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2020年07月21日更新

監修記事

リノベーションでトイレを快適な空間に!

トイレは誰もが毎日利用する住宅設備です。滞在時間は短いものの、快適に過ごしたいと考える人も多いでしょう。この記事ではトイレの快適性・利便性を向上させるためにどうリノベーションしたらよいかや、トイレのリノベーションにかかる費用についてご紹介します。

使いやすいトイレにするためのリノベーション

トイレは生活する上で欠かすことのできない住宅設備です。

普段何気なく使っていても、なんとなく使いづらさを感じることはないでしょうか。

そのような場合、次のようなリノベーションを行うことによってトイレの利便性や快適性を向上させることができるでしょう。

機能的な便座に交換する

まずは、便座を交換するという方法です。便器を取り替えると大掛かりな工事になり、費用もかかりますが、便座の交換は手軽かつ費用を抑えながらトイレの快適性を上げることができます。

例えば、冬場に便座が冷え切ってしまうことが気になる場合には、便座を温める機能がついたタイプへの取り替えがおすすめです。

また、より快適性を高めたい場合には温水洗浄機能(ウォシュレット)付きの便座や、フタの自動開閉機能がついた便座なども良いでしょう。

しかし、いずれもトイレ内にコンセントが必要なため、あらかじめ無い場合には電気の配線工事も必要になります。

その分、費用も高くなる点には注意しましょう。

機能的な手洗器に交換する

手洗器を交換することでもトイレの快適性を上げることができます。

手洗器にはボウルタイプやキャビネットタイプ、システムタイプなどの種類があります。

水が飛び散らないよう大きめの手洗器にするか、限られたスペースを有効活用するために収納とセットになったタイプにするか等について検討しましょう。

また、センサーが反応し、自動で水が出てくる自動水栓にすれば、衛生面でもより安心です。

手洗器とタオルリングの位置関係を調整する

手洗器とタオルリングの位置関係にも気を付けましょう。

それぞれの距離が遠いと、手を洗った後に濡れた手で移動しなければならず、床に水がしたたり落ちてしまうかもしれません。

トイレ内の手洗器で手を洗う場合は手洗器のすぐ隣に、タンクで手を洗う場合はタンクの水栓の少し上にタオルリングを取り付けると良いでしょう。

入口建具の形状を変更する

トイレ入口の建具を変更するのも一つの手です。

たとえばトイレの入口を「片引戸」にすれば、扉が前後に開くことがないのでスペースを有効活用することができ、扉の開閉時に人にぶつかってしまうといった心配もいらなくなるでしょう。

また引戸にすれば入り口の段差をなくすことができ、ドアを開く際に体を前後へ動かす必要もないため、車いすの方や、足腰の弱い方でも安心して利用できるようになります。

ただし、設置のためにはドアをスライドできるだけの十分なスペースも必要です。

そのため、スペースがない場合には設置が難しい場合もあります。また、引戸のドアはあまり気密性が高くないため、別途音漏れや臭い漏れ対策などが必要になることもあるでしょう。

しかし、入り口ドア付近にスペースがあまりない場合には、「折れ戸」タイプへ交換するという方法もあります。

開き戸よりもデッドスペースを減らすことができるため、狭い廊下に面したトイレには最適でしょう。

手すりや棚等を設置する

トイレ内に手すりや棚等を設置することによっても利便性が向上します。

トイレに座るときや立ち上がる際などは体に負担がかかるため、足腰が弱い方などはバランスを崩しやすいと言われています。

しかし、手すりがあればバランスが取りやすくなるため、トイレ内の安全性を高めることに役立ちます。

また、トイレ内に棚を設置すれば、掃除用品やトイレットペーパー等の備品を保管できるので利便性が良くなります。

手すりや棚の設置は比較的手軽にできるため、取り入れやすいリノベーションだと言えるでしょう。

リノベーションで掃除しやすいトイレを作る

トイレは利用頻度が高いために汚れが溜まりやすいく、また汚れが目につきやすい場所でもあります。

毎日使うからこそ清潔に保ち、気持ちよく利用できるように心がけたいものですが、トイレは狭い空間であるため、居室とは違って掃除がしづらい箇所もあるでしょう。

リノベーションの際には、掃除のことも考えて隅々まで手が届きやすい設計にし、便器本体や床材等には掃除がしやすい材質を選ぶことをおすすめします。

ここからは、具体的にリノベーションで掃除しやすいトイレを作るポイントについて見ていきましょう。

汚れがつきにくい便器を選ぶ

トイレの便器や床材等には、汚れがつきにくく、汚れてしまっても掃除がしやすい仕様のものを選ぶと掃除が楽になります。

最近の便器の中は汚れの付きにくさを考慮した商品が多く存在します。

汚れの原因となる水垢等が付きにくく、付いてしまっても簡単に洗い流せるというものです。

汚れの多くは隙間や凹凸のある部分に溜まりやすいため、隙間や凹凸を極力なくした便器も存在します。

このような便器を選ぶことによって掃除の手間をあまりかけずに、清潔感のあるトイレを保つことができるでしょう。

床材は水に強いクッションフロアがおすすめ

一般的なトイレの床材にはフローリング、クッションフロア、タイルなどが使用されています。

その中でも手入れがしやすいのは「クッションフロア」もしくは「タイル」です。

フローリングは湿気に弱いためトイレの床材としてはあまり適していません。水や洗剤をこぼしてしまうと黒ずみや悪臭が残り、掃除をしても綺麗にならないこともあります。

一方、タイルやビニール製のクッションフロアは水に強く、汚れてしまっても掃除がしやすい素材です。

中には消臭効果のある素材を使用した素材もあるので、予算に応じて機能的な床材や壁材を探してみるとよいでしょう。

トイレをリノベーションで個性的な空間に!

トイレは毎日欠かさず利用する場所だからこそ、せっかくならトイレで過ごす時間を少しでも心地よく楽しく過ごしたいと考える人も少なくないでしょう。

トイレは小さな空間であるからこそ、リノベーションのハードルも低く、個性的な空間を作りやすい場所であるとも言えます。

トイレに滞在する時間はさほど長くはないからこそ、少々個性が強めの壁材等を使っても、嫌悪や気恥ずかしさを感じることは少ないでしょう。

ここからはトイレを個性的な空間にするためのポイントについて見ていきましょう。

個性的な壁材や床材等を利用して遊び心のある空間に

壁に貼るクロスに空間全体との調和を考えながら、アクセントカラーを取り入れてみたり、気に入った柄に貼り替えることで個性を出すことができます。

もし予算に余裕がある場合はタイルを使用して高級感を演出するのも良いでしょう。

トイレは狭い空間であるため使用するタイルの量も比較的少なく済み、他の部屋よりも費用を抑えられます。

また、空間の演出という点では鏡を利用するという方法も効果的です。

壁に大きめの鏡を設置することによって、本来あまり広くないはずのトイレの空間を広く演出することができるでしょう。

照明などの小さな部分を変えてみる

壁や床、建具の交換等といった大掛かりなリノベーションに抵抗がある方は、まずは小さな部分から変化を加えてみるのも良いでしょう。

天井の電球を異なる色みにしたり、照明器具を違うタイプに変更するだけでも室内の雰囲気を変えることができます。

ただし、あまり暗くしすぎると掃除の際に汚れに気づきにくくなってしまうので注意しましょう。

他にも注意すべき点としては、便器を変更する場合はなるべく淡色の便器を選ぶようにするということです。

なぜなら、便器の色が濃色であれば排泄物の色が分かりづらくなってしまい、健康チェックや掃除がしづらくなってしまう恐れがあるからです。

トイレのリノベーションにかかる費用は?

トイレのリノベーションを行う際にはどの程度の費用が必要になるのでしょうか?ここでは、いくつか事例を取り上げながら費用について見ていきましょう。

便器の交換

便器を交換する場合、通常は約10万円の工事費用に加えて、便器本体の費用が必要になります。

工事費用の一般的な内訳としては古い便器の撤去費用が約4万円、新しい便器の取り付け費用が約5万円、給排水管の工事費用が約1万円です。

また、便器本体の費用相場はウォシュレット機能付きのスタンダードタイプのもので約5万円〜10万円でしょう。

もちろんこちらは単なる目安であるため、併せて電気工事も依頼する場合や、採用する便器のグレードが高い場合などは金額が上がる可能性があります。

ドア建具の交換

トイレのドアを交換する場合の費用は約4~18万円であると言われています。

トイレのドアのみ交換するのか、ドア枠まで併せて交換するのかによっても費用が異なり、開き戸を引き戸に変更する場合には壁の工事も必要になるため、さらに費用が高くなるでしょう。

手洗器の新設

手洗器についてもグレードやタイプによって金額に幅があります。

たとえば簡易的な造りのブラケットタイプであれば本体価格の約6万円に工事費等を合計して約12万円~というのが相場でしょう。

一方で、収納やキャビネットと一体型となっているハイグレードなものであれば、本体価格約15万円に工事費等を合計して約25万円~が相場のようです。

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ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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