2024年06月26日更新

監修記事

【2024年】小平市のリフォーム補助金・助成金一覧と貰う方法!

小平市では2024年、耐震改修や生垣の新設を行う場合、補助金制度を利用することが可能です。最大で100万円の補助金を受け取ることができ、リフォームの負担が大幅に軽減されます。
各補助金の詳細はもちろん、申請から受け取るまでの流れ、申請に必要な書類についても詳しく説明します。

リフォーム補助金・助成金の一覧(小平市 2024 最新)

以下では、小平市で受けることのできる、補助金や助成金についてご紹介します。

補助金の制度名対象となる工事補助金の上限額申請期限
木造住宅耐震診断費用補助制度耐震診断15万円1月中旬
木造住宅耐震改修費用補助制度耐震改修100万円1月中旬
自立支援住宅改修給付住宅改修37万9千円要事前申請
住宅設備改善給付必要と認められた対象工事3万7,200円要事前申請
ブロック塀等の改善事業に対する補助制度危険なブロック塀等の撤去等30万円1月中旬
省・創・蓄エネルギー機器設置モニター助成太陽光発電システムやエネファームを設置10万円2025/3/31
生垣造成助成制度生垣を新設28万円工事着工前に要申請
雨水浸透ますの助成制度「雨水浸透ます」を設置5万円要事前申請
小平市のリフォーム補助金一覧 ※2024年6月26日現在

詳細はご利用前に小平市までお問い合わせください。

小平市のリフォーム部位別 補助金早見表

リフォーム部位と、本記事で紹介する補助金制度の対応早見表です。トイレ等、気になる箇所が補助金の対象になっているか分かります。簡易的なものですので、必ず個別に確認してください。

リフォーム部位
【水回り】トイレ・風呂・キッチン・洗面
【外回り】外壁・外構・屋根・庭
【内回り】玄関・階段・壁紙・床・窓
【バリアフリー】手すり等
【耐震化】診断・耐震改修等
【エコ・断熱】二重窓・太陽光等
○:補助金の対象となる可能性あり、-:対象か未確認

補助金①木造住宅耐震診断費用補助制度

昭和56年5月31日以前に建てられ市内にある居住用の木造住宅、共同住宅、併用住宅について耐震診断を行う場合、係る費用の一部について補助が受けられます。

<補助金額>

診断費用の3/4(限度額15万円

詳しくはこちら:木造住宅耐震診断費用補助制度(小平市)

補助金②木造住宅耐震改修費用補助制度

昭和56年5月31日以前に建てられ市内にある居住用の木造住宅、共同住宅、併用住宅に耐震改修工事を行う場合、要件を満たせば費用の一部について補助が受けられます。

耐震診断の結果、総合評点が1.0未満で、耐震改修により総合評点1.0以上にすることや、建築基準法等の法令に違反がないことなどが条件です。

<補助金額>

耐震改修費用の1/2(限度額120万円

詳しくはこちら:木造住宅耐震改修費用補助制度(小平市)

補助金③自立支援住宅改修給付

身体機能が低下したことにより日常生活に支障のある65歳以上の市民が、対象となる住宅改修工事を行う場合、費用の一部について補助が受けられます。

ただし、施設等に入所中または長期入院中の方や、新築・増築・改築工事に併せての実施、すでに工事が終了している場合などは対象外です。

<補助金額>

  1. 住宅改修予防給付事業
    手すりの取り付け、床段差の解消等…限度額20万円
  2. 住宅設備改修給付事業
    浴槽の取り替え …限度額379,000円
    洗面台・流しの取り替え…限度額156,000円
    便器の洋式化  …限度額106,000円

ただし、限度額の範囲内で1割が自己負担額となります。

詳しくはこちら:自立支援住宅改修給付(小平市)

補助金④住宅設備改善給付

高齢者や障がい者の方が必要と認められた対象工事を行う場合、改修工事に係る費用の一部について補助が受けられます。

補助の種目としては「居宅生活動作補助用具」「中規模改修」「屋内移動設備」があり、それぞれに対象者が定められています。

改修費用の原則1割を利用者が負担し、残りは市が負担します。

また、世帯の所得に応じて月額負担上限額が設定されています。

<月額負担上限額>

  • 生活保護世帯…月額負担上限額 0円
  • 市民税非課税世帯で、本人の収入が80万円以下…月額負担上限額15,000円
  • 市民税非課税世帯で上記以外…月額負担上限額24,600円
  • 市民税課税世帯…月額負担上限額37,200円

詳しくはこちら:住宅設備改善給付(小平市)

補助金⑤ブロック塀等の改善事業に対する補助制度

市内にある危険なブロック塀等の所有者が撤去等を行う場合、工事に係る費用の一部について補助が受けられます。

<補助金額>

  • 塀の撤去…撤去費用の9割と撤去する塀の長さ1m当たりに1万2千円を乗じた額のいずれか低い額(限度額24万円
  • 塀などの築造…かかった費用と、塀の長さ1m当たりに3万円を乗じた額のいずれか低い額の5割の額(限度額30万円

詳しくはこちら:ブロック塀等の改善事業に対する補助制度(小平市)

補助金⑥省・創・蓄エネルギー機器設置モニター助成

市内にある戸建住宅、もしくは所有している賃貸共同住宅等に、太陽光発電システムやエネファームを設置した場合、要件を満たすことで設置費用の一部について補助が受けられます。助成例を一部記載します。

<助成金額>

  • 太陽光発電システム…1kW当たり3万円(限度額10万円
  • エネファーム定格出力0.7kWの機器で2万5千円、定格出力0.4kWの機器で、1万9千円
  • 蓄電池…6万円
  • 断熱窓…設置費用の5分の1(限度額5万円

詳しくはこちら:省・創・蓄エネルギー機器設置モニター助成(小平市)

補助金⑦生垣造成助成制度

市内に土地を所有する方もしくは管理者の方が生垣を新設する場合、費用の一部について補助が受けられます。

助成対象となるのは、既存のブロック塀等を撤去して新しく生垣を設置する工事や、更地に新しく生垣を設置する工事です。

また、設置する生け垣は、市が定める条件を満たす必要があります。

<補助額>

  • 生垣の設置…工事費の9割以内で1mあたり14,000円(限度額28万円
  • 既存ブロック塀等の除去…工事費の9割以内で1mあたり6,000円(限度額12万円

詳しくはこちら:生垣造成助成制度(小平市)

補助金⑧雨水浸透ますの助成制度

市内にある個人で所有している建築物について、雨水を地中へ浸透させる「雨水浸透ます」を設置する場合、費用の一部について補助が受けられます。

工事期間は概ね1日です。

<助成額>
屋根面積1平方メートルあたり500円

  • 屋根面積が100平方メートル未満の家屋…50,000円まで
  • 屋根面積が100平方メートル以上の家屋…500円×屋根面積まで

ただし、工事費用と比較して低い金額が助成額となります。

詳しくはこちら:雨水浸透ますの助成制度(小平市)

「小平市」の補助金申請の流れと必要書類

リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。

補助金の申請方法とその手順

最初に補助金制度の詳細を確認する

まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。

補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。

見積もりを作成してもらう

次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。

補助金申請書の提出を行う

リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。

申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。

審査・承認を経てリフォーム工事に着手

申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。

補助金の受け取り

リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。

なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。

そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。

リフォーム補助金の申請時の必要書類

リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。

補助金申請書

これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。

見積書

リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。

リフォーム計画書

「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。

建築図面

補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。

所有者の同意書

建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。

証明書類

補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。

リフォーム後の報告書

報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。

なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。

小平市のリフォーム会社の選び方

小平市では、小平市耐震改修促進計画に定めた目標の達成に向けて、木造住宅耐震診断補助制度や木造住宅耐震改修費用補助制度、自立支援住宅改修給付などの補助制度があります。

小平市近郊の国文寺市や武蔵野市も含めて会社を選ぶと選択肢が増えます。

会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】國場絵梨子

りこ行政書士事務所

國場絵梨子

行政書士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、測量士補。行政書士試験合格後「りこ行政書士事務所」を開業し、補助金申請や融資、遺言、相続といった相談とサポートを行っている。

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