海老名市のリフォーム会社107選！事例・口コミも掲載

海老名市におけるリフォームの特徴

海老名市の住宅に関する理念・基本方針

海老名市では「誰もが安心して暮らせる　住みやすく住み続けられるまち　えびな」を基本目標に、住宅に関する目標を設定し施策を展開しています。

基本目標

• 誰もが安心して快適に暮らせる環境の整備
• 住宅確保要配慮者の安定した居住の確保
• 多世代にわたり暮らせる住宅ストックの形成
• 空き家の適正管理および利活用の促進
• 地域の暮らしを支えるまちづくり
• 大災害への備え

参考：海老名市住宅マスタープラン

具体的な施策としては、介護保険制度を利用した住宅改修助成、ひとり親世帯への家賃助成、省エネルギー設備導入の促進、空き家バンクの活用、住宅リフォーム事業の事業者登録制度などが挙げられます。

海老名市の景観条例にかかわるリフォームの制限

海老名市では、丹沢大山の山並み、農地や里山等の緑を基調とした景観や緑と調和させた中で市街地の賑わい景観を創出していくために、海老名市景観促進計画を定めています。

この計画では海老名市における特に保全すべき重要な景観として「眺望景観」と「九里の土手斜面緑地」を挙げています。

眺望景観としては、丹沢大山・富士山等への眺望景観が得られる地点を「眺望点」として選定し、眺望点に立った時の眺望を保全するために、建築物の高さや色について配慮する必要があります。

また相模原市から寒川町まで続く相模川の河岸段丘斜面の呼称である九里の土手は、海老名市環境保全条例による自然緑地保全区域の指定を推進することで、保全を図っています。

海老名市全体の景観形成の観点から、特に重点的に景観形成を図っていく区域を景観形成重点地域として地域ごとに方針を定め景観形成を進めています。

その他に、住民などの発意による独自の景観形成に係るルールに基づいて景観形成を行う地区を景観まちづくり地区として指定し、独自の規制などを設けている場合があります。

景観まちづくり地区の例としては海老名扇町景観まちづくり地区が挙げられます。

また海老名市では、市全域が海老名市景観促進計画の指定地域で、以下の行為を行う場合には届出が必要になります。

参考：海老名市景観促進計画

海老名市の地震の危険度や被害予想

神奈川県では、2013年度から2014年度にかけて地震被害想定調査が行われました。

この調査によると、海老名市で想定される地震は6つあり、それぞれの地震における建物の全壊棟数および半壊棟数は以下のとおりです。

参考：海老名市防災ホームページ-地震の被害想定について

また被害が一番大きいとされている大正型関東地震においては、海老名市の中でも特に社家駅や門沢橋駅周辺で建物の倒壊被害が多いことが予想されています。

参考：e-かなマップ

海老名市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年度における海老名市の調査によると、海老名市の住宅における耐震化率は約94%となっており、2030年度までにおおむね解消することを目標としています。

耐震化の促進にあたっては、ホームページを活用した情報の提供やセミナーの開催、市民相談体制の充実、耐震診断技術者の育成、木造住宅耐震診断・耐震改修に対する支援などが挙げられています。

参考：海老名市耐震改修促進計画

海老名市で定められている防火地域のリフォームの制限

海老名市では、海老名駅周辺が防火地域、小田急線沿いや相模線沿い、また相模川沿いや東部で住宅が密集している地域などでは広範囲に渡って準防火地域に指定されています。

参考：わが街海老名ガイド

防火地域や準防火地域では、火災の延焼を防ぐために建築物の構造に規制があり、新築やリフォームの際には、この基準にのっとった建築をする必要があります。

各地域の基準は以下のとおりです。

防火地域

準防火地域

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

海老名市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、海老名市が属する神奈川県からは1,115件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報 2022

海老名市にお住いの方で、住宅リフォームなどについて事業者とトラブルになって困っているという場合には、海老名市消費生活センターで一度相談することを検討してみてください。

消費生活センターでは、商品やサービスなど消費生活全般についてのトラブルについて専門の相談員に相談することが可能です。

参考：国民生活センター-海老名市消費生活センター

海老名市の住宅データ

海老名市の人口は2022年12月1日時点の海老名市の調査によると、約139,000人とされています。

参考：海老名市-人口と世帯数

海老名市が属している神奈川県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、59.1%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、神奈川県の持ち家率は低めであることが分かります。

参考：神奈川県統計センター-平成30年住宅・土地統計調査

また海老名市の属している神奈川県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年の間で平成2年が最も多く、144,319戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告