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2022年10月21日更新

家庭用蓄電池の価格相場について詳しく解説!

家庭用蓄電池は高いイメージがありますが、実際にはどれくらいするのでしょうか。この記事では、蓄電池の相場価格や価格の推移、価格の違いによる蓄電池の違いのほかに、蓄電池を購入するときのポイントや使える補助金について解説します。

家庭用蓄電池は電気を貯めておくことができ、必要な時に電気機器に電気を供給することができるバッテリーです。

ハピすむでは、家庭用蓄電池の価格相場について、種類やメーカーなどによる違い、価格による性能の違いなどをご紹介し、最適な家庭用蓄電池を購入できるようお手伝いいたします。

また蓄電池購入に使える補助金や安く蓄電池を購入する方法などについてもご紹介します。

家庭用蓄電池の購入をご検討の方はぜひご参考ください。

家庭用蓄電池の価格相場

家庭用蓄電池の種類と価格

家庭用の蓄電池として使われているのは、主に「リチウムイオン電池」「鉛畜電池」「NAS電池」「ニッケル水素電池」の4種類です。

ここではそれぞれの特徴と価格相場を紹介します。

「リチウムイオン電池」

「リチウムイオン電池」は小型でありながら容量が大きいので、携帯電話やノートバソコンに使われている電池として有名です。

モバイル機器だけでなく、大型施設などでも大容量用の電池として使われています。

「リチウムイオン電池」のコストは高額だと知られていましたが、年々、その価格は下がっており、2018年の価格相場は約10万円/1kWhです。

「鉛畜電池」

最も歴史のある「鉛畜電池」は自動車のバッテリーや非常時のバックアップ電源などに使われています。

「鉛畜電池」を使用するときには、過放電を行わないようにして、使った後はすぐに充電します。

「鉛畜電池」の価格相場は約5万円/1kWhと低価格です。

「NAS電池」

「NAS電池」とは日本ガイシが製造している蓄電池で、蓄電容量の多さから大規模な電力貯蔵施設や工場などのたくさんの電気を使う施設でのバックアップのための電池として期待されています。

相場価格は約4万円/1kWhと低く、製造に必要な資源も豊富にあることから、さらなる価格低下も可能だと言われています。

「ニッケル水素電池」

「ニッケル水素電池」はリチウムイオン電池が登場するまではよく使われていた蓄電池で、今でもハイブリッドカーのバッテリーや鉄道用の地上用の蓄電設備等で使用されています。

「ニッケル水素電池」のデメリットは、他の蓄電池と比べると5~7年と寿命が短いことなどが挙げられます。

しかし過充電や過放電にも耐えられて、高温環境下でも使えるといったメリットがあります。

「ニッケル水素電池」の価格相場は約10万円/1kWhです。

家庭用蓄電池を導入する場合にかかる費用の相場

ポータブルタイプの蓄電池なら蓄電池の本体価格だけですので、数十万円で導入できます。

しかし据え置きタイプの蓄電池だと、容量次第ですが、導入費用は100万円を超えるでしょう。

蓄電池の導入には、主に蓄電池本体の購入費用と設置工事の費用、さらに電気系統の接続のための工賃が必要です。

蓄電池本体が100万円前後~200万円ほどまであるので、導入費用が100万円以下で収まることはないでしょう。

主要メーカーの蓄電池の価格帯

メーカー容量ラインナップ相場価格
オムロン4.2kWh〜16.4kWh140万円〜200万円
シャープ4.2kWh〜13kWh130万円〜270万円
ニチコン4kWh〜14.9kWh110万円〜250万円
パナソニック3.5kWh〜12.6kWh140万円〜270万円
京セラ5kWh〜15kWh160万円〜250万円

オムロン

オムロンは環境に配慮した事業に意欲的で、太陽光発電と蓄電システムを連携させ省エネを目指しているメーカーです。

オムロンの家庭用蓄電池はサイズが小さくコンパクトなため、設置場所に困らないという特徴があります。

オムロンにはハイブリット型とフレキシブル型両方の種類の蓄電池があります。

シャープ

シャープの家庭用蓄電池は業界の中でも大きなシェアを占めています。

蓄電池を使いこなすためのサポートがしっかりとしていて、電気の使用状況が一目でわかるようなシステムを搭載しています。

太陽光発電との連携にも優れ、管理がしやすいという特徴もあります。

ニチコン

ニチコンは家庭用蓄電池の分野でトップシェアを争っているメーカーです。

ニチコンの家庭用蓄電池は急な停電に強く、電気自動車の利用に便利という強みを持っています。

アフターサービスや補償制度などが整っている点も魅力です。

パナソニック

パナソニックの家庭用蓄電池は蓄電能力に優れ、長寿命という強みがあります。

自動的に充電をしたり、過充電になることを防いでくれるシステムが搭載されているため、手入れが簡単です。

家電メーカーとして様々な製品を製造しているため、スマート機器などとの連携にも優れています。

京セラ

京セラの家庭用蓄電池は長寿命と高安全性、そして見守りサポート機能の充実という強みを持っています。

また京セラの家庭用蓄電池はサイズがコンパクトなため、設置場所を確保しやすいです。

周囲温度が-20〜+40℃まで対応している蓄電池もあり、寒い地域でも室外に蓄電池を設置することが可能です。

家庭用リチウム蓄電池の価格推移

高額で知られる家庭用リチウム蓄電池ですが、近年、その価格は下落傾向にあり、そのお陰もあって、需要が少しずつ伸びています。

ここでは家庭用リチウム蓄電池の価格の現状と売り上げの関係を見ていきましょう。

家庭用リチウム蓄電池の価格は年々安くなっている

家庭用リチウム蓄電池の価格は年々低くなっていると言えます。

例えば、5年前と比較すると、家庭用リチウム蓄電池の価格の下落率はおよそ25%にもなります。

ただし蓄電池の価格はその時の為替や原材料費などに大きく左右されるので、こうした下降傾向がいつまでも続くとは限りませんが、ここ数年の価格の下降は目を見張るものがあります。

価格の下落と連動するかのように、家庭用リチウム蓄電池の売り上げは、年々、上昇傾向にあり、市場におけるニーズの高さが注目されています。

価格が高い家庭用蓄電池と安い家庭用蓄電池の違い


家庭用蓄電池の価格帯は広く、同じ蓄電容量の蓄電池でも価格の高い蓄電池と低い蓄電池とでは、70万~100万円ほどの価格の開きがあります。

では、価格の高い蓄電池と低い蓄電池ではどのような違いがあるのでしょうか。

家庭用蓄電池は機能やスペックによって価格が推移する

家庭用蓄電池は、蓄電池がどのような機能を持っていて、どのようなスペックかによって、価格が変わります。

同じ蓄電容量の蓄電池でも、太陽光発電との連携、専用タブレットでの操作、または容量に対して小型など機能やスペックに違いがあり、機能やスペックが上がれば蓄電池の価格は高くなり、下がれば価格は低くなります。

安い家庭用蓄電池の注意点

同じ家庭用蓄電池なのだから価格が低いがお得なのではないかと思いがちですが、安い蓄電池を購入する場合には気を付けたいポイントがあります。

家庭用蓄電池は設置すれば終わりというものではなく、その後の定期的なメンテナンスなどのアフターフォローが必要です。

安く蓄電池の購入を勧める業者はアフターフォローがなく、蓄電池の保障が充実していないこともあるので、購入前に長期的な視点を持って確認しましょう。

価格に関する家庭用蓄電池の購入するときのポイント

家庭用蓄電池を購入するときには、太陽光発電と連携するタイプかどうか、貯める電気の量「蓄電容量」、さらに蓄電可能容量を示す「サイクル寿命」などチェックするべきことがいろいろとあります。

加えて、蓄電池の購入価格においても知っておきたいポイントがあります。

ここでは、蓄電池の価格に関する購入時のポイントについてご紹介します。

家庭用蓄電池の価格は見積もりを取って確認

家庭用蓄電池を購入するときは、必ず見積もりを取ってから購入しましょう。

家庭用蓄電池を導入するときに必要となる費用は、蓄電池の本体の価格と蓄電池の設置工事費用、そして電気工事です。

これらの費用を合算していくらになるのかを見積もりによって知ることができます。

家庭用蓄電池の購入にはローンが使える

家庭用蓄電池の購入には、金融機関による住宅ローンやリフォームローンが使えます。

住宅ローンは長期返済が可能ですが、土地や建物を担保にしなくてはならないだけでなく審査にも時間がかかります。

一方、リフォームローンは借入期間が10年ほどですが、担保なしで融資を受けられるというメリットがあります。

住宅ローンやリフォームローンはそれぞれ条件が違いますが、家庭用蓄電池の導入費用は高額となることが多いので、資金面で躊躇しているのであればローンを検討してみてはいかがでしょうか。

蓄電池を安く買うには

蓄電池はそのほとんどが数百万円以上するため、なるべく費用を抑えて購入したいものです。

ここでは蓄電池をなるべく安く購入するためのポイントについてご紹介していきます。

容量が小さい蓄電池を選ぶ

蓄電池の価格は、容量によって大きく変わってきます。

蓄電池の容量は基本的に1日で充電ができ、放電できる最大の容量のことを表しています。

容量が小さいほど価格は安くなる傾向にあるため、費用をなるべく抑えたい場合には蓄電池の容量が小さいものをおすすめします。

蓄電池の容量は3kWhくらいから16kWhのものまでと幅が広いです。

目安として6.5kWhの蓄電池は停電時時にも使用したい電化製品(冷房(650W)テレビ(150W)照明2つ(100W×2)、携帯電話の充電2台分(15W×2))を同時に5時間ほど使うことができます。

蓄電池をどのような目的で使用するのか、何人家族なのかなどから必要な容量を把握し、状況に合わせて最適な蓄電池を選ぶことが大切です。

型落ちした製品は安くなる

家庭用蓄電池は様々なメーカーから新商品が出ています。

最新モデルが市場に出ると、旧型の型落ちしている製品は値下げして販売されます。

型落ち商品だからといって品質や機能、容量などには特に問題ないことがほとんどです。

型落ち製品の中には発売から1〜2年くらいしか経過していないものもあり、新製品とほとんど変わらないものもあります。

新製品が発売される1〜3ヶ月前に型落ち製品は安くなる傾向にあります。

新製品の発売情報を見かけるようになったら、型落ち製品を手に入れるチャンスだと言えます。

新機能などにこだわりがなく、なるべく安く蓄電池を購入したい方は型落ち製品を検討してみてはいかがでしょうか。

相見積もりで比較する

蓄電池を購入する際には、複数の販売店から相見積もりをとり、価格を比較することが蓄電池を安く購入するためには大切です。

蓄電池の価格はメーカーがそれぞれ希望小売価格を提示していますが、実売価格としてはあまり参考にはなりません。

蓄電池の実売価格は、販売店によって大きく変わってくるのです。

そのため蓄電池購入の際には1社から見積もりをとるのではなく、複数社から見積もりをとり、実売価格の相場を把握するようにしましょう。

こちらから簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

家庭用蓄電池の購入に使える補助金

家庭用蓄電池を購入するときに使える補助金には、国が支援する補助金と自治体が支援する補助金があります。

ここでは、それぞれの特徴を紹介します。

家庭用蓄電池の国からの補助金について

国による家庭用蓄電池の補助金として、「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業比補助金」があります。

この補助金はSII(環境共創イニシアチブ)という一般社団法人が、国が奨励、支援するプロジェクトを事業として推進しています。

着目すべき条件は、蓄電池の導入時にすでに太陽光発電の設備が設置されているか、もしくは太陽光発電設備も同時に導入・設置する場合に補助金が支給されることです。

つまり蓄電池の購入と設置だけではこの補助金は利用できません。

補助対象は受給対象となる製品や製品の上限価格などのさまざまな条件があり、補助金額は最高額で60万円です。

応募は基本的には年に2回で、必ず応募期間が決まっていますので、随時ご確認ください。

家庭用蓄電池の自治体からの補助金について

都道府県または市区町村によっては、家庭用蓄電池の補助金を交付しています。

条件や補助金額など自治体によって違いますので、お住まいのある都道府県または市区町村の役所に問い合わせてみましょう。

また自治体による家庭用蓄電池の補助金とSIIの「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業比補助金」は併用することができます。

蓄電池と太陽光発電の併用を考えている場合は、大いに活用しましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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