2024年08月31日更新

監修記事

【2024年】高松市のリフォーム補助金・助成金一覧と受け取る方法の解説!

高松市では2024年、生垣設置や住宅改修を行う場合、補助金制度を利用することが可能です。最大で40万円の補助金を受け取ることができ、リフォームの負担が大幅に軽減されます。
各補助金の詳細はもちろん、申請から受け取るまでの流れ、申請に必要な書類についても詳しく説明します。

リフォーム補助金・助成金の一覧(高松市 2024 最新)

高松市(2024)では、以下の補助金制度が用意されており、リフォーム実施に際して助成を得ることができます。

高松市のリフォーム補助金制度の一覧

補助金の制度名対象となる工事補助金の上限額申請期限
高松市緑化事業助成制度 生垣設置事業・生垣設置15万円随時
住宅改修費の給付・バリアフリー化20万円随時
要支援・要介護者の「住宅改修費支給」・住宅改修20万円随時
水洗便所改造資金の貸付制度・くみ取り便所を水洗トイレへ改造
・浄化槽を廃止し公共下水道に接続
40万円随時
空き家改修補助事業・空き家の改修工事50万円予算の範囲内
スマートハウス等普及促進補助事業・蓄エネルギー機器等の設置
・断熱リフォーム
状況による令和6年度は受付終了
高松市住宅取得支援事業・居住誘導区域内に住宅を取得した場合20万円予算の範囲内
高松市のリフォーム補助金一覧 ※2024年8月31日現在

詳細はご利用前に高松市までお問い合わせください。

高松市のリフォーム部位別 補助金早見表

リフォーム部位と、本記事で紹介する補助金制度の対応早見表です。トイレ等、気になる箇所が補助金の対象になっているか分かります。簡易的なものですので、必ず個別に確認してください。

リフォーム部位
【水回り】トイレ・風呂・キッチン・洗面
【外回り】外壁・外構・屋根・庭
【内回り】玄関・階段・壁紙・床・窓
【バリアフリー】手すり・段差解消等
【耐震化】診断・耐震改修等
【エコ・断熱】二重窓・太陽光等
○:補助金の対象となる可能性あり、-:対象か未確認

補助金①緑化事業助成制度 生垣設置事業

市内の居住誘導区域や都市機能誘導区域内にある住宅の所有者であれば、敷地内に新しく生垣を設置する場合、費用の一部について助成を受けることができます。

助成は、15万円を上限として、植栽工事費の3分の2、または生垣1メートル当たり5,000円のいずれか低い額が支給されます。

なお、既存のブロック塀などを取り壊して生垣を設置する場合、ブロック塀などの長さ1メートルにつき2,500円が加算されます。

詳しくはこちら:緑化事業助成制度 生垣設置事業(高松市)

補助金②住宅改修費の給付

日常生活を営むのに著しく支障のある在宅の重度障がい者の方などが、段差解消などの住環境の改善を行う場合に、改修工事費について助成を受けることができます。

対象となる工事は、手すり設置や段差解消、床や通路面の材料の変更などで、対象者の自立が助長され介助者の負担が軽減される工事とされています。

補助金額の上限は20万円となっています。

詳しくはこちら:住宅改修費の給付(高松市)

補助金③要支援・要介護者の「住宅改修費支給」

市内の要支援・要介護と認定された方が、手すりの取り付けや段差の解消など、自宅で自立した生活を送ることを目的として住宅を改修する場合、20万円を限度として、最大で費用の9割について補助を受けることができます。

詳しくはこちら:要支援・要介護者の「住宅改修費支給」(高松市)

補助金④水洗便所改造資金の貸付制度

くみ取り便所を水洗トイレに改造、または浄化槽を廃止して公共下水道に接続しようとする方が、高松市の指定工事店を通じて利用手続きを行う場合、無利息の改造資金を借り入れることができます。

借入可能な額は、水洗トイレに改造して公共下水道に接続する場合が1戸につき40万円以内、浄化槽を廃止して公共下水道に接続する場合は1槽につき20万円以内となっています。

詳しくはこちら:水洗便所改造資金の貸付制度(高松市)

補助金⑤空き家改修補助事業

高松市では香川県空き家バンクに登録物件の改修工事に対し、補助金を交付しています。

市内にある個人所有の空き家で、香川県空き家バンクに登録されている一戸建ての専用住宅又は併用住宅(住居面積が1/2以上)に対する、高松市内の事業者が行う台所、浴室、トイレ、洗面所、内装、屋根ふき替え、外壁などの改修工事が対象となります。

補助金の額は補助対象事業費の2分の1で上限額は50万円となっています。

詳しくはこちら:空き家改修補助事業(高松市)

補助金⑥スマートハウス等普及促進補助金

高松市では要件を満たし、住宅に蓄エネルギー機器、住宅用太陽光発電システム等を設置したり、断熱リフォームを行なう場合に一定の金額の補助を行なっています。

補助金の額は以下のようになっています。

(1)住宅に、蓄エネルギー機器(家庭用蓄電システム又は電気自動車等充給電設備)、住宅用太陽光発電システム及びHEMSの一式が導入される状態になる場合に限り、
 ・蓄エネルギー機器を新たに設置する場合 6万円
 ・HEMSのみを新たに設置する場合 2万円
(2)(1)の補助金を受ける場合に限り、次に定める額の合計額を上乗せ
 ・ ZEH化を行う場合 15万円
 ・誘導区域外から誘導区域内に住所が移る場合 5万円
(3) 断熱リフォームを行う場合に限り、次のいずれかの額
 ・断熱リフォームを行う場合(窓のみの断熱リフォームを行う場合を除く。) 15万円
 ・窓のみの断熱リフォームを行う場合 5万円

令和6年度の申請受付は終了しています。

詳しくはこちら:スマートハウス等普及促進補助事業(高松市)

補助金⑦高松市住宅取得支援事業

高松市では高松市立地適正化計画に定める居住誘導区域内に、自ら居住する住宅を取得した世帯を対象に補助を行っています。

対象となるためには住宅取得に係るフラット35の債務者であること、フラット35地域連携型及び「フラット35S」を利用していること、住宅が全て高松市居住誘導区域内に含まれていること、当該住宅に居住を開始する日前1年間は、居住誘導区域外に居住していたこと等の要件を全て満たす必要があります。

また対象となるためには住宅が玄関、居室、台所、浴室及び便所を備えた住宅で自らが居住するためのもので、別荘その他一時的に使用するものでないこと、店舗等併用住宅の場合は、店舗等の面積が延べ床面積の2分の1未満であること、住居部分の床面積が戸建て住宅は75平方メートル以上、共同住宅(マンション等)は共有部分を除き55平方メートル以上であることという要件を全て満たす必要があります。

補助金額は新築で20万円となっています。

詳しくはこちら:高松市住宅取得支援事業(高松市)

「高松市」の補助金申請の流れと必要書類

リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。

補助金の申請方法とその手順

最初に補助金制度の詳細を確認する

まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。

補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。

見積もりを作成してもらう

次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。

補助金申請書の提出を行う

リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。

申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。

審査・承認を経てリフォーム工事に着手

申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。

補助金の受け取り

リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。

なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。

そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。

リフォーム補助金の申請時の必要書類

リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。

補助金申請書

これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。

見積書

リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。

リフォーム計画書

「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。

建築図面

補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。

所有者の同意書

建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。

証明書類

補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。

リフォーム後の報告書

報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。

なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。

高松市のリフォーム会社の選び方

高松市では、生垣設置費用や高齢者の住宅改修費助成、水洗便所への改造資金の無利息借り入れなどを利用することができます。

下記の「高松市で評判のリフォーム会社一覧」では、高松市にあるリフォーム会社を紹介しています。

ぜひリフォーム会社選びの参考にしてください。

会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。 ハピすむでは、高松市対応のリフォーム会社を最大「3社」ご紹介します。全て厳正な審査を通過した会社です。安心してお任せください。

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ここまで「自治体」からの補助金について説明してきました。

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リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】國場絵梨子

りこ行政書士事務所

國場絵梨子

行政書士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、測量士補。行政書士試験合格後「りこ行政書士事務所」を開業し、補助金申請や融資、遺言、相続といった相談とサポートを行っている。

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