洋式トイレの普及率が高い理由
現在、国内での洋式トイレの普及率は約9割といわれています。
日本独自の和式トイレから洋式のトイレに移行してきた歴史的変遷について少しだけ触れておきましょう。
日本での洋式トイレの変遷と流行について
洋式トイレは明治時代にヨーロッパから伝わりました。
その後、日本では衛生陶器の研究の末、1914年に初めて陶製の水洗式便器が市場に出ることになります。
1950年代から1960年代までは、まだ、ほとんどの家庭のトイレは和式トイレでした。
1959年に日本住宅公団が洋式トイレを採用したことがきっかけとなり、洋式トイレが認知され始めました。
その後、浄化槽や上下水道の整備が進み、1970年代後半から1980年代にかけて、各家庭にも洋式トイレが普及していきました。
また、1980年に「TOTO」から「ウォシュレット」が発売されてからは宣伝効果もあり、さらに洋式トイレの人気が高まっていったといわれています。
その後も温水洗浄便座の機能は進化し続けています。
また、節水ブームなどもあり、和式のトイレから洋式トイレにリフォームする家庭が増え続けて、現在に至っています。
和式トイレを洋式トイレにリフォームする費用はこちらの記事で説明しています
洋式トイレのメリットとデメリットについて
近年、トイレのリフォームでは和式トイレから洋式トイレへのリフォームや、従来の洋式トイレから、機能性の高い温水洗浄便座付きの洋式トイレにリフォームする家庭が増えています。
人気が高い洋式トイレではありますが、利点ばかりではありません。
どんなに優れたものでも多少の欠点はあります。洋式トイレの利点と欠点についてみてみましょう。
洋式トイレのメリットについて
和式のトイレに比べると、洋式トイレの良さは挙げやすいでしょう。
洋式トイレから洋式トイレへのリフォームは排水管のサイズさえ合えば床などはそのままで、交換が簡単というメリットもあります。
どのようなものがあるのかみていきましょう。
メリット1. 姿勢が楽!
洋式トイレのメリットとして最初に思い浮かぶのは、楽な姿勢です。
椅子に座るような感覚で使用できるため、ゆったりとした空間が生まれます。
また、高齢者や妊婦さん、介護が必要な場合にも便利に使用することができます。
メリット2. 清潔で冬でも快適!
温水洗浄便座を取り付けた場合には、デリケートな皮膚などを清潔に保つことができ、便座も温度調節ができるので、寒い冬も快適にトイレに座ることができるという利点があります。
また、見た目にもきれいで清潔感があるため、トイレルームというように小さな部屋のような感覚で使用することも可能です。
メリット3. 節水できる!
トイレの1回の洗浄水量は50年前では約20リットルでした。
しかし、節水ブームがきっかけとなり、研究開発の結果、今では平均約6リットルで洗浄することができます。
さらに最近では、小3.2リットル、大3.8リットルの水で洗浄できるという商品も出てきました。
洋式トイレのデメリットについて
どんなに優れた商品でもメリットとデメリットがあります。
洋式トイレの欠点およびデメリットについてみてみましょう。
デメリット1. 掃除が大変!
一般に、洋式トイレは各パーツが組み合わさってできていて、複雑な形状なものが多いため、細部まで掃除するのが大変です。
デメリット2. 他人が座ったところに座りたくない!
直接便座に腰かける洋式トイレでは、何となく不潔に感じるという場合があるようです。
また、自宅では気にならないが、公衆トイレでは気になるという方も多いようです。
その他のデメリット
小さなころから洋式トイレばかり使用していると、足腰の筋肉が弱くなるという報告もあるようです。
実際に普段洋式トイレに慣れている子供が、学校などの和式トイレが使えないというケースもあるようです。
タンクレストイレのメリット・デメリットはこちらの記事で説明しています
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