2024年08月27日更新

監修記事

【2024年】佐世保市のリフォーム補助金・助成金一覧と受け取る方法の解説!

佐世保市では2024年、リフォームやバリアフリー化を行う場合、補助金制度を利用することが可能です。最大で60万円の補助金を受け取ることができ、リフォームの負担が大幅に軽減されます。
各補助金の詳細はもちろん、申請から受け取るまでの流れ、申請に必要な書類についても詳しく説明します。

リフォーム補助金・助成金の一覧(佐世保市 2024 最新)

佐世保市(2024)では、以下の補助金制度が用意されており、リフォーム実施に際して助成を得ることができます。

佐世保市のリフォーム補助金制度の一覧

補助金の制度名対象となる工事補助金の上限額申請期限
子育て世帯等の中古住宅購入・改修費への補助事業・中古住宅購入、リフォーム40万円予算の範囲内
老朽危険空き家及び空き建築物除却費補助金・空き家除却60万円要事前相談
移住応援住宅助成金・住宅購入60万円予算の範囲内
介護保険の住宅改修費・バリアフリー化20万随時
佐世保市のリフォーム補助金一覧 ※2024年8月27日現在

詳細はご利用前に佐世保市までお問い合わせください。

佐世保市のリフォーム部位別 補助金早見表

リフォーム部位と、本記事で紹介する補助金制度の対応早見表です。トイレ等、気になる箇所が補助金の対象になっているか分かります。簡易的なものですので、必ず個別に確認してください。

リフォーム部位
【水回り】トイレ・風呂・キッチン・洗面
【外回り】外壁・外構・屋根・庭
【内回り】玄関・階段・壁紙・床・窓
【バリアフリー】手すり・段差解消等
【耐震化】診断・耐震改修等
【エコ・断熱】二重窓・太陽光等
○:補助金の対象となる可能性あり、-:対象か未確認

補助金① 子育て世帯等の中古住宅購入・改修費への補助事業

多子世帯や同居・近居を始める3世代が、市内で中古住宅の購入や住宅のリフォームを行う場合、所有者なら、40万円を上限として、費用の5分の1について補助を受けることができます。

多子世帯は18歳未満の子が3人以上いることや、3世代は小学生以下の子がいる子育て世帯を含む3つ以上の世代であることなどの条件があります。町内会への加入や最低10年間居住することなどの要件もあります。

住宅は、戸建のほか、併用住宅の住宅部分やマンションなど共同住宅の住戸部分が対象で、多子世帯の場合は、床面積60平方メートル以上のものが補助の対象になります。

リフォームは、間取りの変更、部屋や玄関の増築や増設、キッチンやお風呂、トイレ、洗面所など設備の改修や増設、バリアフリー化、断熱改修、浄化槽の設置などが対象です。

なお、リフォームの補助については、多子世帯の場合は中古住宅の取得と併せて行うものが対象で、近居の場合は補助の対象外です。また、中古住宅の取得は建物取得費だけが補助の対象で、土地の取得費は補助の対象外です。

事前の申請が必要です。詳しくは、市のホームページや都市政策課でご確認ください。

詳しくはこちら:子育て世帯等の中古住宅購入・改修費への補助事業(佐世保市)

補助金② 老朽危険空き家及び空き建築物除却費補助金

佐世保市では要件を満たした老朽化し危険な空き家及び空き建築物の除却を行う方に対し、除却費の一部を補助しています。

補助金の額は次の1又は2のいずれか少ない額で、上限額は60万円です。

1.住宅の場合は補助対象建築物の除却に要する費用の40%、住宅以外の建築物の場合は費用の3分の1。
2.住宅の場合は対象建築物の床面積に、国土交通大臣が定める標準建設費の除却工事費を乗じて得た額の40%、住宅以外の建築物の場合は費用の3分の1。

補助を受けるためには事前相談が必要です。令和6年度の事前相談受付期間は終了しています。

詳しくはこちら:老朽危険空き家及び空き建築物除却費補助金(佐世保市)

補助金③ 移住応援住宅助成金

市内で住宅を新築や購入する場合、長崎県外から市内へ移住する世帯のうち、一定の要件を満たす世帯なら、最大60万円の助成金の支給を受けることができます。

助成は、市本土への移住で20万円、市の離島への移住で40万円が支給されます。また、中学生以下の子がいる世帯については、いずれも20万円が加算されます。

対象となる住宅に5年間定住することや、町内会に加入することなどの要件のほか、住宅については、所有者と3親等以内の親族関係にないこと、市内の業者が施工することなどの要件もあります。

事前申請が必要です。詳細については、市の西九州させぼ移住サポートプラザにお問い合わせください。

詳しくはこちら:移住応援住宅助成金(佐世保市)

補助金④ 介護保険の住宅改修費

要介護や要支援認定を受けた市民の方であれば、自宅で自立した生活を送ることを目的として住宅のバリアフリー化を行う場合、20万円の9割、8割または7割を上限に介護保険から給付を受けることができます。

バリアフリー化は、段差解消や手すり取付け、滑り防止や移動円滑化が目的の床・通路面材料の変更、利用しやすい便器や扉への取替えなどが対象です。

給付は、いったん利用者が全額を業者に支払った後に、負担割合に応じた給付分が戻る償還払いのほか、保険給付分が市から業者に直接支払われる受領委任払いが利用できます。

なお、対象工事以外の改修費用や20万円を超えた額については、全額自己負担となるため注意が必要です。

利用に際しては事前申請が必要で、居宅介護支援専門員(ケアマネージャー)を通じて計画を進める必要があります。なお、制度の窓口は、市の長寿社会課です。

詳しくはこちら:介護保険の住宅改修費(佐世保市)

「佐世保市」の補助金申請の流れと必要書類

リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。

補助金の申請方法とその手順

最初に補助金制度の詳細を確認する

まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。

補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。

見積もりを作成してもらう

次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。

補助金申請書の提出を行う

リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。

申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。

審査・承認を経てリフォーム工事に着手

申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。

補助金の受け取り

リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。

なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。

そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。

リフォーム補助金の申請時の必要書類

リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。

補助金申請書

これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。

見積書

リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。

リフォーム計画書

「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。

建築図面

補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。

所有者の同意書

建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。

証明書類

補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。

リフォーム後の報告書

報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。

なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。

佐世保市のリフォーム会社の選び方

佐世保市では、多子世帯や3世代用住宅の取得やリフォーム、移住者の住宅取得・リフォーム、バリアフリー化などについて、補助金などの制度を利用することができます。

このような補助金などの制度を利用したい場合、制度や対象のリフォームに詳しい業者を選ぶことがお薦めです。なお、佐世保市近郊の伊万里市や松浦市、平戸市なども含め、リフォーム業者を選ぶと選択肢が増えます。

また、リフォーム会社ごとに得意や不得意な工事もあることから、お風呂のリフォームであれば水回りを得意とする業者を選ぶなど、リフォームする箇所ごとに得意な業者に依頼するのがベストです。

会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。 ハピすむでは、佐世保市対応のリフォーム会社を最大「3社」ご紹介します。全て厳正な審査を通過した会社です。安心してお任せください。

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ここまで「自治体」からの補助金について説明してきました。

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リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】國場絵梨子

りこ行政書士事務所

國場絵梨子

行政書士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、測量士補。行政書士試験合格後「りこ行政書士事務所」を開業し、補助金申請や融資、遺言、相続といった相談とサポートを行っている。

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