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目次
- 1 先進的窓リノベ2025事業スタート!まずは2024年からの変更点をチェック
- 2 どんな制度?先進的窓リノベ2025事業の基本概要
- 3 申請前に要確認!先進的窓リノベ2025事業の利用条件
- 4 【簡単シミュレーション】先進的窓リノベ2025事業であなたはいくらもらえる?補助金額の計算方法
- 5 【申請手続きの完全ガイド】先進的窓リノベ2025事業の申請方法
- 6 先進的窓リノベ2025事業を利用する際の注意点
- 7 他制度と併用できるかも?先進的窓リノベ2025事業と併用できるリフォーム補助金一覧と併用ルール
- 8 お得に性能アップ!先進的窓リノベ事業を活用したリフォーム事例
- 9 【Q&A】先進的窓リノベ2025事業に関するよくある質問と回答
先進的窓リノベ2025事業スタート!まずは2024年からの変更点をチェック
昨年に続き、今年も先進的窓リノベ2025事業が始まりました。
2025年度の概要を見る前に、まずは2024年度からの変更点を解説します。補助金額の見直しや対象商品の基準がアップされているため、事前に確認しておくことが重要です。
- 内窓設置に対する補助金が減少
- 極小サイズ(0.2㎡以上 1.6㎡未満)が廃止
- 中高層集合住宅の外窓をカバー工法で設置する際、B性能に該当する製品への補助廃止
どんな制度?先進的窓リノベ2025事業の基本概要
先進的窓リノベ2025事業は、住宅省エネ2025年キャンペーンに含まれる事業のひとつです。戸建てやマンションに設置されている窓や窓ガラスを断熱性の高い製品にリフォームする際、費用の一部を補助します。本事業では内窓や外窓の設置にも利用できるため、既存の窓を撤去せずに上から新しい窓を取り付けることも可能です。
- 目的
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既存住宅における開口部の省エネ化を図り、高性能な断熱窓の導入を促すために補助金という側面からサポート。リフォーム費用を抑えることで関連産業の競争力強化や経済成長の実現を目的としています。
- 予算
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1350億円
- 補助条件
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1戸あたり200万円
- 申請回数
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同一住宅で複数回のリフォーム工事を行う場合、補助上限額の範囲内であれば複数回の申請が可能です。ただし、それぞれの申請ではすべての補助要件を満たす必要があります。
- 申請期間
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2025年3月31〜予算上限に達するまで(予約受付は11月14日まで)
※ 遅くとも2025年12月31日まで
申請前に要確認!先進的窓リノベ2025事業の利用条件
先進的窓リノベ2025事業は、誰でも利用できるわけではありません。ここで解説する3つの条件を満たす人のみ申請できるため、申請前に確認しましょう。
【条件1】住宅の所有者
先進的窓リノベ2025事業の補助対象となるのは、基本的に窓リフォーム工事を行う住宅の所有者です。個人住宅はもちろん、賃貸戸建てやマンションなどを所有するオーナーも対象になります。
- 住宅を所有する個人またはその家族
- 住宅を所有し、賃貸物件として運営している個人または法人
- 賃借人
- 集合住宅の管理組合・管理組合法人
【条件2】既存住宅の戸建てやマンション
先進的窓リノベ2025事業の対象物件は、建築から1年経過した戸建てやマンションです。住宅以外の用途に分類される建物(事務所など)は、補助対象とならないので注意しましょう。
また、本制度における建築日は、検査済証の発出日とされています。建築日を確認する書類の提出が求められる場合があるので、手元に準備しておくと安心です。
【条件3】対象の工事実施と製品選定
先進的窓リノベ2025事業の補助対象となるには、対象工事の実施と性能基準(Uw値)1,9以下を満たす製品を採用する必要があります。
- 窓ガラス交換
- 内窓設置
- 外窓交換(カバー工法・はつり工法)
- ドア交換(カバー工法・はつり工法)
以下は、補助対象とされている製品の一例です。
メーカー名 | 製品名 |
---|---|
YKK AP | 内窓:ウチリモ 内窓 外窓:エピソード 真空トリプルガラス ドア:イノベスト D50Basic |
LIXIL | 内窓:インプラス for Renovation 外窓:E-SHAPE Window TYPE-S ドア:PRESEA-Hドア(DC仕様) |
三協アルミ | 内窓:プラメイクEII 外窓:DI窓 ドア:プロノーバ2(C1クラス)ガラス有 |
補助対象となる製品は随時更新されているため、住宅省エネ2025キャンペーンの公式サイトを都度確認しましょう。
【簡単シミュレーション】先進的窓リノベ2025事業であなたはいくらもらえる?補助金額の計算方法
先進的窓リノベ2025事業を活用すると、最大200万円の補助を受けられます。しかし、具体的にはいくらもらえるのか予想がしにくいことでしょう。ここでは3つのモデルケースを用いて、補助金額を計算します。一つの目安として参考にしてください。
20万円(リフォーム費用)ー 4.4万円(補助金額)=実質15.6万円!
10万円(リフォーム費用)ー 2.4万円(補助金額)=実質7.6万円!
45万円(リフォーム費用)ー 11.7万円(補助金額)=実質33.3万円!
窓やドアのサイズや製品の性能区分によって、リフォーム費用や補助金額は変わってきます。具体的な補助金額を知りたい場合は、精制度に詳しい業者に相談して、見積もりをとりましょう。
【申請手続きの完全ガイド】先進的窓リノベ2025事業の申請方法
ここでは、先進的窓リノベ2025事業の申請手順を解説します。各ステップでやるべきことや注意点をお伝えするので、全体の流れを把握しましょう。
まずは、先進的窓リノベ2025事業の活用を前提としたリフォームプランを立てます。窓やドアの性能アップが対象となっているため、断熱性を高めたいリフォーム箇所を挙げましょう。次に、複数の業者に見積もりを依頼して、業者選定を行います。
なお、依頼できる施工業者は、事前に先進的窓リノベ2025事業に登録されている業者のみ。工事はもちろん、発注者に変わって交付申請などの手続きを行ってくれます。登録業者は住宅省エネ2025キャンペーン公式サイトの「窓リノベ事業者の検索」から探せるのでチェックしましょう。
依頼先が見つかったら、登録業者と対象製品を活用したリフォームの工事請負契約を締結しましょう。この段階で、補助金の受け取り方法も決めます。おもに「補助事業に係る契約代金に充当、または窓リノベ事業者から工事発注者に現金で支払う」2つの方法から選択します。
登録事業所と契約を結んだら工事を開始します。必要に応じて、交付申請予定額を一定の期間確保できる「予約」を行います。手続きは、登録事業者が制度のポータルを通じて行うため、利用者が行う必要ありません。予約の受付期間は、2025年11月14日までです。
工事が完了したら発注者に引き渡しされます。仕上がりを確認し、問題がなければ工事費を支払います。
工事が完了し、引き渡しを終えたら、工事業者が補助金の交付申請を行います。
- 工事契約書のコピー
- 工事発注者の身分証明書(運転免許証やマイナンバーなど)
- 対象住宅に関する書類(登記簿謄本、検査済証など)
- 工事内容にあった性能証明書
- 工事工事前後の写真
書類の提出は、スキャンデータをポータル上にアップロードすれば完了です。交付申請の予約時に提出した書類は再提出必要はありません。なお、指定様式の書類は公式サイトからダウンロードできます。
交付申請が受理されたら交付決定通知が届きます。交付決定通知に記載されている「取り下げ期日」までに交付決定の取り下げ・取り消しが行われなければ、補助金が振り込まれます。無事に完了したらステップ2で決めた受け取り方法で還元されます。
先進的窓リノベ2025事業を利用する際の注意点
ここでは、先進的窓リノベ2025事業を利用する際の注意点を解説します。特に初めて利用される方は、注意点を押さえることで不備のない申請ができるでしょう。
【注意点1】申請受付が早期に締め切られる場合がある
先進的窓リノベ2025事業の申請受付は、予算に達し次第終了します。そのため、受付期間内であっても申請は受理されないため注意しましょう。
スムーズに申請を進めるためには、事前の見積もり取得がカギとなります。見積もり依頼から取得まで一定の期間を要する場合もあるため、早めに行動しましょう。
【注意点2】リフォーム費用に下限がある
先進的窓リノベ2025事業は、1申請あたりの合計補助額が5万円以上でないと申請できない点に注意しましょう。
例えば、ガラス交換工事でガラスサイズ大を性能区分Aの製品でリフォームした場合、補助金額は3万円です。これだけでは合計補助額が5万円以上をクリアできないため、申請はできません。
制度を利用する際は、合計補助額が5万円以上になるか確認してから申請しましょう。
【注意点3】工事費用を立て替える必要がある
補助金額は基本的にリフォーム工事が完了し、業者への支払いを終えた後に還元されます。そのため、一旦は工事費用を建て替える必要がある点に注意しましょう。
後から支払えないとならないためには、あらかじめ自己負担額を把握して資金計画を立てることが重要です。見積もりの段階である程度の支払い金額を確認できるので、支払い準備を整えましょう。
【注意点4】申請書類に不備があると受給の遅れや否認につながる
先進的窓リノベ2025事業は、申請が承認されてはじめて補助対象になります。しかし、申請に不備があると承認が遅れたり否認されたりすることも少なくありません。基本的には登録業者が申請手続きを行いますが、利用者が準備する書類もあります。不備のないように双方で確認してから申請を行うのがよいでしょう。
【注意点5】確定申告が必要になる
先進的窓リノベ2025事業で補助金を受け取った年は、確定申告を行いましょう。補助金は一時所得に該当するため、通常は課税対象に該当します。
しかし、先進的窓リノベ2025事業は国庫補助金等に該当する補助金のため、課税対象にならないようになっています。課税対象ではないことを証明するために確定申告が必要になってくるので、忘れずに行いましょう。
【注意点6】悪質な業者に気をつける
先進的窓リノベ2025事業を活用して窓リフォームをする際は、悪質な業者に注意しましょう。業者の中には制度を利用して「補助金がもらえる」ことを前提に、契約を急かしたり相場以上の費用で工事契約を結ぼうとしたりします。
なかには書類を改ざんして補助金を利用しようとする業者もいます。被害に遭わないためにも、複数の業者に相談したり契約内容にしっかり目を通したりして、慎重に業者を選びましょう。
他制度と併用できるかも?先進的窓リノベ2025事業と併用できるリフォーム補助金一覧と併用ルール
先進的窓リノベ2025事業は、一定の条件を満たすとほかの補助金と併用できる可能性があります。以下に、先進的窓リノベ2025事業と併用しやすい補助金を一覧にしました。
補助金制度の種類 | 併用の可否 |
---|---|
子育てグリーン住宅支援事業 | 〇 |
給湯省エネ2025事業 | 〇 |
賃貸集合省エネ2025事業 | 〇 |
子育て支援型共同住宅推進事業 | 〇 |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 〇 |
高齢者住宅改修費用助成制度 | △ |
地方自治体 | ▲ |
△:請負工事契約が別であれば併用可
▲:助成金の原資が国庫の場合は併用不可
上手に併用すればリフォームにかかる費用を大幅に抑えられるので、家計への負担軽減が期待できます。
お得に性能アップ!先進的窓リノベ事業を活用したリフォーム事例
ここではハピすむを通じ、先進的窓リノベ事業を活用して窓や玄関ドアをリフォームした事例を紹介します。ハピすむならではの成功ポイントや専門家視点も加えると、記事の信頼性と独自性が向上します。
【事例1】窓交換で断熱性と防音性がアップ


光熱費の削減や断熱性の向上を図りたいというご相談を受け、室内の窓を交換しました。
今回のリフォームは先進的窓リノベ事業の補助対象になるため、申請のサポートをしてお得にリフォームしています。窓を交換したことで夏場の冷房効率が上がり、以前よりも快適になったと喜んでいました。まだ高性能な窓を採用したことで防音性も高まり、外の音が聞こえにくい快適な暮らしも実現しています。
建物のタイプ | 一戸建て |
採用メーカー | LIXIL |
リフォーム費用 | 約10万円 |
【事例2】内窓を設置して快適なリビングに


大掛かりな工事は避け、内窓設置で断熱性を高めたいというご相談を受けました。内窓の設置で効果を十分得られるように、断熱効果の高いLIXILのインプラス製品をご提案。さらにミリ単位で窓枠を調整したため、以前よりも格段に気密性が高まりました。
建物のタイプ | 一戸建て |
採用製品 | インプラス (LIXIL) |
リフォーム費用 | 約39万円 |
【事例3】補助金を活用して玄関ドアと5箇所の内窓を設置


玄関ドアと5箇所の内窓設置をしたいとご相談を受け、製品選びから見積もり、施工まで担当しました。工事箇所が多く、費用は約89万円となりましたが、補助金を活用したため実質約49万円でリフォームできています。
ハピすむでは、丁寧でスピーディーな施工を得意とする優良業者が多数在籍しています。玄関ドアと5箇所の内窓設置に要した日数はわずか1日。生活に支障を与えることなくリフォームができます。
建物のタイプ | 一戸建て |
採用製品 | ドアリモ (YKK AP) |
リフォーム費用 | 約89万円 |
【Q&A】先進的窓リノベ2025事業に関するよくある質問と回答
- 賃貸物件(マンション・アパート)に居住している(または所有している)が補助金は利用できますか?
-
先進的窓リノベ2025事業では、賃貸物件の居住者や所有者も補助対象となります。
ただし、住んでいる人(賃借人)は制度を利用する前に所有者にリフォームしてもよいか確認しましょう。無断で行うと契約違反や器物損害罪に問われて、賠償金を請求されるおそれがあります。
- 先進的窓リノベ2025事業申請の予約状況はどこから確認できますか?
-
先進的窓リノベ2025事業申請の予約状況は、公式サイトで確認できます。毎日午前中に更新されるため、定期的に確認しましょう。
- 補助金申請の手続きはリフォーム業者がすべて代行してくれるのですか?自分で準備すべきことは?
-
先進的窓リノベ2025事業への申請は、原則登録リフォーム業者が行います。ただし、以下の書類はご自身で準備していただくことになります。
自分で準備する申請書類- 共同事業実施規約
- 本人確認書類
- 既存住宅であることを示す書類
- 法人謄本(法人の場合のみ)
- 補助対象となるリフォーム工事や高性能な窓・ガラスを選ぶ際、どこに相談すればいいですか?
-
先進的窓リノベ2025事業の補助対象となるリフォーム工事や製品について相談したい場合は、以下の問い合わせ先を活用しましょう。
補助対象となるリフォーム工事や製品についての相談先- 先進的窓リノベ事業の事務局
- YKK APやLIXILなど対象製品を扱うメーカーの相談窓口
- リフォーム業者
製品選びとあわせて具体的なリフォーム工事の話をしたい場合は、リフォーム業者に相談するのがおすすめです。
- 窓のガラス交換だけでも補助金は利用できますか?
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サッシはそのままに、窓ガラスだけ交換する際も補助金は利用できます。
ただし、既存サッシとの組み合わせにより窓の性能区分が変わってくるため、ガラス選びには注意しましょう。
- 先進的窓リノベ2025事業の予算がなくなったときの対処法はありますか?
-
先進的窓リノベ2025事業の予算がなくなったときは、来年度の制度実施を待つか、ほかの補助金制度の利用を検討しましょう。
例えば、子育てグリーン住宅支援事業や既存住宅における断熱リフォーム推進事業は、窓リフォームに活用できる補助金制度です。地方自治体が実施する助成金・補助金制度も活用できる場合があるため、お住まいの自治体で探してみましょう。
- 先進的窓リノベ2025事業の補助金はいつもらえますか?
-
先進的窓リノベ2025事業の補助金は、工事完了後、交付決定通知後に還元されます。
- 先進的窓リノベ2025事業と併用できる、補助金以外の減額方法はありますか?
-
より賢く費用負担を減らすために、以下の方法をあわせて検討しましょう。
補助金以外の減額方法- 相見積もりを活用する
- 予算内でできるリフォームを行う
- 火災保険を利用する
特に、相見積もりの場合はリフォーム内容や価格を比較できるので、条件にあう業者を見つけやすいメリットがあります。
【まとめ】「先進的窓リノベ2025事業」を賢く活用するために、まずは相談できる施工業者を見つけよう!
先進的窓リノベ2025事業を活用すると、窓やドアの性能をコスパよく上げられます。開口部の断熱性が高まると冷暖房の効きがよくなったり電気代の削減につながったりするので、住まいの快適性はもちろん、家計への負担軽減も期待できます。
先進的窓リノベ2025事業を活用するには、いくつかの条件を満たすことが必須です。工事内容や製品、施工業者なども決められているため、どのように進めたらいいのか悩む人も少なくありません。
そのようなときは、ハピすむにご相談ください。専門アドバイザーが制度に関する情報をわかりやすく解説し、ご自身のケースで補助金がいくらになるか、どのような工事をすればお得になるのかなど、詳しくお伝えいたします。まずは、無料相談・無料見積もりをお気軽にご利用ください。
補助金・税金を用いたリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
リフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
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