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2019年01月08日更新
リビングリフォームにかかる見積もり価格相場を詳しく解説!
リビングのリフォームを行う場合、内装材のグレードや工事内容によって見積もり価格はどれくらい変わってくるでしょうか。リビングのリフォームにかかる見積もり価格の相場や、見積もり価格を抑えるポイントなどについて解説します。
目次
リビングのリフォームにかかる見積もり価格相場について
リビングリフォームにかかる費用の目安価格帯
リビングのリフォーム費用は、工事の規模や内装材のグレードなどによって変わりますが、目安となる見積もり価格はどれくらいなのでしょうか?
目安価格帯は約150万円前後となり、内装材のグレードにこだわらず普及品などを使用すれば、約50万円以下で可能なリフォームもあります。
リビングのリフォームでよく行われているのが、天井と壁クロスの貼り替えやフローリングの張り替えといった内装材の新調です。
いずれも普及品などの一般的な内装材を使用することで、費用を50万円以下に抑えることができるでしょう。
一方で、温水式床暖房の設置や、ハイグレードな内装材を使用したLDKへのリフォームといった大規模な工事を行う場合には、費用が100万円以上かかるケースもあるため、ポイントとしておさえておきましょう。
リビングの天井と壁クロスの貼り替え費用の相場
リビングのリフォームで使用される一般的な材料は「ビニールクロス」です。
ビニールクロスとは塩化ビニール樹脂を主原料とする素材で、性質上さまざまな加工が可能であるため、カラーバリエーションや種類が豊富です。
また、耐久性に優れており、お手入れが楽な点もポイントで、最近では抗菌や防カビ加工が施された機能性ビニールクロスも販売されています。
このビニールクロスを使用したリフォームにかかる費用は、材料費と工事費を合わせて1平方メートルあたり約1,000〜3,000円が目安となります。
6畳のリビングであれば、約10〜25万円で実施することが可能でしょう。
一方、壁材をハイグレードな「珪藻土」や「漆喰」にリフォームする場合は左官工事が必要となるため、ビニールクロスの約4倍の費用がかかることが一般的です。
場合によっては大工が行う下地作りの材料を変更する必要もありますので、大幅な増額は避けられないでしょう。
このように、リビングのクロス貼り替えリフォームでは、材料のグレードによって費用が大きく変わってきます。
リビングのフローリングの張り替え費用の相場
リビングのリフォームで多く行われているのが、フローリングの張り替えです。
フローリングの張り替えでは、一般的な材料である「複合フローリング」を使用することで費用を抑えることができます。
張り替えにかかる費用の相場は、8畳のリビングで約15万円です。
複合フローリングとは基材に化粧材を貼り合わせたもので、一般的な住宅の多くで取り入れられています。
一方、グレードの高い「無垢フローリング」に張り替える場合は、複合フローリングの約2〜3倍の費用を見ておきましょう。
無垢フローリングとは、天然木を100%使用した単層の床材のことを指します。
リビングと隣室の間仕切り壁撤去にかかる費用の相場
ライフスタイルの変化などに応じて、リビングと隣室を隔てた間仕切り壁を撤去し、空間を広くするリフォームがあります。
この場合の壁の撤去にかかる費用の目安は、約55〜85万円です。
また、この手のリフォームで多いパターンが、リビングと隣接する和室とを繋げて、畳をフローリングに張り替えるリフォームです。
この場合にかかる費用の相場は、約28~50万円となります。
また、リビングと隣接する洋室を繋げるリフォームでは、壁の撤去と簡単な補修のみにすることで、約18~30万円で実施することができるでしょう。
ただ、住宅の構造上の問題で撤去可能な壁と不可能な壁があるので、このようなリフォームを検討する際には注意が必要です。
そのため、壁の撤去リフォームを行う場合には、事前にリフォーム業者へ現地調査を依頼しましょう。
リビングとキッチンの間仕切り壁撤去にかかる費用の相場
リビングとキッチンを隔てる間仕切り壁を撤去し、開放的な空間に仕上げるリフォームにかかる費用の目安は約55~100万円です。
このようなリフォームでは、キッチンの移動に伴い水道工事が必要になるケースがあります。その場合、水道工事費用が上乗せされるため、費用が高くなるでしょう。
現在の配管のままキッチンを設置・移動できるよう設計士に相談すると良いでしょう。
リビングをLDKにリフォームする場合の費用相場
リビングとダイニング、キッチンを1つの空間としてリフォームする場合にかかる費用は、約100~300万円が目安です。
このリフォームでは、リビングとキッチンを隔てる間仕切り壁を撤去したり、キッチンを移動し対面式にしたりと広範囲で大規模な工事を行うことになります。
前述したようにキッチンを移動する場合には、水道工事が必要になるケースも多くあります。
また、リビングとダイニング、キッチンに統一感を持たせるため、内装材を同じものにするなどの工夫も必要となり、一室単独のリフォームよりも費用がかるのが特徴です。
さらに、床を全面無垢フローリングに、キッチンはオーダーメイドにといったようなこだわりのリフォームにする場合には、面積にもよりますが約300万円以上かかる場合もあるでしょう。
リビングに床暖房を付ける場合の費用相場
冬も暖かく快適に過ごせるよう、リビングに床暖房を取り付けるリフォームにかかる費用は、約70~120万円が目安です。
床暖房は大きく分けて「電気式床暖房」と「温水式床暖房」の2種類があります。
電気式床暖房は、床下にヒーター内蔵のパネルを設置することで暖める仕組みの床暖房です。
電気式床暖房は、設置範囲が狭く短時間の使用に向いているのが特徴で、設置費用は比較的安価ですが、維持費は高くなります。
一方、温水式床暖房は、床下に循環式温水パネルを設置することで暖める仕組みの床暖房です。
温水式床暖房は、電気式とは反対に設置範囲が広く長時間の使用に向いています。維持費は電気式と比べて安価ですが、その分最初の設置費用が高くなります。
仕様頻度や使用する部屋の面積、時間などライフスタイルに合わせて選択しましょう。
リビングリフォームの見積もり価格帯別のリフォーム内容
約40万円〜約100万円でできるリビングリフォームの内容
約40万円~約100万円と比較的手頃な見積もり価格帯でも、可能なリフォームは豊富にあります。
例えば、壁紙やフローリングの張り替えに加え、リビングと隣接する和室との間仕切り壁を撤去し、統一した空間に仕上げるリフォームを行うことができるでしょう。
ほかにも和室から洋室へのリフォームや、電気式床暖房の設置リフォームなども行うことが可能な価格帯です。
電気式床暖房の設置リフォーム費用の相場は、電気工事費や床の張り替え費用も含めて約70万円となります。
約100万円〜約150万円でできるリビングリフォームの内容
約100万円~約150万円の価格帯では、グレードの高い内装材を使用したリビングのリフォームが可能でしょう。
無垢フローリングへの張り替えや温水式床暖房の設置など、こだわりの設備を取り入れたリフォームを実現できます。
具体例を挙げると、リビングと隣接する和室を撤去して広いリビングを造り、床は全面無垢フローリングに、和室の押し入れはクローゼットにといった大規模なリフォームが可能です。
また、温水式床暖房の取り付けとフローリングの張り替え工事も、この価格帯ならば同時に行うことができるでしょう。
約150万円~約300万円
約150万円~約300万円と高額な価格帯では、LDK全体のリフォームなど大規模なリフォームを行うことができます。
例えば、I型の壁付きタイプのキッチンを移動しオーダーメイドのアイランド型に変更、フローリングは全面無垢材に、壁と天井は漆喰にと、設備や内装材にとことんこだわったリフォームを実現することが可能になる価格帯です。
リビングリフォームの見積もり費用を抑える方法について
LDKとして一体化させるリフォームにする
リビングのリフォーム費用を抑えるには、キッチンのリフォームも同時に行いLDKとして一体化させるという方法があります。
ゆくゆくはキッチンのリフォームも行う予定であれば、それぞれを単独で行うよりもリビングと同時にリフォームすることで、トータルとしての費用を抑えることができるのです。
さらに、LDKへのリフォームで費用を抑えるには、現在のレイアウトを生かしながら行うことをおすすめします。
前述したように、キッチンを移動するリフォームでは費用がかさむため、できるだけキッチンの位置は変えずに、内装材を揃えるなどして統一感を出すリフォームにすると良いでしょう。
耐久性のある素材を選ぶ
リビングのリフォームでは、メンテナンス費用や維持費も考慮して予算を組むことで、トータルとしての費用を抑えることができます。
前述したように床暖房の場合、電気式は設置費用が温水式に比べて安いのですが、維持費は高くなります。
また、無垢フローリングは、天然木のあたたかい風合いが人気ですが、傷が付きやすくメンテナンス費用がかかるというデメリットもあります。
したがって、リフォーム業者へリビングのリフォーム費用の見積もりを依頼する場合には、ランニングコストに関しても相談しておくと良いでしょう。
複数のリフォーム業者から相見積もりを取る
リビングのリフォーム費用を抑えるには、複数のリフォーム業者から相見積もりを取るという方法も効果的です。
リフォーム業者によっても費用は変わるため、相場と比較しながら最低でも2~3社から見積もりを取ることで、適正な費用を知ることができます。
また、見積もり依頼の際に予算を提示し、その範囲内でできることを相談するのも大切です。
その際に、最適なプランニングをしてくれた応対の良いリフォーム業者に依頼し、必要最低限のリフォームを行うことで、費用を抑えながら満足度の高いリフォームを実現することができるでしょう。
加えて、相見積もりを取る際には、リフォーム業者に対し他社からも見積もりを取っていることを伝えておくと、断る際にスムーズです。
最近では、無料で複数のリフォーム業者へ見積もり依頼ができるオンラインサービスもあるので、活用してみると良いでしょう。
見積もりを依頼するリフォーム会社選びの注意点
値下げアピールをしてくる業者に注意する
リフォーム業者の中には、大幅な値下げをアピールすることで契約を取ろうとする悪徳業者も存在します。
元々のリフォーム費用を高く設定することで値下げ幅を大きく見せたり、手抜き工事で材料費を抑えているケースもあります。
そのような悪徳業者に騙されないためにも、繰り返しになりますが、複数のリフォーム業者から相見積もりを取り、適正な費用を知ることが大切です。
部屋リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた部屋リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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