンスの錆びや汚れ、古い塗料などを除去する作業のことで、この工程がしっかり行われていないと、新しい塗料がフェンスに密着できず、すぐに剥がれてしまいます。

また、養生は、塗料が周囲に飛散しないように、シートでフェンスの周囲を囲む作業です。

あらかじめ工事の前に、自転車や植木など、移動できるものはフェンス周辺から撤去しておくと、工事当日の作業がスムーズになります。

小さなフェンスの塗装であれば、費用節約のためにDIYで済ませたいと思ってしまいがちですが、このような前準備は塗装以上に繊細な作業を要しますので、専門のリフォーム会社に任せることをおすすめします。

また、仕上げの塗料をきれいに塗装するための下塗り材の選定も非常に重要です。

素材に適した下塗り材を事前に塗装することにより、フェンス表面と仕上げの塗料を密着させ、塗装をムラなくきれいに塗る事が可能になります。

素材に合った下塗り材は塗料を販売しているお店などで、アドバイスしてもらえることが多いので、確認しておくと良いでしょう。

外構フェンスの塗装費用

  • 下地調整費用:約1万5千円
  • 養生費用:約1万円
  • 塗装費用:約3~5万円

合計:約6~8万円

ここで挙げた費用はあくまで一例であり、塗装費用は業者ごとに違いがあります。

外構フェンスの塗装を行う場合は相見積もりを取り、費用の確認を慎重に進めましょう。

塗料のグレードに注意

フェンスの塗装費用は、塗料のグレードによって総費用が変動します。

ハイグレードタイプのシリコンやフッ素塗料などは、施工費用も平方メートルあたり約6千円と高額ですが、約15年近い耐用年数を持っており、耐候性にも優れるため、雨や紫外線にも長期間耐えることができます。

一方、耐用年数の短いアクリル塗料は、平方メートルあたり約2千円で施工できますが、約5年以内に劣化が生じ、すぐに再塗装を行わなければなりません。

特に、外壁や屋根に比べると、外構フェンスの塗装は劣化のスピードが速いため、施工価格の安さよりも、耐用年数の長さを重視して選ぶことをおすすめします。

木製フェンスの塗装に注意

常に体内の水分を調湿し続ける木材は、収縮と膨張を繰り返しています。

そのため、塗装で表面をコーティングしても、この運動によって塗装の膜がすぐに敗れてしまいます。

このような理由から、木製フェンスの塗装は、同じ耐用年数の塗装でも、金属製フェンスに比べるとすぐに劣化してしまうため、オイルなど、木材に染み込ませるタイプの塗料を選んでおくと良いでしょう。

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ブロック塀とフェンスを組み合わせた場合の費用

外柵の種類には、フェンスの他にブロック塀もあります。

途中までブロック塀にし、途中からフェンスにするケースや、ブロック塀の上にフェンスを設置するケースのリフォーム費用を見てみましょう。

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

ブロック塀の施工費用相場

ブロック塀単独の施行費用相場は、以下の通りです。

  • 標準タイプブロック:約1万円/平方メートルあたり
  • 化粧ブロック:約1万5千円/平方メートルあたり

例)3平方メートルのCBブロック塀を新たに設置

  • ブロック塀の価格:約3万円
  • コンクリート基礎費用:約3万円
  • ブロック塀設置費用:約2万円

合計:約8万円

ブロック塀とフェンスを組み合わせる場合

例)アルミ系フェンスを3メートル、ブロック塀を3メートル施工する場合

  • フェンス施工費用:約5万円
  • ブロック塀施工費用:約8万円

合計:約13万円

ブロック塀の上にフェンスを設置する場合

例)合計6メートルの3段ブロック塀の上に、アルミ系フェンスを設置

  • ブロック塀施工費用:約10万円
  • フェンス設置費用:約6万円

合計:約16万円

風圧や基礎の強度不足に注意

ブロック塀の上にフェンスを設置し、柵全体の高さが2メートル前後になると、風や重力の影響を受けやすくなり、基礎の強度不足を招くことがあります。

例えば、強風の日や、もたれかかったときや物を置いたときなどに、フェンスを支えるブロック部分にも圧力が掛かり、ブロックごと倒壊して周囲の人や物が巻き込まれてしまう恐れがあります。

外構フェンス・外柵のリフォーム工事にかかる費用・価格の相場は?

また、震度が大きい地震が発生したとき、真っ先に倒壊するのは、強度不足のブロック塀と言われます。

そのため、ブロック塀の上にフェンスを設置する場合は、

  • 風圧に耐える高さ
  • 基礎の強度
  • ブロック塀とフェンスの固定

の3点を必ず確認したうえで作業を進める必要があります。

フェンスをブロック塀に接地するケースに限らず、外柵リフォームでは、リフォーム会社からの見積もりに、これらの基礎工事が含まれていることを必ず確認しておきましょう。

外構・エクステリアリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外構・エクステリアリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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