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2019年02月07日更新
外構にオシャレな駐車場を作る方法について
庭に駐車場を設置する際に、お手頃な価格でおしゃれにリフォームするにはどのような方法があるのかを紹介します。価格を抑えることができるリフォーム方法や事前に知っておくべき注意点、リフォーム業者の選び方などについて詳しく解説します。
駐車場をおしゃれにするポイント
外構をおしゃれにするには、駐車スペースがポイントとなります。
使用する素材によって駐車場の雰囲気は大きく変わるため、おしゃれな駐車場を作るためのポイントを素材別にまとめました。
タイルと石を組み合わせる
コンクリートで出来た駐車場は無機質な印象になりがちですが、タイルや石をアクセントに使うことでおしゃれな洋風の駐車場を作ることが可能です。
タイルや石には様々な色やデザインがあり、組み合わせも無数にあります。
タイルには石目調、コンクリート調、木目調など様々なデザインのものが揃っているため、好みに合ったものを選ぶとよいでしょう。
ほかの家とは違った雰囲気を作り出すことが可能です。
タイルを設置する場合には、駐車場の使い方によってサイズや厚みなどを考慮する必要があります。
雨がかかる場所では滑りにくい素材を選ぶことも大切です。
石貼りの場合は、石の模様や色、大きさ、形などで、駐車場のイメージが大きく異なります。
また自然石は、雨に濡れたり経年によって味わい深い雰囲気になるのも魅力です。
石やタイルは意匠性に優れていますが、職人が一枚ずつ手作業で貼る作業を行う必要があり、コストが高額になりがちです。
予算に応じて部分的に取り入れることでコストを抑え、デザイン性も楽しめます。
デザイン性の高いコンクリートを使う
コンクリートは暑さや寒さで収縮してヒビが入ってしまうために、溝や隙間を作って施工することが一般的です。
この隙間部分に土や砂利を入れたり、植物を植えたりすることで、駐車場がおしゃれな雰囲気になります。
また、コンクリートの仕上げ方法によっても雰囲気が大きく変わります。
コテを使って表面をツルツルに仕上げる「金ゴテ仕上げ」や、刷毛を引いて表面をザラザラに仕上げる「ハケ引き仕上げ」などが主な仕上げ方法です。
仕上げ方法によって雰囲気を変えるほかに、角に丸みを持たせたデザインにするなど、コンクリートの形状を工夫することでおしゃれな雰囲気にすることも可能です。
芝生を取り入れる
目地や駐車場の一部を芝生にすることによって、おしゃれな駐車場を作ることができます。
芝生とコンクリートなど、他の素材との組み合わせで市松模様を作るのもおしゃれですね。
芝生のほかに、丈夫なタマリュウなどの植物を植えるのもよいでしょう。
天然の芝生のお手入れに不安がある場合には、人工芝を使い気軽に緑を楽しむこともおすすめです。
駐車場を安くリフォームするポイント
限られた予算の中でおしゃれな駐車場を作るためのポイントを紹介します。
プランを工夫すれば、見た目を重視しながら価格を抑えてリフォームすることができます。
タイヤが通る部分だけをコンクリートに
駐車場を安くリフォームしたい場合におすすめなのが、タイヤが通る部分だけをコンクリートにする方法です。
一部だけコンクリートを使用し、ほかの部分を砂利などにすることでコンクリートの施工費を抑えることができます。
歩かない場所は砂利などを用い、費用を掛ける場所とそうでない部分とに分けることで変化が生まれます。
費用を抑えながらデザイン性のあるおしゃれな駐車場を作ることができます。
安くても質がよい材料を選ぶ
外構のリフォームは大手のハウスメーカーでも行っていますが、中間管理費用が発生することもあるため、外構専門のリフォーム業者に依頼することで費用が抑えられる場合もあります。
また、材料に関しても、大手メーカー製品の場合には価格が高く設定されている場合もあるので、詳しく材質や仕様などを調べてメーカー名にこだわらずに納得のいく商品を選ぶことをおすすめします。
複数業者から見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取り、内容を比較することも有効です。
費用を抑えるための提案を受けたり、同じ工事内容でも価格が異なることもあるので、じっくりと比較、検討を行い業者を選択するとよいでしょう。
相見積もりを取る際には、同じ条件で見積もりを依頼するようにしましょう。
費用だけでなく工事方法や使用する材料まで確認する必要があります。
駐車場をリフォームする際の注意点
駐車場のリフォームは大掛かりな工事となるため、後で簡単にやり直すことができません。
また、駐車場のリフォームには建ぺい率が関わってくるため、法律違反にならないための注意が必要です。
駐車場をリフォームする際に事前に注意するべきポイントをまとめました。
家の建ぺい率を超えないようにする
ガレージやカーポートなどの屋根がある駐車場は建築物扱いとなり、建ぺい率の対象になります。
駐車場のリフォームによって、定められた建ぺい率を超えることがないように注意が必要です。
建ぺい率とは、敷地面積のうち、建物を建てることができる面積の割合のことです。
建築基準法によって定められた決まりで、住まいの地域などによって建ぺい率は定められています。
また、地域やカーポートの面積によっては、建築確認申請が必要になる場合もあるので、注意が必要です。
開放性があるカーポートなどの場合は建ぺい率の緩和規定があるので、詳しくは建築士に相談して判断を受けるとよいでしょう。
車の動線を考慮したプランニングを行う
車の出し入れにストレスが生じたり、家の壁や塀などで車を擦ってしまうようなことがないように、駐車する車の台数やサイズを明確にし、動線を考えたプランニングを行うことが重要です。
来客や将来子どもが大きくなって車が増えることなども考慮する必要があります。
また、車のサイズが変わる可能性があることも忘れないようにしなければいけません。
車の停め方には主に3つの方法があり、駐車方法により駐車場のプランニングは大きく変わります。
直角駐車
道路に対して直角に車を駐車する直角駐車は、車の出し入れがしやすく人気があります。
台数を確保したい時には横に駐車スペースを広げて対応することができます。
ただし、建物から道路までの間に車の全長以上のスペースが必要となるため、スペースに余裕のある場合でないと設置ができません。
縦列駐車
車を縦に複数台連ねて駐車する方法を縦列駐車と言います。
コンパクトに駐車スペースを確保できますが、奥に駐車している車を出す時には手前の車と出し入れをする必要があるため注意しましょう。
並列駐車
車を道路に対して平行に駐車する並列駐車の場合には、コンパクトなスペースに駐車が可能ですが、乗り降りのためのドアの開閉スペースを確保しなければいけません。
バックドアの開閉も考慮しましょう。
車を家そのものに沿わせて駐車することが多く、出し入れの際にハンドルを何度も切り返す必要が生じることがあります。
運転技術に心配がある場合には注意しましょう。
アフターサービスも重要
駐車場のリフォームに限ったことではありませんが、リフォームを行った後に末長く快適に使い続けるためには、アフターサービスのことを考慮する必要があります。
見積もり金額だけで判断するのではなく、不具合が生じた時に親身に対応してもらえるのかどうかを見極めることも重要です。
アフターサービスの方法は会社によって違うため確認しておくようにしましょう。
また、修理が必要な際にすぐに来てもらえるように、自宅から近い会社を選ぶことも大切です。
定期点検の有無も確認しておくとよいでしょう。
駐車場リフォームを依頼する際のリフォーム業者の選び方
外構におしゃれな駐車場を設置したい場合には、実績が豊富でデザインの相談にも乗ってくれるリフォーム業者を選ぶとよいでしょう。
過去の施工例を見せてもらうことをおすすめします。
使用する素材のサンプルや実際の現場を見ることができると、更にイメージがつかみやすくなります。
その業者のリフォームの特徴が自分の希望するイメージと合っているのかということも重要です。
修理が得意なところやデザインが得意なところなど、希望する工事内容に合った業者を選ぶようにしましょう。
相談しやすい雰囲気も、打ち合わせを重ねる際に大切な要素となります。
リフォームを依頼する際には、予算やイメージ、使いたい素材などをあらかじめ明確にしておくと、スムーズに見積もりを作成してもらうことが可能です。こちらの希望を的確にヒアリングしてもらう必要があります。
実情に応じたプランを作成してもらえているかどうか、メリットだけでなくデメリットも伝えてくれているかなど、打ち合わせ時に確認をしておきましょう。
また、外構の仕上がりは職人の技術が顕著に現れるので、技術力も確認しておく必要があります。
外構・エクステリアリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた外構・エクステリアリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

タクトホームコンサルティングサービス
亀田融一級建築施工管理技士、宅地建物取引士。東証1部上場企業グループの住宅部門に33年間勤務。13年間の現場監督経験を経て、住宅リフォーム部門の責任者として部分リフォームから大規模リノベーションまで2,000件以上のリフォームに関わる。2015年に退職して現在は、タクトホームコンサルティングサービス代表として、住宅診断を行う傍ら、住宅・リフォーム会社へのコンサルティング活動を行っている。

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